2013年09月06日 先発投手の最低限の責任「QS」 - ここ(J SPORTS)でも記録で話したい アップしました。 「野球好きニュース」で私が本日紹介した内容をコラム「ここでも記録で話したい」で紹介しています。 先発投手の最低限の責任「QS」 こちらからどうぞ こちらの方にも是非コメントをお寄せください。 「野球好きニュース」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 bunchousann 2013年09月06日 23:43 こんばんわ。 今、まさに見たところです。アップするのはOAに合わせてるんですか? コジマ 2013年09月06日 23:44 おっしゃる取りですね。あとHQSというのは、まだそれほど広くは用いられていないようですが、私は大変意味のある区切りと思っています。(ところで記事中、ダルビッシュの今季HQS回数が多すぎる気がしますが。) 広尾 晃 2013年09月06日 23:44 bunchousannさん そうでございます。 パセリ 2013年09月07日 08:41 > HQS 広尾さん、ホンマ要らざることで恐縮ですが、 Hの発音が「えっち」過ぎて耳につきます。「えぃち」にせにゃあ。 前田 2013年09月07日 08:43 初めまして。いつも面白く記事を読ませていただいております。 古い時代の投手のQS,HQSについて、ひとつ気になることがありました。 広尾さんは以前の記事( 田中将大、ERA0点台の可能性)で、 「戦前は投高打低だった」と述べていました。 そのことを加味すると、昔の「6回以上3自責点以内」をQSと定義しても良いものでしょうか?(今回の記事は戦後の話ではありますが) つまり、QSの定義はそのリーグのその時代に合わせて変動するものではないかと思うのです。例えば「2点取ればほぼ間違いなく勝てる」時代があったとすれば、6回3自責点をQSと呼ぶべきではないと思います。 逆に、その時代のQSを定義できればどれほど投高打低(打高投低)なのかを評価する指標になるのではないかと考えます。 kazk 2013年09月07日 10:32 前田さんの御意見、全く同感です。1950年代、60年代ではチーム防御率が2点台と言うのがザラです。MLBはNPBより数字的には安定してますからQSで比較することに意味がありますが、この辺りどうなのでしょうか。 QSの意味を考えるならば先発の当時の平均投球回数を算出し(面倒なので延長はオミットします)個々の試合についての投球回数に見合う防御率を算出し、それを下回るものでなければいけないと思います。 例えば1956年のセリーグ全体の防御率は2.45ですから6回までなら1.64、8回までなら2.17となります。だからQSを考えると8回で2点以下5回で1点以下となるでしょう。ここまで来ると数値に意味があるか否か疑問ですが、QSは平均防御率が4.5程度ということが前提の数字だと思います。1960年代以前でHQSでも負けという試合はざらにあるはずだから、この辺りの数字の問題は難しいと思います。 Denebora 2013年09月08日 00:20 3点,という数字は丁度セーブが付く条件と同じなので,感覚として「試合を壊していない」条件としては適切なところだと思います. むしろ6回というのが適切なのか.打高投低なら5回くらいでもいいし,投高打低なら7回くらい投げて欲しいし,登板間隔にもよるし・・・ 絶対的な基準を作るのは難しいですね. 広尾 晃 2013年09月08日 09:50 QSの基準について 防御率が良い時代のQSの基準を上げるべきとのご指摘ですが、その必要はないかと思います。 杉浦や稲尾の投球記録を見ても、完投勝利は多いものの、結構点を取られています。 http://classicstats.doorblog.jp/archives/21275012.html また、先発登板数は35前後で今より少し多い程度です。勝ち星の約4割は救援であげているのです。 防御率が良いのは、その後の時代と違って大量失点して防御率が一気に上がる試合がほとんどないからだと思います。 2リーグ分立後のQSの記録はおそらく秋山の34だと思います。またトータルでは小山正明だとは思いますが、いずれにしてもダルのQS27、田中のQS100% は当時の先発投手と比較しても非常にレベルが高いと思います。 戦前、1リーグ時代は投手の絶対数が少ないので別ですが。 また時代時代でQSの基準を変えてしまうと歴代での比較ができなくなります。 どこで基準を切り替えるのかも難しいと思います。QSとHQS程度で良いのではないでしょうか。 コメントフォーム 名前 コメント 記事の評価 リセット リセット 顔 星 情報を記憶 コメントを投稿する トラックバック
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今、まさに見たところです。アップするのはOAに合わせてるんですか?
そうでございます。
広尾さん、ホンマ要らざることで恐縮ですが、
Hの発音が「えっち」過ぎて耳につきます。「えぃち」にせにゃあ。
古い時代の投手のQS,HQSについて、ひとつ気になることがありました。
広尾さんは以前の記事(
田中将大、ERA0点台の可能性)で、
「戦前は投高打低だった」と述べていました。
そのことを加味すると、昔の「6回以上3自責点以内」をQSと定義しても良いものでしょうか?(今回の記事は戦後の話ではありますが)
つまり、QSの定義はそのリーグのその時代に合わせて変動するものではないかと思うのです。例えば「2点取ればほぼ間違いなく勝てる」時代があったとすれば、6回3自責点をQSと呼ぶべきではないと思います。
逆に、その時代のQSを定義できればどれほど投高打低(打高投低)なのかを評価する指標になるのではないかと考えます。
QSの意味を考えるならば先発の当時の平均投球回数を算出し(面倒なので延長はオミットします)個々の試合についての投球回数に見合う防御率を算出し、それを下回るものでなければいけないと思います。
例えば1956年のセリーグ全体の防御率は2.45ですから6回までなら1.64、8回までなら2.17となります。だからQSを考えると8回で2点以下5回で1点以下となるでしょう。ここまで来ると数値に意味があるか否か疑問ですが、QSは平均防御率が4.5程度ということが前提の数字だと思います。1960年代以前でHQSでも負けという試合はざらにあるはずだから、この辺りの数字の問題は難しいと思います。
むしろ6回というのが適切なのか.打高投低なら5回くらいでもいいし,投高打低なら7回くらい投げて欲しいし,登板間隔にもよるし・・・
絶対的な基準を作るのは難しいですね.
防御率が良い時代のQSの基準を上げるべきとのご指摘ですが、その必要はないかと思います。
杉浦や稲尾の投球記録を見ても、完投勝利は多いものの、結構点を取られています。
http://classicstats.doorblog.jp/archives/21275012.html
また、先発登板数は35前後で今より少し多い程度です。勝ち星の約4割は救援であげているのです。
防御率が良いのは、その後の時代と違って大量失点して防御率が一気に上がる試合がほとんどないからだと思います。
2リーグ分立後のQSの記録はおそらく秋山の34だと思います。またトータルでは小山正明だとは思いますが、いずれにしてもダルのQS27、田中のQS100% は当時の先発投手と比較しても非常にレベルが高いと思います。
戦前、1リーグ時代は投手の絶対数が少ないので別ですが。
また時代時代でQSの基準を変えてしまうと歴代での比較ができなくなります。
どこで基準を切り替えるのかも難しいと思います。QSとHQS程度で良いのではないでしょうか。