最初に「松坂大輔、終戦」という前回登板時の見出しについて、お詫び申し上げる。松坂は本日の登板で首の皮一枚でつながった。私の印象は誤りでした。
今日の追試は朝2時から、今日は「野球好きニュース」の収録があるし、見るのをやめようかとも思ったのだが、率直に言って見納めになるかの知れないとも思ったので、早起き、というより宵っ張りで見た。

daisuke-Matsuzaka20130908


観客は8000人余り。インターリーグとはいえさびしい入りだ。しかしクリーブランドはワイルドカード争いでは、2ゲーム差につけている。決して消化ゲームではない。

1回裏、うるさいボーン、スイッシャーをカーブで連続三振。キプニスを左飛。
三者凡退の立ち上がりは今季初。速球はそれほどでもなかったが、変化球のコマンドが良かった。

2回裏、低めに丁寧に投げている。クーベルの三振はまたカーブ。空振りが取れているのが大きい。

3回裏、懐かしや、ジアンビが打席に。さすがに貫禄がある。8球粘って歩かせる。初めての走者。しかし後続を断つ。
何と言っても制球力があったのが大きい。打ち頃の速球だが、カーブが利いていたこともあってタイミングが合わなかった。

4回表、ターナーの一発で先取点が入る。しかし、この際、松坂は勝敗は関係ない。ちゃんと投げられるかどうかだ。
裏、スイッシャーに初安打を打たれる。キプニスを歩かせる。セットポジションになってどうか、と思われたがほぼ思った通りのコースにボールが来ていた。カーブが依然良い。

5回裏、ジアンビ以下3人を凡退させる。フライアウトが増えているのは、松坂本来の投球だ。

6回裏、二死からキプニスに安打を打たれ、サンタナを歩かせる。嫌な空気が漂ってきた。ボールが先行する。やや投げ急ぐ松坂。クーベルに投じた3球目は、松坂の胸板を叩いて二塁前に転がった。痛そうな松坂、ここで降板。

2011年の5月にも松坂は胸に打球を当てている。大事ではないだろうとは思うが。

→胸も心も痛かった松坂大輔



今日の登板を見て、2010年6月26日、DL明けのコロラド・ロッキーズ戦を思い出した。開幕から打たれまくっていた松坂は、6月にDL入り、ローテを外れる瀬戸際にいたが、踏ん張って5回を2失点で切り抜けた。
この時も制球がよくなり、落ち着いて投げることで何とか復活した。

松坂大輔、昨日は60点

ただその当時と比べても速球の球速は5km/hは下落している。今日はカーブが良かったが、新しい投球スタイルを組み立てる必要があろう。

追試に何とかパスしたことで次回登板はあるのだろうが、セプテンバーコールアップでメッツのロースターには16人の投手が名を連ねている。テストすべき選手は多い。

松坂に与えられた登板機会は、あと2回程度ではないか。
そういう意味では、次回が非常に重要になろう。


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