102球のうち、奪った空振りは実に15球。球は切れていたし、力感があった。しかし全体として疲労感が漂っており、気力だけでは勝てないことがまた証明された。

1回裏、レイエスに右前打、川崎はバットを払うように振って左前打。いきなりのピンチ。しかしロウリー、リンドをゴロに打ち取る。
2回裏、ラスムスを歩かせる。スライダーが良くない。シエラにはそのスライダーを打たれる。しかしゴインスを三振、アレンシビアを併殺に打ち取る。綱渡り的だ。
3回裏、ゴーズの安打のあとレイエスに良い当たりの二塁打。簡単に失点。川崎が送って、ロウリーの内野ゴロでレイエスが帰ってくる。さらにリンドも安打。ラスムス、シエラは歩く。大量失点のピンチだったが、ゴインスを渾身の投球で三振に。余裕がない感じだ。
4回裏、1死後ゴーズに二塁打、レイエスは警戒して歩かせる。川崎、ロウリーを打ち取って事なきを得る。
5回裏、粘ってくる打者を三者凡退。シンカーでカウントを奪って、制球が戻ったスライダーで勝負した。
6回表、グランダーソンのソロ本塁打が出る。
6回裏、力投はさらに続いたが、二死後、ゴーズにスライダーを狙い打たれて右翼席に。7人連続で抑えた挙句の一発だった。
この試合を落とせば、ヤンキースはポストシーズン進出がほぼ絶望的になる。黒田も十分にそれを知って投げた。合格点を与えるべき投球だったと思うが、調子のよいときに見えた「余裕」はもはやない。制球に苦労しながら何とかQSをキープしたと言う感じだ。
8/12に11勝目を挙げてから、5連敗でついに負け越し。この間、7試合で42回を投げ自責点、ERA6.21と明らかに調子は悪化している。QSは3のみ。しかしそれでも黒田は踏ん張っている。
登板は残り1~2、ポストシーズン進出は厳しくなったが、黒田の気迫の投球を見守っていきたい。
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6回と9回に1点で計2点になっております。