ヤンキースとレンジャーズは境遇が良く似ている。ダルはもう1試合登板が予定されているが、よくない投球を引きずっている。
何かと因縁めくヒューストン。リーグ最低の球団と言われながら、ダルビッシュとは実に5回目の対戦。攻略法は良く知っている。捕手はソト。

Dar-20130924


何かと因縁めくヒューストン。リーグ最低の球団と言われながら、ダルビッシュとは実に5回目の対戦。攻略法は良く知っている。捕手はソト。

1回表、カッターから入る。しかし速球もスライダーも制球が悪い。アルチューベに安打を打たれた後二人を歩かせる。低めを突くが、全部低すぎる。前の登板と同じ。満塁になって、カーターに犠牲フライ。

2回表、まだ請求は不安定だが、カットボールとスライダーを交えて三者凡退。

3回表、投げるボールはほとんど外れているが、ヒューストンが早打ちをしてくれて助かる。クラウスに安打を打たれるが事なきを得る。

4回表、クロエを歩かせるが三者三振。これは良い傾向とは言えない。力攻めをしなければ打ち取れない。
裏、外のタイムリーで追いつく。

5回表、アルチューベに安打を打たれるが三者三振。ストライクゾーンに球が集まってきた。
裏、キンズラーのタイムリーで勝ち越す。

6回表、ドミンゲスに本塁打を打たれる。結局、この打者には毎度のごとく配球を読まれ、タイミングを掴まれていた。味方が勝ち越した直後の最悪の失点。
三振、四球、ここで100球を越して降板。



結果論でいえば、この裏に勝ち越し点が入ったので、ダルは6回を投げ切っていれば14勝が付いたはず。しかし、タイミングのわるい失点をしているだけに、ダルには反論できない。

エースではあるが、チームの信頼を損なうような投球だった。ポストシーズンの可能性は微妙だが、最後は良い投球をしてほしい。
奪三振王は当確だ。


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