NPBは昨日、今季終盤の日程を発表したが、まことにおかしなものだった。
9月末から11月にかけての日程。すでに消化した日も含める。

Pnant-10-11


ブルーは公式戦、その他の色はポストシーズン。なぜか、CSファーストステージが始まった10月12日、13日に仙台で楽天-オリックスの最終2戦が組まれている。
9日~11日まで3日間も試合がない日があるのに。
恐らくこれは楽天、星野仙一監督からの要請があったのではないかと思う。
楽天は、CSファーストステージの開催期間、試合がない。およそ5日間空いてしまう。ミニキャンプをする手もあるが、それよりも実戦の方がいい。それをNPB側が了承したのではないか。それ以外の理由は考えられない。

楽天にとってはよい肩慣らしになるかもしれないが、CSの最中にこういう消化試合を組む神経が分からない。ペナントレースの私物化ではないのか。
公式戦は、この日まで締めることができない。公式記録も店晒しである。

3日間、野球がない日を作ることの損失も大きい。今どき世間は3日間も話題が無ければ、関心は別の方に行ってしまう。

セパのファーストステージを同じ日の同じ時刻から始めるのもわからない。1日ずらすか、試合時間をずらせば、ファンはどちらも見ることができる。ファイナルステージは日をずらしているのに、なぜそうしないのだろう。

10/24にドラフト会議を行うのは賛否あると思うが、日本シリーズの前に行う理由も良く分からない。

星野監督も含めて、NPB側はCSなどNPBのイベントをみんなで盛り上げるという気持ちが全くないように思える。



ペナントレースは編成の仕方、日程の組み方でもっと面白くすることができるはずだ。
そういう発想がないこと一つをとっても、機構改革が必要なのは明白だ。


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