【2009年2月25日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

おそらくは豪もすでに28人の最終ロースターを発表していると思う。

今夜のオーダーは、そのロースターから主力が抜けて、おもにAMLB(オーストラリアメジャーリーグ)のメンバーが中心だった。20090224-1

20090224-2

シートバッティングやノックを見ても、動きは緩慢で、中にはよっこらしょという感じで投げる野手もいた。大学野球の下のほうのランクと言う感じだった。

私は昨年、女子野球のワールドカップの準決勝、決勝を見たが、その時のオーストラリアのノックも、日本では考えられないほど緩慢で、それを見る限りでは大人と子供くらいの差があるように感じられた。

しかし、実際に戦ってみると、日本は勝つには勝つのだが、けっこう攻めあぐむ上に、打ちこまれるのである。

今回の試合もこのメンバーで日本から8安打も奪った。

彼らはチームプレーや、守備の鍛え方などは日本にはとても及ばないが、個々の選手のポテンシャルは決して低くないのだ。

このメンバーなら勝てるだろうが、この種のまとまりを感じさせないチームでもポテンシャルがさらに高くなれば、日本から勝利をうばう可能性が出てくるのだ。

個々の選手の実力だけで戦う他国のチームに、まとまりや戦略で対抗するという日本野球の特質が、この試合でも表れていた。

■後日談:オーストラリアのMLBは今後、かなり良い人材を輩出するだろう。本家MLBが支援をしているのだ。