2009228日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】 

オーストラリアの“実力”は、こないだみんなが知ってしまったので、「ま、怪我しないで帰ってほしい」とか「カンガルーへのメキシコのお土産は何かな?」とか思うかもしれない。

確かにSTATSを見ても、MLBのレギュラークラスはいない。

まずは投手。AUS-P

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一線級のローランドスミスは、SEAで先発転向が濃厚なため辞退したし、優秀な中継ぎバルフォアもいない、マイケル中村も読売でのクルーンとのポジション争いを優先した。阪神のウィリアムスは、エントリーさえされていない。

元阪神オクスプリングのあの大きなカーブ頼みになるか。よっこらしょと投げる他の先発陣は、通用しそうにないだろう。

野手を見てみる。AUS-F

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こないだの大阪ドームの試合で活躍したヒューバーやスネリングは、打線に残るだろう。数字だけを見ても誰が中軸かはわからない。今年MINでMLBに上がるかもしれないヒューズやARIのAAAの快速オェルティンが柱だろうか。

京セラドームで哀愁漂うぽとりを連発したブライス君は、WBCをオーストラリアで観戦することになったようだ。

しかし、である。彼らは、あの戦力で何億円もの年俸をもらっている日本代表から、2試合で13安打(松坂から5本、ダルビッシュから2本)4点も奪ったのである。Pool-Bで、調整不足のメキシコやキューバから勝ち星を挙げる可能性は皆無とは言えない。あのちんたらした野球でも、振り回したバットの真芯にボールが当たらないとは限らないのである。

野球の面白さは、そういう不確定要素にある。J-SPORTSの中継を楽しみに見たい。

 ■後日談:豪代表を辞退したジェフ・ウィリアムスも、マイケル中村も、ローランドスミスも、今年は不本意な成績に終わった。これなら出ていたほうが良かった、とは後知恵ではあるが。