【2009年3月2日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
ラテンアメリカの野球事情を知りたいなら、鉄矢多美子さんのブログは必読だが、ドミニカは恐ろしいほどの盛り上がりのようだ。毎年盛り上がるカリビアンリーグが、今年はそれほどでもなく、国中がWBCで沸騰している。
しかし、それとナショナルチームのマネージメントは別なのだ。国際大会のたびにトラブルが起きている。ビザの発給や移動の手配、選手のサポートなどなど。また、メンバーの決定も二転三転する。ラテンアメリカ特有とでもいうべきか。プホルスは保険がきかないことを理由に辞退したが、ひょっとするとこのマネージメントに嫌気がさしたのかもしれない。
投手陣から。

ボルケス、ヒメネスは働くだろう。注目は、WBCで再起を目指すペドロだ。2008年はめっきりと力の衰えを感じさせたが、復活できるだろうか。セットアッパーは今やMLB屈指のスプリッターのアレドンド。Jクルーズがクローザーか。投手陣は、USAに次ぐ布陣だ。ただ、先発の3枚目以下の不安とブルペンの手薄さがやや気になる。
投手陣にとってそれ以上に問題なのは、捕手の問題だ。
野手を見てみよう。

もともと捕手は手薄だったのだが、若手のパウリーノ、ウィリキン・カスティーヨが外れて、実質的にオリーボ一人。これではあんまりだということで、アルベルト・カスティーヨを引っ張ってきた。このおっさんは、一昨年までBALにいた。
オリーボはSEAの正捕手だった時から肩には定評があった。2008年は33回走られて14回阻止。阻止率.424、トップクラスだ。しかし捕手防御率が4.42。いまいち信頼感がないのだ。ただこのままでは投手との相性が悪くても、代えようがないという状態だ。
前回大会で当たっていたのはベルトレ(出場は微妙な情勢だが)。プホルスのバットは湿っていた。どうやらWBCに向く選手とそうでない選手があるようで、今回も伏兵が活躍するかもしれない。A-RODはこの手の短期決戦で良かった記憶がないのだが。このロースター発表後にテハダが「1Bを守るのはやだ!」と辞退したが、薬物事件以後、めっきり衰えが見えるテハダの穴はそれほど大きくないだろう。むしろ、2008年春に絶不調だったオルティーズの仕上がりが気になるところだ。(2月27日テハダは前言翻し出場と報じられる)
外野陣はやや迫力不足。しかし、MLB1,2位の盗塁数のタベラス、レイエスの1、2番もすごいと思う。この打線では、監督の倅のモーゼス・アルーの出番はないだろう。親父さんのアシスタントではないか。
昨日、USAの外野陣からサイズモア、ホウプが抜けることがわかった。スピードではドミニカが一枚上になった感がある。確かに有力な候補には違いないが、ドミニカの場合、この陣容のままで本当に試合に臨めるのか?捕手は大丈夫なのか?また、このタレントたちをアルーのお父さんはちゃんと采配できるのか、などのマネージメントの問題があると思う。USAのDジョンソン監督が、ライバルにドミニカではなく、日韓を挙げたのも、そういう側面を見ているからではないか。
3/7A-RODが正式に辞退。かわってユーティリティのタティスを補充。
■後日談:ベンチで呆然とするオルティーズの顔が忘れられない。元気だったのはペドロだけだ。そのペドロもワールドシリーズで轟沈。良くも悪くもドラマチックな国ではある。
ラテンアメリカの野球事情を知りたいなら、鉄矢多美子さんのブログは必読だが、ドミニカは恐ろしいほどの盛り上がりのようだ。毎年盛り上がるカリビアンリーグが、今年はそれほどでもなく、国中がWBCで沸騰している。
しかし、それとナショナルチームのマネージメントは別なのだ。国際大会のたびにトラブルが起きている。ビザの発給や移動の手配、選手のサポートなどなど。また、メンバーの決定も二転三転する。ラテンアメリカ特有とでもいうべきか。プホルスは保険がきかないことを理由に辞退したが、ひょっとするとこのマネージメントに嫌気がさしたのかもしれない。
投手陣から。

ボルケス、ヒメネスは働くだろう。注目は、WBCで再起を目指すペドロだ。2008年はめっきりと力の衰えを感じさせたが、復活できるだろうか。セットアッパーは今やMLB屈指のスプリッターのアレドンド。Jクルーズがクローザーか。投手陣は、USAに次ぐ布陣だ。ただ、先発の3枚目以下の不安とブルペンの手薄さがやや気になる。
投手陣にとってそれ以上に問題なのは、捕手の問題だ。
野手を見てみよう。

もともと捕手は手薄だったのだが、若手のパウリーノ、ウィリキン・カスティーヨが外れて、実質的にオリーボ一人。これではあんまりだということで、アルベルト・カスティーヨを引っ張ってきた。このおっさんは、一昨年までBALにいた。
オリーボはSEAの正捕手だった時から肩には定評があった。2008年は33回走られて14回阻止。阻止率.424、トップクラスだ。しかし捕手防御率が4.42。いまいち信頼感がないのだ。ただこのままでは投手との相性が悪くても、代えようがないという状態だ。
前回大会で当たっていたのはベルトレ(出場は微妙な情勢だが)。プホルスのバットは湿っていた。どうやらWBCに向く選手とそうでない選手があるようで、今回も伏兵が活躍するかもしれない。A-RODはこの手の短期決戦で良かった記憶がないのだが。このロースター発表後にテハダが「1Bを守るのはやだ!」と辞退したが、薬物事件以後、めっきり衰えが見えるテハダの穴はそれほど大きくないだろう。むしろ、2008年春に絶不調だったオルティーズの仕上がりが気になるところだ。(2月27日テハダは前言翻し出場と報じられる)
外野陣はやや迫力不足。しかし、MLB1,2位の盗塁数のタベラス、レイエスの1、2番もすごいと思う。この打線では、監督の倅のモーゼス・アルーの出番はないだろう。親父さんのアシスタントではないか。
昨日、USAの外野陣からサイズモア、ホウプが抜けることがわかった。スピードではドミニカが一枚上になった感がある。確かに有力な候補には違いないが、ドミニカの場合、この陣容のままで本当に試合に臨めるのか?捕手は大丈夫なのか?また、このタレントたちをアルーのお父さんはちゃんと采配できるのか、などのマネージメントの問題があると思う。USAのDジョンソン監督が、ライバルにドミニカではなく、日韓を挙げたのも、そういう側面を見ているからではないか。
3/7A-RODが正式に辞退。かわってユーティリティのタティスを補充。
■後日談:ベンチで呆然とするオルティーズの顔が忘れられない。元気だったのはペドロだけだ。そのペドロもワールドシリーズで轟沈。良くも悪くもドラマチックな国ではある。
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