200934日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

中国のプロリーグは、以前に比べると体制が整ってきているようで、STATSも公開し始めた。まだ試合数が少ないので、実力のほどはうかがえない。

また、ベスト10までの選手しか通算成績を出していない。個々のボックススコアはあるので、ここから通算成績を出すことは可能である。今のロースター表はほとんど埋まっていないが、追いかけて数字を埋めていきます。

CHIN-P

 

ほとんどが北京オリンピックの投手で占められる。ということは、それなりに働くということなのだ。やや新鮮味にかけるというきらいはあるが。これに、横浜と西武の支配下で実力を養っている朱大衛、陳瑋が入った。まだ両投手とも公式戦には出場していない。中国は北京五輪でチャイニーズタイペイに勝ったが、両者の差は縮まっているのだろう。

野手は以下の通り。

CHIN-F

 

中国のメンバーで特徴的なのは、レギュラーシーズンで打撃、投手成績ベスト10に入った選手がほとんど含まれていないこと。野手でいえば王靖超だけである。意図はわからないが、おそらくは将来を見据えた若手中心の起用なのだろう。(←左は間違い。りくらむ様のご指摘の通り、五輪会期中代表選手が試合に欠場し、規定回数、打席に達しなかったため)

何せ国家の力で強化してくるから、数年後には侮れない存在になるはずだ。MLBも、中国を市場としてはっきり意識している。本土から初めてMLBに指名されたNYYの張振旺もロースターにはいっている。

強化試合を見た限りでは、投打ともにNPBの二軍より少し下と言うレベルだろうか。アジアでは4~5番目のレベル。150kmのボールは打てないクラスだ。ただ、強化試合でも楊洋がホームランを打ったように、日本のエンジンがかからないうちに得点されるケースはありそうだ。

日本としては3/5の試合で、完勝することで調子を整えていきたいところだ。

 ■後日談:ほぼ間違いなく、次回のWBCでは日本の強敵になっているだろう。MLBが今、最も力を入れて選手を育成している国だ。その片鱗は、今回も少しずつ見えていた。台湾を抜くのは時間の問題だ。