200935日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

ここまで長々とロースターを書き連ねたのは、これがやりたかったからだ。

各チームに、どの組織(リーグ)に所属している選手がどれだけ含まれているか、成分分析をして戦力を見てみたかったのだ。

本当は、各選手のSTATSに、リーグごとに設定した係数をかけて、精度のよい戦力データを出したかったのだが、MLB以外の組織は、NPBも含めてSTATSの精度が良くないのだ。だからRC27とかOPSとかWHIPとか、もっとすごいセイバーメトリクスとかは出しようもない。大雑把なようだが、この形しか出しようがない。

考え方は以下のとおりである。

MLBに所属する選手の実力を1とし、他のリーグを以下のように設定する。

元MLB0.80、メキシカンリーグ0.85、AAA0.80、AA0.70、それ以下のマイナー0.6、

NPB0.88、韓国野球0.85、キューバ0.88、オランダリーグ0.70、中国リーグ0.50

台湾リーグ0.70、その他0.50。

この数字を個々の選手にあてはめて和を求め、これを選手数で割るのである。

さらにその数値に9を乗じて数値を求めた。(9をかける意味はそれほどありません)。

投打別に数字を設定したので、全員が大リーガーならば18という数字になる。

1試合しか出ていない選手と大選手を同じ扱いにするのはおかしい、という考えは分かるが、個々に数字をつけていくと恣意的なものが入るし、細かすぎてわかりにくくなる。

まずは見ていただきたい。

WBC-1

この数字、各国の戦力をわりと公平にはじき出していないだろうか。オールMLBのアメリカがNo.1、続いてドミニカ、さらにプエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ、日本、韓国。

 そして、私はここにWBCという特殊なイベントならではの要因を加味したいと思うのだ。

それは、寄り合い所帯をまとめてチームにしていくマネージメント力と、大舞台で実力以上の力を発揮するモチベーション力。それぞれの振幅を上下0.5%ずつ加味する。つまり0.95~1.05の間だ。この数値は全くの直観によるものだが、これをかけて見た。

WBC-2

マネージメント力、モチベーション共に1.05をつけたのは韓国。反対に南米や台湾はマネージメント力で0.95、USAは、この時期になっても観客が集まらず辞退者が相次いでいるのでモチベーションに0.95をつけた。

いかがだろうか。

これは、異論があることを前提とした表である。あれこれ考えを述べていただきたい。それが楽しみなのだから。ただし、非難めいたコメントは野暮です。

■後日談:この成分分析は比較的当たっていたのではないか。こういう手法はこれからも使っていきたい。