【2009年3月8日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

中国は、目前の敵ではなかったのだろう。敗戦に浮足立つのではなく、一気に真剣度を増して勝ちにいった。李大悟を外し(ベンチでうす笑い)、格下の李机浩を入れたが、この李が一発、あとから代打で李大浩も出て2塁打など、打線が再び目覚めた。試合後のインタビュー、病み上がりの金寅植監督は、このシリーズずっと無表情だが、まるで敗戦の将のように暗く、思いつめた感じだった。

中国が勝てるとすれば、序盤に韓国のすきをついて、こつこつ点を稼ぎ、それを継投策で守り切るしかなかったが、昨日投手を使い果たしたために、それもならなかった。しかし、これで中国はアジアの3番手に上がったのではないか。

14点。昨日とられたのと同じ得点で終わったことにも、何やら怨念めいたものを感じる。

明日の韓国は昨日とは違うはずだ。しかし、4連戦で疲弊している韓国と、1日おきの日本では条件が違う。また昨日の大勝で日本はいろんな面で吹っ切れているはずだ。強化試合からずっと好調だった岩隈に期待したい。

■後日談:中国は台湾戦に全力を尽くしたために、韓国戦まで手が回らなかった感がある。これからは手ごわい相手になるだろう。