【2009年3月27日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
ひと月ほど前に、ラッセル・マーティンとブライアン・マッキャンを若手捕手の双璧と書いたら、M&Mさんから「マウアーは入らないのか」といわれた。そう言われてみれば、ポジション別にSTATSを比較して選手の評価をしてこなかったな、と思ってずっと気になっていたのだが、シーズン前にやっておきたい。
捕手の評価は①野手の一人としての守備②盗塁を刺す肩③ピッチャーのリード④打撃の4つの観点に分かれると思う。
出場500イニング以上のMLBの捕手を比較してみた。
所属は2008年。すでに移籍している選手もいる。MLBではCERA=捕手防御率というデータがある。その捕手が受けているときの投手の防御率だ。これは面白いデータだ。捕手のリードが端的に表れる。ただ、防御率は投手の出来不出来に左右されるから、そのチームの防御率を示し、捕手の防御率との差異も出してみた。より捕手のリード力を反映していると思う。ただし、試合数の多い捕手はチーム防御率との差異が小さくなってくるので、留意が必要だ。
それぞれの項目のベスト10を青字、ワースト10を赤字にした。

これで、その捕手がどんな特色があるのかが一目瞭然となった。
感心するのはバリテックである。131試合もマスクをかぶりながら、チーム防御率より0.34も高い。肩は衰えたものの守備も安定感がある。ホセ・モリーナも素晴らしいキャッチャーだ。マッキャンは、やはり打撃優位の捕手だがリードも優秀。マーティンも同じ傾向。マウアーは守備も肩も打撃もいいが、リードは普通だ。城島は、肩とリードは平均以上だが、打撃と守備は以下だ。この数字は毎年変動するとは思うが。
こうして見ていくと、すべてに秀でた捕手は稀だということがわかる。
これからは、この表をもとに「強肩のキャッチャー」とか「リードに難あり」とか言おうと思った。
■後日談:マウアーは2009年MVPをとったが、捕手としての数字は落としている。城島はすごい盗塁阻止率を上げたが、捕手としては失格の烙印を押された。難しいところだ。
ひと月ほど前に、ラッセル・マーティンとブライアン・マッキャンを若手捕手の双璧と書いたら、M&Mさんから「マウアーは入らないのか」といわれた。そう言われてみれば、ポジション別にSTATSを比較して選手の評価をしてこなかったな、と思ってずっと気になっていたのだが、シーズン前にやっておきたい。
捕手の評価は①野手の一人としての守備②盗塁を刺す肩③ピッチャーのリード④打撃の4つの観点に分かれると思う。
出場500イニング以上のMLBの捕手を比較してみた。
所属は2008年。すでに移籍している選手もいる。MLBではCERA=捕手防御率というデータがある。その捕手が受けているときの投手の防御率だ。これは面白いデータだ。捕手のリードが端的に表れる。ただ、防御率は投手の出来不出来に左右されるから、そのチームの防御率を示し、捕手の防御率との差異も出してみた。より捕手のリード力を反映していると思う。ただし、試合数の多い捕手はチーム防御率との差異が小さくなってくるので、留意が必要だ。
それぞれの項目のベスト10を青字、ワースト10を赤字にした。

これで、その捕手がどんな特色があるのかが一目瞭然となった。
感心するのはバリテックである。131試合もマスクをかぶりながら、チーム防御率より0.34も高い。肩は衰えたものの守備も安定感がある。ホセ・モリーナも素晴らしいキャッチャーだ。マッキャンは、やはり打撃優位の捕手だがリードも優秀。マーティンも同じ傾向。マウアーは守備も肩も打撃もいいが、リードは普通だ。城島は、肩とリードは平均以上だが、打撃と守備は以下だ。この数字は毎年変動するとは思うが。
こうして見ていくと、すべてに秀でた捕手は稀だということがわかる。
これからは、この表をもとに「強肩のキャッチャー」とか「リードに難あり」とか言おうと思った。
■後日談:マウアーは2009年MVPをとったが、捕手としての数字は落としている。城島はすごい盗塁阻止率を上げたが、捕手としては失格の烙印を押された。難しいところだ。
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