2009415日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

明日、イチローはDLから復帰し、今季初の試合に出る。欠場は8試合。残りは154試合。この数字は、MLBにとって大きな意味がある。1960年までMLBは、154試合制で戦っていた。イチローが2004年に樹立した最多安打記録は162試合制だが、それまでのレコードホルダーであるシスラーの257安打は154試合制での記録だったのだ。

さて、MLBでの8年間、イチローは出場154試合時点で何本の安打を打っていたのだろうか。

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154試合時点で200安打をクリアしていたのは、7回。2005年だけが200本に届いていなかった。この数字を見る限り、イチローの200本安打は大丈夫なようにも見えるが、昨年も辛うじてのクリアだった。

イチローは、WBCとは異質のストレスに苛まれながら、この大記録に挑むことになるのだが、正直に言えば、こんなに苦しむのなら、この記録が今年で途切れてもかまわない気がする。記録よりも、イチローの華麗な守備や打撃や走塁を、一日でも長く見ることができれば、とも思うのだ。

今年のSEAは出足好調。グリフィはじめメンバーも大幅に変わり、イチローはフレッシュな気分で出場できるのではないか。記録もいいが、楽しんで野球をして貰いたいと思う。

■後日談:イチローは死んでなかった。今年は一味違った打撃を見せてくれたのである。