【2009年5月17日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】
今年のNHKBSのMLB放送は、どうもぱっとしない。何かテンションが低いような気がする。毎朝TVをつけてはいるが、いつの間にか気持ちが逸れていく。
なぜなのか、と考えて思い当たったのが松坂である。この男が4日ごとにマウンドに上がって、かなりいらいらさせながら、でも大抵は勝つというパターンに、私はかなり満足していたのだ。
一昔前、野茂英雄が同じような役割をしてくれた時期があった。そしてイチローが出るや、毎日の生活にリズムを与えてくれた。2年後には松井秀が加わって、そして松坂。ほぼ毎日見るイチローや松井秀が「ご飯」だとすると、週に1度の松坂は「おかず」みたいな感じだった。松井秀が脱落したが、岩村がそれに代わって、去年まではいい感じで楽しんでいた。たとえ放送がなくとも、MLB公式サイトでリアルタイムに見る習慣がついていた。
が、今年は違うのだ。代わりに上原と川上が出てきたじゃないか、といわれるかもしれないが、この二人は代役になってない。上原など、健気な投球を続けていて、それなりに応援できるのだが、やはり松坂の代わりにはならない。
なぜなのか、再び考えて思い当たったのは、BOSというチームである。バリテックという口うるさそうな“教育係”がいる。ビッグパピーという人間の魅力だけを寄せ集めて作ったようなおじさんがいる。わがままがユニフォームを着たようなマニーがいる。一徹そうな職人肌のユーキリスがいる。とにかくやる気が吹きこぼれているペドロイア、弟分のエルズベリーがいる。金の亡者みたいな悪役っぽいドリューがいる。とにかく役者がそろっていて、日本人の目から見れば彼らが松坂を取り巻いて見えたたのだ。ちょうど漱石の「ぼっちゃん」を取り巻く赤シャツ、野ダイコ、ヤマアラシのように。その雰囲気が心地よかったのだ。今年のBALやATLにも人材はいるが、キャラが立っていない。BOSはその点でもNYYと双璧だと思うのだ。
マニーが抜けて印象の薄いベイが入ったりしたが、BOSはまだ役者ぞろいである。彼らを従えた松坂のマウンドが本当に待たれる。
さて、ポータケットレッドソックスの松坂大輔は、先発投手として3回を投げた。STATSは以下のとおりである。(申し訳ありません、今日は出張中で自分のパソコンではないので表ができません)
5/05 2.2回 2被安打 2四球 5三振 自責点0
5/10 4.0回 4被安打 2四球 0三振 自責点0
5/15 5.0回 3被安打 1四球 9三振 自責点2 ●
通算 11.2回 9被安打 5四球 14三振 自責点3 防御率1.54 0勝1敗
普通なら十分にMLBに復帰できる成績だ。しかし首脳陣はなかなか首を縦に振らない。入団して以来、松坂への点数はベケットやレスターよりも常に辛いが、今回もまだ様子を見るようである。
ポータケットレッドソックスの公式サイトのタイトルに、松坂の写真が載るようになったが、AAAで看板選手になっても仕方がない。一刻も早く上がってほしい。
先発陣で好調なのは41歳のウェークフィールドだけ、という現状を見れば、そうはいっても松坂の復帰は遠くない。6月にはJ-SPORTSでMLB中継が始まる。松坂の試合を島村アナで楽しむときがくるかと思うと、醒めかけた興趣が盛り上がる気がする。
■後日談:松坂の復帰は秋になった。疲労と調整不足が回復しなかったのである。
今年のNHKBSのMLB放送は、どうもぱっとしない。何かテンションが低いような気がする。毎朝TVをつけてはいるが、いつの間にか気持ちが逸れていく。
なぜなのか、と考えて思い当たったのが松坂である。この男が4日ごとにマウンドに上がって、かなりいらいらさせながら、でも大抵は勝つというパターンに、私はかなり満足していたのだ。
一昔前、野茂英雄が同じような役割をしてくれた時期があった。そしてイチローが出るや、毎日の生活にリズムを与えてくれた。2年後には松井秀が加わって、そして松坂。ほぼ毎日見るイチローや松井秀が「ご飯」だとすると、週に1度の松坂は「おかず」みたいな感じだった。松井秀が脱落したが、岩村がそれに代わって、去年まではいい感じで楽しんでいた。たとえ放送がなくとも、MLB公式サイトでリアルタイムに見る習慣がついていた。
が、今年は違うのだ。代わりに上原と川上が出てきたじゃないか、といわれるかもしれないが、この二人は代役になってない。上原など、健気な投球を続けていて、それなりに応援できるのだが、やはり松坂の代わりにはならない。
なぜなのか、再び考えて思い当たったのは、BOSというチームである。バリテックという口うるさそうな“教育係”がいる。ビッグパピーという人間の魅力だけを寄せ集めて作ったようなおじさんがいる。わがままがユニフォームを着たようなマニーがいる。一徹そうな職人肌のユーキリスがいる。とにかくやる気が吹きこぼれているペドロイア、弟分のエルズベリーがいる。金の亡者みたいな悪役っぽいドリューがいる。とにかく役者がそろっていて、日本人の目から見れば彼らが松坂を取り巻いて見えたたのだ。ちょうど漱石の「ぼっちゃん」を取り巻く赤シャツ、野ダイコ、ヤマアラシのように。その雰囲気が心地よかったのだ。今年のBALやATLにも人材はいるが、キャラが立っていない。BOSはその点でもNYYと双璧だと思うのだ。
マニーが抜けて印象の薄いベイが入ったりしたが、BOSはまだ役者ぞろいである。彼らを従えた松坂のマウンドが本当に待たれる。
さて、ポータケットレッドソックスの松坂大輔は、先発投手として3回を投げた。STATSは以下のとおりである。(申し訳ありません、今日は出張中で自分のパソコンではないので表ができません)
5/05 2.2回 2被安打 2四球 5三振 自責点0
5/10 4.0回 4被安打 2四球 0三振 自責点0
5/15 5.0回 3被安打 1四球 9三振 自責点2 ●
通算 11.2回 9被安打 5四球 14三振 自責点3 防御率1.54 0勝1敗
普通なら十分にMLBに復帰できる成績だ。しかし首脳陣はなかなか首を縦に振らない。入団して以来、松坂への点数はベケットやレスターよりも常に辛いが、今回もまだ様子を見るようである。
ポータケットレッドソックスの公式サイトのタイトルに、松坂の写真が載るようになったが、AAAで看板選手になっても仕方がない。一刻も早く上がってほしい。
先発陣で好調なのは41歳のウェークフィールドだけ、という現状を見れば、そうはいっても松坂の復帰は遠くない。6月にはJ-SPORTSでMLB中継が始まる。松坂の試合を島村アナで楽しむときがくるかと思うと、醒めかけた興趣が盛り上がる気がする。
■後日談:松坂の復帰は秋になった。疲労と調整不足が回復しなかったのである。
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