2009522日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

昨日、ようやくオルティーズに今季初本塁打が出た。昨日のMLB公式サイトではトップで報じられていた。数年前までのリーグ最強打者だっただけに、みんなで固唾をのんでいるような感じだった。

ところで、もう一人本塁打が出ずに悩んでいる大ものがいる。今季NYYからLAAに移籍したボビー・アブレイユである。昨年9/18に2本塁打を放って以来、40試合165打席にわたって一発が出ていない。この打者はクレバーさが売り物で、一発を狙わずに状況に応じたバッティングをすることで知られる。しかし、2005年のオールスターの本塁打競争を新記録で勝ち抜いたことでもわかるように、飛ばす力はトップクラスである。

今、両リーグ規定打席以内の0本塁打、1本塁打の打者を挙げてみる。

HR0or1

アブレイユの本塁打率は松井秀とほぼ同じ。ハワードは8%、A-RODやプホルスは7%だからそれよりはかなり低いが、それにしても0本塁打は深刻である。他の多くの0本打者は短距離打者なだけに、その不発ぶりが際立つ。

アブレイユの打率は.300を超えているが、打点は物足りない。往々にしてこういうケースでは、1発が出ないとシーズンの深まりとともに打率も下降して、大不振に陥るパターンが多い。本来なら中軸を組むゲレーロも4/15以来出場していない。LAAは投手だけでなく打撃も半身不随状態なのだ。

今日は欠場したアブレイユだが、明日のSEA戦で何とか第一号を、と考えているのは間違いがない。

■後日談:アブレイユは、本塁打は松井の半分だったが100打点を挙げて地区優勝に貢献し、年俸をアップさせてさっさと契約した。体型に似ずスマートな男である。