【2009年6月19日「MLBをだらだら愛す」掲載過去記事】

全米最古の公立大学であり、アメリカの指導者層を多く輩出しているノースカロライナ大学から、今年ドラフト1巡目2位でSEAに指名されたダスティン・アックリー(1B、OF)は、ノースフォーサイス高校時代から期待された逸材、大学1年目から4割を打ち、注目された。

アックリー

1年目打率2位、2年目2位、3年目の今年首位打者に輝いた。ドラフト前はストラスバーグとアックリー、どちらが指名1位を獲得するかと噂されたのもうなずける。

レポートによれば確実性とパワーを兼ね備えた打撃に加え、走塁にも見るべきものがある。トミー・ジョン手術をしているが、肩もある。1塁手よりはセンターでいくべきだということだ。

ノースカロライナ大学が所属するアトランティックコーストカンファレンスは、NCAAでも有力なリーグの一つ。打高投低で最近は毎年4割打者が2~3人は出るが、3年連続の4割は傑出している。ちなみにアックリーの前年に首位打者になったフロリダ州立大のバスター・ポージーは2008年のSFに1巡目5位で指名され入団している。

2009年度のアトランティックコーストカンファレンスの打率ベスト10を紹介しておこう。なお大学のSTATSと異なっているのは、大学がリーグ戦以外の試合も公式記録に入れているためだと思われる。

アックリー2

アトランティックコーストカンファレンス(ACC)で上位の成績を上げれば、かなりの指名順位でMLBアマチュアドラフトに指名されることが分かる。

 さて、強欲ボラスは、このアックリーにも5000万ドル近い契約金を要求するようである。しかしSEAは、年俸合計1億ドルを超える金満球団だから(無駄遣いも多いし)、条件次第では支払う可能性もあるだろう。Kグリフィ、A-RODに続くスーパースターを作りたいSEAには、魅力的な話かもしれない。左打者でもあるし、アックリーは入団すれば早いうちにMLBに上がってくるだろう。

■後日談:アックリー5000万ドルは私の完全な勘違い。500万ドル以下での契約だった。