いったい何が起こったのかという感じだ。痛めた首のヘルニアが治らないために、赤星が現役引退するという。

個性が際立たない今のNPBにあって、際立った個性派の選手だった。小さな体でほとんど大きいのは飛ばさないが、こつこつ当てて出塁して、出れば走りまくる。これほど明快で、期待感を抱かせる選手もいなかった。

20091209-04
単打数は1120本。安打数1276本の87.8%を占める。これはイチローの77.9%よりも10ポイントも高いのだ。打率も.296。昨年などは出塁率も.400に迫る勢いだった。

“阪神タイカープ”といわれるほど、他チームから主力を引っ張ってくることが多い、ミニNYYの阪神にあって、生え抜きで、1年目から活躍して、しかも人柄も良くて花があった。

はるか昔のサード三宅を思い出してしまった。なんとか翻意できないのか。1年でも2年でもリハビリをして復帰できないものか。

P.S.中心性脊髄損傷。9月12日の負傷が原因。コンタクトスポーツによる頚椎の過屈曲・過伸展でおこる.手のしびれ,何も触れないほどの痛み,自発痛が特徴。再度やると、下半身不随や命にかかわることも。球団が引退をすすめ、本人は現役にこだわったとのこと。悲劇だ。素晴らしい会見だった。