全く違う視点から野球の数字を語ってみたい。
IT関係の仕事をしている人は、Alexaというサイトをご存知かと思う。Amazonの子会社だが、サイトのアクセス数を調べて世界と国でのランキングをつける。ネット広告を打つ人には必須の道具だが、これでプロ野球の公式サイトを測定してみた。
率直にいえば、なーんだ、という数字だ。一番高い巨人でも日本で1000位以下。人気稼業にしてはずいぶん低いのである。一般に5000位以上のサイトには、広告出稿価値があるとされるが、日本有数のプロスポーツであるプロ野球チームにしては大した数字ではない。
サイトのアクセス数を上げるためには、SEOなどの努力をするほかに、メルマガやリンクなど小まめな手入れが必要だ。何より、ユーザーのために日々更新し、充実した情報発信をしなければならない。言わば店を切り盛りするような努力が必要なのだ。
ランク下位の球団の顔触れを見ていると、さもありなんという気がする。
参考までにMLB、NPB、KBOの公式サイトも調べてみた。NPBは予想外にランクが高かったが、MLBにははるかに及ばない。
MLBのサイトは、その中に各球団の公式サイトを包括している。そして、ネットTVやEC、メディアなどの様々なビジネスモデルを展開、アメリカで最も成功し、収益を上げているサイトの一つに数えられる。NPB球団の公式サイトの中には、MLBの日本でのランキングよりも下のものがある。これをどう考えるか。
KBOは、まだサイトがあるだけという感じだ。
NPBは資金不足だの、採算制だの言っているが、これだけすごいコンテンツを持っていながら、ほとんど努力をしていないことが分かる。MLBへの人材流出を心配して障壁を作るよりも、このあたりから改善する方が良いと思う。
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