実のところ、松坂は2009年のような過ちは繰り返さないだろう、という見方がすでに一般的になっているようだ。
2009年シーズン前も紹介したが、fangraphsという野球STATSの分析専門サイトが早くも主要選手の来季STATSを予測している。

有名なアナリストのビル・ジェームスさんと、ファンの2つだが、いずれも松坂は2010年ローテーションに復帰し、二桁勝利を挙げると予想している。しかし、その成績はBOSでは3~4番手前後。二流である。
2009年秋以降の松坂は、ほぼ立ち直ったとみてよい。4試合先発してQSが3。防御率は2.22。アナリストたちの判断も、これによるところが大きいと思うが、立ち直ったところで二流の成績では、松坂の光彩は鈍ってしまうように思う。
2002年、6勝に終わった松坂は翌年には自己タイの16勝を挙げ、防御率1位、奪三振王に輝いている。これくらいのカムバックを期待したい。
節目の30歳である。松坂はタダものではないことを、日米に知らしめてほしい。
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コメント
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本当に、予想STATS超えをみせてほしいです!やっぱり松坂が好きですから。
投げ込みしなければ仕上がらない肩なのでしょうか。
マイナーリーグ経験のある方に聞いた話なのですが、向こうの投手はピークを作らないでシーズンを乗り切ると伺ったことがあります。スプリングトレ-ニングでもシーズンでも100球程度しか投げないので、そう言われるのか。(野茂にできて松坂にできないことはないと思うのですが)
2008年のような、勝ち星だけが上がるSTATSではなく、内容がしっかり伴ってほしいですね。少なくともDIPSとERAがイーブンであってほしいと思います。
調整法、投球法については首脳陣ともめながらのシーズンになるでしょうね。その中で、これだ!というものを見つけてほしいと思います。来期はローテ4番手ですが、代わりの投手もいるようですから油断はできません。