パリーグ。規定打数以上の選手の出塁数の比較。地味な選手が上位に来ているのが面白い。

中島は、今季の年俸の評価が低いと越年を決意したようだが、それもうなずける。これだけ出塁してチャンスを広げているのである。
中村剛也は、以前にも述べたとおり2009年はMLB、NPBを通じて最も本塁打率の高い選手だったが、四球はそれほどでもない。まだ投手への威圧感がないのだろうか。
2009年はWBC代表から漏れ、レギュラーシーズンの数字もぱっとしなかった西岡だが、今年は四球の数がぐっと増えている。野球への理解が深くなったということだろうか。
オリックスの大村は2000本安打に最も近い位置にいる選手だが、通算出塁率は.328に過ぎない。先輩のイチロー同様、四球を選ぶより打ちにいくタイプだ。2007年などは死球(10)の方が四球(9)より多いという珍記録を残している。これもNPBならではのSTATSと言えるのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
↑このページのトップヘ
コメント
コメント一覧
おかわり君はハイボールにも強いですが、パはそこで仕留めようと挑む投手が多かった印象です。
威圧感という点では、高卒ルーキーにして「四球」にいわくつきでNPBデビューした松井などとは対照的ですが、当時の野村ヤクルトのように打たれるくらいなら歩かす傾向のチームが多かったこともあるのかなあと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
パリーグでは、西武だけが四球を選ぶことに価値を見出しているようです。他の選手もよく歩くので中村の四球が比較的少ないのかもしれません。他にも書きましたがNPBとMLBの野球の違いはここに見ることができると思います。
出塁率4割以上がいないというのは、明らかにMLBとは異質の野球ですね。長谷川や坂口、田中などあまり目立たない選手が良い仕事をしているのが分かります。パリーグでMLBみたいに出塁率第一主義の野球をやったら面白いだろうなと思います。