まさか、としか言いようがなかった。9回、3点差で前日160球を投げた田中将大が登板。本人の強い意志によるという。
私は田中がベンチ入りしたと聞いて、1アウトくらい投げさせることがあるのか、まさか、と思っていた。結局、田中は15球を投げて2安打を打たれ、2三振を奪った。
楽天のポストシーズンは、一部の「使える投手」に荷重をかけることで勝利をつかみ取ったといって良い。

クライマックスシリーズから日本シリーズへ、登板で結果を出せなかった投手は抜け落ちて、「投げられる」投手が絞られていった感がある。
星野監督は「使えない」と断じた投手にはチャンスは与えなかったのだ。
ペナントレースと全く違う用兵。それは当然だという話もあるが、長いシーズンで築き上げてきた投手陣の秩序を自ら壊すような投手起用だった。
楽天、ポストシーズンの通算投手成績。

楽天はちょうど100イニングを消化したが、このうち74.2回を田中、則本、美馬が占めている。しかも田中と則本は先発と救援を掛け持ちした。
昭和40年代前半までは、こうした「大車輪」の活躍は普通に見られたが、近年では稀なことだった。
中継ぎ、救援陣の投手たちも優勝は嬉しかっただろうが、「もう少し使ってほしかった」と思ったのではないだろうか。


収穫の第一は、美馬学だろう。今季、公式戦では18試合6勝5敗に終わったが、ポストシーズンでは3先発20.2回を投げて無失点。田中が抜けるであろう来季の主戦投手になる目途がついた。
則本は、まるで田中が乗り移ったような活躍だったが、来季はどうだろうか。楽天では昨年7勝した釜田佳直が今季は1勝に終わっている。ポストシーズンの疲労が来季、どんな形で出てくるのか、気がかりだ。
そして田中はどうなるのか。三木本オーナーは「田中に8億出す」とぶち上げたが、これはサービストークだ。ポスティングシステムの協議はまだまとまっていないが、田中がアメリカへ行くのは間違いないだろう。ポストシーズンで438球を投げたことは、やはり大きなマイナス要因だ。来季へ向けて影響がないとは言い切れないだろう。
それとともに彼が指揮官の言うことを聞かずに「強行登板」したことも問題だ。
MLBでは、中4日の過酷なローテーションを維持するために、厳しい自己管理が求められる。またMLB流の調整法を理解し、受け入れる聡明さも求められる。
昨日、一昨日の田中は、日本のエースによくある「自分で物語を作ってしまう」体質を露呈した。指導者のことを聞かない「松坂大輔的」なものがあることを、内外に知らせてしまった。これは不安材料だろう。
日本のマスコミはこぞって田中の奮闘を讃えている。「甲子園」が大好きな国民性である。仕方がないとは思うが、当サイトではこのように評価したいと思う。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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楽天のポストシーズンは、一部の「使える投手」に荷重をかけることで勝利をつかみ取ったといって良い。

クライマックスシリーズから日本シリーズへ、登板で結果を出せなかった投手は抜け落ちて、「投げられる」投手が絞られていった感がある。
星野監督は「使えない」と断じた投手にはチャンスは与えなかったのだ。
ペナントレースと全く違う用兵。それは当然だという話もあるが、長いシーズンで築き上げてきた投手陣の秩序を自ら壊すような投手起用だった。
楽天、ポストシーズンの通算投手成績。

楽天はちょうど100イニングを消化したが、このうち74.2回を田中、則本、美馬が占めている。しかも田中と則本は先発と救援を掛け持ちした。
昭和40年代前半までは、こうした「大車輪」の活躍は普通に見られたが、近年では稀なことだった。
中継ぎ、救援陣の投手たちも優勝は嬉しかっただろうが、「もう少し使ってほしかった」と思ったのではないだろうか。
収穫の第一は、美馬学だろう。今季、公式戦では18試合6勝5敗に終わったが、ポストシーズンでは3先発20.2回を投げて無失点。田中が抜けるであろう来季の主戦投手になる目途がついた。
則本は、まるで田中が乗り移ったような活躍だったが、来季はどうだろうか。楽天では昨年7勝した釜田佳直が今季は1勝に終わっている。ポストシーズンの疲労が来季、どんな形で出てくるのか、気がかりだ。
そして田中はどうなるのか。三木本オーナーは「田中に8億出す」とぶち上げたが、これはサービストークだ。ポスティングシステムの協議はまだまとまっていないが、田中がアメリカへ行くのは間違いないだろう。ポストシーズンで438球を投げたことは、やはり大きなマイナス要因だ。来季へ向けて影響がないとは言い切れないだろう。
それとともに彼が指揮官の言うことを聞かずに「強行登板」したことも問題だ。
MLBでは、中4日の過酷なローテーションを維持するために、厳しい自己管理が求められる。またMLB流の調整法を理解し、受け入れる聡明さも求められる。
昨日、一昨日の田中は、日本のエースによくある「自分で物語を作ってしまう」体質を露呈した。指導者のことを聞かない「松坂大輔的」なものがあることを、内外に知らせてしまった。これは不安材料だろう。
日本のマスコミはこぞって田中の奮闘を讃えている。「甲子園」が大好きな国民性である。仕方がないとは思うが、当サイトではこのように評価したいと思う。
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コメント
コメント一覧
優勝の瞬間自分がマウンドにいることを夢見るのはピッチャーなら当たり前、投げさせてくれと思うのは田中以外も同じ。星野監督は今回のシリーズで楽天のリリーフ投手
星野監督は今年のシリーズで楽天のリリーフ投手は大事な場面では使いたくないと言ったも同然の投手起用をしたように見えました。
経験させながら勝つみたいなことを言っていましたが、とてもそうは見えませんでした。
TVは美談として報道しまくるんでしょうね。
まさかですが、、
MLBのメディカルチェックでオウトになららければ良いが。
160球翌日に1イニング。
とにかく今後が心配になって当然の起用。
契約しても、オリオールズ和田、カブス球児のパターンンも心配です。
マシソンクラスのリリーフがいれば任せてたでしょうし。
・・・とにかく『勝ちたかった』んだと思いますよ。星野監督は。
多くの選手にこの舞台を経験させる事の意義も十分分かったてた筈ですが、自身が過去の日本シリーズで日本一を逃した悔しさや、球場に駆けつけたファンが作るあの雰囲気が、あの偏った選手起用をさせたんだと思います。
だって選手起用に全く迷いがなさそうでしたもん。
結果的に短期決戦の采配だったと思います。
ただ最後、田中が出てくるとは思いませんでしたが・・・(;^ ^)
楽天の中継ぎ陣が先発と比較して甚だ心もとないので尚更ですね。
ロングリリーフとして複数回登板させる(今回でいえば則本)
或いは、セットアッパーをクローザーに起用する(今回でいえばマシンソン)
これらは理解できます。むしろポストシーズンでは積極的に考慮すべきでしょう。
ただ私は従来先発をやっていた投手を、急に9回の締めくくりとして使うことには反対です。
本来なら先発出来た試合を削ってまで1イニング限定でエースを使うのは勿体無すぎる。
それに、ぶっつけできっちり抑えた例というのも余り記憶にありませんしね。
涌井や巨人時代の上原のように長期的に起用するなら分かるのですが。
もっとも昨日の起用は、そういった次元の話でもありませんでしたね。
一昨日の160球完投はシリーズに勝つための戦略としては有りだと思いましたが
昨日の登板は完全に演出優先でした。他により抑えられそうな投手は何人もいたはずです。
則本でいくのが最も確実だったと思いますし、本来のリリーフ陣でも昨日の田中を使うならば
選択肢は色々あったでしょう。実際沈黙状態の巨人打線相手でも、アップアップでしたね。
球場の歓声は物凄かったですが、個人的には率直に言って興ざめしてしまいました。
星野監督には、例え志願されたとしても
「お前はもう十分やった!最後ぐらいは仲間に託して踏ん反り返っとれ!」と
一喝して欲しかったですね。
優勝してビールかけして喜びながらも、心の中では、「俺達は全く信頼されてなかったんだな」と寒い風が吹いていたことでしょう。自分がチームに貢献できて勝ってこそ日本一の価値がありますからね。
星野監督も投手に良い経験をさせることより、(日本一に一度もなったことがない)己れの欲を満たすことを最優先したってことでしょう。「いちいち抑え・中継ぎ投手達の心中など構っていられるか!日本一になるためには(そんな下らぬ配慮など一切せず)手段を選ばないのが俺流だ!」と言うのが本音でしょうね。
結果オーライではありますが、活躍する場さえ与えられなかった抑え・中継ぎ投手達にとっては、喜びも「50%OFF」ではないかと思います。
一方で田中の心情には最大限忖度したのは大いなる矛盾ですけどね。ただ田中や則本を送り出す際のブルペンの様子は素晴らしいものがありました。
そして、日本シリーズでも重要なところではこの2人が出てきました。星野監督一流の「情」「信頼」「功労者へのご褒美」による決断だとは思うのですが、ここまで「田中(と則本)で締める」という形に拘られると、下衆の勘ぐりなのですが、何か商業的な理由もあったのでは、、と思ってしまいましたね。。
「則本に3イニング目ができるのか」ってことです。青山でも使えれば・・・。
よしんば打たれていれば「なぜ田中を使わない」とライトなファンは思うでしょう。
こんな起用が許されるのは日本シリーズであと1勝のときだけです。
あ、イーグルスの抑えはシーズン中から不在ですし、中継ぎは出れば打たれる状態でした(その辺は数字で語ってください、期待してます)。
まずスターターを揃えるということですし(これができないのがベイスターズです)、かつての近鉄の放出投手もろくなのがいなかったのですから。
パ・リーグにさほど詳しくない(と言いつつBSのパ・リーグ中継を見続けていた)うちの母が名指しで「こんなのしかいないのか」と批判していたのが青山でした。実際、彼より酷いのしかいないのですから。
これまで仙一は短期決戦の采配が出来ずに負けてきたわけですが、今回は違う、と思っていました。しかし結果的には「自分の信頼する選手に固執する」といういつものパターンでしたね。まぁ結果オーライということで・・・
レイは、使えると思っていたのですが、
打球をもらってまた怪我でもしたのでしょうか?
> 「甲子園」が大好きな国民性
とにかく、勝利至上主義。ひどい仕打ちだと思います。
田中、則本を人柱にしたとしか思えない。
展開に拘らず良い投手を注ぎ込むのが常道です。
MLBでも主戦投手の中3日は往々にしてありますし
カート・シリングの『血染めのソックス』のエピソードなんかもあります。
シーズン中の貢献度や秩序云々を考慮するのは、短期決戦では排すべき『情の采配』の範疇です。
それを踏まえてもなお、昨夜の田中の登板が異常だったのは仰る通りです。
延長に突入して投手が足りないとか、傾きかけた流れを是が非でもくい止めたい等なら兎も角、
戦術的理由はほぼ皆無であり「最後は田中で」以外の意味合いは無い起用でした。
普通に考えれば、巨人打線が全く合ってなかった美馬を7回以降も行かせるか、
どうせ則本を投入したなら3イニング目も行かせれば良かった事です。
「本人が志願したから」に至っては指揮官としての責任放棄でしか無いでしょう。
広尾様は『自己管理』の観点から田中の意識を問題にされてますが、
投手とは基本的に投げたがりであり、それを宥めて管理するのが監督と投手コーチの役割の筈です。
則本の来季への懸念も同意です。
内海も同様に 初戦先発→(中4日)第5戦先発→(中2日)第7戦先発 をこなしてますが、
プロ10年目でポストシーズン経験も豊富な投手と新人とを同列には語れないでしょう。
また田中がCS最終戦の救援登板により初戦先発を回避しましたが、則本も同戦で
田中の前に救援登板しており「則本は潰れても良いのか」と感じた人もいるのではと思います。
田中を行かせないなら則本続投しかなかったと語ってます
星野にとって中継ぎとはそれぐらい信用に足らない存在だったのでしょう
則本を酷使することは日本シリーズを制するためには最善手として間違っていません
来年以降にどう響くかなんてことより目の前の勝敗を優先するのがこれまでの日本球界のあり方ですから
星野がこのような采配をとったのはむしろ当然と言えるでしょう
チーム内にどうしても田中というのがあれば仕方なかったとは思いますが、3点差であれば小山でも十分かと。まぁ、小山は最後で投げれるならとっくに投げているほどチャンスは十分に与えられたピッチャーなので自業自得の面はあります。
なべQの初年度の日本シリーズの第7戦で先発を西口にしたことを覚えていますか?当時も衰えがあり、とても巨人を抑えれるとは思えませんでしたが、それでもチームが彼なら仕方ないと思えるピッチャーだったのではないかと思います。涌井や石井一久も投げれないことはなかった、それでもあえて西口だったことが一つの起用法だったと思います。
(誤)内海も同様に 初戦先発→(中4日)第5戦先発→(中2日)第7戦先発 を
(正)内海も同様に 初戦先発→(中4日)第5戦先発→(中2日)第7戦救援 を
失礼しました。
いずれにせよ、星野監督が行った事は、もはや監督采配を逸脱した、感動物語の演出以外の何物でもありません。
おまけに、志願したのをいいことに、田中の自己責任に転嫁する辺りは、監督以前に人間性を疑いますね。
北京五輪でのバッシングがよほどトラウマになっているのでしょうか?(笑)
もうひとつ気になったのは、アメリカはおろか、今の日本のプロ野球でも、田中の連投は常軌を逸した登板にも関わらず、関係者から批判的な意見があまり聞かれないことにも違和感を覚えます。
日米を知る、斉藤隆やAJの話を聞いてみたいところです。
これで、球団内での星野監督の発言力が高まる事は必至な訳で、来シーズンはどうなるんでしょうかね?
(脇役の美馬選手は好投しても、そこで役割終了で準主役に切り替えられ、最後は主役が登場)
無理矢理にでも状況を劇的なものにしたい芝居がかった演出。人間としての奥底に心底染み込んでいる俗な浪花節的体質。長い経験を積んで人間的に成熟して、人心掌握術を心得るようになっても、なかなかその本質は変わらないのですね。
はっきりいって昨日の展開であれば、美馬が残り三回も投げて完封もしくは完投してくれるのがいちばん素直に喜べた。にもかかわらず、残り三回は無理矢理主役級を持ってきてやたらと身振りの大きい猿芝居。スポーツの感動というのはもっと自然なもので、こんなわざとらしい演出にあるのではないですよね。結果的に勝ちはしましたが、あれでしらけてしまった人は多いことでしょう。だからこれはけして後々まで語り継がれるような伝説的なシリーズなどではありません。最後の最後で手堅く勝ちにいかないで、頑迷固陋な昔気質の人が余分なものを付け加えて、おかしな采配をしたシリーズだったというのが、正直な感想です。楽天の日本一は純粋にうれしいですが。
田中はさておき、則本には首をひねりました。
酷使し過ぎだし、何より中継ぎ陣が、田中ならまだしも則本にここでの出番を持って行かれるとは、ショックだろうなあと。
たとえば斎藤隆は、日本シリーズでもCSでも、きっちりと抑えていました。地元東北出身で、年齢もキャリアも先輩格。美馬の次は、斎藤だろうと思っていました。本人もその準備はあったんじゃないでしょうか。
「うちには田中と則本しかいない」なんて監督に言われて、「先発投手の中ではそうかもな」と思っていたのに、なんとブルペン陣もひっくるめての評価だった!と思い知らされたわけです。
いくらイーグルスの中継ぎ陣が崩壊状態だといっても、少なくとも斎藤と金刃ぐらいは、則本より優先して出すべきだったように思うのです。
一方、第四戦の二番手に登板した宮川のように、シーズン終盤の調子がいまひとつで、CSでも投げていない新人に、「ちょっと頑張れば勝ちがつく」(星野談)というおいしいところで投げさせるケースもあります。結果はご存じの通りでした。まさか、「育成出身のルーキーが巨人から白星」というマスコミうけする演出を狙ったのではないだろうけど・・・いや、それが本音だったのか?
美馬の交代についてですが、あれはあれで、そんなに乱暴な判断ではないように思いました。美馬は右肘に爆弾を抱えていますし、これまでに中4日で投げた経験は確かなかったはず。シーズン中も、100球を超えるあたりから球の押さえがきかなくなり、痛打されることが少なくありませんでした。ポストシーズンに入って絶好調とはいえ、3点リードした局面での6回91球での交代は、当初から想定の通りだったのではないでしょうか。
↑
何ですかこれ?
妄想で記事を書いたらダイスケに失礼ですよ。
メジャーで18勝3敗の日本人最高成績で結果も残しています。
漢字も間違えてるしライター名乗るんなら訂正して下さい。
・美馬学(将、の名前は宮川将ですね)が6回91球で交代した時、監督の中に則本2回、田中1回を想定していた。
・美馬のあの日の投球内容ではもう1回行けなかっただろうか?確かに右肘に故障歴があり、CS前10/4痛め56球で降板。CS第3戦まで14日明けの128球完封、中8日でシリーズ第3戦84球、7戦は中4日で91球。
限界だったか?
・それなら7回レイ、8回斎藤、9回則本で行けなかっただろうか?
7回からのGの打順を見れば、一発打たれて同点のリスクは少ないと思う。
・則本と田中に甘えてしまったのは、星野監督や佐藤・森山両投手コーチだけでなく、Kスタ・TV・ラジオで応援した楽天ファン全員であること。
昨日田中が9回登板を見て、すぐに以下の場面を思い出した。
2001年ワールドシリーズ第7戦、Dバックス-ヤンキースの試合で8回表ヤンキースが2-1と勝ち越し先発シリングを7回1/3でKO、バティスタ1/3の後、前日104球投げたランディジョンソンが登板、9回まで0で抑える。
その裏満塁からヤンキースの抑えリベラからゴンザレスがサヨナラヒットで初のワールドチャンピオンに輝いた場面。
ジョンソンを起用した監督とジョンソンの2人をアメリカのマスコミは非難したか?
「ジョンソンが故障したらどうする。それなら優勝しない方が100倍素晴らしい」
「あそこでジョンソンを起用するよりは、ワールドシリーズ優勝なんて来年以降いつか叶えばいいじゃないか」
私が想像した言葉だが、こういう「そんな戦い方なら負けを選ぶほうがよほど素晴らしい、100倍の価値がある」の意味合いの言葉は無かったと思う。(もしあったら広尾さん、教えて下さい)
あの時のアリゾナも抑えのキムがNY3連戦で逆転サヨナラHRなど打たれたでしょう。そうなると、第7戦8回という極限の場面でキムを使うか、志願してまずまず投げられるジョンソンを選ぶか?
巨人がランナー出した時には、逆にマー君が心配になって冷や冷やしたくらい。
しかも、あれで感動した人が結構多いみたいですからね。何ともはや。
まあ、自分も同じようなものですけれど。
第6戦の8回9回や、第7戦の9回の田中の投球は明らかにシーズンとは違う内容でした。数球150km/h超の球があったからと言って、「問題なかった」と片付けられないレベルであったと思います。
ポイントは、結果的に抑えたのだからいいじゃないかということではなく、明らかにベンチも異変を把握していたであろう状況にありながら交代をさせなかった(させられなかった)という点にあります。
慣用句として「腕も折れよと投げる」「マウンドで死ぬなら本望」などという言葉がありますが、実際に目の当たりにするとドン引きでありました。
現在のところ、マスコミやファンの論調は「星野、感動した」が多いようですし、こういった愚挙は今後も続きそうです。残念なことではありますが、私は野球選手でも監督でもありません。ただ、球場へ行かず、TVを消して、他のことに時間を使うのみです。
「もう少し使ってほしかった」と思うならもっと結果を出せとしか
引き立て役にされた感じがして嫌だった。
ただ田中マー君の場合はメジャーに行く予定なので
首脳陣が良い印象で終わらせたかったのかもしれない。
功労者的な面はさておき、それまでにチャンスのあったリリーフ陣の惨状を見るに、信頼に足る結果を出せなかった時点で仕方ない側面もあったでしょう。
ただ、おそらく規定路線であったそれは、しかし負担にならない範囲で計画されるべきであったとも思います。
そのような起用法を想定していたのなら、むしろ第6戦の時に6回終了で降板させるべきでした。そして第7戦に向けた、リリーフ陣の最終再確認の場にしても良かったとも。
ですので、わたしとしては問題認識が2点に分かれています。
第6戦の160球完投負けには否定的、第7戦の9回登板「そのもの」には問題無し、です。
あれだけ投げさせたなら、翌日は出すべきではない、むしろ何故160球も投げさせたのか、と…
広尾さんをはじめ、皆さんはどうでしょうか?
第6戦の完投がもし無くても、胴上げ投手登板は否でしょうか?
そこ以外は完全に投手の力の問題。そもそも田中則本の大駒2枚が無ければBクラスなんだし、さすがの巨人打線も変化球が切れるパワーピッチャーには弱い。美馬があれだけ通用したことだけは予想外だったのだと思う。
この日本一が「マーピング」ありきといわれないためには、
14年シーズンは田中抜きのブルペンで、せめてAクラスを確保したいところ。
すみません。No27のゴールドクラブさんが、「則本と田中に甘えてしまったのは、星野監督や佐藤・森山両投手コーチだけでなく、Kスタ・TV・ラジオで応援した楽天ファン全員であること」と書いておられますが、私はKスタで応援していて、両者の登板コールの時には「えええ~~っ」と声を上げていました。酷使が心配だったからです。投げ始めてからは、それは声援を送りましたが、「故障しないでくれ」と祈る気持ちを込めての声援です。「甘えてしまったのは・・・ファン全員」とは、ずいぶん乱暴な断定のようで、不愉快に思いました。
他のブログでも、この起用法には批判的な意見もあるようです。それでも日本のマスコミが批判しないのは、たぶん高校野球の影響があるからでしょう。また、落合監督(当時)の継投完全試合と、星野監督のこの継投を比較されている方がいるようですが、これは単にマスコミが落合を嫌い、星野を好いているから評価が分かれているだけのことでしょう。
しかしやはりというべきか、当然というべきか、アメリカメディアの中にはこの起用法に対して疑問を呈する意見が多いようですね。私はもしかしたら、これを見て故障のリスクを感じ、ポスティングの入札から降りる球団が現れるのではないかと思っています。
1点差でも行かせたのか興味があります。
全体を通して、巨人は投打ともにいいところが全くありませんでした。
それでも7戦目までよく粘ったというところでしょうか。
高校野球や少年野球に悪影響を与えないためにも、プロ野球中継には以下のテロップを入れていくべきかもしれません。
『※特殊な訓練を受けています。真似しないでください』
今回の酷使には関係なく、甲子園上位進出常連→高卒1年目から
ローテーションフル回転というルートは田中も松坂と同じルート
なので、何年持つか心配です。
松坂よりはサイズが大きいので壊れにくいかもしれませんが。
けど大エースが日本最後の登板が敗戦投手で終わるのは嫌だと言ってきたら投げさせるのも仕方ないと言えば仕方ないと思う。
リリーフが可哀想的な意見は違うよね。
重要な局面で使ってほしいならちゃんと結果を残せと。
シーズン終盤から出せば打たれるような結果しか残してないんだから使えないと思われても仕方ない。
まあ斎藤は、ちゃんと抑えてたから九回は斎藤でもよかったかな。
ただ、頭のいいピッチャーでもあるので、MLBではMLBの流儀をしっかりと取り入れて適応できると思います。
しかし星野は皆さん仰る通り、短期決戦ヘタクソですね。采配では原の方が何枚も上だったと感じました。選手に勝たせてもらった日本一ですね。
「違和感を感じた、しかし志願で投げたことにはゾクゾクした」
「シーズン中、中6日以上開けて投げていたから中5日はきつかったので打たれた、しかし、連投は気で投げたのでは」
「田中が降板したらファンが落胆するし、相手もかさにかかってくる」
「WBC球は滑って滑ってスライダーが曲がらない」
やはり、これな年一の起用なんでしょうね。
それより、MLBで中4日で投げられるのでしょうか。
第6戦捨て試合にして7戦を田中に命運を託す形にすれば、結果がどうあろうと皆納得出来たと思います。
第6戦田中予告先発を見た時に悪い予感がしたのですが、結果は最悪の予想を遥かに超える事態となりました。
第6戦田中先発を回避した場合をまとめると
A.第6戦最初から負け模様→捨て試合、田中当番無し。7戦田中先発
B.途中までリード→田中ロングリリーフ。→①勝てば終了。②逆転負けの場合第7戦は美馬先発、則本、田中、(辛島)リリーフ。
それに託して打たれて負けたらどうするの
私は星野の則本田中の救援への積極投入を指示します
個人的に一番ドキドキしたのは、MVP発表のシーンでした。
マンUのプレシーズンマッチであったような、スポンサー本位の人選にならず、順当に美馬投手になって良かったな、と思いました。
ところがですね。第7戦です。第7戦最後に行かせるつもりが少しでもあったら、第7戦は7回終了時で御役御免でよかったはずなんですけどね。
9回は十分、斎藤でいけたでしょう。ここまでエース田中にはコンディションに配慮する運用を貫いてきた星野監督だったのに、土壇場へきて本当にガッカリな采配です。
それに、結果を残せていない救援陣云々という意見がありましたが、そういう救援陣にしてしまったのは星野監督・佐藤コーチにこそあります。結局、この3年間、ブラウン政権下で整備されたスリーマウンテンズを食いつぶすかたちになり、リリーフ新戦力の育成に失敗し、スリーマウンテンズに過度な負担をかけ続けてしまったことが、ここへきて噴出したという訳です。今年のロッテ松永やオリ佐藤のように1,2年目の若手が主戦級で勝ちパターンに入るなんていう光景、イーグルスにはありませんから。
3点というのは言うほど甘い点差ではないと思いますが。
継投策をしてきたわけですから本来最後は絶対的守護神が
投げる場面です。その絶対的守護神がいないのだから絶対的エースに投げさせるのはありと思うのですが。たとえ前日160球投げた投手であってもね。それが酷使としても、勝つためにはこれくらいの酷使を
田中は甘んじて受けるべきでしょう。
斎藤でいけた、則本続投でいけたという人もいます。ただ最も信頼できるのは田中でしょう。田中投入を不可思議に思う人も多いようですが間違いではないと思いますが・・・
優勝おめでとうございます。
皆さんの議論を読ませていただくにつれ短期決戦の投手起用にかかる解は一つじゃないと思います。
昨日の田中投手の起用、NPB最後の顔見世登板、今年活躍したご褒美登板という意味合いだったら「汚点」かもしれません。
しかし、一番信頼する投手との心中なら仕方ないかもと思っています。
長嶋監督の投手起用も???でしたが、10・8の槙原、斎藤、桑田のリレーのように見えなくもないと思った次第(昨日テレビで見たときはおかしいと思いましたが、一晩明けて考えて)。
ただ、160球投げた投手を連投させるという点は批判されるべきと考えます。
本人が投げることを希望したんだからゴチャゴチャ言うな、という野球ファンも少なくありませんが、本人の負担ももっと考えるべきですよね。
特にルーキーの則本は本当に心配です。来年も普通に投げられるよう、今からでも徹底的なケアを心がけて欲しい所です
田中起用の真意は、星野監督が、その夜のテレ朝のスポーツニュースで、司会者から「1点差だったら田中の登板はありましたか?」との質問に対し、「則本の続投です」と即答していました。「昨日あれだけ投げているので、状態は気になりましたが、まあ3点差あるから大丈夫だろう、最後は田中に任せようと思って投げさせた」そうです。
つまり、田中はあの時点では最高に信頼できる投手ではなかったが、「演出」で投げさせたのだと監督が認めたわけです。
「Gファンですが」さんのおっしゃるような
> 斎藤でいけた、則本続投でいけたという人もいます。ただ最も信頼できるのは田中でしょう
という見方をする人もいるようですが、それは違うのではと思います。もし本当にそうなら、酷使の問題はつきまといますが、それはそれで正しい態度でしょうが、他の投手の気持ちを考えれば、こんな形で田中ばかりに華を持たせることはないだろうと思うわけです。
いつもSEA岩隈のお題ではお世話になっています。
遅くなりましたが、私は田中投入には反対。
短期決戦用の采配という点ではあり、との見方もあるでしょうが、その目線で見るにはあまりにも酷な登板です。どうしてもマー君が締めることに意味があるなら、ツーアウトからでもいいじゃないですか。
あの場面、観念したというよりもチャンスが巡ってきたと思った巨人ファンは多かったんじゃないでしょうか。
地上波の工藤さんは最後まで納得いかない様子でした。古田さんは信じられない、としながらも、ファンに球史に残る瞬間を見せたという一点では評価するという感じでした。
前日160球投げた最終回、田中はしきりに首を振って、ふくらはぎも張りがあるように見えました。打たれていればよかったのかもしれませんが、マギーが声かけしたあと、もの凄い球威で投げ切りました。精神力で抑えられたので、明日も行くぞと気合が入ったのかもしれません。それでも星野監督には止めてほしかった。
この今村は将棋の電王戦でも、コンピュータも将棋もわからないくせに意味不明な記事を書くし、サッカーの記事では、自分が戦術とかわからないから、専門家によると~ てな感じ。
>それとともに彼が指揮官の言うことを聞かずに「強行登板」したことも問題だ。
と広尾様仰るように、私が星野さんの立場で田中がどうしても投げたいと言ってきたら、はたして止めることができたかどうか・・・。
パ優勝決定試合の胴上げがよかったのか、
上原に感化されたのか、はたまた
甲子園準優勝ゆえの胴上げ投手に対するこだわりなのか。
第6戦の9回160球も最後の1回15球もみな田中本人の強い希望によるものと思います。
(第6戦の完投だって、自身が降板後に味方が逆転して優勝決まっちゃったら胴上げ投手じゃなくなっちゃいますから)
ですので星野さんが演出ねらいで田中を投入したとは思えません。
監督として日本一を達成することを再優先にするなら、すでにコメントがありますとおり則本続投でしょう。(何点差だったとしても)
本人が投げたくても待ったかけるべきものに待ったかけるのが監督なんでしょうが、今年ばかりは彼の思うままでも仕方がないかと。
メジャーに行けばもっと強い待ったがかかるでしょうから、このへんは杞憂と思いたい。
中四日対応だけはやってみないことにはわかりませんが。
星野監督のインタビューでは、本人の意志によるものだそうですが。
田中投手は、
「ベンチに入った時点で言われたら行く準備をしていた」
みたいなことは語っていましたが。
表情から察するに、私にはどうも、本人が最後を飾るために投げたくて志願したというのは疑問に思えます。
心づもりはしてたかもしれませんが。
彼はクレバーなので、監督の言葉をマスコミの前で否定したりしませんし、疲れたから投げたくないとも言ってませんよね。
私は、7日目にベンチ入りさせた時点で、もうこれは確信犯だと思いました。
結果が出たから良かったものの、9回ツーアウト、疲れ切った表情でランナー1、3塁しょってた場面は息詰まるようでした。それでも渾身の投球で抑えたあたり、凄いと思いましたが。
だいたい好投してた美馬投手を替える意味もなかった。完投させてあげればいいじゃないですか。
田中投手の顔はほんとに疲労の色が濃かったです。9回で3点リード。あそこでもし打たれて延長とか逆転されたら、責められる場面ではないですか。その可能性はあった。そこを切り抜けた精神力には、ただただ脱帽しますね。
一発勝負の高校野球ならいざしらず、いまどき、体が資本のプロ選手なら、連投の弊害はよく承知しているはずです。
プロ選手、ましてや大リーグを目指している投手が、胴上げ投手になりたいがために、無茶な連投を志願するとは思えない。
というか、あそこで巨人打線を抑えられるどころか、逆転されるかもしれないような厳しいコンディションを自分で承知してたと思いますよ。
あれはやはり監督が命じたものと(勝手にですが)推測しています。
監督に言われた以上、選手は従わなければいけないでしょう。
そして、田中は年俸いくらもらっているか皆さんご存知ですか?
あまたある負の歴史、例えばシカゴ?のプライアのように
思い出すたびに悲しくなるような歴史にならないこと
切に祈ってます。
投げ続けることで勝ちを呼び込みたかったのでしょう。
じゃなきゃ、わざわざ志願して160球完投なんてありえない。
MLBのためにもう投げるな、と言う意見は周りのエゴでしかない。
田中はそんなことをこれっぽっちも思ってなかったと思います。
次の日に志願してベンチ入りしたのも、チームの勝利の為でしょう。
それ以外の理由はないですね。
その心意気を批判するのがわからない。
田中自身、球数を投げるリスクは当然理解しているだろうし、
それでも投げた田中を批判する人は、所詮田中をMLBへの売り物としか見ていないのでしょう。
田中が何を優先していたかを考えてあげるべきだと思います。
チームの勝利を考えるなら、田中は投げるべきではなかったでしょう。シリーズ終盤の田中はもう無敵ではなかったのですから。
他の投手陣も無敵ではないですからね。
誰が投げても、その結果に対しては批判的な意見は当然出てくるでしょうね。
田中が7戦のマウンドに立ったことに批判的な意見が多いのは
シリーズ終盤のコンディションの問題というより、2連投で投げた球数が問題だと
捉える意見が多いように思います。
肩が消耗して、MLBに移籍する際の価値が下がるから止めとけと、周りは言いたくなるんでしょうね。
あの場面の田中にしてみれば、大きなお世話だと言われそうですが。
そうは言っていないですよ。商品価値が下がる云々以前に、チームの勝利を考えても登板は不適当だったと思います。そう書いたつもりですが。
誰が投げても批判が出ると言うことはないと思います。ベストの選択をしたかどうかが問題だと思うのです。少なくとも田中は第7戦ではベストの選択でなかったのは明らかです。
ベストだったかどうかは、結果に対して判断すべきでしょう。
同点に追いつかれた、あるいは逆転されたなら批判の対象ですが、
無失点で抑えたのだから、ベストな選択だったと十分言えるのでは?
これ以上の結果がありますか?
鶴岡一人親分が、「野球は結果論で話してはいけない」と言っておりまして、私はそれを信奉しておりますもので、お説には肯んじません。
結果論抜きにしても、あの場面田中の起用はベストだったと私は思います。
則本は立ち上がりはいいものの、打順が進むにつれ、打ち込まれる傾向にある。
それは日本シリーズの1戦、5戦にも表れています。
田中は立ち上がりは悪い傾向にあり失点することはあるが、初回に大量失点することはない。
少なくとも、私はシーズン通して初回に3点以上とられたことは記憶にありません。
ましてや日本シリーズ最終戦9回の緊迫した場面、破壊力のある巨人打線を3点リードとはいえ確実に抑えてくれる
見込のある投手は田中以外考えられなかったのでしょう。
星野監督や田中は、チームの勝利に徹していたと思いますよ。
説得力は感じませんが、そう思われるのはご自由です。
では、どのようにするのがチームの勝利のためにベストだったと考えるのか、よろしければご意見をお聞かせください。
結果論では語れないということや、ベストな起用ではなかったという意見に終始するのみで、あなたの考え方が全く伝わりません。
数字的に結果を出している選手を順当に使うことです。そして勝利のセオリーを極端に逸脱しないことです。コメントではなくブログではそのことをずっと書いてきたと思うのですが、お読みいただいてわからないのなら仕方がないです。もうこのへんでよろしいんじゃないですか。お考えもわかりましたし。
「ワシができたのにできないはずがない」的な生き証人論を
ぶちまいていました。
決してカネやんの実績をリスペクトしないわけではありませんが、
恐ろしいNPB先輩の発言です。
以前、野村監督(楽天)が田中投手を「稲尾2世ができた」と表現してました。
> 田中の起用はベストだった
投球過多や連投反対の方々は・・・
田中投手には、稲尾1世と同じ轍を踏んで欲しくないんだと思います。
私もまだまだMLB等での彼の活躍を見たいし、伝説になる時に立会いたいです。
田中投手もカネやんのような強靭な身体の持ち主(結果論)であろうが今は最善を尽くしてあげるべきです。
彼のこと「球界の宝」ってみんな言ってたじゃないですか。
(金字塔の人柱にしてはいけないよぉ)
数年後、田中投手が肩の疲弊等で潰れてしまったら、
あれからNPBの進歩は止まっていたことになる。
川上哲治氏の死去にともない、ふと『決断』という番組を思い出しました。
(広尾さん覚えてないかな。巨人の星のあとに放映してた??)
番組の中で、若いもんがチーム勝利のために戦うって言いだしても、
あのとき止めておけば、或いは他の方法をとっておれば、
もっと彼らが長らく活躍できただろうに。
こんな批評はもういらんのとちゃいます?
星野監督の『決断』は、褒められたものではなかったと思います。
♪知恵を巡らせぇー頭を使え、悩みぬけぬけぇ男なら♪
>このシーンは球史に残る名シーンになったな。
と、2ちゃんねるで言ってる人がいました。
正直ふざけるなと思いました。以下が私の書き込みです。
>残酷なシーンとして球史に残る。集団心理や空気って怖い。
>涙流して「ありがとう」とか言ってる。
>田中の肩肘や将来を心配する人などいない空間。
>松坂のように壊れたら掌を返して罵倒して
>田中の次のサイボーグを探すのかよ。
>野球ファンも被災者も残酷すぎる。