中日は今年、投打の主力外国人がDeNAに引き抜かれた。こと打撃に関してはそれほど大きな穴ではなかった。
打撃成績 2012年との対比 今季は、RCの昨年対比を枠外に％でつけた。えんじ色は規定打席以上。
昨年のブランコは、故障もあって十分に働けなかった。それがチームの貧打につながったのだが、その穴は大きくはなかった。
超ベテランの和田一浩が長打を増やし、森野が復調、さらに平田もレギュラーの座をほぼ手中にした。
さらに藤井、高橋も大幅に数字を伸ばした。ただし大島洋平は期待を裏切った。
新外国人のルナもひざの故障をするまでは首位打者をうかがう勢いだった。クラークも25本塁打。この二人は純増。
そういう意味ではブランコの穴はふさがったと言えるが、チーム打率はリーグ最下位。OPS、RCも最下位。
統一球微調整によってリーグ全体が打高に移行した中で、相対的には戦力は弱体化した。
それ以上に厳しいのは、荒木、井端、谷繁、森野、和田という高齢選手がレギュラーを占めているという現状。
井端の退団は決まったが、若手が育っていない中、谷繁兼任監督をはじめとするベテランは来季もレギュラーを張る可能性が高い。
落合GMは、数年かけてチームを若返らせるのではないかと思われる。大胆な抜擢人事も予想されるが、今季は地固めの年ではないだろうか。
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それ以上に厳しいのは、荒木、井端、谷繁、森野、和田という高齢選手がレギュラーを占めているという現状。
井端の退団は決まったが、若手が育っていない中、谷繁兼任監督をはじめとするベテランは来季もレギュラーを張る可能性が高い。
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コメント
コメント一覧
増えてしまって非常に歪な構成になってしまった感じですね。
その結果、セカンド森野（外野もありました）となってしまい、
下手ではないのですがやはり俊敏さに欠ける面は否めませんでした。
低迷の決定打となったルナの離脱で高橋を実戦で鍛えることが
できたのは数少ないプラスでしたが、野手陣の若手の育たなさは
阪神と並んでNPBワーストと言っても過言ではないです。
来年FAで嶋でもとらないと、本格的にまずいことになる
可能性も低くはありません。
一応の構想としては、クラークをリリースし、ルナを一塁、森野を三塁、遊撃に周平、二塁は荒木と恭平と直倫で競争、ということなのでしょう。周平はたぶんキャンプでしごかれまくるんでしょうね。FA片岡の話もありましたが、たぶん予算的に難しいのでしょう。
ただ、捕手については届かにゃい氏と同感で、ポスト谷繁として入団したはずの捕手がこのオフに2人も先に去っていきました。田中、松井雅といったところも若手とは呼べなくなりつつあります。来オフは嶋や炭谷がFAになるので、期待は高まるのですが、このオフの貧乏ぶりをみるとやはり難しいかも知れませんね……
いい加減堂上兄弟に見切りをつけないといけません。親子選手、二世選手とはいえ、所詮は親も一軍半レベルなんですから。
野本の守備位置が投手になってます
アンダーソン・フェルナンデスとかいう２０１０年までメジャーを転々としていた二遊間の選手を狙っているそうです。
野本ねえ・・・、２００７年に京セラドームの日本選手権で見た時は三拍子揃ったいい選手だったのに。
＞野本ねえ・・・、２００７年に京セラドームの日本選手権で見た時は三拍子揃ったいい選手だったのに。
全てがハイレベルならばまだしも、そうではないので、裏を返せば、これといって特徴のない選手だとも言えますね。何か一つ、突き抜けた特徴が欲しいんですけどね。
大島に代わって出場し攻守でアピールした時期がありました。
一時期は「あわやレギュラー奪取か」の勢いだったのですが
案の定（？）怪我で離脱。
もはや「若くない若手」の一員ですが、中日の野手の中では
まだ使える選手の範疇に入りますし、また能力はあります。
横浜の投手陣と似たようなもので中日の野手陣は
12球団でもかなり下剋上がし易いグループと言えます。
来年の藤井には注目ですね。