今年だけではないのかもしれないが、広島は黒田博樹に背番号「15」を開けて待っていると伝えたそうだ。年俸も提示している。
デイリースポーツより
広島がヤンキースをFAとなった黒田博樹投手(38)に対し、条件提示を行っていたことが21日、分かった。推定年俸3億円で、鈴木球団本部長が近況確認のため電話連絡を取った際「普通の会話の中」で本人に伝えた。
広島は07年限りでメジャー移籍した元エースに毎オフ、ラブコールを送り続けてきた。背番号「15」は来季も空き番で古巣復帰を待望。黒田も日本球界に復帰する際は「カープ」と明言してきた。
今季年俸1500万ドル(約15億円)で11勝を挙げた右腕は、来季年俸はさらなるアップが確実。金額では歯が立たないが「何があるか分からない。これからも連絡を取り続けていく」と鈴木本部長。カープの一途な思いは今年こそ実を結ぶか‐。
黒田博樹は後足で砂をかけて広島を出て行ったわけではない。海外FA権を取得して、正当な手続きを経てロサンゼルス・ドジャースに移籍したわけだ。
黒田は広島在籍中、球団やファンに迷惑をかけたわけでもない。
援護が少ないなか、NPBで103勝89敗を挙げている。勝率は.548であり、この期間の広島の勝率.455を大きく上回っている。
黒田は「恩知らず」とか「裏切り者」とか言われる筋合いは全くない。育ててもらった広島の恩義を感じるのは、日本人的には当然だが、それはごく普通の意味で、ということだ。
黒田は常々「日本球界に復帰するとすれば、広島だ」と言っているが、これもごく普通のコメントだ。来年復帰するとも、何年後に復帰するとも言っていない。
黒田が1年契約を希望するのは、翌年広島に復帰したいからではなく、A-RODをはじめ、多くのスター選手が巨大な複数年契約を結んで不良債権化するのを目の当たりにしてきたからだろう。
チームやファンに迷惑を掛けたくないと言う日本人的な倫理観もあって、単年契約を条件にしているのだろう。
黒田はヤンキースのエースである。彼がいなければ、ヤンキースのポストシーズン進出の可能性は、もっと早くに消滅していたはずだ。
その円熟した投球は、ニューヨーク、アメリカのファンだけでなく、日本のファンも喜ばせた。NPBで培った投球の技術が、MLBでも通用することを証明してくれることは、日本のファンにとって誇らしいことだった。
彼が年俸14.1億の クオリファイング・オファーを蹴って、FAになったのもMLB的には当然の話だ。彼にはその値打ちがあるからだ。
黒田に対して鈴木球団本部長が示した提示がどれほど異様なものか、は、一般社会に置き換えてみればすぐにわかる。
企業が、円満退社をして外資系企業で年収1500万円で働いている元社員に
「前のままの役職を用意するから300万円で戻ってきてほしい」
というようなことがあり得るだろうか。
鈴木本部長は「ダメもとで言っているんだ」と言うかも知れないが、それがどれほど失礼なことかが、上の例えでもわかると思う。
プロにとって年俸とは、収入である以上に「評価」である。黒田はMLBでも最も上位の評価を得ている一人だから、これだけの年俸を提示されるわけだ。イチローの倍以上の年俸をもらっているのは、今の時点でイチローより評価が高いからだ。
彼に年俸を提示するのは、「お前にうちはこういう評価をしている」と言うのと同じだ。
広島カープが経営危機に陥っているとか、広島地域が大きな自然災害に見舞われたとか、そういう事情があるなら話は別だ。
「今、これだけしか出せないけど、男気を出してくれ」
日本的な発想ではあるけれど、それはありだと思う。
しかし、広島は15億円以上の価値があるとされる人間を、ただ「元選手だ」というだけで3億円で買おうとしているのだ。
こういうのを「厚顔」という。
広島は生え抜き選手の年俸が高騰すると、FAで出ていくのを引き留めない球団である。情に厚い球団ではない。ファンよりも、選手よりも自社の経営を優先する企業なのだ。


「普通の会話の中」で本人に伝えたというが、なぜその内容を公表するのだろうか。
公表したことで、黒田がアメリカにとどまれば、「広島の精いっぱいのオファーを蹴った」と受け取る人もでてくる。
「3億だろうが、15億だろうが、我々には手の届かない金額だ、そんなにもらってまだ欲しいのか」という嫌らしい意見を吐く人もでてくる。黒田の評判に何がしかの傷がつくのだ。
例によってスポーツ紙は広島のオファーに同情的だが、そのことが黒田にプレッシャーを与えていることには気が付かない。そうした感受性がない。
黒田に本当に戻ってきてほしいのなら、 クオリファイング・オファー程度の金額を提示すべきである。その上で「広島を助けてほしい、若手を指導してほしい」と言うべきである。
日本球界の老人たちはMLBに挑戦する選手に対して、正当な移籍にもかかわらず「育ててもらった恩を忘れて」「自分のことだけ考えている」とよく言う。それはそれ以外に非難する言葉が見当たらないからだ。
広島の今回のオファーも同じ前提から出されているものだ。
「育ててもらった恩を忘れていないなら」「自分のことだけ考えていないなら」年俸3億を呑むべきだ。
日本球界に、そういう陰湿な体質があるから、聡明で優秀な選手は、みんなMLBを目指すのだ。そのことを認識すべきだと思う。
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広島がヤンキースをFAとなった黒田博樹投手(38)に対し、条件提示を行っていたことが21日、分かった。推定年俸3億円で、鈴木球団本部長が近況確認のため電話連絡を取った際「普通の会話の中」で本人に伝えた。
広島は07年限りでメジャー移籍した元エースに毎オフ、ラブコールを送り続けてきた。背番号「15」は来季も空き番で古巣復帰を待望。黒田も日本球界に復帰する際は「カープ」と明言してきた。
今季年俸1500万ドル(約15億円)で11勝を挙げた右腕は、来季年俸はさらなるアップが確実。金額では歯が立たないが「何があるか分からない。これからも連絡を取り続けていく」と鈴木本部長。カープの一途な思いは今年こそ実を結ぶか‐。
黒田博樹は後足で砂をかけて広島を出て行ったわけではない。海外FA権を取得して、正当な手続きを経てロサンゼルス・ドジャースに移籍したわけだ。
黒田は広島在籍中、球団やファンに迷惑をかけたわけでもない。
援護が少ないなか、NPBで103勝89敗を挙げている。勝率は.548であり、この期間の広島の勝率.455を大きく上回っている。
黒田は「恩知らず」とか「裏切り者」とか言われる筋合いは全くない。育ててもらった広島の恩義を感じるのは、日本人的には当然だが、それはごく普通の意味で、ということだ。
黒田は常々「日本球界に復帰するとすれば、広島だ」と言っているが、これもごく普通のコメントだ。来年復帰するとも、何年後に復帰するとも言っていない。
黒田が1年契約を希望するのは、翌年広島に復帰したいからではなく、A-RODをはじめ、多くのスター選手が巨大な複数年契約を結んで不良債権化するのを目の当たりにしてきたからだろう。
チームやファンに迷惑を掛けたくないと言う日本人的な倫理観もあって、単年契約を条件にしているのだろう。
黒田はヤンキースのエースである。彼がいなければ、ヤンキースのポストシーズン進出の可能性は、もっと早くに消滅していたはずだ。
その円熟した投球は、ニューヨーク、アメリカのファンだけでなく、日本のファンも喜ばせた。NPBで培った投球の技術が、MLBでも通用することを証明してくれることは、日本のファンにとって誇らしいことだった。
彼が年俸14.1億の クオリファイング・オファーを蹴って、FAになったのもMLB的には当然の話だ。彼にはその値打ちがあるからだ。
黒田に対して鈴木球団本部長が示した提示がどれほど異様なものか、は、一般社会に置き換えてみればすぐにわかる。
企業が、円満退社をして外資系企業で年収1500万円で働いている元社員に
「前のままの役職を用意するから300万円で戻ってきてほしい」
というようなことがあり得るだろうか。
鈴木本部長は「ダメもとで言っているんだ」と言うかも知れないが、それがどれほど失礼なことかが、上の例えでもわかると思う。
プロにとって年俸とは、収入である以上に「評価」である。黒田はMLBでも最も上位の評価を得ている一人だから、これだけの年俸を提示されるわけだ。イチローの倍以上の年俸をもらっているのは、今の時点でイチローより評価が高いからだ。
彼に年俸を提示するのは、「お前にうちはこういう評価をしている」と言うのと同じだ。
広島カープが経営危機に陥っているとか、広島地域が大きな自然災害に見舞われたとか、そういう事情があるなら話は別だ。
「今、これだけしか出せないけど、男気を出してくれ」
日本的な発想ではあるけれど、それはありだと思う。
しかし、広島は15億円以上の価値があるとされる人間を、ただ「元選手だ」というだけで3億円で買おうとしているのだ。
こういうのを「厚顔」という。
広島は生え抜き選手の年俸が高騰すると、FAで出ていくのを引き留めない球団である。情に厚い球団ではない。ファンよりも、選手よりも自社の経営を優先する企業なのだ。
「普通の会話の中」で本人に伝えたというが、なぜその内容を公表するのだろうか。
公表したことで、黒田がアメリカにとどまれば、「広島の精いっぱいのオファーを蹴った」と受け取る人もでてくる。
「3億だろうが、15億だろうが、我々には手の届かない金額だ、そんなにもらってまだ欲しいのか」という嫌らしい意見を吐く人もでてくる。黒田の評判に何がしかの傷がつくのだ。
例によってスポーツ紙は広島のオファーに同情的だが、そのことが黒田にプレッシャーを与えていることには気が付かない。そうした感受性がない。
黒田に本当に戻ってきてほしいのなら、 クオリファイング・オファー程度の金額を提示すべきである。その上で「広島を助けてほしい、若手を指導してほしい」と言うべきである。
日本球界の老人たちはMLBに挑戦する選手に対して、正当な移籍にもかかわらず「育ててもらった恩を忘れて」「自分のことだけ考えている」とよく言う。それはそれ以外に非難する言葉が見当たらないからだ。
広島の今回のオファーも同じ前提から出されているものだ。
「育ててもらった恩を忘れていないなら」「自分のことだけ考えていないなら」年俸3億を呑むべきだ。
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コメント
コメント一覧
まあそれでも3億はなあ、、
黒田の人の良さ(?)を逆手にとったと捉えられても仕方がない。当時の佐々木にでも6億出したからなあ。
広島ってことを考えたら5.5億くらいが妥当かなあとか思う。
黒田よりもむしろ黒田を真剣に評価しているメジャー球団に失礼だと思う。
このあたりは人によって考え方の違いだが。
広島にいた古馴染みと黒田が会食した
というくらいではないかと想像します。
もっとも広尾さん独自で裏がとれているのかもしれませんが。
実質嫌がらせだね、黒田に対する。
ありきたりな視点の記事に辟易してたけど、この記事はいいね♪
本部長「とったよ」
記者「広島復帰の話はしたんですか?」
本部長「ちょとね」
記者「復帰になると年俸はどれくらいなんでしょう?」
本部長「3億が限界だなあ」
ってかんじの会話を記事にしただけでしょう
裏なんかとってませんが、記事になった時点でこれは「事実」でしょう。すでに黒田への評価に影響が出ますから。
15億、読売ジャイアンツ(フリスコと区別するため)ですら出さないでしょう。いや、出せないでしょう。国内で3億ですら余程の選手でしか出せません。
これはピッツバーグが年俸3億でオファーしたのなら話は別ですが。
くっち~さんもおっしゃっている通り、「ピッツバーグが年俸3億でオファーしたのなら話は別ですが」という部分は少なからずあると思いますよ。
もちろん、いくら39歳の投手であっても現役メジャーリーガーなのですから、古巣だという「甘え」がなかったらオファーはできないだろうというのは正しい指摘だとも思うのですけれども。
ただ、オファーするならヤンキースと同等の金額を出すべきだ、と断言できるものでもない気がします。
鷲田康氏がサンケイスポーツのコラムで書いていましたが、黒田は本気でヤンキース残留かカープ復帰かで迷っているらしいです。「選手生活を終える場としてどちらを選ぶか」という視点で。
大竹が抜けて先発の穴埋めをしたいと現実的に考えるんなら黒田より動かなければいけないのはスタンリッジやウルフ、久保辺りではないんですかね?
はっきり言って補強するポーズにしか見えませんね。
それとも本気でオファー提示してるんですかね?
だったら某弁護士ドラマの古●門弁護士に「いい加減朝ドラは卒業しろ!」と罵倒されて欲しいもんです。
広島球団はこの厚顔無恥力を活用して、ソリアーノにオファー出したらいいんじゃないですかね?
「短い期間ではあったが広島での経験あればこそのメジャーでの活躍だったと思う。2000安打も達成し、そっちでやることはやりつくした頃だろう。古巣の危機を救うと思って、3000万で日本に来てくれないか? 広島のAJになってくれ」(上から目線で)。
黒田が進路で悩んでいることと、広島のオファーは別の話でしょう。足元を見たと言うのなら、話は別ですが。
マツダの車って、日本円で10万円くらいですかね。
両者ともに縮小予算でドアマットチームという点では共通です.しかしマイアミはメジャー30球団一の経常利益をあげています.「勝つ」というスポーツチームとしての目標は放棄しているものの,商売としての球団運営という点では,きちんと結果を残しています(もちろんMLB機構からもキレられるくらいの悪徳球団として名を馳せることにはなりましたが).
一方の広島は収支とんとんが良いところ,おまけに勝てないとなれば何も良いところがありません.松田家による経営や,生え抜き偏重の首脳陣起用などこれまでのスタイルを変えてまで勝ちきるような姿勢がないのであれば,もう総年棒を5億円くらいまで削ってしまい,成績劣悪経営優良な日本版マーリンズを目指してほしいところです.
ただ
>広島は15億円以上の価値があるとされる人間を、ただ「元選手だ」というだけで3億円で買おうとしているのだ。
というのは、少し厳しすぎるかなと。
ファンとしては、「戻ってくる場所は、かわらず用意しているよ」という伝えるだけのことかと思っています。
黒田さんは単年契約を続けていますし、TV番組・情熱大陸やアスリートの魂でのぞかせたように契約や生き方に、独特の真摯な感性を
持った人です。その人物の将来の選択肢に入っていたいというのは、自然な感情ではないでしょうか。
決して、「3億で買おう」という意識では
3億で買おうというわけではなく、「これだけしか出せないけど、通常とは別の決断をしたときは、よかったら」という程度ではないでしょうか。正式なオファーなら、代理人をとおして、場を設けるはずですし。
また、最低限の良識があるファンなら
>「広島の精いっぱいのオファーを蹴った」と考えることはないと思います。メジャーで頑張って欲しいと、応援しながら「黒田ならもしかして」と夢を抱いているだけですから。
確かにカープはアフィリエイトの本にもあるように、問題のある球団ですが、長年応援してきたファンを辞められないのも現実です。その中で、球団に不満を漏らしながら、選手に希望や愛着を持つのもファンでしょう。
広尾さんの舌鋒がするどく、良識も理解するだけに、カープファンとしては辛いものがあります。
個人的には、毎年の穴埋め記事としてこういった報道をするスポーツ紙に、怒りを持っていきたくなります。
この情報は本部長氏が記者に話さなければ、外に出ることはない種類のものです。記事にしたではなく、させた、少なくとも記事になることを承知で話したのではないですか。
その通りですね。実際は、上でうーんさんが書かれている程度のものでしょうが、書かれることへの認識が甘いといわれても当然だと思います。
もしかすると、大竹投手がFAで出て行く可能性が高い中、ファンサービス・ガス抜きを狙ったものかも知れません。
いずれにしても、情けないですね。
ただ、ファンとしては、黒田さんに、そんな状態を謝りつつ、応援を続けることになるのだろうと思います。
黒田なら、もしかしてという夢想を抱きながら
などと察しの文化で片付けずに、一応具体的に欲しいという意思を示し続けて
金額の目安を挙げているなら、まだビジネスライクとも言えるのでは無いですか。
話にならない条件の差ですが(なので毎年本格交渉にならないのでしょうが)
実際にこれ以上出す気がないのであれば、この数字を提示するしか無いでしょうし。
黒田としても本気でカープ復帰が選択肢として入っているのであれば
事前になるべく詳細な条件を知っていた方が、帰った場合の自分を想定
し易くてありがたいでしょう。
ただそれは双方でのやり取りで済む話で、
マスコミに流れて記事になっているのはプロレス的蛇足ですね。
だとすれば、毎年、何人かの人が「黒田は広島を袖にした」と思う分けでしょう。広島のためにも黒田のためにも残念なことです。
サッカーと比較して愉しく読ませて頂いています。
その時に日本で通用するかどうかは知りませんがその時に現役は日本で終えてくれというならばまだ話はありでしょうね。
彼の今までのキャリアと伝えられているオファー内容から
「黒田は広島を袖にした」と思う人は、ほとんどいないのでは無いでしょうか。
どちらかと言うと、「条件が全く違うのに天秤にかけて広島復帰を考慮する、男・黒田」と
「FAで出て行った選手の帰りをいつまでも暖かく待ち続ける古巣市民球団」という
構図を定期的に打ち出すことで、両者の関係を好意的に捉えさせようという狙いでは。
イメージ面における利益・不利益であれば、むしろプラスに働いていると考えます。
そういう部分はあるでしょうが、私が黒田ならちょっと憂鬱だと思います。
まして、3億円なんて新聞の推定。その上、「黒田は阪神決定」と報じたデイリー(笑)
厚顔は言い過ぎでは?
赤字の会社が多いなかで球団は、黒字であることを誉められてもバカにされる事はないかと思います
3億円(推定)は、年俸表記の上での約束事です。この数字が出ると言うことは、それなりの情報を責任ある立場の人が、メディアに出ることを承知で話したと言うことです。
今のスポーツ紙が球団がリークされては困るようなことを書くことはあり得ません。
黒字の件はブログの中で紹介した堀さんの本を読めばわかりますが、広島の場合、自治体が建設した球場にただ乗りし、補強すべき金も惜しんで黒字を作っています。一般的な状況ではないと思います。
堀氏の著作は拝見しましたがあの内容はあくまで新球場反対派からの意見が強すぎ些か客観性に欠けますのであれだけで判断するのは記者の立場にある人間としては問題かと思われます。
説得力が皆無とは辛らつですね。大坪正則先生に球団と球場の関係についての資料を見せてもらいましたが、やはり広島の「ただ乗り度合」は相当高いと思います。
記者と言うのが私のことであれば、違いますのであしからず。ジャーナリストではありません。
後一般企業にたとえてもそんなに失礼ではない。1500万から300万の例えだと、それだけの金(日本人の平均以下だし)も用意できないのかという感じだが。年収15億の外資系金融社員が退社した後に、日経金融が年収3億で最高の待遇で、といってもそんなに失礼ではないと思う。黒田も日米で報酬に差があることぐらいわかっている。そもそも14億も出せる球団日本がにあるわけない。たしかに5億くらいは出して欲しいが。
プロである以上金額は評価だが、金以外の部分で人が動くのもこの世界の魅力だと思う、特に金額についてうるさくなってきている昨今の野球界でこういうのがあっても悪くないと思うが。アメリカは生え抜きとかといった概念が希薄だが(別にそれが悪いわけではない)、そういうのを利用して交渉するのも一つの戦略。
これは同意できる。
>広島の今回のオファーも同じ前提から出されているものだ。
「育ててもらった恩を忘れていないなら」「自分のことだけ考えていないなら」年俸3億を呑むべきだ。
これは完全に邪推。というか球団は黒田がメジャーに行ったことを非難しているのだろうか(この点は私は知らない)。それに、年俸3億を呑むべきだ、なんて球団は考えてないと思う(もちろん考えているかもしれないが)。どっちにしても球団に対して完全に悪意のある書き方だと思う。
>ファンよりも、選手よりも自社の経営を優先する企業なのだ。
これは当たり前。むしろ選手を優先する企業とかそっちがやばい。
確かにメジャー球団は黒田を広島にわすか3億で取られたら、面白くはないと思う。去年黒田がヤンキースより高額な年俸蹴っていることから、メジャーも黒田のそういうとこ多少はわかってんじゃないのか。知らないけど。
こういう陰湿な見方を一般論的に展開するブログがあるんだと勉強になった。
コメントありがとうございます。
どのあたりが陰湿でしょうか。
いろいろなニュアンスがあるでしょうが、私は名前を出してオープンに意見を述べています。陰湿とは誠に心外です。
私は選手本位主義の考え方からこう申したまでです。
事実、非公式にせよ3億円のオファーを出したわけですから、そこに何らかの意味性はあると思うのですが。
野球界、特に球団の体質を前提にして書いたつもりです。
追加すれば、広島は金以外の評価を黒田に提示したでしょうか。
正直なところ、本当に黒田が広島に帰りたがっているのならば、彼のほうからアプローチするんじゃないでしょうか。
彼はMLBプレーヤーですし、代理人がついています。FAで、しかも市場評価の高い選手ですから、チームを選ぶ立場にあります。
もし広島球団が黒田のことを真に大切に思っているならば、あえて広島からアプローチをせず、黒田(の代理人)のほうからアプローチがあるのを待てばいいんじゃないでしょうか。本当にチームのレジェンドとして大切な選手であれば、信じて待つことくらいできるでしょう。広島側からは「扉はいつでも開けている」そうコメントするだけで十分なはずです。
ただ、ヤンキースで優勝できるのかなあというのも私の感想です。QOが出た以上、他球団への移籍は考えにくいですし(あのドジャースですら手を出さないのでは?と言われていますし)。だったら広島に帰ってきてくれよと思うファンがいてもいいでしょう(笑)。
球場の件については耳が痛いですが、球場建築から維持までとなると、よっぽどお金持ちの親会社でないと。広島のやり方もジェフリー・ローリアほどひどくはないと思いますが。
黒田と鈴木本部長の人間関係がどれだけの距離感なのかわかりませんが、お互い分かってやってるような気もします。これで黒田がメジャーを選択しても、袖にされたと思う広島ファンは少ないと思います。この辺のファン心理は理解できないかもしれませんが、広島ファン気質だとご理解ください。
黒田が帰ってきて、引退後に広島のオーナーになってくれればいいんですがねえ(笑)。広島カープが松田家の家業になっている現状は好かんです(笑)。
昨年、どこぞの球団マスコットが「FA宣言」と称して提携企業や友好関係にあるスポーツチームの宣伝に奔走したのと似たようなものです。
反応する方が思うつぼというか、一度だけ「またやってるよ」と嘲り笑ってあとは無視するのが、誰にとっても幸せなのではないかと思います。
そのあたりのリアリティはわかりませんが、私はやはり問題があるかと思います。どちらかと言えば「物わかりが悪い」立場でものを言いたいと思っています。
本人の気持ちはわかりませんが気にするような男ではないのでは。
12球団ファン一の歪んだ熱狂度合いと民度の低さは知れたこと。
黒田について悪く言う輩もいっぱいいるんだろうね。
興味深い記事有難うございます.
カープが厚顔な球団という点では同感です.メジャーとの競合での3億提示だなんで,黒田さんに恥かかす様なものです.
でも本人の事情で帰国される場合に,3億なら出せます・・・というなら事情は変わるんじゃないですか?
>> 企業が、円満退社をして外資系企業で年収1500万円で働いている元社員に
「前のままの役職を用意するから300万円で戻ってきてほしい」
→Uタ-ンならアリでしょ.実際カープは何年も実際背番号空けて待ってる訳だし
まあ、有りだとは思うけど、確かにフェアではないかもしれませんね。
別にオファー出すのは球団の自由だし、広島としては欲しい選手に最大限の条件を提示しただけ
黒田が納得すれば契約すればいいし、話にならなければMLBの球団と契約すればいい、
外野がワーワー口を出す話ではない。
まあ個人的にはその金マエケンに回してやれよとは思いますが、
外野がワーワー口を出す話ではない。
では、どんな事ならOKですか?
お金も含めてプロ野球だと思うのですが。
それも仮定の話ですね。
「記事になった時点」で「事実」であれば黒田は阪神で投げてるはずでは。
黒田がFA取得後に「黒田阪神」を報じたのはデイリーですよ。
記事の「質」が違うでしょう。「阪神黒田」は憶測記事ですが、「黒田3億円」は事実報道です。もし「黒田3億円」がガセならデイリーは出禁になるはずです。
もっとメディアリテラシーを磨く必要があるのでは。
もっとメディアリテラシーを磨いてくださいね。
残念ですなあ。
この(推定)は、数字を示された場合の「約束事」です。
メディアが数字を公表できたということは、この数字を取材源が認めたと言うことです。1965年以来の習慣です。
>この(推定)は、数字を示された場合の「約束事」です。
>メディアが数字を公表できたということは、この数字を取材源が認めたと言うことです。1965年以来の習慣です。
これのソースは?
推測ですか?
結局ブロガーなんざ、既存マスメディアの報道を受けて自分なりの評価を垂れ流すしか脳がないんだな。
事実について裏をとるという責任ある作業について、全く価値を見出そうとしない。
程度がしれるねw
記者さんのお話ですが。もちろん(推定)と、実際が少し異なることはありますが、慣例として行われています。ドラフト制後、上限が設定された契約金を公表する必要ができたために作られた「妥協策」と聞いていますが。
この議論を続けて何か意義がありますか?
信頼できるソース元のデイリーが「契約の内容は基本的に教えてもらえない」としてますが、これは「憶測記事」ですか?
じゃあ推測ですね
ありがとうございました
コメントありがとうございます。ちょくちょくこの手の極論をいただきます。
ブログはまさに、「自分なりの評価を垂れ流す」ものです。
それからブロガーは原則として取材はしません。裏は取りません(あなたは別なのかもしれませんが)メディアの真偽を自分の責任で見極めて論じるものです。
そんなこともおわかりにならないのでしょうか?
それともそれ以外の意味ってあるのでしょうか。必ずご返事ください。
なんだそのオレルールw
どっから出てきた原則だよw
自分の意見を根拠あるものとして垂れ流したいって真摯に考えるのなら、
どんな立場であれ主張を導く根拠を探してくるもんだろ。
批判に対する責任は、究極のところすべてメディアに任せるって、
それなんの責任もないまま意見を垂れ流してるのとかわんねーじゃんw
つまらない方の誘いに乗ってしまいました。匿名性が担保されているはずのHNさえ、隠さないとコメントできないようなつまらない方にお応えして、時間の無駄をしました。
成りすましって、人間として一番卑しい行為だと思います。卑怯者!
くっち~さん、失礼しました。
と思ったらここの常連にそんな名前の人がいるんですね
名前が被っただけで卑怯者呼ばわりですか?
謝罪を要求します
文責って概念が決定的に欠如しとるw
メディアがその根拠だと思いますが。それ以上さかのぼる必要があればそうしますが。
ただ、確かにそういう部分は気を付けないといけません。以て自戒します。
当該の記事にそれほどの問題があったとは思いません。
コメント、ありがとうございます。口の利き方は悪いけど、真面目な方だと思います。
あなたが失望しないような記事を書くように努力しますので、今後もお付き合いください。
私は謝罪しません。偶然そうなったのなら、HNを変えていただかないといけません。
でも、お引き取り頂く方が良いかもしれません。言いがかりをされているように見えて信用できないので。
(推定)について問題点を記述した記事と、今回の「黒田3億円」の信ぴょう性は関係ないでしょう。メディアリテラシーとはそういう部分の判断能力も含まれると思いますよ。
それに記事にもあるように(推定)は取材に基づくもので、根も葉もない数字ではありません。
ごめんなさい、でも最近成りすましに関するクレームが非常に多いんです。
善意の方であったとしてもHNを変えられないのなら、ブロックします。
「関係ない」と言い切れるほど広尾氏はメディアリテラシーに自信がおありのようですので、これ以上は私から申し上げることは何もありません。
> 広島は生え抜き選手の年俸が高騰すると、FAで出ていくのを引き留めない球団である。
今はFA残留も認めているので、この文は誤りだと思います。結果的にFAしないで広島と契約するか、FAで退団した選手しかいないだけです。
恩知らずとか言われてたのはもう随分昔の話なんですが。
新庄の時でもそんなことを言っている人はいませんでしたが。
逆に「選手はみんなお金がほしいからメジャーに行くに決まっている」と侮辱しているのはあんたではないだろうか。
>自社の経営を優先する企業
赤字補填が広島はできないんだから当たり前だろう(笑)
あんたに経営をやらせたらカープはすぐに潰れそうだ。
もう相手にするのはやめましょう…
さすがにキリがないですよ
実はFBで、デイリーの方とも連絡を取りました。鈴木本部長の談話は他の記者も聞いていたのですが、件の記者だけが記事にしたようです。でも広島球団(すごくメディアにきつい)からはお咎めなしでした。
こういう形でさらに深いソースを把握している場合もあるのですが、ブロガーとしてはむしろ禁じ手だと思うので、必要がなければ公表しないことにしています。それにすべてのブログで同様の裏取りができるわけでもないですから。
メディアリテラシーは、私ももっと磨く必要があると痛感しています。
良かったらこれからもお付き合いください。
そうかもしれません、私は企業の事業計画を書くのが仕事(本業の一部)ですが、経営手腕はないと痛感しています。
でもコメントの文脈おかしいね。
「選手はみんなお金がほしいからメジャーに行くに決まっている」と侮辱している
って、どう読めばそうなるのか。
と、言うようなことをあなたは平気で書いておられるのです。
お付き合い?二度と来ませんよ。
書かれていることの意味が分かりません。残念ですが、お元気で。
管理人にはメアドで一発バレするのに。
一方、鈴木本部長はあくまでも3億で待つそうです。
今のところ戻る可能性は0でも、経営考えたらこれが限界なのは理解できますから。
ありがとうございます。
金額を表に出したのが悪いという部分についてですが、
そもそも広島が黒田に提示した金額が最初に表に出たのは、
2011年オフにドジャースからFAになった際です。
この際は年3億の複数年契約ということでしたね。
このオフに黒田がヤンキースと契約したのは2012/1/13と遅めでしたし、
シーズン中にドジャースからトレードを打診されていたこともあって残留の可能性は低く、広島としても復帰の可能性を真剣に検討したうえで最大限出せる額のオファーだったようです。
(黒田も年が年ですから、複数年となれば引退までという意味でしょうし)
ということで金額に関してはこの際に露呈してしまっているわけですから、
今更隠したところでしょうがないのではないかと思うのですが。
すいません、どこにそんな事書いていますか。筆者ですがわからないんですが。
まともに取材もしないでこうだったら面白そうなんて妄想をソースにしないで。
確かに今回が初めてではないかもしれません。その点では、この記事は「すでにニュースではないこと」をネタにしているきらいはあると思います。
広島は恥を知るべきです。擁護しているファンも然り。
デイリーの記事はちゃんとソースがありますよ。
黒田のコメントが無い以上金銭面よりも最後は日本でと考えている可能性だって決して否定出来ない
それを黒田が何も言ってないのに勝手に黒田は金を最優先で考える銭ゲバだと認定してるからこそ3億提示が失礼なんて話が出てくる
よくわかりません。
世の中に「銭ゲバ」でない人なんて、本当のところどれだけいるでしょう。
他人事だからそんなことが言えるのではないですか。
クオリファイングオファーの話から、「だからみんなMLBに行く」と自分で書いていて分からないんですね。
今年もオファーだしてやったぞ、こうすればお前ら喜ぶんだろ?的な意図が見え見え
フロントに踊らされてるファンがかわいそう
ああ、もう筆者が自分で簡単に認めてしまったね。
メジャーに行く奴は銭ゲバだから、と。
どちらが黒田を侮辱しているか良く分かりましたね。
広尾さんが黒田なら「もっと金よこせ」というだろう、という記事だったんですね。
それ、曲解しすぎでしょう。文脈も繋がっていないし、MLBに行く動機は「金」とはどこにも書いていないでしょう。国語的な議論はやめにしたいですけどね。
過去の記事も読んでください。あなたのコメントは私には単なる言いがかりにしか見えません。
このブログにも書きましたが、選手が高年俸を受け入れるのは、それが「評価」だからです。
もう一つ言いたいのは高年俸で契約する選手を「銭ゲバ」だと言うのは、全く無責任で、非情な発言だと言うことです。
私は「世の中金じゃない」と簡単に言う人は信用しません。
本当にそういう生き方をすることがどれほど大変かが、分かっていないと思うからです。
黒田がどう感じるかは一切関係ないんだよ
黒田がこの3億というゴミのようなオファーを失礼と思うか思わないか、
それは全く関係ない
清貧なツラをしてこのような厚かましいオファーをすること、
そしてそれをマスコミに公表すること、その事によって黒田の評価が
下がりかねない事が批判されてる
普通の人は15億に3億のオファーを出して蹴っても何とも思わないでしょう。
年俸3億を呑むべきだと言っている広島ファンはどこにいますか?
それが当然のことだとみんな理解しています。
「育ててもらった恩を忘れていないなら」「自分のことだけ考えていないなら」年俸3億を呑むべきだ。と主張する架空の愚民を想定して、理論を構築なさるのは勝手にすればいいと思いますが、そんな人はあなたの脳内にしかいませんよ。
もういいでしょう。
というオファー自体が厚顔無恥だと言ってる
黒田がどんな人間かは関係ない
広島はこれまで年俸が高騰すれば経営を優先するために生え抜き選手の放出を繰り返してきたにも関わらず突然人情に訴えかけるような真似を始めたのがおかしいという話
そんなものはありません。何ですか「愚民論」て。
現実にそんな人いますか?
いませんよ。
広尾さんの脳内にはいらっしゃるのでしょうが。
ですので「世の中の人は馬鹿だから、黒田の評価が下がる」という愚民論だと申し上げているのです。
責任ある立場の人が、そういうオファーをしたと言う事実があるわけですから、実際に受ける受けないは別にして、この話は成立しています。可能性を信じてオファーしているわけですから。
「世の中の人は馬鹿だから、黒田の評価が下がる」ってのは、理解不能です。
>確かに今回が初めてではないかもしれません。その点では、この記事は「すでにニュースではないこと」をネタにしているきらいはあると思います。
ということは、2011年オフのように黒田の契約が遅れ、
客観的にも金額以外にも様々な悩みがあるのではないかという状況でも
同じような記事を書かれるということでしょうか?
(実際に、黒田はヤンキースより高給を提示していたとされる
レッドソックスを蹴ったとのことですが)
全体としては正論な記事だと感じましたが、
2011年オフの経緯についてどう思われているのか分かりませんでしたので、
この部分についてお教えいただけないでしょうか。
15億に対して3億出すなんて雑談で話したって記事に他のカープ選手は
自分はそんなに安くないと納得させながらファンには
黒田とカープが相思相愛に思わせる、しかも正式なオファーでも無いから
黒田サイドも何も言えないからね、今は市民球団でも無いのに騙されてる
ファンが多すぎるのも事実、典型的なブラック企業なのにファンは信者化して
反論出来ないと屁理屈捏ねて某隣国と同じようですね、本当のファンならフロントにこそ文句言うべきでしょう
FAは選手が頑張り球団に貢献して得られる当然の権利なのに宣言したら悪者扱いですもんね
ブラック企業に洗脳されてるって自覚しないとダメでしょう
2011年の際は見落としておりました。
黒田も広島の責任ある立場の人も、黒田と広島の関係に関心ある野球ファンも、あなたが考える程度ことは大体理解しているのです。
その上での恒例行事に「黒田の評判に何がしかの傷がつく」というのがあなたの主張。
しかしこれが成立しないことは明白ですね。
年俸15億より年俸3億を呑むべきだ。と主張する人がいないと成り立たない理屈なのですから。
おっしゃっておられることが理解できないので、返事は控えさせていただきます。
まあ老婆心ながら最後に書き込ませていただくと、黒田も広島も茶番を演じているだけですよ。
そこに契約とは、選手の評価とは、オファーとは、なんてものをぶつけても「空気の読めないやつだな」となるだけでしょうね。
例えるなら映画の野球シーンに技術論を持ちだして批判する痛い人、ということになるでしょうか。
>2011年の際は見落としておりました。
承知しました。
当時からして広島の提示額にメジャーとの開きがある点は変わらないのですが、
「金額を表に出した」という部分にウエイトを置かれた記事のように感じましたので、
その部分についてどう思われているのかと思い質問させていただきました。
全体的に長文コメとなり失礼致しました。
黒田、広島の演技を茶番だと言い、「空気を読めよ」というのは、まんまと広島側の意図に載せられていることだと思うので、全く同意できません。
そんな空気を読むから、物事は良くならないのだと思います。悪しからず。
3億は広島球団の払える精一杯でしょうから、何が悪いのかサッパリ分かりません。もちろん、黒田がこのオファーを受ける可能性は限りなく低いですが、ゼロとも言い切れないでしょう。
↑
金のある巨人かソフトバンクかのファンがいいそうな台詞ですわな
オーナーの金庫にはたんまり金があるって?
自社の経営情況を最優先としないオーナーがいるのなら是非とも見てみたいものです
上にどなたかが書いてましたが、取材もできないブロガーの限界といった感じです
広島が黒田にオファーを出すこと自体は自由でも、金額を公にしてしまったことはよくないという印象を私も受けました。
NPB と MLB の年俸格差や広島のチーム内年俸基準はたしかに重要ですが、情に訴えるかのような(本気でない)プロレスをしたいのかと邪推してしまいます。
年俸や条件で評価を決めるプロの世界で交渉中の選手には失礼な話です。
ブログとはそういうものですし、ジャーナリズムとは違う意義もあると思っています。
なぜなら広島がオファーを出すのは黒田が力のある内に帰ってきたいと言ったからだから。
黒田も力がある内にカープがメジャーと張り合える金額を出せるわけがないと知っててそういった。
つまり、金額面で劣っててもいつか帰ってくるつもりですと言ったわけ。
社交辞令かもしれないけど黒田はメジャー行きの経緯や単年契約を繰り返す点等そうとも言い切れない部分があるからね。
この大前提を考慮せずに例えばオリックスがイチローにオファー出すのと出すのと同列に考えるのはアホだと思う。
黒田が力のある内に帰ってきたいと言ったから
というのは、私は知らないですね。公式なコメントはないと思います。感想のレベルではともかく、MLB選手がそういう不用意な発言はしないでしょう。鈴木本部長も「無駄だと知りながら」オファーしているわけですから、それはないでしょう。
関西では「アホいうやつがアホじゃ」という言葉があるの、ご存知ですか。
ドジャースやヤンキースでもトレード拒否とか、一度所属したチームに非常に拘る性格みたいだし
カープがオファーするのは日本ならカープ以外ないと言ってること、他の事情があるがあるのかも知れないが単年契約を繰り返してる当たりが理由だろうな。
多分他の選手のメジャー行った選手のようにドライな態度ならカープもオファーは出さないだろう。
それに確か黒田自身ドジャースを出る時だったかにカープ復帰を真剣に考えたと言ってたはず。
それが本心なら金額が低くとも黒田には一定以上の魅力があった訳で、オファーとしての有効性はある程度あったと言える。
ならば外野が失礼だなんだ言っても、本人にしてみればそれこそ迷惑な話じゃないかな。
失礼を先に詫びながら申し上げれば、今回一部で荒れたコメントがみられるのは、これが広尾さんのブログで取り上げるには「野暮」な題材だったからではないでしょうか。
個人的には、野球に限らず、スポーツや社会的な事象を記録(≒数字)で分析することは非常に意義がありますし、それを良識を持って書かれている当ブログをとても楽しみにしています。加えて、「物わかりが悪い立場」であろうと、はさまれている論評も客観的な立場では、好ましく思っています。
ただ、野球には、その競技そのものを愛する立場と、固有の球団や選手のファンがいます。もちろん、その両方を公平に持つ方もいますが、後者の比重が高い人が比較的多く、それもプロ野球に必要なものです。ある種のロマンが興業としてのプロ野球を支えているともいえるでしょう。
私も含めたカープファンの一部にとって「黒田さんならもしかして」という幻想は、プロ野球を愛する大きな原動力のひとつです。それとは別に「年棒」や「メジャーの魅力」も現実として理解しており、「もしかして」と思わせてくれることに感謝こそすれ、「裏切った」と本気で思う人は少ないはずです。例え、一部に「裏切った」という人がいても、そうではない人間が一定数以上いれば、救われるのではないでしょうか。
今回の件でいえば、デイリーの記事は「野暮」です。でも、それに「粋」な答えがあるかもしれないと信じている人がいる。その中で、それを「野暮」と指摘してしまう必要はなかったのかも知れません。
野暮には野暮の味がある、野暮と分かって愛している―プロレス的などの言葉を私なりに表現するとこうなります。それを公然と「野暮」と指摘しまっては、別種の野暮になってしまう。あるいは、ある種の驕りととられてしまうかもしれません。
私自身、これは日頃からこのブログをみている読者と、カープファンという両方の立場に立って至った考えです。我ながら情緒的な話で、当ブログには適さないかと思います。
ただ、59’Sの読者でもある身として、広尾さんには何となくご理解いただけるのかと思いコメントしました。
長文、失礼しました。
理解しました。ありがとうございます。
返信をいただけて、嬉しいです。
失礼かと思いましたが、コメントして良かったです。
これからも、よろしくお願いします。
毎年史上最高の出来です! みたいな
宣伝文句の踊るボジョレーヌーヴォーみたいな風物詩みたいなもんだと思ってましたが>広島のオファー
また違った見方も出来るもんですね。
しかし提示した金額まで出るのは初めてじゃないかしら?
「ああやっぱり」と言いたくなるせせこましい値段だったけど
ひょっとして前田健太の年俸抑制の毒霧なのかもしれませんね
「MLB屈指の黒田にすらウチはこの程度しか出せないんやで?
どういうことか分かるやろ? ん?」
みたいな。
※あくまでものの見方の一つです
そもそもカープ愛(笑)がメジャーでやりたいって気持ちより強いなら、最初からアメリカ行かないってのw
弱い、金がない、ファンは池沼ばっかり。
なんで夢のメジャーでの一線級の地位よりもこんなカス球団を優先するんだよw
良くないコメントだと思います。
あっちのキ..イじみた年俸高騰に付き合う必要はない。というか付き合える訳がない。
3億円はNPBで野球をやるなら最高評価。
メジャーでやるならご自由に。
オファーを公表することの印象操作はアンフェアだ、の一点だけ。
清貧のイメージを持ってネット上ではカープ贔屓な人が多いですが、実際は全くそんなことはなくてNPBの歪みを体現する敗退球団であることを白日のもとに晒す様な記事をこれからもお願いします。
仮に広尾さんが書かれていることが事実だとしたら黒田に失礼な話だと思います。
事実ならば。
でもそれは随分と意地悪な解釈じゃないかな、と。
私は最初にこのニュースを聞いたとき黒田に「戻ってきて優勝するために力は貸してほしいけれど出せるのは3億まで」と言ったのだと思いました。
「3億で戻ってきてほしい」とは全然違いますよね?
好意的に解釈しすぎかな(笑)
そしてこれは広尾さん自身が追記されているので更に確信を深めた訳ですが、やはり黒田にオファーをした訳では無いと思いました。
どう考えても変なんですよ。
他紙も同時に同じ話を聞いているのに何故デイリーだけが記事にしたのか、
しかもその記事も、敢えて「普通の会話の中」と書く理由は何か、随分と気を使った文章ですよね。
そもそもこの記事には「条件提示した」としか書いていません。
普通に考えたら「出せるのは3億円までだ」という話を広島と黒田が交わした内容でしょうし、記事は「15億の男を3億で獲得しようとするドケチ球団!」と読者にミスリードさせるのが目的でしょ、と思った次第です。
球団の社会常識とスポーツ新聞(しかも一紙だけ)のどちらを信じるか、と言われたらさすがに前者でしょう。
デイリーはどうとでも解釈できる記事を書いた、という風に考えました。
広島球団は記者に口止めをした、しかし正義感の強いデイリーは記事にした!
が真実なら広尾さんの解釈で正しいんでしょうけどね。
私は案外120でshinkさんが書かれたマエケンの年棒抑制が球団の真意のような気がします(笑)
記事を素直にとれば、「ふつうの会話」の中で3億円を提示したのではないかと思います。
ただ、金額による「評価」という点であるならばヤンキースの15億円の提示と広島の3億円という提示を安易に比較することはできないと思います。
黒田選手はプロです。
金額という点で自らの「評価」を見るということは当然だと思いますが、この球団は私をどの程度評価してくれているかという点では球団の資金力を考えると広島にとっての3億円は限界に近い評価であることは間違いないはずです。
黒田選手も広島東洋カープが自分のことは最大限に評価してくれているということはわかっているのではないでしょうか?
ですが黒田選手はプロですから、古巣の3億円が限界の球団、15億円を提示する球団でしたらどちらをとるか普通に考えて明白でしょうし、それは本人の意思なのでわれわれが男気だとか情とかどうこう言うことではないでしょう。
広島という球団が薄情かどうかというのは、仮に黒田選手が数年メジャーでプレーし、衰え、戦力として日本で通じるかわからないという状況になったとき、どのようなオファーを出すかで見極められると思います。
生え抜き選手がFAで高額年俸で他球団へと出て行く・・・これは広島東洋カープの市民球団という点を考えれば当然だと思います。
むしろ外資系から1000万のオファーがきている社員にたして300万しか引き続き出せないけどこのままでいてくれというほうが失礼でしょう。
ある種選手を素直に他球団へと放出することは広島にとっても選手にとっても円満なことであり、そこは「情」という問題ではないと思います。
球団創設からしばらくはたしかに株主構成からもそうした呼び名のふさわしい球団でしたが、初優勝の数年前に、経営安定化のため松田家に株を集約して創設メンバーを経営から放逐したのに、いまだに市民球団と呼ばれるのに大変な違和感を覚えます。
(現在はだいたいマツダ33%、松田家40% その他、といった具合)
そのように誤解されていたほうがイメージ上有利である、というのは分かりますが、誤解に基づいてファンが松田家の懐具合に配慮しなければならないということはないのではないかと思います。
せめて広島市議会が求めている経営情報の公開・透明化程度はやっていればまた違うのでしょうが、故松田オーナーの株式集約の際の
「経営安定化の後には再度株式を開放する」
という約束は一体いつ果たされるのやら・・・
球団の黒字運営が自治体と市民の好意で支えられているのに、市議会に対して経営情報の公開が行われていないのは大きな問題ですね。税金投入のおかげで挙がった利益を説明無しに私物化していると追及されたら反論できないかも。
市民球団の看板とのへだたりはずいぶん大きいけど、都合の悪い面に対する日本的うやむやさもあるのか、球団も周囲も見て見ぬふりというのが現状になっているようです。
コメントは、数年前に1度くらいしか書いたことはありませんが・・。
黒田投手の記事は、旧態依然とした広島球団に対して、とても的を得ているように思います。
なぜ、この記事に対してコメントがこんなに入るかというと、広島ファンは、数年来、黒田の発言などを耳にしているため、広島に「力のあるうちに」戻ることが、本当のことだと思っているからです。
さすがにヤンキースのエースを張っているうちはないだろう。
と思いながらも、これまでの経緯をよく見ている広島ファンにしか分からない感覚があるわけです。
それを察した球団の発言記事でもあるわけです。
オファーの金額は余計ですけどね。
このあたり、正解は今は誰にも分かりません。(もしかしたら黒田本人にさえも・・・)
いつか黒田が復帰、又は引退したときにでも分かるでしょう。
万が一、黒田が衰えたあとでなく、高年俸を蹴って、広島に戻ってくることがあったとしたら、「信じられない」という記事でも書いていただけると幸いです。
別にメジャー球団と張り合ってってことじゃなく、カープから巣立ったスター選手だから最後はカープでってことで、その時期は黒田本人が決めて下さいって意味で毎年このオファーを出してると聞いてます。
だから仮に黒田が来年、メジャーで全く通用しなくなって、登板機会を失った場合でもカープは3億円のオファーを提示します。
黒田本人もこのオファーがあるからこそ、単年契約で勝負できてるんじゃないかと思います。複数年なら半分ぐらいの年俸でしょう。
って書いた奴は、すげえ怖がりだな!HNも書けないくらい。
15億と3億を1500万と300万、たとえが極端ですね。
そんな額なら誰でも1500万を選びますよ。
今どき300万なんて、かなりの節約しないと生きていけませんよ。
「広島球団は何を考えているんだ」って、読んだ人は思いますよ。
でも実際は3億でしょ?
3億なら、税金を引かれても標準レベル以上の生活が出来るでしょう。
今までのMLBでの収入で、蓄えは十分にできていると思いますし
それほど黒田選手がお金に執着しているとは思えません。
もちろん広尾さんがおっしゃる通り、金額=評価とも思いますが
黒田選手はカープで投げることに金額以上の価値を感じているかもしれません。
そもそも3億って額は誰が言ったのですか?
黒田選手も球団も、年俸の話はしていないんでしょう?
カープ最終年にそれくらいだったからって、マスコミが勝手に言っているだけじゃないでしょうか。
私は実際は、もう少し金額は上だと思います。
もちろん10億以上とかは思いませんが。
黒田選手も年齢的に、そう何年も今期のレベルを維持できるとは思いません。
なので余計、3億という金額は違うような気がします。(5年10年と
高い年俸を払い続ける必要がない)
広尾さん、アンチ・カープですか?
ようこそ。
同じ話を何度もするのはうんざりしますが、3億あれば楽に生活できる。3億も15億も同じだと言うのは完全に的外れでしょう。
我々とは違う生活感覚があると思います。
それからコメントにも書きましたが、鈴木本部長が3億の提示をしたのは非公式ながら事実です。
前提が違うと、ご意見全体の価値がなくなると思うのですが。
コメントされるなら、ちゃんと読んでください。
早々のご返信ありがとうございます。
あまりに多くのコメント、さらに私にとっては小さい文字なので
全てには目を通しておりませんでした。
あくまで広尾さんの元記事に対してのコメントだったのですが。
失礼しました。
全部に目を通すのはつらいので、コメント番号でいえば
何番に目を通せばよろしいでしょうか。
お忙しいとは思いますが、是非教えてください。
>黒田は「恩知らず」とか「裏切り者」とか言われる筋合いは全くない。
こんなこと言ってる方々がいるんですね。
カープの球団関係者やファン、マスコミ関係者からよく聞かれるのでしょうね。
まさか、掲示板等で誰が書いたのかもわからないような書き込み見つけて、カープ関係者やファンが言っているように書いているわけではないでしょうし。
しかし、自分の周りにいるカープファンと黒田投手の話をすることがあるのですが、いままでこのようなことを言っている人はいませんでした。
私の周りにいるカープファンが稀なのかもしれませんね。
広尾さんが接し・調査してきた結果、多くのカープ関係者やファンは、このようなことを言うような人が多いのですね。
広尾さんのこの言葉を見るだけで、カープファンには、心無い人が多いことがよくわかりました。
もう少しはっきり言わないと、何が言いたいのかよくわからないです。
文中に書いてある通り、張本勲などはMLBに挑戦する選手に対しことあるごとに「育ててもらった恩を忘れて」と言っています。それを下敷きにして書いたことはわかると思いますが。
あなたのご近所の方の話ではないです。
>黒田は「恩知らず」とか「裏切り者」とか言われる筋合いは全くない。
裏切り者という表現は、カープの関係者やファンが使うと連想されますよ。
張本さんがとは書いていませんし、文脈からカープファンが言ってるように受け取る人もいます。
広尾さんが、受け手がどう感じるかを想像できていないだけです。
受け手が悪いと思っている書き手は成長できないと思います。
>それを下敷きにして書いたことはわかると思いますが。
広尾さんが、自分を正当化しようと書きたい気持ちは分かりますが、広尾さんの記事を読んで、「カープ関係者・ファン」の意見だと思う人はいるのです。
そこで、自分の伝え方に問題があったかどうかを振り返ることができるか。それとも批判には、まずは反論・言い訳を用意するかで、書き手としての度量が分かってしまうのではないでしょうか。
広尾さんは、批判を受け入れる。ということができない人だとは感じました。なんとか反論しようと頑張るのでしょうね。
自分の意見に批判する相手にはとことん反論しないと気が済まないのでしょう。
自分への批判に対して最後に自分の反論レスで締めくくらないと落ち着かないって感じありますか?
私個人にご興味がおありのようですが、不毛だと思うので、私はこうした議論はしたくありません。そういう議論をされるあなたにも興味がありません。
国語の授業みたいな議論をいまさらする気もありません。駄目だと思えば、お見限りくださればよいのです。
私は、同意すれば応と言い、違うと思えば否と言っているのみ。
野球についてのサイトですので、悪しからず。
広島にとって、3億は上限ギリギリの最高の評価の証です。マエケンでさえ2億台なのです。広島には赤字になった際、補填してくれる企業は存在しません。ですので、必ず黒字にしなければなりません。黒田投手自身も、カープに対し深い愛と戻る可能性を示唆しているわけなのですから、【いつでも戻っておいで、待ってるよ。】の証として、毎年3億円最高の評価を提示するのです。よくも知りもしないくせに堂々とブログに書かれているあなたの方が、バカにしているとしかおもえません。失礼いたしました。
ようこそ。
「松田商店はなぜ赤字にならないか」の著者の堀治喜さんとは厚誼を賜っていまして、広島野球ブックフェアにも出展します。是非お目にかかりたいものです。
広島カープの経営状態は、かなり知っているつもりです。
「お金がないから1/5のギャラできてください」というのは、まともな企業のオファーなんでしょうか?
広島カープは黒田博樹と友達関係ではないでしょう。ビジネスとして成立しないのならオファーはしないのが普通ではないでしょうか。
黒田に対して14億を払える球団は、カープどころかNPBでは存在しないでしょ?カープに限らず、NPBでは3億くらいが適正価格ではないかと思いますよ。
なので、カープが3億でオファーを出したからといって、それが「不誠意」になるとは思えないです。
カープの側が日米の経済格差を知らないはずもありません。知っていて、彼にオファーをしたとすればそれは厚顔無恥でしょう。
カープと無関係な「14億円のメジャーリーガー」にオファーを出したわけではないですし。
それに、「◯◯に行きたい」という意思は、所謂ビジネスライクな考えとは別のものではないでしょうか。MLBに渡って行ったNPBの選手にも同じ事が言えます。野茂が、イチローが、そして黒田が、ビジネスをしに海を渡ったとは思えません。
黒田が「最後はカープで」の発言も同じ事ではないでしょうか?
その選手の「意思」と、「球団側の現状正当な価値観による提示額」。これは対等でないといけません。
そこに経済格差や他国の市場価値を持ち込む事はフェアではないですよ。
ビジネスライクでないオファーと言うのが存在するのかどうかわかりませんが、そうだとすればカープはなぜ3億円を提示したのでしょうか。
黒田が帰ると決めたら金額の多寡にかかわらず帰るでしょう。出す必要があったとは思えません。
それに対して球団は「3億提示」というビジネスの席を設けたわけです。
これで成立しますよね。
それを飲むか飲まないかは当事者の意思。
そもそも、この件のブログ、スポーツ紙の記事を憶測で解釈したにすぎませんよね。記事の正当性は別として、公式発表されたわけでもないですし、黒田が交渉の席についたわけでもないわけで。
たとえ、これが公式発表でこの提示額で交渉したとしても、球団が「厚顔無恥」とは思えないです。
カープは、ビジネスライクでない黒田の気持ちに付けこんで、非常識な価格を提示したと言って良いのではないでしょうか。
14億の年俸の選手に3億のオファーを出すのがまともだとはとても思えません。いくらの提示をしようとビジネスはビジネスですが、金額は選手の価値、評価です。日米球界の格差がどうであれ、今「14億の価値がある」と見なされる黒田に、3億円の提示をするのは失礼だと思います。
知り合いの芸能人に「昔世話してやったから」と安い金額で出演依頼する人がいますが、それと同じ気持ちの悪さ、なれなれしさを感じ不快に思います。
憶測云々の話は何を言っておられるのかわかりません。
9か月も前の記事ですので、これくらいにしましょう。
「非常識」だとか「失礼」にあたるかは当事者が決める事だと思いますよ。
そのお互いの言い分に折り合いを付けるのが、交渉でしょう。
「今、14億の価値がある」というのは「どこで」ですか?14億の価値はMLBでの価値であり、例え同等の価値があったとしても、市場規模が違うNPBの球団、3億円しか払えないカープは交渉の席につく資格がないのでしょうか。
黒田の「広島で」の意思は無視ですか?
そこをちゃんと折り合いを付けるのが「ビジネス」ですよ。
一言だけ。14億の価値があるのは、アメリカだけではなく世界中でですよ。NPBが価値に見合うだけの金が出せないだけで、そんなローカルな交換レートはありません。
NPBの3億とMLBの14億が同じ価値なら、なぜ日本人選手はアメリカに行こうとするのでしょう?
分かるのなら教えてください。
批評と言うのは外部から見て評価することです。本人にしかわからないと言ってしまえばブログも記事も書けません。今度こそおしまい。
みんながみんな、お金のために動いてるんじゃないんですよ。
これでも、あなたは広島を無神経だというんですかね?
もしそうだとしたら、あなたの方が「厚顔」だと思います。
まぁ個人のブログですから、こんなこと言うのは野暮なことなのかも知れませんが。
言いたいことがあるなら、名無しはやめましょう。びびってちゃ、意見は言えません。
残念な人間には理解出来ない価値観があるって事だと思います。
黒田と広島の関係、お互いの思いの深さ等は当人同士しか知る由もない事で、経済的な価値観でしか物事を推し量れない、小さな小さな物差ししか持っていないあなたには理解不能でしょうね。
今回の黒田の決断をあなたがどう評価するのか楽しみです。
おそらく歪んだ物の見方で、広島球団及び黒田の決断を純粋に捉える事はないのでしょうけど。
通りすがりが何をぶつくさ言っているんでしょうか、HNを付ける気がないのなら、さっさとどっかへ行っちゃってください。
さて本題。失礼、厚顔と攻撃的な言葉を使われますがそれを判断するのは黒田選手本人ではないのでしょうか。これまで黒田選手はオファーに対してちらりともそんなそぶりを見せたことはなく、個人的な連絡ででも黒田選手が広島にやめてほしいと伝えれば広島はオファーをやめたことでしょう。
しかし実際は黒田選手は広島のオファーを受けた、黒田選手にとって失礼でもなんでもなかったということと思われます。今回の広島のオファーは十数億の差を埋める、もしくは超える理由が黒田選手にとって存在したということでしょう。
それが何なのかは外野に人間にはそうそう判らないのですが、少なくとも人それぞれ思い思いの価値や基準があるということは認められたほうがいいのではないでしょうか。年俸(収入)もその一つであり、多くの人にとって大きなウエイトを占めるものではあるでしょうが万人共通の絶対基準となるにはいささか力不足です。
その一つだけの基準をもとに、黒田選手自身の考えを無視(あるいは妄想)して批判をするこの記事はあまりよろしくないと一読者として感じます。偏見や、悪意的な意図、解釈もあるように個人的には感じられました。
拙筆ゆえに長々と文章を書いてしまいました、申し訳ありません。では失礼します。
HNなんてどうでもいいというのは、コメント受ける側のことを考えていないと言うことです。少なくとも大人の対応ではありません。最低限のマナーだと思います。ブロガーの中には名無し、通りすがりは原則無視する人もいます。
実社会でもそういうことはたくさんあります。気を付けた方がいいでしょう。
多くの皆さんは、この議論は「黒田がどう思っているか」を詮索しておられますが、そういう議論ではありません。
人の思いは人それぞれです。ある処遇に対してどのように思うかは人それぞれでしょう。
それを慮っても無意味です。
私が言いたいのは、黒田という野球人に対する評価や処遇が妥当なのかどうか、ということです。個々人の思いではなく、機構や球団、ファンが、その選手、選手のとった行動をどう評価すべきか、について意見を言っているわけです。
「本人が良ければいいじゃん」では議論のしようもありません。
本題について、人それぞれを慮っても無意味とおっしゃいますが、私にはそれがとってどうにも引っかかるのです。黒田という野球人に対する評価や処遇が妥当なのかどうかとの言葉通り、黒田選手に対する評価、処遇なのですから黒田選手本人のことを無視したような書き方やそれに起因する批判はどうかと思った次第です。
この部分において広尾さんと私の考えは真っ向から食い違っているようですし、これも先ほど私が自分で言った「人それぞれ思い思い」によることなのかもしれません。
ですがだからと言って本人のことを考えても仕方ない、そういう議論ではないというのはあまりに悲しいと感じます。
広尾さんはコメント受ける側のことを考えていないとおっしゃり、それはブロガーに対する最低限のマナー、大人の対応としてもっともな意見だと思います。
しかしならばこそ、ライター(書き手)も記事を書かれる側である黒田選手のことを考え、最低限のマナー、大人の対応で文章を書く必要があるのではないでしょうか。
ライターという方々にも様々な方がおり、ゴシップ的な書き手によく見られるイメージがありますが中には書かれる側を無視した低俗な記事や中傷紛いの内容で人を傷つけたり、裁判のような騒動になった方もおられます。
しかし広尾さんは上述のように秩序的な思考をお持ちのようです。なのに黒田選手の考えを無視してこのような批判記事を書くのはどうなのかと、悲しいと思っているのです。
金銭面で、4億円超+出来高。その他に、広島での生活のサポート、今後の引退後の仕事の提供。契約にどういったことが含まれているかご存知の上で、「失礼」と言っているのでしょうか。
細かい契約の中身は、球団側と黒田側しか知らないのであれば、知らずに「失礼」と決めつけている貴方自身の方が失礼だと思います。
MLBの各球団、カープが提示した条件、それを黒田側が判断してカープと契約した。
それぞれの契約を失礼かどうか判断するのは、黒田側です。
黒田側が失礼だと発言したのであれば、それに関して賛同する記事を出すのも、批判する記事を出すのも、記者の考えで出せばいいでしょう。
しかし、誰も広尾さんに失礼かどうかの判断を求めている訳ではありません。
広尾さんが、失礼かどうかを判断するものでもないですし、広尾さんが判断するだけの情報を持っているとも思えません。
契約の中身も知らず、カープ側の提示を失礼だといい、黒田側が失礼と思っているかどうかも分からず、黒田側が失礼な提案を「受けてあげた」。なんていう体で勝手に書くのは、それこそ失礼な話です。
黒田投手は、「失礼な提案を受けてあげる」ような人ではないと思いますけどね。
>「前のままの役職を用意するから300万円で戻ってきてほしい」
>というようなことがあり得るだろうか。
その代り、出来高はきちんと用意する。
単年で埋められない年収分を、生活環境など他の部分のサポートで出来る限り埋めていく。
将来を含めた長期的なサポートをしていく。
一生の付き合いをしていく。
そういう形で単年の年収分の差を埋めることはあると思いますが。
それを失礼な提案だと思うかどうかは、提案された側の気持ちの話しで、契約の中身も知らない他人がとやかく言う話ではないとは思います。
広尾さんのおっしゃる、一般社会の感覚として。
マネーゲームに参加しないのは事実として。
情に厚い球団ではない。というのは、聞き捨てならないです。
もちろん、選手によっては評価されないと感じる人も、誠意が足りないと感じる人もいるでしょう。
球団からのオファーがなく、広島に何らかの形で残りたくても残れなかった人もいるかもしれません。
ただ、河内投手や戦力外にはなりましたが球団職員になった松本高明選手。
こういった面を無視して、情に厚い球団ではない。と言われるのは、心外なファンもいるのです。
私のことではありますが。
カープは、年俸の上がり具合は渋い面は確かにあります。
しかし、その分、下がりにくい面もあります。首になりにくい面もあります。
ある程度の年齢になれば、再就職が難しいことも考慮して球団の仕事を斡旋してくれる球団です。
他球団より高給になりにくい面はあるでしょうが、それだけで情に厚くないというのは納得いきません。
もう100人以上の方と議論をしているので、同じ返答になります。コメントのやり取りを見ていただきたいのですが、もう一度だけ。
今回の黒田の契約は、彼自身が納得して行ったことですから失礼だとは思っていません。
ただ、前年までずっと広島が提示してきたオファーは10数億の選手に対して3億を提示していたわけですから、失礼だと思います。
他に条件を付帯していたのかは分かりませんが、10億余の金額差を埋めるものではなかったと思います。
結局、黒田の球団への恩義の気持ちに対して球団側が甘えたオファーだったと思います。
私が自分のブログで「失礼だと思う」と書くことを否定されるのはおかしいと思います。あくまで意見なのですから。
>その代り、出来高はきちんと用意する。
>単年で埋められない年収分を、生活環境など他の部分のサポートで出来る限り埋めていく。
>将来を含めた長期的なサポートをしていく。
一生の付き合いをしていく。
どこでその情報を仕入れられたのですか?
あなたはもともと肯定的に受け止める先入観があったうえで、モノを言っておられます。
それも単なる想像でしょう。
黒田も広島も関係がずっと続くのは、気が重たい話だと思いますが。
>契約の中身も知らない他人がとやかく言う話ではないとは思います。
他人の契約をとやかく言うなと言うのなら、こうした言論は全部アウトになってしまいます。批判ができなくなります。
あなたは広島は情に厚い球団だと勝手に思っています。
具体的には言いませんが、私は取材などで広島カープとの接点もあり、それなりの根拠があって、広島がブラック企業に近いと断じています。
良い例もたくさん出てくるでしょうが、悪い事例にも事欠きませんよ。
あなたの広島のイメージを毀損して申し訳ないですが、私の経験で言えば、広島はメディアに対して最もきつい言論統制をするチームです。批判を許さないと言う点では巨人と双璧です。
また非常に金にシビア(汚いと言ってもいいかもしれません)な球団だと思います。
その上で、十分に儲かっています。
メジャー並みの額が提示できないだけで、失礼と批判するのは納得いかないです。
>その上で、十分に儲かっています。
カープは、独立採算性です。企業の広告費としてマイナスを許せる経営ではありません。
企業として、地域に貢献することはもちろんですが、球団職員、関係者に、安定して給料を払い、暮らしを支える義務があります。
そのために、十分な内部留保と財務の健全化は必須です。
基本的には損失を誰かが埋めてくれるわけではありません。
財政破たんして市民の税金で助けることを前提とはしていません。
あなたが納得されるかどうかは別にして、10数億の値札の付いた商品を3億円で買おうとするのは、多くの人が納得いかないのではないでしょうか。
日米の経済格差はそれ大きくないし、ボーダレス社会ですから。
広島が独立採算なのは周知のとおりです(一説にはバックにパトロン企業があるとされますが)。でも彼らは採算ラインすれすれではありません。松田一族が十分に食べていけるだけの所得を得ています(もちろん、マツダ車のディーラーという別会社の所得もありますが)。
それを良しとするかどうかは難しいですが、黒田博樹が十億円以上も大損こいて入団するのを考えれば、私はずるいと思います。
私は納得いかないという思いはないです。
どんなオファーをするかは球団の考え方次第ですし。
山本一義さんや新井貴浩選手へのオファーにも失礼だということでしょうか。
受け手が判断するだけの話しで、受けてが失礼と判断したのであれば、それについての見解を述べるのは構わない思います。
しかし、外野が代弁者面して批判するのは違うと思います。
カープの球団を批判するために黒田を出汁にした感じがして嫌な気持ちになりました。
カープが十分な黒字を出して、経営陣が利益を得ているのがいいかどうかは別の話しです。
ただ、株式会社が、株主のチェックやきちんとした監査を受けたうえで、国に指導されないのであれば問題はないとは思っています。
財政破たんしないよう、財務の健全化を十分に図っていって貰うことに自分は異存がありません。
内部留保をきちんと積み上げることで、室内球状の建設・応援スペースの改築等、インフラ整備などにも資金を使える。
そのために十分に財務を安定させてもらうことには異存がありません。
そして、寮や2軍の球場、選手・関係者・スタッフの福利厚生などにも十分に資金を使える状況を作ってもらいたい。
球団職員・関係者にしっかりと給与を払うことも大事なことです。
給与がしっかりしていなければ、次の代なども見据えた人材の確保に支障が出るかもしれません。
単年・数年の赤字などで、破たんしないような財務の安定化も必要なことです。
さて、カープはそういうことを全く考えていないゼニゲバ球団なのでしょうか?
お金をかき集めるためには、選手のことを道具としか思わないようなゼニゲバ球団ということを周知したいのだとは思いますが。
あなたのご意見はそれでよろしいのではないでしょうか。
何があっても広島は悪くないと言うのは、意見ではなく信仰に近いと思いますが、あなたが幸せならばそれでよいでしょう。
ここは私のサイトです。全く説得力のないあなたのご意見で私は意見を翻すことはしません。
あなたご自身のサイトで、そのようにご意見を表明されて、私を批判されてはいかがでしょう。
いろいろ調べていますが、わざわざあなたのためだけに新資料を出して説得することはしません。
しかし、新資料さえ出せば反証できます。
でも、出さないでおいてあげます。
ということですね。
分かりました。
一読者のためにそこまでしません。特定のメディアのために取材した資料は、公開できないものもありますし。
恐らく、新資料を出したところでご理解いただけないと思います。経営の専門家ともお見受けしませんし。
何を出してもあなたの「広島愛」はかわらないでしょうし。
非上場企業ですから非公開です。
>それも単なる想像でしょう。
広尾さんも、カープと黒田側との契約の中身を知らずに批判しているじゃないですか。
4億円超+出来高。その中身をご存知ではないですよね。では、中身を知らないのに、失礼と判断するのがおかしい。ということでいいのではないですか。
これ以外の条件も何かしら契約に含まれていると思っていますが、そういうことはあり得ないと思いますか?
財務諸表が見れないのに、運営方針の批判をしようがないと思いますが。
収入に対しての支出や内部留保。設備投資の割合。販促費の割合。そういうものを判断のしようがないです。
判断のしようがないものを憶測と噂話で批判しているだけですか。
支出についての批判をする情報すらもっていない。に訂正します。
もういいでしょう。私は今回の黒田の契約は失礼ではないと言っています。2回目ですよ。
ご退出ください。中身がつまらないので。
当時、この記事を書いておいて本当によかったと思っています。
感動巨編って、100g98円くらいの安いドラマだったと思います。
選手の批判をすることを「失礼」とは言わない。
プロ野球ですから「お金」ですよね。
ファンのことは知ったこっちゃありません。勝手に応援しているだけでしょ?
その後、黒田博樹さんにはインタビューをして素晴らしい選手だということはわかりました。彼が復帰した意味もよくわかりました。さ来年あたり本に書くと思います。
広島カープとも話をする機会があります。昨日も広島本社で打ち合わせをしましたが、あの時私が書いたブログに間違いはないと確信を深めました。
いずれにしても3年も前のことで、かんかんになっても仕方ないでしょう。間抜けなことだと思います。