新ポスティングシステムは、ようやく締結された。押し詰まった時期ではあるが、日米の野球界は新しいルールを共有することになった。
NPBでもMLBでも経営者が集まってこのルールについて協議をし、最終的に合意した。
喧しい議論があっただろう。MLBでは金満球団が不満を漏らしただろうが、数で優勢なお金持ちでない球団が押し切ったのではないだろうか。
当初、ポスティングシステムは、一部の金満球団だけを相談相手として進められたようで、MLB機構側は、その他の球団から「わしらをはみ子にするな!」という抗議を受けた。その負い目があるだけに、金満球団も強く出られなかったのではないか。
NPBのオーナー会議では、楽天だけが締結に難色を示したが、11球団が賛同した。
ポスティングシステムをめぐる問題は、今年に関して言えば、たった一人の選手のためだけにある。
楽天の田中将大という好投手がアメリカに行くことができるのか、できないのか、それだけである。
田中本人は、ここに至るまで一語も「MLB挑戦」について明言しなかった。昨年「将来的にメジャーでやりたい」という意思表示はしていたが「今年移籍したい」とは一言も言わなかった。
しかし、新システム締結直後の17日に田中は記者会見をして「大リーグに挑戦したい」と明確に述べた。
これは大きな意味がある。今年の活躍ぶりを見れば、彼が大きな決意を秘めていたのは間違いないところだが、これまではあくまで憶測にすぎなかった。しかし、彼が自身の口で「来年、メジャーに行く」といったことで、事態ははっきりと固まった。
田中は、今季を「NPBでの集大成の年」と定め、例年以上に頑張ったのである。その結果、球史に残る成績を収め、球団も初優勝した。それもこれも、すべては「今年が最後の年」だったからだ。
ファンの多くはこのストーリーを認識していたから、楽天、田中を応援した。星野仙一監督の無理な起用も、「今年が最後だから」という認識があったからだ。
しかしここへきて、楽天球団は田中の米移籍に難色を示した。
田中がMLB移籍の意思表示をしなければ、形式的にせよ「田中と話をして、移籍は時期尚早ということになった」と言う理屈をこしらえることもできただろうが、田中が意思表示をしたことで、楽天は単に「貰える金が少なくなったから」反対していることが露呈してしまった。
身もふたもない話である。


楽天の三木谷浩志オーナーは、新自由主義の旗手と言われている。新自由主義とは有体に言えば「儲けることが善」であり「何でも金に置き換える」考え方である。
その三木谷氏からすれば「貰える金が少なくなる」ことは「悪」以外のなにものでもないから、当然のごとく反対しているのかもしれない。
しかし、そこに人に共感させる「情理」が不在なのは明らかだ。
楽天市場はイーグルスの優勝に際して「77%オフ」という派手な優勝セールを行った。しかしそれに参加した中には、
京都「茶游堂」の抹茶シュークリーム(10個入り)を、 「通常販売価格1万2000円」「77%オフで2600円」
など、むちゃくちゃな不正表示をする店舗もあった。
これは店舗のモラルの問題ではあるが、市場を運営する楽天の意識も、従来の「商売人」とは違っていたと思われても仕方がない。
楽天は私も大いに利用しているが、ECにはそういう一面があることを認識している。
今回の事件で、世間の多くは
「楽天市場であこぎな商売をする楽天だから、金に汚いのは仕方がない」
と認識するようになったはずだ。
そもそもポスティングシステムで球団に入る金の正当性には疑問がある。
松坂大輔やダルビッシュの際に5000万ドル以上の金額になったのは、入札によって競争が生じたからだ。たまたま金満球団の財布にその金があったからで、数字にさしたる根拠があったわけではない。
NPB球団は選手の育成には「元手がかかっている」と言うかも知れないが、選手はその金額に見合う活躍をした。だから評価が高まったのだ。
ポスティングによって球団へ入る金は「少し早く手放すことになる球団への落とし前」に過ぎない。
昔、女郎を年季があける前に自分のものにするためには、「落籍料」というまとまった金を女郎屋に払う必要があったが、ほぼそれと同じようなものである。
ポスティング費用は「正当な対価」というよりは「みかじめ料」に近いものだ。あまり胸を張って主張できる金ではない。
ある経済学者によれば、人は「才能や努力に対して支払われる対価」は概ね好意をもって受け止めるが、「幸運や利権によって懐に入る金」には否定的だと言う。
ビッグマネーを手にするスポーツ選手が、大企業の経営者などより人気が高いのは、まさにこうした理由に拠るのだろう。
楽天が手にする「ポスティングシステムによる応札金」は、後者のお金だ。「50億」の皮算用が「20億」になったからといって、世間は同情しない。
楽天は景気の良い会社だと言われている。
けちけちしないでポスティングで入ってくる金額をどーんと「東北復興」に全額寄付してはどうだろうか。
「あぶく銭」を「活き金」に変えることで、得る物は非常に大きいはずだ。
たかが「30億」の「はした金」で(私にとってじゃないですよ)、女々しい態度をとることで失うものは、予想外に大きいことを認識すべきだ。
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喧しい議論があっただろう。MLBでは金満球団が不満を漏らしただろうが、数で優勢なお金持ちでない球団が押し切ったのではないだろうか。
当初、ポスティングシステムは、一部の金満球団だけを相談相手として進められたようで、MLB機構側は、その他の球団から「わしらをはみ子にするな!」という抗議を受けた。その負い目があるだけに、金満球団も強く出られなかったのではないか。
NPBのオーナー会議では、楽天だけが締結に難色を示したが、11球団が賛同した。
ポスティングシステムをめぐる問題は、今年に関して言えば、たった一人の選手のためだけにある。
楽天の田中将大という好投手がアメリカに行くことができるのか、できないのか、それだけである。
田中本人は、ここに至るまで一語も「MLB挑戦」について明言しなかった。昨年「将来的にメジャーでやりたい」という意思表示はしていたが「今年移籍したい」とは一言も言わなかった。
しかし、新システム締結直後の17日に田中は記者会見をして「大リーグに挑戦したい」と明確に述べた。
これは大きな意味がある。今年の活躍ぶりを見れば、彼が大きな決意を秘めていたのは間違いないところだが、これまではあくまで憶測にすぎなかった。しかし、彼が自身の口で「来年、メジャーに行く」といったことで、事態ははっきりと固まった。
田中は、今季を「NPBでの集大成の年」と定め、例年以上に頑張ったのである。その結果、球史に残る成績を収め、球団も初優勝した。それもこれも、すべては「今年が最後の年」だったからだ。
ファンの多くはこのストーリーを認識していたから、楽天、田中を応援した。星野仙一監督の無理な起用も、「今年が最後だから」という認識があったからだ。
しかしここへきて、楽天球団は田中の米移籍に難色を示した。
田中がMLB移籍の意思表示をしなければ、形式的にせよ「田中と話をして、移籍は時期尚早ということになった」と言う理屈をこしらえることもできただろうが、田中が意思表示をしたことで、楽天は単に「貰える金が少なくなったから」反対していることが露呈してしまった。
身もふたもない話である。
楽天の三木谷浩志オーナーは、新自由主義の旗手と言われている。新自由主義とは有体に言えば「儲けることが善」であり「何でも金に置き換える」考え方である。
その三木谷氏からすれば「貰える金が少なくなる」ことは「悪」以外のなにものでもないから、当然のごとく反対しているのかもしれない。
しかし、そこに人に共感させる「情理」が不在なのは明らかだ。
楽天市場はイーグルスの優勝に際して「77%オフ」という派手な優勝セールを行った。しかしそれに参加した中には、
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これは店舗のモラルの問題ではあるが、市場を運営する楽天の意識も、従来の「商売人」とは違っていたと思われても仕方がない。
楽天は私も大いに利用しているが、ECにはそういう一面があることを認識している。
今回の事件で、世間の多くは
「楽天市場であこぎな商売をする楽天だから、金に汚いのは仕方がない」
と認識するようになったはずだ。
そもそもポスティングシステムで球団に入る金の正当性には疑問がある。
松坂大輔やダルビッシュの際に5000万ドル以上の金額になったのは、入札によって競争が生じたからだ。たまたま金満球団の財布にその金があったからで、数字にさしたる根拠があったわけではない。
NPB球団は選手の育成には「元手がかかっている」と言うかも知れないが、選手はその金額に見合う活躍をした。だから評価が高まったのだ。
ポスティングによって球団へ入る金は「少し早く手放すことになる球団への落とし前」に過ぎない。
昔、女郎を年季があける前に自分のものにするためには、「落籍料」というまとまった金を女郎屋に払う必要があったが、ほぼそれと同じようなものである。
ポスティング費用は「正当な対価」というよりは「みかじめ料」に近いものだ。あまり胸を張って主張できる金ではない。
ある経済学者によれば、人は「才能や努力に対して支払われる対価」は概ね好意をもって受け止めるが、「幸運や利権によって懐に入る金」には否定的だと言う。
ビッグマネーを手にするスポーツ選手が、大企業の経営者などより人気が高いのは、まさにこうした理由に拠るのだろう。
楽天が手にする「ポスティングシステムによる応札金」は、後者のお金だ。「50億」の皮算用が「20億」になったからといって、世間は同情しない。
楽天は景気の良い会社だと言われている。
けちけちしないでポスティングで入ってくる金額をどーんと「東北復興」に全額寄付してはどうだろうか。
「あぶく銭」を「活き金」に変えることで、得る物は非常に大きいはずだ。
たかが「30億」の「はした金」で(私にとってじゃないですよ)、女々しい態度をとることで失うものは、予想外に大きいことを認識すべきだ。
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コメント
コメント一覧
一点、そもそも「野球の話」として見た場合に、田中が楽天を退団してMLBに移籍することが最も望ましい、という前提がどこから来ているのかが少し不思議です。
新興球団が戦力的にやっと軌道に乗った原動力・・・というよりは、彼がいなければまだせいぜい勝率5割の球団のエースを送り出すことが、今後のパ・リーグにとって前向きなことなのか。
私はその意味で、日本球界にとって田中のステップアップは2年ほどの「時期尚早」であると考えます。
これは主観的で抽象的な感覚になってしまいますが、長期的に見て、得られるものに対して失うものの方が大きいのではないでしょうか。
その議論をすべき時は過ぎていると思いますね。
野球は冷静な「分析」と人の心に訴えかける「情話」という両輪で回っていますが、すでに物語は始まっています。「時期尚早」であるならば、ポストシーズンの「無茶」は説明できない。
理屈では同意できても、共感は得られないでしょう。
来季、NPBで投げる田中の姿は考えられないのではないでしょうか。
私は田中のためにもNPBのためにも、さっさとアメリカに行くべきだと思います。
ファンの間でも今回の経緯は、楽天断っても止む無しor積極的に断ることを望む声はかなりありますし
もう少しライトな層はそもそもそこまで深く捉えていません。「マーくんアメリカなんだ、頑張って欲しいね」「今年も日本なんだ、頑張って欲しいね」
かつての野茂同様シーズン始まってしまえば結局は活躍次第。世間なんてそんなものです。
個人的には結論を引っ張っている理由が知りたいですね。最早状況が変わることはなく、現時点での条件を飲むか断るかのどちらかしか無いはずですが。MLB各球団や何より田中自身にとって、早く決まる方が準備期間がとれていいはず。ただグズグズしているだけなのか、それとも戦略的な理由が何かあるのでしょうか。
よく報道で今オフ田中を出すと約60億の損失と言われていますよね。これ、解せないんだよなあ。その60億の根拠は従来制度でのもの。既に制度は新しくなったのから、全くナンセンスな見方だと思います。
それに、昨年オフに初めて公の場で、近い将来のメジャー挑戦を表明しましたよね。あのタイミングでの告白は、球団側にも暗に根回しをして暗に了承を得ていた上でのカミングアウトだったかと思います。
そのことを踏まえて、田中は最高の成績を残したのに、入札金が少なくなったから行けなくなりましたでは、納得いかないでしょう。では、どういう結果を残せば行けたのか?球団に詰めよりたい気持ちのはず。もし残留となった場合、決して表には出さないでしょうが、心の奥底には、わだかまりが残るはずです。
来季も3億+出来高で残留だとされているAJのほかに、ユーキリスにブラックリー、ここ数日の巨額獲得報道は、球団側が田中の訴えを容認するサインだとみてます。
この3外国人だけで契約金や出来高など含めて少なくとも10億は必要。さらに今朝ファルケンボーグもいくらしいですから11億。田中を引きとめるには8億用意するという報道がありましたから、外国人11億+田中8億+軒並みアップした他選手の年俸、まかなえるのだろうか?
最後は田中にとって良い結末になることを祈っています。
真っ当な意見ですね。楽天球団が払うべきツケは、こういうあちこちからの文句を甘んじて受け入れることでしょうね。
これは、さすがに一面的なのでは。
楽天球団に入るお金は、楽天の選手・スタッフ、そしてアマチュア野球に(裏金問題もありますが)、還元されていく資金にもなっていくものだと思いますよ。
田中マーだって、本人の素質が素晴らしいのはもちろん当然ですが、対戦相手や巣立った環境を支えていたのは無名の野球人たちの努力であり、それを安売りするのは(アマも含めた)球界全体の利益を考えるとよろしくないです。
ポスティング金額の高騰も、野茂が作った獣道を、後続が舗装していったものでしょう。日本野球の過小評価を是正していった歴史過程なわけで、いまさら人為的に抑制する制度など、受け入れないのは当然です。
ましてや確実に入る短期的な利益のために、先人の努力を売り払うなど論外です。
今後、もしNPBが衰退していったとすると、今回安易に新ポスティング制度に妥協したことが分水嶺のひとつだったと総括されるでしょう。そうすると、田中マーは自分のキャリアのために自国リーグを売ったと、後々批判されかねないことになるんじゃないかと、ふと思ったのです。
一部で報道されたような、確実なポスティングによる利益よりも、国内リーグ全体の利益を優先するという理想を楽天がはっきり前面に掲げるのなら、それは立派なことなんじゃないかとわたしは思うのです。
正直、自分はどっちに転ぶのかは半々だと思っています。メジャーでの田中を見たい反面、この流れで出来た制度で行かせるのも癪に思う気持ちがあるのも事実ですから。
お金の使い方について申し上げているわけではないです。ポスティングシステムと言うものが、暫定的なうえに、その金額設定が投機的で、根拠に乏しいと言っているわけです。
周囲の応援や、配慮があったとは思いますが、田中は自分の腕一本で今の「価値」を生み出したと思います。感謝の気持ちは当然として、彼の年俸をはるかに上回る金が入るのを球団が『当然のこと」と思っているのなら、大きな間違いだと思います。
楽天がリーグ全体のことを考えているのなら、つまらない遅延行為をするのではなく、堂々とNPB改革の先頭に立つべきでしょう。
球団は田中個人のメジャー行きを早くかなえるために活動しているのではなく、チームを優勝させるために活動しているのですから、球団社長の発言は当然のように思います。
もっとも、田中本人のモチベーションや他の選手の田中に対する気持ちを大切にすることや、球団や親会社のイメージを守ることも重要ですから、移籍を容認するかどうかは、いまだ予断を許さない状況だと思いますが。
「田中よ、早よメジャーにいけ早くいけ、もうやることないだろ」
と思ってましたがあのポスティング改定で
「アメリカの思い通りのままに進むのも癪だなぁ、まあ残ってもいいかな」
と思い始めました
WBC参加騒動でもわかるように一般人のアメリカの上から目線への反感というのはかなり強いですよ
たとえそれが正論でもですよ
楽天ファンの名誉のためにも、幼稚園級のコメントはやめた方がいいでしょうね。わからないなら黙っていた方が良いでしょう。
その反感に正当性はないでしょう。日本側が損をすることへの「むかつき」は理解できますが。ちゃんと交渉できなかったのはこちらの問題です。
日本ハムの例を見てもわかりますが、NPB球団が直截の補強のためにポスティング費用を使うことはないでしょう。
野球と言う「人気商売」のことを考えるなら、こうしたやり方は百害あって一利なしだと思います。
人気商売は人々の「気」をお金に換えて飯を食っているわけですから。
まだFAじゃないけど移籍させて下さいって土下座して頼む立場でしょ?
貢献度から言えば、土下座する必要はないでしょう。
田中は昨年には根回しとして「移籍」を口にしていますし、今年も明言しました。大人として手続きを踏んでいると思います。
やくざの組じゃないんですから、そんなバカなことはないですよ。
保有権譲渡の金額が高騰するのは、MLB側の問題でしょう。日本側にイニシアチブがある話ではありません。
その支払う対価を一方的なルールで抑制しようとする新制度を、日本側が簡単に受け入れてしまうことが、田中マーというON松井イチローに匹敵する存在を譲渡するにあたって、日本球界全体に本当にプラスなのかどうか、わたしには疑問です。
ポスティングシステムに問題があるのは明らかです。しかしその議論と田中の移籍は別個で考えるべきでしょう。
このままいけば、スーパースターは全部アメリカにとられます。それをどうするのかを考えるのは、NPBの責任です。
広尾さんはそういう基本的な概念をなぜ無視するのでしょうか
ケチつけてるわけではなく、単純に疑問です
しかし個人的には、楽天球団の利益を考えなかったとしても
田中将大の例は「制度の不備がもたらした悲劇」として後世への反面教師とするのが一番だと思います
ここで楽天が誠意?を見せて田中を行かせてしまったら、なあなあを得意とするNPBは新制度で落ち着いてしまうに決まってる
ノーモア田中の流れを活かし2年後の制度再改定までに早急に国内含めた移籍ルールの構築に全力を尽くすべきではないでしょうか
何の補償のない海外FAを現在受け入れているのですから、上限があるとはいえポスティング制度が存続したのが成功とNPBは考えているのではないでしょうか。
田中の存在が無ければ、今回の交渉でポスティング制度自体が無くなっていたのではないかと、最近私は考え始めています。
ポスティングは選手が球団に交渉して移籍を承認させる手段であり、それを行使するのは選手の権利だと思います。
文章でも引用しましたが、年季奉公前に辞める奉公人に対し、雇い主が金を要求する権利があると言うだけです。
そういうおつもりで書かれているのではないと思いますが、田中を犠牲にしてでもポスティングを是正すべきだと受け取れます。NPBにそんな能力があるとお思いでしょうか。田中がMLBに移ろうが、とどまろうが、現状は変わらないでしょう。
田中の移籍のタイミングは、恐らくこの機会が最高でしょう。
球団は利益の最大化に動くべきであり、空気で動いていたら、それこそファンに対する裏切りでしょう。
ポスティングを認めないことでファン感情は本当に悪化するのか?私はしないと思いますし、むしろまだ日本で田中を見られると喜ぶという人もいるでしょう。
楽天は悪者なのか?金に汚いのか?私ははっきりノーといいます。
楽天が未成熟なポスティングシステムにノーを突きつけるのはむしろNPBにとっての利益でしょう。
大リーグのチームのポスティングによる獲得対象なのは、FA獲得まで待てないような選手だけでしょう。
それほど価値のある選手を日本球界が育てられるかどうかじゃないですか。
ポスティングがなくなったら、金銭トレードが解禁ということですか?
だとすればそこからどんな展開が開けるかです。
今のNPBで事態を改善させる能力はないはずです。いたずらにもう1年田中がNPBで投げるだけでしょう。モチベーションが維持できるとは思えません。ファンの感情については何とも言えないですが。
それに利益の最大化でいえば、今だと思いますが。来年になって20億が上積みされる可能性はゼロですから。
楽天の行為は、大義のないただの「意地」でしかないと思うのですが。
確かにNPBに事態を改善する能力はあまり期待できません。ですが、だからといってそれに甘んじるということは決してしてはならないことだと思います。
球団とファンはNOをつきつける。あなた方マスコミはそれを大きくする。今できることはそういうことではないでしょうか。
楽天にとっても、NPBにとっても”田中投手”がいるということが利益になると思います。今の彼は球界の顔です。いま20億を得ることよりも、来年も彼が仙台で投げることの方が、グッズ、報道、観客数などの面で+かと思いますよ。
田中投手が今年並みの活躍をするとは言いませんが、モチベーションは言い訳にはならないと思います。彼の気持ちを考えると心苦しいですが、ポスティングを認められないなんてのは過去にもあったことです。
個人的には、楽天のようなビジネスライクな球団が「意地」なんてことで行動するとは思えません。ある意味、今球界でもっとも成熟している球団の一つですから。
MLB側からしたら、ポスティングを存続してでも獲得したい選手は数年に一人程度でしょう。
なくなっても痛手は少ないです。おそらく、MLBはポスティングを廃止して海外FAの短縮を目指すと思います。
NPBの戦略ミスによる、
問題のある新ポスティング制度で、
田中という既にレジェンドな存在を、
不当に抑制された対価で譲渡することを、
楽天に期待することが、
日本球界の繁栄につながる、
ということですか?
>スーパースターは全部アメリカにとられます。それをどうするのかを考えるのは、NPBの責任
ということは、楽天がその制度を無理に利用しなくても、よいのではないですか。
田中はすでにMLB挑戦を明言しています、その意志を曲げてNPBで投げさせることで良い結果が生まれるとは全く思いません。ファンも優勝時に「見納め」と思っていたはずです。
「球界のために我慢してもう1年やってくれ」みたいな考え方は私は大嫌いです。それに応えられるNPBではないですし。
1年待ったって、NPBや球団が良い案を出すことはあり得ない。ルールは3年先まで改定されないのですから。
田中には今年行くか、来年同じポスティング金額で行くか(下がる可能性は大いにある)、再来年FAで楽天に一銭も入らない形で行くか、その3つの選択肢しかないわけです。
ブログにも書きましたが「金を儲け損ねて、ぐずぐず言っている」楽天に同情が集まることはないと思います。
田中はおそらく正当な評価=年俸を獲得するでしょう。ポスティングの費用が自分の評価だとは思っていないはずです。
これは単純に楽天の「面子」「意地」の問題です。ポスティングと言う変な制度に問題はあると思いますが、田中が移籍するタイミングは「今でしょ!」。
海外FAの短縮を、我々日本の野球ファンがどう感じるか、なのでしょうね。
あなたは支持します?
今と変わらずNPBの試合を観戦します?
わたしは、MLBが契約金を払ってでも、是が非でも獲得したい選手が、ガンガン登場しまくるリーグであってほしいですけどね。
質の良いものを高く売る、なにが悪いのですか?
浪花節ですか・・・・・。
日頃から改革を唱え、NPBを批判するのに、「痛み」を一切許容しない、というのはどうなのでしょう。
楽天が問題を「面子」と「意地」の次元で扱うかどうか、注視すべきです。
田中が1年残ったとして、NPBや楽天は何ができるのでしょうか?
田中と、楽天と、NPBにとってどんなメリットを生み出すことができるのでしょうか?
もう1回優勝できるかもしれませんが、田中は1年歳を取り、ポスティングの金額は下がることこそあれ、上がることはありません。それだけのことです。
またMLBとは異なり、NPBの調整法では故障のリスクはさらに高くなるはずです。
田中の痛みを許容する理由が分かりません。赤の他人にそんなことが強要できるのでしょうか。
私はチームよりも選手が大事だと思う人間です。その原則から言っても、あり得ません。
楽天の行動が理解できるとすれば、NPB改革に向けて大きく動いたときだけでしょう。
浪花節的な考えは大嫌いですが、あなたのお考えも理解できません。
こら、偽物。もっと面白いコメントをしろ。
色々ご意見があるようですが、たとえ消極的であっても、不本意であっても、楽天は田中を「売らざるを得ない」でしょう。
入札金は広尾さんの仰るように、下がることはあっても上がることはないです。今回の制度改定で、入札金というよりは移籍元の球団の言い値になる金額が手に入るようになったわけですが、これをサッカーの移籍金のようなものだと解釈すると、残り契約期間が短くなればなるほど移籍金は少なくなるのがサッカー界の道理です。
来年オフ、楽天が20億という金額を仮に設定したとしても、再来年には「タダで手に入るから」と足元を見られ、交渉が不成立になる可能性があります。田中の価値が不変であっても、残り契約期間(正確には保留条項の有効期間)との兼ね合いで入札金(移籍金)の妥当性に疑問符をつけられる可能性があるはずです。
今年の田中の価値が高騰しているのは、市場にめぼしい投手がいないからだというのは広く知られています。来年のFA市場次第では、上記のようなことが起こり得ると思います。ですから、楽天としては、田中をリリースするならば、価値が最高に高まっている今年のほうがいいのではないかと思います。
その一方で、楽天球団だけが完全に被害者と言える状況で、一球団だけに今回の責任を負わせる世間の風潮にはクギを刺すべきでしょう。メディアはNPBの無能、怠慢を厳しく責めるべきです。
おっしゃる通り。
確かに、楽天が割を食う不運はありますね。そういう意味ではこの記事は、やや無慈悲(北朝鮮ほどではないですが)だったかもしれない。
。
だいたい、私も田中マーのメジャーでの活躍をみたいのは、大前提ですよ!!
現状、田中マーはFAまで待つのが私はベターなんじゃないかと思います。
来年だと楽天球団が批判されてしまうでしょうし。
西岡や中島や井川は、産業廃棄物でしょうか?
「痛み」を耐える理由が分からない。そしてFAまで待つ理由もわからない。
価格はともかく、一流選手がMLBに流出して活躍するのを、ファンも単純に喜んでいていいのでしょうか?
MLBとNPBが共存共栄するのに、今回の制度はマイナスだと思うからです。
それを楽天が蹴るのに、空気がそうだからとか、今が一番高く売れるからでは、納得しかねます。
との楽天の主張は至極真っ当なものです。
田中の戦力的価値・集客力・グッズ売上・グループの広告塔的価値などを総合的に勘案すれば
入札金20億プラスFAまでの年俸2年分はペイできる可能性も高いでしょう。
よって既に複数の方がコメントされてるように
“現在の”楽天に一定の理解や賛同が集まるのは、ある意味当然の事です。
しかし“これまでの”楽天は、昨オフのウィンターミーティングで
立花球団社長が田中の売り込み(と思われても仕方ない行動)を行っており、
開幕後も同社長はその姿勢を隠そうとしませんでした。
また(同社長の入団前ですが)岩隈の入札金が入らず渡辺直を金銭トレードした前歴もあります。
故に三木谷オーナーが開幕後「田中を引き止める」と発言しても
「実際に払わなくて済むと思ってるから言えるんだろう」と揶揄されたり、
“現在の”楽天の言動に対しても
多くのファンや他11球団から「結局は金か」と冷めて見られたりするのだと思います。
せめて日頃から「夢は尊重したいが相応の対価無しには手放せない」と公言していれば
また違った雰囲気になっていたのではないでしょうか。
先日の『本件に限っては非は選手会にありNPBが責められる筋合いは無い』との当方のコメントに
広尾様は『そうかも知れないがNPBが無能なのは事実』と返されましたが、
当方の楽天へのスタンスが似たような感じになってるかも知れません。
つまり『日頃の悪印象が妨げになり正当に評価できなくなっている』という意味で・・・
「こうなったら田中は残留すべき」という意見の方も、ポスティング制度が変わる前は「田中は来年メジャーへ」と思っていたはずです。気持良く送り出すか、残留させるかは、どちらの選択がより多くの人がハッピーになり、ポジティブな気持になれるか判断すれば、おのずと答えが出るのでは。
単純に喜んでいいと思います。MLBの方が大きくて手ごわいステージですから。田中はNPBではもうやることがないはずです。ダルビッシュと同じ心境になっているはず。
MLBに比べてNPBのステージがしょぼいのは経済格差があるからです。NPBが無能だからです。
それは田中云々の話では解決できません。
そもそもなんですが、球団経営に”感情”の入り込む余地を作るのは得策とは思えません。楽天にとってこれは”ビジネス”なのです。田中に我慢を強いるとか、そういうことはこの際脇においてもかまわないとすら私は思います。
こう言うとヒールになってしまいますが、田中投手は現状は権利を有していないのです。ポスティングを断られたら日本で投げるしかない。これを我慢してもらうととるか、当然のことだととるかは人それぞれかと思いますが、少なくとも書類の上では当然のことです。犠牲ではない。
田中投手を失うことによる損失は20億円でカバーできるものではないでしょうし、ならば出さないというのはとても得心のいく理由かと思います。
移籍金が下がるからポスティングを認めない、そもそもこの点で批判されるいわれはないと思うのです。
100億入ってくるはずが20億しか貰えなくなった
そんな額なら残留して貰ってまた優勝争いすれば稼げるやろうから出さん
それだけのことや
人情なんかで経営してたら破産しまっせ
そんな野球を見て楽しいですか?彼らは契約で投げている、と思う事の何がいいのでしょう。
「そういう見方もできますね」と言うのには肯んじますが、何が面白いのでしょう。何かよいこともありますか?
そういう見方でいえば、観客は何ら契約関係にはないのですから、別に野球を見なくてもいいわけでしょう。金儲けしか考えていないことがあからさまに見える球団に人は好意を寄せるでしょうか。
ショービジネスは「感情」を扱うビジネスだと言うことをお忘れではないですか。
ショービジネスが、それを人前で言ってはおしまいでしょう。
子どもや素人じゃあるまいし。
「商売は損と元手で蔵が建ち」
ですよ。
それは極論ですよ、そんなこといってたらトレードなんて認められるものではありませんし、MLBなんてまさに”契約で投げている”になってしまいますよ。
しかしMLBはショーとして野球を完成させている。
私が言いたいのは、楽天には田中を出さない正当な理由があり、それをとがめるのは筋違いだということです。
単に権利を有していると言うだけでしょう。
既に昨年から十分な根回しは行われた後のはずですから、正当性は大いに疑問です。
なぜ、そんなことを声を大にして言うのか理解できません。
トレードは出場機会を得たいと言う選手と球団の利害が一致して行われるのが本筋でしょう。
前提として海外FAを取得するためには9年というルールがあるわけで、どうしても行きたいなら9年まてばいいだけの話です。それより前に行くためには「球団の承認をもらって」ポスティングにかけるわけで、球団は選手の価値、残った場合の効果などを勘案していつセールにだすのが最適か判断するだけの話なんじゃないんですか?
今年かけようが来年かけようが変わらないなら、最大限引き伸ばすのは妥当な考えですし、むしろ今年「どうぞどうぞ」と送り出すなら、企業としては背任行為と取られてもおかしくないし、スポーツの世界に置き換えれば敗退行為じゃないんですかね?
また欧州型のスポーツリーグでは普通に移籍金のビジネスなんてごまんとあります。サッカーは有名でしょうが、F1などのモータースポーツなら契約ごと買い取るなんてザラにあります。移籍金が入ってくるのを前提でチーム経営をするのは当たり前の話です。
あと本論からは外れますが
>新自由主義とは有体に言えば「儲けることが善」であり「何でも金に置き換える」考え方である。
この考え方もどうかと思いますが。
新自由主義にはいろいろな学説がありますが、基本は「すべての価格は市場が決定する」という点で「市場原理主義」に近いというのが近年の定説です。間違っても「何でも金に置き換える」なんて文脈で語られたことはありません。
田中選手はもはややり残したことはない、本人の希望も強いということで、今オフで移籍できればと願っています。
しかし私としては楽天が「悪者」だとも思いません。
bunchousanさんがおっしゃるように、今回の制度改定は楽天にとっては不運以外の何物でもなかったわけで。この先どうあがいたところで予定していた収入が得られることはないでしょう。
FAまで待てば一銭も入らず、来年に延期してもリスクが高くなる一方で制度が見直されるような見込みはまずない。
ずるずる結論を先延ばしにしてるのが不可解ですが、なんだかんだでGOサインを出すと思います。
むしろ個人的に心配なのは世間的にMLB(アメリカ)を「悪者」とする筋書が受け入れられることです。
WBC参加騒動の時も強く感じたことですが、利権を貪る横暴なMLBと強く言い出せず被害者に甘んじるNPBという構図で、メディアでは報道されることが非常に多いような気がします。
そしてアメリカ側の意図やNPB機構の内情は深く知らされず、この構図が受け入れられることが少なくない。ネット言論などでは特に顕著なように思います。
なんだかんだで楽天が熟慮の末に折れて同情を誘う、なんて形になってNPB及び日本の世論が更に鎖国化、内向的になっていく可能性が私としては最も怖いです。
自分がファンや世間の多くはアメリカに不満を持ってるから田中が移籍しなくても不満はないだろうと述べると
「それには正当性がない」と理屈でバッサリ切ったかと思えば「ファンの感情」に訴えたり、
広尾さんが伝えたいことがよくわかりません、この論稿はファンが田中の移籍を望んでるからそうしてやれという趣旨だと思ったのですが
どうも違うようですね
私もあなたのご意見が分かりません。
ファン云々ではなく、他に選択肢がないのに楽天は何をしているのだ、と言いたいわけです。
横入り失礼。
選択肢あるじゃないですか(笑)
・今年ポスティングにかける
・来年ポスティングにかける
・FAを取得するまでホールドする
それで球団にいくら入ってきて、戦力としてどこまで計算できて、費用対効果がどこまであるのかを判断して決めればいいんじゃないんですか?
ブラックジャックでいえば、BETするのもSTANDするのもプレイヤー次第、この件に関しては楽天球団次第じゃないんですか?
無教養のくせに生半可で経済の話をして申し訳ありません。ただ学説とは別に今の風潮としては拡大解釈されてそうなっていると思いますので、訂正はしません(根拠はありますがややこしいので提示しません)。
ポスティングシステムは、NPBとMLBの球団のニーズが一致したことが大きいと思います。
ダルビッシュや松坂の時も、イチローもそうでしたが、スーパースターがNPBで「何もやり残したことがない」状態になるケースがあります。
球団にしても年俸的に、これ以上は出せない。しかしFAまでまだ年数がある。
一方で、経済格差のあるMLBにすれば、多少元手がかかってもこういう選手がほしい。
そういうことだと思います。
ポスティングはMLBが国内のトップ選手を獲得した時のようにトレード相手は必要ないですし、ドラフト権の譲渡などの譲歩も必要ありません。しかも入札金は贅沢税の対照にはならない。金さえあれば自由に取れるわけです。
金額などを別にすれば、NPBに出したい理由があり、MLBにも金を払ってでも取りたい理由がある。そういうことだと思います。
試算の答えは出ていると思いますが。
>MLBとNPBが共存共栄するのに、今回の制度はマイナスだと思うからです。
私は一概にそうは言えないと思います。今回のポスティング改正で上限を設けたことにより、多くのMLB球団がポスティングに参加する敷居が低くなったと思います。上限入札複数球団との交渉になることにより、躊躇している球団も上限まで入札する可能性が高くなり易いと思います。松坂、ダルビッシュ、田中クラスでなくても、上限設定額(必ずしも20億設定だけではない)に達しやすい制度になったと思います。
私はMLBとNPBの格差が大きいので、ポスティングは存続すべきと考えています。現状では、ポスティングがなくなり海外FA短縮する流れは、NPBにとっては劇薬過ぎると思っています。
ですので、多くのMLB球団が参加しやすい制度になり、ポスティングが続くのが、当面はいいと考えています。多くのMLB球団の参加がポスティング存続には欠かせません。
NPBの現在の力量を考えたら、今回の改正はマイナスではなくプラスだと私は考えています。
もちろん、もっと巨額の皮算用していた楽天が納得いかないのは理解します。拒否は絶対にダメだとは思っていません。
しかし、上のような理由から、今回の田中移籍が今後のNPB対MLBを考える上でマイナスになるという論調には同意しかねます。
個人的には、20代後半が選手の全盛期になる確率が高いと考えています。田中には1年でも早くMLBで投げてもらいたいです。
まず「試算が出ているか」どうかはわかりません。
田中将大が残って稼働することで少なくとも二桁の貯金は見込めるでしょう。怪我やモチベーションの低下で成績が下がって、ポスティングフィーが下がるかどうかも含めての試算なんて出しようがありません。また1年も間が開けば当然為替リスクだって発生します。そういう意味でブラックジャックに例えたわけです。
また、本文でおっしゃっているように「楽天は景気の良い会社だ」という話であれば、田中1人の年俸くらいぱっと出せばよろしい。そしてなにより去年3年契約を結んでいるんだから楽天球団には主張する権利があります。
>金額などを別にすれば、NPBに出したい理由があり、MLBにも金を払ってでも取りたい理由がある。そういうことだと思います。
これはその通りですね。私もそう思います。
ただ、今問題になっているのはその「金額」の話ですよね?50億入ってくるなら絶対に今年出したでしょうが(成績的にも今年が最大の売りどきです)、土壇場になって「半分にもならないよ?」という話であれば「ハイそうですか」と放出するほうが、どうかしていると思います。
個人的には一番の加害者は、NPBだと思います。なんでこんな条件でこんな時期に飲んだんだよって。だったらポスティングじゃなくて欧州サッカー方式に、契約を買い取るタイプにすればよかったじゃんって思うんですけどね。
もうクリスマスです。ポスティングは制度概要くらいしか報道されないけれど、公示から入札まで時間がかかりますよね。たくさんの球団が20億円出すと言って来たら、各球団と交渉する時間が必要で、最後は契約の詰めの交渉というのもやたらと日数がかかる。
行き先がいつまでも決まらないというのは、誰にもメリットがないのでは。
訳の分からん屁理屈並べるより、自分は、MLB信者だから、田中にMLBで活躍してほしいだけなんだ、と素直に言えばいいんだよ(笑
往生際が悪いのはお前だよ!
まるで、猪瀬だな(笑
その根回しは、昨年までのようなポスティングシステムを想定してのものだったと思います。
50億、100億が20億になってもポスティングを認めるのは、正しい行為なのですか?
何十億という損失を気前よく、ではすませられないですよ。
もちろんお金の話だけでなくチームの勝ち星という話でも。
>なぜそんなことを声を大にして言うのか
記事の要旨が田中投手を出さない楽天への批判だからです。
えらそうに言うなら、成りすましを止めてオリジナルのHNにすべきですね。何を言ってもはじまらない。私が猪瀬ならあなたは名前さえ名乗れないストーカーでしょう。
何度も言っているように「貰える金額が少なくなったから出さない」には大義がないでしょう。あくまで入札額であり、適正な価格とは言い切れないわけですから。もしそれしか理由がないのなら、企業として恥ずかしいと思う。企業にも「法人格」と言う人格があるのですから。
ポスティングフィーが上昇したのは松坂からです。それ以前にイチローは遙かに安い金額で移籍しているわけですから、「50億くれないと出さない」と言うのは後付けです。
モチベーションが下がるかどうかはわからないと言うのは、あなたの理屈でしょう。
彼はすでに移籍の希望を表明しているわけですから、来季も同じ心理状態でプレーすることは無理でしょう。それを我慢してやるのがプロだとは思いません。
今年がポスティングシステムの契約更新年であるにもかかわらず、放置したNPBの無能は同感です。「統一球問題」でそれどころではなかったとは思いますが、レベルが低いのは間違いないところです。
>今年がポスティングシステムの契約更新年であるにもかかわらず、
>放置したNPBの無能は同感です。「統一球問題」でそれどころではなかったとは思いますが、
放置はしてなかったでしょう。
MLB側の方が薬物問題で“それどころではなかった”為に交渉がズレ込んだんです。
広尾様ご自身その件で何本も記事を書かれてたのに、もうお忘れですか?
確かにポスティングフィーが上がったのは松坂からですが、現実にダルビッシュの前例があるので、そこら辺が基準になるのは致し方無いでしょう。仮に後付だったとしても、現実に相場がその辺りまで上昇しているのは事実ですし。
>モチベーションが下がるかどうかはわからないと言うのは、あなたの理屈でしょう。
私の理屈ではなくて、一般論として言っています。下がるかもしれないし、変わらないかもしれないし、何かの要因で上がるのかもしれない(もちろん上がる可能性がほぼ皆無なのは百も承知)。そこら辺を判断してリスクを取るのは最終的に球団ですよ、と言っているだけです。
むしろ結論ありきで語っているのは広尾さんの方では?
あと、勘違いされていそうですが、私は別に「楽天球団は放出するな」と言っているわけではありませんよ?
ただ「楽天球団の気持ちもわかるし、ビジネスマターとしては少なくとも筋はとおってるよね」と思っているだけです。
もちろん選手の移籍希望という話もあるでしょうし、ひょっとしたら去年の契約更改でなんらかのサイドノートが交わされていても不思議じゃないでしょう(個人的には田中本人の振る舞いを見ていると、その可能性が高いと思っています)。
ただ当初の相場観からしておもいっきり当ての外れた楽天球団が「カネに目が眩みやがって!」と糾弾されてるのも本末転倒でしょう。
なので最終的に球団としてはこれは「BETするかSTANDするか、一種のギャンブル」なのだと思うのです。そこら辺は三木谷氏しかり立花球団社長しかり、米国のビジネスに精通している方々なので、百も承知でしょうが。
MLB側に事情があったのは知っていますが、NPBが交渉に際して何らかの準備をしていたとは思えません。
少なくとも「腹案」はなかったはずです。「現状維持」は準備とは言えないでしょう。選手会が言うようにこれまでのポスティングシステムには大いに弊害があったはずですから。
だからNPBは無能だと思っています。
相場と言うのは上下するものですし、市場のルールの決定権がNPB側にないことを考えれば、50億は当然もらえた金とは言えないでしょう。
モチベーションの議論はきりがないのでやめますが、田中のモチベーションは下がると思います。普通のメンタルの所有者であれば。そうでない可能性に言及するのはあまり意味がないでしょう。
どうも、旧来のポスティング制度との混同が見られるようですが、今回の新制度は、非公開の入札ではなく、あらかじめ選手を放出するNPBのチームがMLB側に譲渡金額を公開するものですから、zakkly様のいうところの「譲渡金を払って契約(=NPB統一契約書の保留条項)を買い取る」ものとほぼ同じです。
つまり、田中が欲しいMLBのチームは従来のように、他球団がいくら入札金を払うかは考えなくていいので、とりあえず譲渡金を支払う意思さえ見せれば交渉のテーブルには着くことが可能です。そういう意味では「ポスティング」という言葉は正確ではないようにも思います。
ただし、サッカーの移籍金と違うのは、そのシーズンオフに設定できる譲渡金は1度限りであり、金額を再設定できないなどの不自由さがあることです。
その一方で、パセリ様がおっしゃるような「選手が自腹を切る」やり方は、サッカー界では時折行われていますが、今回の新システムでは確か禁止だったはず。そしてそれが発覚した場合には、MLBでは永久にプレーできなくなるそうです。
それは、オッサンが、批判に対して、屁理屈と強引なこじつけで返しているからだよ!
だから、次々、突っ込まれるんだよ(笑
そこで、無理に反論しようとするから、論理が乱れるんだ!
いわば、猪瀬状態だ(笑
オッサンは、自分が、MLB信者であり、田中に期待しているから、楽天を批判していることを正直に認めれば済む話だよ。
世間に見られているなんて書かれるとは驚きです。
それ新HNですか。ようこそ。
こういうのコメ欄が混乱しているとは言わないんですよ、充実していると言うんです。あなたのような一部のコメントを除いて、有意義なものが多いですから。
私のブログはそんなにおかしなものではないと自負しています。屁理屈やこじつけはしていません。もちろん、違う意見は尊重しますが、。反論するなら他の方と同じようにもっとしっかり読んで具体的に。
それから面白くもないのに笑)とやるのは、腰が引けてる印象、小心者の印象を与えるでしょう。
同調圧力をなんでもかんでも嫌っているわけではありません。是々非々です。
当たり前でしょうが。
企業が社会的信用を重んずるのは当然の話です。楽天はそういう部分が弱そうです。
私は別に「50億は当然もらえた金」とは言ってないですし、思ってもいないですよ?
ただ、50億円程度を期待できる環境であったことは事実と言っていいのではないですか?
モチベーションの話に関しては、それがどうであれ「決めるのは球団」という文脈での話です。モチベーションの上下に関して議論しているつもりはありません。
>bunchousannさん
そうなんですね。そこら辺を詳しく書いたページを探していましたが、気づきませんでした(すでにWikipediaにも記載がありました。)。不勉強で申し訳ないです。
NPB球団が金額を提示できるとなると、青木のような例(想定価格よりも安い金額での応札)はもう発生しなくなるんでしょうか?NPB球団が高い金額を設定することで移籍できない選手が出てきそうですね。
また、選手側からの支払いディールの禁止もどこかで見た記憶がありましたが、ページを見つけられませんでした。そこには一部で話題にのぼったパッケージディールの禁止も書いてあった記憶があります(そもそも入札スタイルでなぜパッケージディールが成立するのか理解できていませんでした)。
どちらにしてもポスティング制度は球団の判断ありき、です。今回に関しては田中将大だけでなく、楽天球団もかわいそうですね。両者ともシステムに振り回された被害者と言ってもいいのではないでしょうか。
両者にとっていいところに決着してくれるといいのですが…。
>50億円程度を期待できる環境であったことは事実
でもその環境が変わったのも事実でしょう。楽天はそれを受け入れないと。
NPBは力不足だから、抵抗できる余地はないはずです。
楽天は気の毒な部分はありますが、受け入れるべき事実は一つだけでしょう。
それ以前に、相手チームが明日の予告先発が田中とわかった時点で既に白旗を挙げるような状態になる。
まさにダルビッシュが大リーグ挑戦する経緯と同じですよ。
セ・リーグに移籍して両リーグで最多勝など投手タイトルを独占、とかいう目標だってやる気が起きません。
最悪なのは糸井の様にポスティング移籍で意見対立して(ポスティング移籍を認めない)セ・リーグのGかTへ複数主力投手と1対3のトレードなんてやったら…。地元ファンは大激怒します。
そもそも楽天のプロ野球経営に対する考えが新自由主義すぎる一面を今年はとくと見せつけた。今回の田中ポスティング移籍もそうだが、
チームが勝ちあがって来てから仮設の客席を作り、参入時の条件とした28000人の観客数を「努力目標」とごまかした。(これに関しては楽天ばかりは責められない。球場がある宮城野原公園は宮城県が管轄しているため。陸上競技場は前市長が買い取り仙台市営になった。震災後村井県知事が『宮城野原広域防災拠点構想』を公表したが、球場と陸上競技場は現状維持。つまり現球場を根本的に改修する気は楽天野球団は勿論、県もさらさらない)
田中がポスティング移籍しても入札金が20億に上限が決まったことで、一部ファンは旧制度だったら50~100億の入札金が入り、その金額と地元財界とで宮城野原に新球場を造ってくれたら…、と期待の声もあった。
私も期待したが、楽天の今回の対応を見て「2020年以降も築70年で、3万人収容に満たない現状維持の球場で応援するしかないのか…」と強く思った。震災の復旧復興が最優先なのは分かるのだが…。
楽天や宮城県が球場の改修やスタンド増設に踏み出せない理由は、都市公園法の問題もあります。公園内の建物の面積が法律によって制限されているのです。
この法律はJリーグのサポーターの間でも問題になっていて、要するに日本のスタジアムの多くが公営であることの弊害として指摘されています。
ただ、スタジアムが公営であることで固定資産税の支払いをしなくてもよいなどのメリットもあるので、一概にダメとは言えませんが。
おかしいでしょ、その質問。
したとは言っていない。状況によっては社会的信用を棄損しかねないと言ったまでです。
数年、数十年先に得られる利益よりも、目先の利益(金)を優先することを
標榜し、それによって成功してきた人なのだと思います。
だから、反感を買うとか、そういう情理の面で物事を判断をしない、
あるいは、判断したくないという感情が、
この件に関して働いているような気がするのです。
特にIT業界などの流行の移り変わりはとんでもなく早いので、
明日には会社がなくなっているかもしれないとか、
失脚しているかもしれないとか考えると、
将来の情理的なことにまで目を向けられないのかもしれません。
一般企業や、普通の人の物差しでは、ばかばかしいことであっても、
そこに譲れない意地があって、こじれてしまっているのではないかと思いました。
楽天ファンさんの肩を持つわけでもありませんが、楽天ファンさんの質問はおかしくないと思いますよ。
> 企業が社会的信用を重んずるのは当然の話です。楽天はそういう部分が弱そうです。
というふうに思う根拠は何でしょうか、と聞いているのだと思います。
その根拠はなく、「状況によっては社会的信用を棄損しかねない」ということが言いたいのなら、そのように書くべきでしょう。
「弱そうだ」と言っただけで、「弱い」とは言っていない、という強弁はちょっと無理があると思います。
個人だって、社会的信用を重んじるのは当然の話です。広尾はそういう部分が弱そうです。
と言われたら、いい気持ちはしませんよね?楽天にもある『「法人格」と言う人格』を尊重してこその議論だと思うのですが。
そうあって欲しいというのは良いけど
勝手に選手の権利とかご都合主義の解釈して、容認しなければいけないとかアホでしょう
自分で決まったことだからというなら、球団に断る権利が存在する以上田中のメジャーの移籍を願うけど、球団が拒否してもファンはルールでそうなってるのだから球団を非難すべきでないというのが筋でしょう
移籍金が投機的かどうかとか馬鹿げてる。そもそもプロスポーツへ投資すること自体がある意味投機なんですよ、投資と呼ぶにはあまりにも不確実な要素が多い、しかも投機ならリスクも相応にあるのだからそこで獲たお金にイチャモンつけるなんてただの嫉妬でしかない、そういう捕らえ方する日本人が多いから日本のプロスポーツはどんどん金銭的な魅力がなくなって海外に有能な選手が出て行ってしまう。
楽天も球団として凄く頑張ってると思います。
責めるべきは楽天とかではなく、こんな制度にした、何たらが問題です。
(現時点で)最終的な案を11球団が認めたのも、単純に自分たちには関係がない(マエケンがいる広島はどうだかわかりませんが)から、という理由もあって推し進めたと思ってますので、楽天の反発は当然なんじゃないですか?
それなのに、楽天だけを俎上に挙げるのは、アンフェアだと思います。
この件で巨人を批判するのは筋違いでしょう。
そうなんですよね。都市公園法の問題もあるので難しいのです。
それに加えて、宮城県と仙台市が仲が悪いという歴史もあります。
楽天が参入する前から宮城球場は既に「プロが使用する最悪の球場」と呼ばれてました。そのころから改修や新設の話があると、県は「仙台市と調整しないと…」、市は「あれは県営だから宮城県に一任なので…」という経緯があったのです。
市長が藤井から梅原、県知事が浅野から村井に代わったあたりから大分風通しはよくなったらしいですが…。
もう一つは県民性(仙台市民気質、と言ったほうがいいかな)もあります。
仙台市は東北地方の太平洋側にあるため、日本海側の豪雪は無い。さらに平野なため盆地のような夏の蒸し暑さと冬の底冷えもない。気候としては恵まれている。そこに伊達62万石と旧帝大の東北大などが重なり、東京本社の支店が多くできるようになった。
そのためか、努力しなくても向こうから利益が転がり込んでくる、というのが身についていると他の東北の県民から言われる。
棚から牡丹餅気質、と揶揄される。
宮城球場に置き換えれば、老朽化しようが、室内練習場が無かろうが(05年以前は東北福祉大や社会人チームの施設でアップして、それからバス移動していた)、プロ野球の方から年に5試合程度開催してくれるから何も改修しなくてよい、と宮城県は考えるので。
楽天野球団もそのあたりを理解したらしいのか、改修や球場新設については宮城県・仙台市・地元財界の動きを待って、という姿勢になっていると私は思う。宮城野原から市内の別の場所に移る気もない。
県が目指す宮城野原広域防災拠点計画に伴い、ドーム球場計画という声も一部あるが…。
巨人は首魁だと思いますが、賛同した他の10球団も同様ですよ。
それに、小生の意見は「田中の希望を議論の起点にするなら」という前提があってのことでしかありません。
むしろ、球団経営の視点なら、楽天の考え方も、巨人の考え方も、当然あってしかるべきです。
前のコメントでも見かけましたが、下手すれば球団への背任行為になりかねないんですから。
今回の問題は、結局のところ所有権の考え方まで行き着かないと解が無いと思いますね。
サッカーとは違って、世界的なルールがないですけど、それこそまずは二国間協議すればいいわけで。
その意味で、結局のところ、最大の問題は楽天ではなくNPBにある、というのが小生の考えです。
楽天は、普通にビジネスライクで(今回の)ポスティング実施可否を判断するでしょうし、そうであるべきです。
ポスティングシステムの問題が、NPB機構の無能に帰結するのは間違いのないところです。
しかし、楽天が、MLB移籍を求める田中を押しとどめる大義がありません。「貰える金が減ったから出さない」というのでは、社会の同意を得られないでしょう。利益の追求とは、目先の金の追求とは違う次元でしょう。しかも、1年田中をとどめたからと言って、事態は好転しないわけですから。
決まったことにうじうじと拘泥するよりは、次の手を考えるべきでしょう。
一方、田中の方は、ポスティング制度を使っての移籍を前提とした球団とのコンセンサスを取っていたと考えられ、であるならば田中になんら落ち度がある話ではありません。
つまり、田中が移籍するにせよしないせよ、楽天は、その過失責任を負わなければならないということです。
議論のポイントは、ここにあるように思うのですが...
まぁ、それ以前に、ビジネススキルが欠落したNPBの方が、遥かに責任重大なのは火を見るより明らかなんですけどね(笑)
そもそも論で言うと、前のエントリーでも意見しましたが、もはや当初の意義が失われているも同然のポスティング制度に、NPBが拘る理由がさっぱり判りません。
日米、各球団間による移籍交渉の自由化で、なんら問題ないと思うのですが、なんでそのような話にならないのでしょう。
しかしこれだけ反対意見も出ているのに私の意見は世間の意見、私の大義は世間の認める大義とするのは無理があるのではないでしょうか。
かくゆう私は20億で来年11球団が田中にリベンジする機会を奪われるのは安すぎると思っている他球団ファンです。
以前多数決で意見を変えてなるものか、とおっしゃられていました。
ならば自分が多数であることをよりどころにした論理立てはなさらないほうが良いのでは。
余談ですが、このエントリーで語られている世間の声を理由に他者に圧力をかける様は、応援以外を許さないスポーツ中継をするマスコミの作り出す雰囲気(圧力)にかなり近いものと感じました。
世間=浮遊層と勝手に受け取ったせいかもしれません。
楽天球団は田中を引き止めたとしたら色々と風評的な不利益をは覚悟のうえでしょうし、それでも引き止めるというなら仕方ないのではないでしょうか。
田中が行きたいと決意表明したからそれを認めるべきとかそういった次元で話しておられるわけではないでしょうが感情論と起業の理屈をごっちゃにして考え過ぎかと思います。
また少々話が変わりますが、
>そんな野球を見て楽しいですか?彼らは契約で投げている、
>と思う事の何がいいのでしょう。
にか関してはメジャーなんてその最たるところではないでしょうか?
メジャーにそれほど詳しくはないので誤解であれば撤回しますが、個人的な意見で言いますと、へたすると毎年選手の大半がトレードなどで入れ替わってしまうようなメジャー的な部分に私は馴染めません。日本で例えると阪神の4番が大型契約であっさりと巨人に移籍するというような光景はそれこそ代理人が取り付けてきた契約に忠実にプレーするという姿に映るのですが。
それでもメジャーが魅力的に見えるのは契約したからにはそれに従い力の限りのプレーを見せるからではないでしょうか?
であれば田中投手は楽天がポスティングを拒否すれば楽天球団とその状況の中で納得の行く契約をして来季も全力でプレーするのが道理ではないでしょうか。
長くなりますが最後に個人的には今回のポスティングは妥当なところに落ち着いたんではないかと思います。選手の選択肢は増えたわけですから。ただ球団はそれを許否する権利を有するわけでバランスはとれているのかなと。
長々ととりとめない文章を書いてしましました。
これからもブログを楽しみにしています。
多数決ではなくて、一個の社会的存在であるところの企業が、エゴ丸出しの判断をすることに対していかがなものか、と言っているわけです。
前も述べましたが、企業は「法人格」という人格を有しているわけです。社会的存在として、自分たちがどう受け止められるかは考えるべきでしょう。
別にMLBの方が良いとは言ってないですよ。
MLBでは契約に縛られたために急速に魅力を失ってダメになる選手がたくさんいます。まさに「契約社会」の弊害でしょう。そうでない選手もたくさんいるのが救いではありますが。
「金で縛る」ことの弊害は明らかです。
南さん
制度の中身云々以前の問題です。
新ポスティングは、MLBの中位財政規模の球団が贅沢税を持ち出して成立した、あくまでMLB側のリーグ運営の都合が反映された、その都合を日本側に押し付ける制度です。
贅沢税とポスティング費用の関係をどうにかしてもらわないと公正とは言えず、NPBの選手の保有権を売りに出す市場を歪てしまうものと、わたしは理解してます。
>楽天が、MLB移籍を求める田中を押しとどめる大義がありません。
NPBでは9年(国内に限り8年)、MLBでは6年、球団は選手に対する保有権があります。
『大義』としてはこれで十分です。
ポスティングはあくまで“例外的に”“入札金と引き換えに”保有権を放棄する『球団の権利』であり、
その権利行使として、巨人軍は一切ポスティングを認めておらず、
楽天も新システムへの不満を理由に却下しても非難される謂われは“本来なら”全くありません。
しかし田中の事案がそうした原則論だけで片付けられないのは、
何より現場の首脳陣や同僚の選手達が「田中は今年が最後」との思いで戦っていたであろう事、
そして首脳陣や編成スタッフは“田中抜き”の来季布陣を既に考えていたであろう事。
そこに田中が残留すれば、チームが微妙な雰囲気になるのは確かでしょう。
「FAまでの2年は楽天で」と腰を据えればチームも切り替えられるでしょうが、
来オフまたポスティング問題が再燃するとなると1年間チームが落ち着かないでしょうから。
>92. divot 様
>そもそもポスティングシステムが失効していたことをNPB側が気付かなかった
それは完全な誤解です。あくまで失効が表沙汰になったのが今年の開幕後だっただけです。
契約と大義は別物でしょう。
田中はすでに昨年、MLB挑戦を口にしました。そして今年、「集大成」にふさわしい活躍をしました。星野監督も彼を送り出すことを表明していました。
そういう空気が醸成されつつあったことは、球団も承知していたはずです。
その上で彼は来季のMLB移籍の希望を明言しました。
それが、田中には何ら責任のないところで条件が変わったからと言って、承認を渋るのは信義にもとる話でしょう。
>そして今年、「集大成」にふさわしい活躍をしました。
>星野監督も彼を送り出すことを表明していました。
>そういう空気が醸成されつつあったことは、球団も承知していたはずです。
そこはコメント99の後半で触れているつもりなのですが・・・
何かコメントの前半だけ見て噛みついて来ている感じですね。
> それは完全な誤解です。あくまで失効が表沙汰になったのが今年の開幕後だっただけです。
私の知る範囲では、ポスティング制度の更新手続きをMLBが見送っていたことで失効していたと認識しています。
そして、今年の夏になって、その事実にNPB側が気付いて、新制度の交渉を開始したのが、事の経緯じゃありませんでしたっけ?
昨年は誰もポスティング制度を使わなかった事で、失効の事実の発覚が遅れたという記事をどこかで見た(ソース失念)のですが...
いずれにせよ、失効が故意なのか過失なのか、真実はわかりませんが、契約ビジネスの常識で言えば、失効しないように、更新手続きを取るか、契約を見直して再締結するのが妥当な対応です。
NPB側が、故意に失効させたのであれば、明らかな戦略的なミスであり、結果責任は問われるべきだと思いますよ。
“ポスティング”“失効”で検索してみると上位で
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20130809-1170407.html
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130813/bbl1308131532008-n1.htm
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/13/kiji/K20130813006408670.html
が引っ掛かりましたが、これらを素直に読めばNPBからは投げ掛けを随時行っており、
交渉の進捗が遅れたのはコメント68でも触れた様に
MLB側が薬物問題に忙殺されていた為だったと言えると思います。
>昨年は誰もポスティング制度を使わなかった事で、失効の事実の発覚が遅れたという記事を
というのは「NPBが事態を把握するのが遅れた」という意味ではなく
「マスコミや我々ファンが知る機会が偶々無かった」という事でしょう。
ご案内ありがとうござます。
お手を煩わせてすみませんでした。
ご指摘の通り、今年の8月に表沙汰になっただけで、それ以前から交渉は行われていたようですね。
ついては、当方の誤認と思われますので、改めさせていただきます。
失礼しました。
とは言え、昨年の6月にMLBから破棄されていたというのならば、締結までに1年半も要している訳で、でもって、不平等契約?を交わしているようじゃ話になりませんね(笑)
NPBが、失効を認識した時期や交渉開始の時期も明らかになっておらず、ましてや、失効の事実が公になるのに時間がかかり過ぎており、なんらかの疑念を持たずにはいられません。
MLB側の都合で交渉が遅れていたとしても、そうまでしてポスティング制度の締結に拘るNPB側の動機は何なんでしょうね。
少なくとも、有利な条件で選手を獲得したいMLB側の思惑は感じることはできても、NPB側が、ポスティング制度から何の利益を得ようと、もしくは守ろうとしているのかが、見えてきません。
楽天優勝の時にはまーくんの商品価値について懐疑的な記事をかかれていましたが,今回は楽天批判。
やっぱり最終的には,選手の一番イキイキ活躍する姿を観るためには,どの方向が正しいのかを新年に持たれているので,話に説得力があって,面白い。今後も数字に基づく,野球の話を期待しております。
ありがとうございます。これからもお付き合いください。