常勝チームになりつつあるテキサス・レンジャース=TEX。脂の乗り切った野手陣にはほとんど手をつけなかった。
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本塁打生産工場の異名もあるアーリントン・パーク。二桁以上8人、20本以上5人、30本以上2人はすさまじい。
特に一昨年までライバルのロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム=LAAでジェフ・マシスと併用されていた捕手のマイク・ナポリが大ブレーク。攻撃陣の厚みが増した。
二十代後半から三十代半ばという野手としては絶頂期の顔ぶれであり、フィラデル・フィアフィリーズ=PHIに代わって「常勝軍団」の風格も感じさせつつある。

特に昨年のマイケル・ヤングの11本塁打106打点は驚異的。得点圏では3本塁打ながら88打点、.377。チーム補強のとばっちりでポジションを変えながらの成績であることを考えればあっぱれだ。

打撃ばかりが注目されるが、守備のレベルも非常に高い。今や最高の三塁手といわれるベルトレ、身体能力の高い遊撃アンドラス、リーダー格の二塁キンズラー。抜擢された一塁モアランドを除く内野はトップクラス。動く球でゴロを量産したいダルビッシュにとっては頼もしいところだ。外野手のレベルも粒がそろっている。

ダルとのかかわりでいえば、ナポリとの相性も気になるところだが、控え捕手に他チームならレギュラーが務まる強肩トレアルバや、肩は弱いがリード面で評判のいい若手のルイス・マルティネスがいることも心強い。

プホルズという頂点から、なだからにすそ野を描くLAA打線に対し、TEX打線は高いレベルの打者が連なる尾根を形成している。趣が違う打線の激突は本当に見ものだ。

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