巨人ファンだったことは一度もないが、小さいころからずっとナイター中継を見て育った。つまり巨人戦の中継を見ながら大きくなったのだ。
昨日のサンスポ
2014年度のプロ野球巨人戦中継について日本テレビは27日、地上波で放送する巨人主催試合のデーゲーム14試合のうち全国ネットは2試合にとどまり、12試合を関東ローカルで放送すると発表した。
13年度に地上波で放送したデーゲーム16試合は全国ネットだった。同局は「各地方の球団の試合放送がかなり爆発力を持っており、配慮した」と説明している。
地上波のナイター6試合は全国ネット、BS日テレは61試合を放送予定で、放送する試合数は13年度並みという。(共同)
要するに東京ドームでの巨人戦は、地上波では昼夜併せて8試合しか全国ネットをしないということだ。昨年は22試合だったから激減した。
視聴率が10%を割り込む中、スポンサーもつかない。系列局も巨人戦では数字が取れない。だから地上波での巨人戦中継は、開幕戦や優勝決定の試合など人気が出そうな試合を除いてやめにする、ということだ。
全盛期の巨人戦ナイターは平均でも20%以上の視聴率を誇る、日テレグループの看板番組だった。
全65試合の中継のみならず、甲子園での阪神巨人戦さえ中継した。「巨人戦の放映権」をちらつかせて、他局の間に割り込んだのだ。
9連覇の頃は、メインの解説者は佐々木信也だった。野球選手上がりとは思えない滑らかなしゃべり、当意即妙の返し。
アナウンサーの実況中継も華やかで、いかにも「一流」と言う感じがしたものだ。
よく言われるように、巨人は、「放映権料」を盾にとって他球団ににらみを利かせた。
セの5球団は、本拠地での「巨人戦の放映権料」で食っていたのだ。他球団のオーナーの中には「うちは2位でいい」という人さえ現れたものだ。
日本テレビ以外の民放も「巨人戦」こそがスポーツ系の最大の収入源だった。各局には専属の解説者がいたが、プロ野球解説とは「巨人戦の解説者」に他ならなかった。まさに「巨人にあらずんばプロ野球にあらず」という時代が長く続いたのだ。
この体制に風穴を開けたのは「プロ野球ニュース」だったと思うが、ここではそれには触れない。
巨人V9開始年以降の巨人戦の平均視聴率を見て行こう。

視聴率は1982年をピークに下降傾向となっている。この間、Jリーグが発足、サッカーが野球とならぶ人気スポーツコンテンツとなった。
また野茂英雄、イチローのMLB挑戦によって、野球ファンはNPB以外の野球にも目を向けるようになった。
要するにコンテンツの多様化の中で、地上波のプロ野球中継は凋落の一途をたどったのだ。
すでに巨人戦は「おわコン」ではあろう。
しかし一方で、BSやCS、ケーブルテレビなどのマルチチャネルでは、プロ野球中継は重要なコンテンツだ。
無料ではなく、金を払ってプロ野球を見ようと思うお客は、確実に存在するのだ。もっとも、それは地上波とは比較にならないほどの小さな数字だが。
こうした非地上波系のテレビでは、スポーツ中継はコアなファンを満足させるために専門的になりつつある。実況アナも解説者も、テレビ技術も試合をしっかりと伝えようという方向になりつつある。


放送の回数自体が少なくなり、視聴率も取れなくなった頃から、地上波でのプロ野球実況中継は、劣化が著しくなった。
バラエティかと見まごうようなタレントが出演したり、番宣を延々と流したり。
アナウンサーの試合を“伝える”能力も劣化し、安っぽいドラマを口先で作るようになった。いったい誰に向けて放送しているのかわからない、くだらない実況中継が多くなった。
このことが視聴率の低下に拍車をかけているのは言うまでもないことだ。
しかしながら、日本テレビは「巨人戦」で飯を食ってきたはずだ。言い方を変えれば「日本のプロ野球中継」の歴史は、日テレが切り拓いてきたはずだ。
讀賣グループ中興の祖である正力松太郎は、民放、プロ野球の生みの親だ。この二つを組み合わせることで、戦後の人々のライフスタイルを決定的に変えたのだ。
正力、日本テレビ、巨人が、戦後日本人の「原風景」を作ったといっても過言ではない。
今も巨人は「球界の盟主」を標榜している。力の源泉は「人気」であり、その具体的な数字は「視聴率」だったはずだ。それがなくなった今、巨人は何を以て「盟主」を名乗っているのか。
日本テレビは「プロ野球中継」「巨人戦」への恩義を感じるべきだ。
そして、退潮ムードに唯々諾々と従うのではなく、実況中継の改良や、コンテンツとしての売り方の改善などで、もう一度「地上波のプロ野球中継」を復活させる努力をすべきだ。
プロ野球ファンのすそ野を広げるためにも、もう一度奮起すべきだ。
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2014年度のプロ野球巨人戦中継について日本テレビは27日、地上波で放送する巨人主催試合のデーゲーム14試合のうち全国ネットは2試合にとどまり、12試合を関東ローカルで放送すると発表した。
13年度に地上波で放送したデーゲーム16試合は全国ネットだった。同局は「各地方の球団の試合放送がかなり爆発力を持っており、配慮した」と説明している。
地上波のナイター6試合は全国ネット、BS日テレは61試合を放送予定で、放送する試合数は13年度並みという。(共同)
要するに東京ドームでの巨人戦は、地上波では昼夜併せて8試合しか全国ネットをしないということだ。昨年は22試合だったから激減した。
視聴率が10%を割り込む中、スポンサーもつかない。系列局も巨人戦では数字が取れない。だから地上波での巨人戦中継は、開幕戦や優勝決定の試合など人気が出そうな試合を除いてやめにする、ということだ。
全盛期の巨人戦ナイターは平均でも20%以上の視聴率を誇る、日テレグループの看板番組だった。
全65試合の中継のみならず、甲子園での阪神巨人戦さえ中継した。「巨人戦の放映権」をちらつかせて、他局の間に割り込んだのだ。
9連覇の頃は、メインの解説者は佐々木信也だった。野球選手上がりとは思えない滑らかなしゃべり、当意即妙の返し。
アナウンサーの実況中継も華やかで、いかにも「一流」と言う感じがしたものだ。
よく言われるように、巨人は、「放映権料」を盾にとって他球団ににらみを利かせた。
セの5球団は、本拠地での「巨人戦の放映権料」で食っていたのだ。他球団のオーナーの中には「うちは2位でいい」という人さえ現れたものだ。
日本テレビ以外の民放も「巨人戦」こそがスポーツ系の最大の収入源だった。各局には専属の解説者がいたが、プロ野球解説とは「巨人戦の解説者」に他ならなかった。まさに「巨人にあらずんばプロ野球にあらず」という時代が長く続いたのだ。
この体制に風穴を開けたのは「プロ野球ニュース」だったと思うが、ここではそれには触れない。
巨人V9開始年以降の巨人戦の平均視聴率を見て行こう。

視聴率は1982年をピークに下降傾向となっている。この間、Jリーグが発足、サッカーが野球とならぶ人気スポーツコンテンツとなった。
また野茂英雄、イチローのMLB挑戦によって、野球ファンはNPB以外の野球にも目を向けるようになった。
要するにコンテンツの多様化の中で、地上波のプロ野球中継は凋落の一途をたどったのだ。
すでに巨人戦は「おわコン」ではあろう。
しかし一方で、BSやCS、ケーブルテレビなどのマルチチャネルでは、プロ野球中継は重要なコンテンツだ。
無料ではなく、金を払ってプロ野球を見ようと思うお客は、確実に存在するのだ。もっとも、それは地上波とは比較にならないほどの小さな数字だが。
こうした非地上波系のテレビでは、スポーツ中継はコアなファンを満足させるために専門的になりつつある。実況アナも解説者も、テレビ技術も試合をしっかりと伝えようという方向になりつつある。
放送の回数自体が少なくなり、視聴率も取れなくなった頃から、地上波でのプロ野球実況中継は、劣化が著しくなった。
バラエティかと見まごうようなタレントが出演したり、番宣を延々と流したり。
アナウンサーの試合を“伝える”能力も劣化し、安っぽいドラマを口先で作るようになった。いったい誰に向けて放送しているのかわからない、くだらない実況中継が多くなった。
このことが視聴率の低下に拍車をかけているのは言うまでもないことだ。
しかしながら、日本テレビは「巨人戦」で飯を食ってきたはずだ。言い方を変えれば「日本のプロ野球中継」の歴史は、日テレが切り拓いてきたはずだ。
讀賣グループ中興の祖である正力松太郎は、民放、プロ野球の生みの親だ。この二つを組み合わせることで、戦後の人々のライフスタイルを決定的に変えたのだ。
正力、日本テレビ、巨人が、戦後日本人の「原風景」を作ったといっても過言ではない。
今も巨人は「球界の盟主」を標榜している。力の源泉は「人気」であり、その具体的な数字は「視聴率」だったはずだ。それがなくなった今、巨人は何を以て「盟主」を名乗っているのか。
日本テレビは「プロ野球中継」「巨人戦」への恩義を感じるべきだ。
そして、退潮ムードに唯々諾々と従うのではなく、実況中継の改良や、コンテンツとしての売り方の改善などで、もう一度「地上波のプロ野球中継」を復活させる努力をすべきだ。
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コメント
コメント一覧
一言で言えば、時代の流れでしょう。『実況中継の改良や、コンテンツとしての売り方の改善などで、もう一度「地上波のプロ野球中継」を復活させる努力を』したとしても、早晩このような末路を辿るかと思われます。
寂しい思いはしますが、熱心なファンにとってみれば、観戦できれば地上波である必要はどこにもないわけで、抗うことができない流れだと思います。
ON時代や視聴率が高かった頃の巨人ファンは現在、団塊の世代以上でしょうか。そういったオールドファンへ向けての、過去のコンテンツを再発掘・再編集した番組作りは、ありかもしれませんけどねえ。別に今の巨人をテレビで流す必要もないですしね。
ただ、地上波放送が減ってしまうと、どうしてもファンの裾野は広がらないでしょうね。私が住む長野県の子供たちは、どこで野球の魅力に触れたらいいのか?ということになります。昔は御多分に漏れず、長野県も巨人戦中継ばかりでした。巨人を通して野球好きになりました。
今の子供達はどうなるのか? Jリーグは松本山雅、AC長野パルセイロと2チームありますので、今の子供たちはサッカーに流れるのでしょうな。
12球団のフランチャイズ外の地域の野球離れに拍車がかかるのでは?と思われます。
まあ巨人戦が全試合放送され、平均20%の視聴率を超えていた昔の時代が、今となっては異常なんだと思いますね。
NPBに対する最後のご奉公だったのでしょう。
イチローのMLBデビューイヤーからガクッと落ちているのが興味深いですね。読売ジャイアンツ長嶋茂雄監督最後の年でもありますが
最近はそもそもテレビ以外の娯楽コンテンツが増えてますから「スポーツ」の「野球」の「テレビ中継」を観る、という三段階の壁を越えないといけないのですよね今は。そう考えるとむしろこの視聴率は健闘している方とも言えるのではないでしょうか
いずれにせよ中継の質は何とか向上してもらいたいところですが・・・
最近巨人や読売の誰がそんなニュアンスの事を言いましたか?
別に巨人は表だって標榜してないと思いますよ。
自分たちの事を自ら「盟主」だなんて思うわけがないし言うわけがない。
よくある勘違いですが、こういうのは無責任なマスコミが勝手に言ってるだけなんです。
ネットの中継にシフトして地道にやっていくしかないんじゃないですかね。巨人のこれまでの権勢は、視聴率もさることながらテレビの影響力が大きかったからこそ成り立っていた話です。その前提が崩れつつある今、視聴率を上げるのは至難の業です。
まあ球界の盟主としてわがままに振舞ってきたバチがあたったとも言えます。テレビの力が相対的に落ちつつある今、適応できなければ亡びるだけです。
1980年以降の生まれで、江川卓氏や原辰徳氏を見て巨人ファンになったというのは、かなり少なくなったはずです。
球界の盟主云々は、「巨人軍は紳士たれ」と同じで、巨人嫌いやアンチ巨人が、ちょっとでも巨人や球団関係者に問題起きると、ここぞとばかりに振りかざして、言いがかりにすることで昔から有名です。
じゃ、「もう球界の盟主じゃありません」宣言をすれば楽になるのに。
確か90年あたりまでは最大9時24分でした。
90年あたりからしばらくは最大9時54分でした。
グラフでは80年代中盤が一番数字が高くなってますが
最も力を入れていたのはこの時代ではないかと思います。
(NHKや私の地元tvkでは無限延長をしてたこともありました)
しかし、後番組の視聴者からの突き上げが激しくなり
段々延長時間は短く、そして廃止。
さらに野球中継そのものがレアになって行ったのは
改めて書くまでもありません。
あと、今の多チャンネル時代に生まれ育った子供たちは地上波が無くても野球中継を視聴する可能性があるように思うのですが、どうでしょうかね?
BS/CS/CATVとあるので案外普及率は高いのではないかという気もします。
先日マツコが「せっかくネットと言うメディアを持ったのに、みんなネット上でテレビの真似ばっかりしている」と行っていましたが、地上波テレビのバラエティのノリは日本人の思想や行動に大きな影響を与えていると思います。
これからはスポーツに限らずどんな分野でも専門チャンネルもしくはネットで見る時代なんでしょう。
バラエティに地上波が均一化していますが作る側としては安易でばか騒ぎするだけの番組が作りやすいだろうし当然の帰結かと。
それよりも、巨人戦差し替えの各地域の中継に影響しないかが、気になる(まぁ阪神戦は読売テレビ独占でなくサンテレビにやってもらいたいので、それはそれでいいのですが)ところです。
でも、観客動員数がいつ減少するかが分かれ目と思います。とくに、セリーグの観客動員増加策はどうするんでしょうか。
企業が年間シートを黙っていても買ってくれた時代は終わりつつあります。
やたら復刻ユニフォームとかで物販するのも一時しのぎのような気がします。ファン層の拡大を図るため、全体のアイデア、営業政策がないのが見通しを暗くしているのでしょう。
たとえば、従来ながらのやり方ではオールスターを複数やる意味なんかないでしょう。1試合にして価値を高めるか、複数試合やるなら、1日目はリーグ対抗、1日目は東西対抗とか、35歳以上のチームと25歳未満の若手チームとの対決戦とか
地上波中継が減ったのは、BSデジタルチューナーを内蔵したテレビの普及率とも関係しているでしょう。一説によれば、今、世間に流通しているテレビの80%以上はBSチューナー内蔵のテレビだそうです。
ですから、視聴者にとっては、敢えて地上波でやってくれる必要もないですね。テレビ局的にはいろいろあるのかもしれませんが、「無料で見られる」という範囲で考えれば、視聴者にとっての視聴環境は、さほど変わっていないのではないですか。
また、東京の方はご存じないのかもしれませんが、各地方球団のフランチャイズ地域における地元球団の地上波ローカル中継は、おそらく東京の人が想像する以上に多く放送され、そして視聴率はそれなりに取れている現状があります。東京は娯楽が多く、趣味嗜好が多様化しているせいで視聴率が伸び悩んでいるのだと思いますが、地方にとってはまだまだ地上波野球中継は大きなコンテンツだと思います。
常時10%取れると考えれば優良とも言えるわけです。これは他のスポーツ中継でも一緒ですがデジタルになったのですからサブチャンネルを使って別放送とすればいいのです。その気になれば3元中継くらい出来るでしょう。
そして一個一個は別に金かけなくても良いのです。
まず安く上げるということ、カメラの数はもっと少なくてもよいでしょう。場合によっては3,4台でもなんとかなるでしょう。
もし。MLBみたいなビデオ判定をやるんだったらその画像を利用させてもらうんでもいいでしょう。
いらない解説やゲストも不要、アナウンサーだってラジオと共用でいいかもしれません。そういう努力を一度してみるのはありなんじゃ無かろうかという気がします。
ネットがない時代はTVが最高の娯楽でした。80年代~TVゲームが人気になり
TVが独占していた娯楽の部分が分散しだしたと。この辺の娯楽の多様化が野球中継の衰退と現象に繋がったと思いますね。
だから野球自体、巨人自体は昔と変わっていないと思いますね。
TVゲームやサッカーというライバルの出現が人気を分散させたと。
00年代に入るとネットの普及でさらにTV離れが進んだとみるべきです。
あと番組の質の問題を考えると。民放は幅広い層の視聴者に見て貰わないと視聴率が取れない。これは宿命です。
だから高尚で難しい内容の番組を作るより、分かりやすくて単純な番組作りが基本になります。
だから視聴者をバカにしたような中継や番組になってしまう。
質を求める野球ファンには耐えられないのは仕方がないことで、だったらどうするか?視聴率を無視して、お金を出してくれる野球ファンに向けて
CS等で中継するという流れなのが、今かと。
巨視的と微視的の違いでどちらが正解か悪いかはないですね。
珍プレー好プレーや、バラエティー番組とか。
子どもはこういうのに敏感です。
我々はまだ、その機会に多く恵まれた世代ですから。
今の20代後半くらいまではそうでしょう。
でもそれ以下は違います。
その世代が主役となる時代に、本当の正念場が来るでしょうね。
・野球豆知識紹介
・記録紹介
・あの外国人は今!?
・野球道具作りの現場
・コーチに聞け!
・選手って何食べてるの?
・世界の野球から
・野球と芸術・美術の関係
・未来のスターだ!少年野球紹介
…こんな感じのミニコーナーを毎放送流してもらえたら嬉しいです。
まぁ今もチョコチョコと企画コーナーがありますけどね。
やっぱり正直なところ3時間は長いので、上手に間を繋いで欲しいというのが本音。
> ミニコーナーを毎放送流してもらえたら
なるほど、相撲中継を観ていても
昔の映像とかは、楽しみにしているコーナーです。
「××年前の今日(野球の試合)」なんかは、
なにがしかのトピックスを拾いだせば、結構いけるかも。
しかも、昔の巨人がONという「看板選手」を作ったのに比べたら、現在は全球団が看板選手の育成が出来ていないし。
広尾さん
プロプレーヤー経験のない、正力親子や渡邉恒雄の発言一つ一つを大袈裟に考え過ぎでしょう。
巨人の選手でも監督でも、「ジャイアンツは球界の盟主」だなんて言った人、誰も知らないので。
正しくは、
今も日刊ゲン○イは「巨人は球界の盟主」と標榜している。
ですね。
それと、
10.>「もう球界の盟主じゃありません」宣言をすれば楽になるのに
球団内部ではすでに何度か宣言してますよ。
新人研修とかでね。球団HPに書いてました。
確かに相撲中継の昔の映像なんかは楽しいですよね。
ただ、昔の映像だけだと一緒に見ている子供はそれほど興味を持てない気がするので、
上に挙げたようなさまざまな視点のコーナーがあると良いのかなと。
思い切って、野球中継7割・その他3割くらいでもいけるのではないでしょうか。
変に女性受けとかを狙わずに、
大人も子供も一緒になって楽しめる番組になれば良いですね。
読売球団の「全国区」の「盟主」としての役割は、もう終わったのだと思いますよ。
そろそろ彼等も、東京という地域に密着した運営を考えていくべきだと思いますね。
でも球団としての振る舞いは「わしらは特別だ」と言っていますよね。今も。
NPBの人事は自分たちが決めると思っている、何の資格も権限もないのに。
讀賣はプロ野球を作った企業グループですが、歴史を振り返れば功罪半ばしています。そして今は明らかに「抵抗勢力」だとおもいます。
ずいぶん野球の歴史を調べてきました。プロ野球の進化の元凶は讀賣とその同調者だと確信しています。
最初から巨人が悪いという先入観があったわけではないですが、歴史的なスキャンダルの大半は巨人が絡んでいます。
その観点で、今後も書いていきます。ぜひお読みください。
>でも球団としての振る舞いは「わしらは特別だ」と言っていますよね。
振る舞いだけで「標榜」していることにはならないと思いますよ。
典型的な「邪推」です。
それこそゲンダイと同じレベルですよ。
経営に関しては各チームでやりようがあると思いますが、視聴率に関しては対応のしようがないと思います。
趣味で視聴率のデータ等を調べたりすることがあるのですが、全国ネット中継での視聴率の悪化はテレビ局やチームだけで解決できるレベルではないと考えます。
私の地元北海道では日本ハムがかなり人気で視聴率も高いです。しかしながらそれはローカルでの話で、全国ネットだと厳しいでしょう。巨人でも厳しいのですから。
できる限り早くプロアマの垣根を越え、日本野球界が一つになりグランドデザインを描くことが必要です。
> 昔の映像だけだと一緒に見ている子供は
> それほど興味を持てない気がするので
でしょうね。
でも先日の殿堂入り関連の記事を見るにつけ、中継番組も
MLBのようにOBに対するレスペクト感を大切にすべきかなと。
(同時にオーロラビジョンで流して、応援団も静観させるとか)
このHOFコーナーにスポンサーが付かんかな?
要するに、各球団のコアな地元ファン以外の世間一般は、サッカーの代表戦に象徴される「世界との闘い」にしか興味を持てなくなってしまったんですよ。
この風潮自体はそろそろ一段落しつつあるのかなと感じていますが、さりとて彼らの関心を「世界の舞台」のはなはだ狭い野球、それもNPBに引き戻すことは…。
正直かなり難しいというか、ぶっちゃけほとんど不可能でしょうね。
この環境下で存続していく道を模索していくためにもなおさら、プロからアマまでを貫く統一組織の必要性は高まっていると思います。
その意味ではこうして、最大の抵抗勢力である読売一派の力の根拠が失われていくのはむしろ、歓迎すべきことなのではと思う次第です。
日本の場合スポーツ報道は芸能ニュースと同じなんですよ。日本のプロスポーツより海外リーグのベンチ選手を優先して報道する。その選手は世間からスター扱いされる。昨日のプロ野球の結果より今日のメッシ、今日のレアルマドリード情報ですから話にならない。
ただ巨人人気がそんなに酷い状態かと言うと昨年の観客動員数は2005年の実数発表以来最多で東京ドームの試合では4万人を切ることは無かったです。観客動員数は増えてるのに視聴者率は伸びないってのはある意味テレビ離れの影響も大きいのかなと。
じゃあその人達にTV観戦してもらうにはどうしたらいいかと言うと日テレと巨人が一般層にアピール出来るような番組や宣伝をするしかないような気がする。
試合途中からスタート
8、9回が見れない
放送が不定期でいつ地上波中継をするのか野球ファンにも分からない
これで視聴率改善なんて出来るわけないですよ。もう少し何とかならないんですかね。
日本人は国際試合しか見ないと言うよりイベント性やドラマ性でスポーツを見てるんですよ。そのイベント感やドラマ性を世間に浸透させてるのはTV番組やネットメディアなどです。巨人戦もそういったモノを生み出せばいいんです。
これらの改善材料があるのに何もしない日テレや巨人、NPBは何をしてるんでしょう?
1~3行目までは昔からそうでしょ。今は、じゃないです。
4行目が最大の差異ですが。
20:30までは試合前半のダイジェスト。22時前に試合が終われば他球場の情報を流す。
21時で放送終了だと、試合終了に立ち会える機会はほとんど無いですしね。
同じ2時間なら試合後半の方が絶対に良いです。
22時までには大抵の試合は終わりますしね。
30分のダイジェストを使って、試合前の模様や先発投手の立ち上がりなんかをある程度丹念に追えば、
そこまでコアなファンでなければ十分ではないでしょうか?
田中投手はヤンキース入団が決まった時の記者会見で目標を問われ「世界一」と答えていました。レッドソックスの上原投手は「世界一」になった報告をするため総理を訪ねています。MLBで優勝することが「世界一」であるなら、NPBの12球団は決して世界一にはなれない。応援する甲斐がないと言うものでしょう。既に野球ファンである人々はどうであれ死ぬまで野球ファンであり続けるのでしょうが、次世代の新規ファンを獲得するのは難しい。
五輪から除外されたままであり、ガラパゴスに閉じたままのリーグでは、巨人も含めて未来は暗いものとなるしかないでしょう。
昔からと言うより数年前からですね。視聴率が落ち込んでのテレビ局側の処置が余計に歯車をかけてしまいました。気になったのは1993年~1994年のサッカーブームの時は視聴率が全く落ちてないんですよね。当時はニュースの主役は圧倒的にサッカーだったのにも関わらず巨人人気の根強さを感じます。
これは最近まで知らなかったんですが以前MLBコミッショナーがNPBに対してグローバル・ワールド・シリーズの話を持ちかけてきたそうです。これはMLB側がWBCで2連覇をし数多くのメジャーリーガーを輩出した日本野球の実力を評価している事が大きいでしょう。喜ばしい事です。
しかしせっかくのこの貴重な提案をNPB側は完全放置、全く進展せずに終わってしまいました。
これも何度も言われてますがNPBは何かを改良したり改革をすることが下手糞でそもそもリーダーシップをとる人物もいません。
まず変えるべきは読売天下のナベツネ政権なのではないでしょうか。それが変えられないから苦労してるわけですけど。
メジャーのように、試合時間のスピードアップの徹底を今度こそやるとかも必要でしょう。試合時間が読めないこともスポンサー受け悪い原因です。
あるいは、バレーボールを見習って、ルール変えて、試合時間の短縮化してしまえばとさえ思います。
九回ではなく、六回で終了とか、
三振ではなく、二振でアウト、とか、
三時間で強制終了とかね。
もちろん、ゲームの本質変わってしまいますが、
バレーボールとか、バスケットボールとかが、どんどんルール変えているのを見ると、野球ってルールがあまりかわらない競技ですね。そのかわり、ルールがやたら難しいため、門外漢には理解されない。
そういったことも、他のスポーツに子どもの興味が移るのは当然でしょう。
いろいろなものがスピードアップされている時代には、プロ野球の生き残りは、高校野球のようなテンポアップこそ必要と思いますけど。
テレビ放映のためにルールを変更するのは本末転倒でしょう。テレビのために野球をするわけではないのですから。そういう努力は全く無用だと思います。
そのあたりがクラシックと言われる所以でしょう。
世界には野球よりもうんと長時間を要するスポーツが、たくさんあると思うんですよね。
世界的な普及度でははるかに上のゴルフしかり、クリケットしかり。
でもこれらのスポーツで、見る側のニーズに合わせたルール改変が行われたという話はあまり聞きません。
それに野球のいわゆる「名勝負」は、その多くが延長戦にもつれ込んでいますからね。
近年の人気衰退、また世界的認知度がイマイチである原因は、もっと別のところにあるように思います。
近年の日本では、野球はとかくサッカーを比較対象にされてあれこれと(たいていは否定的に)言われますが、大事なのはジャンル自身の魅力を担い手たちが体現できているか?ということでは。
現状それが出来ていない、また全体でそれを追求できる体制になっていないことが、問題の根本のように思います。
そんなスポーツ擬きのものと、我々が楽しんでいる野球が、同じレベルで論じられているこのコメント欄に違和感感じる。
呆れるわ。
そういう意見もあると言うことです。別に当サイトの意見ではありません。
結局、巨人以外の球団の責任も重い。
それでも読売のせいにするなら、対案をだしてON時代を凌ぐプロ野球のあり方
を示すべきなんですよ。
野球人気が衰退したから読売を叩くとか都合が良すぎます。我々プロ野球ファンはこういうプロ野球に魅了されてファンになったわけですから。
いいか悪いかは別として巨人を否定するための対案に試合時間短縮も一つの案でしょう。ただ自分の意志の為に人の意見に反論するだけなら猿と変わらない。
結局、V9~90年代前半の野球人気が最高の成功例なわけで、これを超えられる
案が出せないから野球人気の衰退が止められないわけでしょう。
巨人読売に変わる球団と企業が出現して、巨人の過去の興行を叩くなら分かりますが、大した代案を出さずに、ただ巨人が悪いから追放しろとかはおかしいですね。
いまの政界と同じ、しょうもない野党と同レベル。
誰か巨人を叩いていますか?
しかし日本球界全体をまとめ上げられるビジネスセンスのあるリーダーがいない(あえてそういう人をリーダーにしないようにしてる)のでグローバル化とかTV中継のあり方とかMLBとの外交など今のNPB全体が抱えてる問題、利益に繋がる話になると信じられないほど無能になってしまうのがNPBです。
まずこの組織改革をしなければ案を出して実行なんていつまでも出来ないのでは?って事です。
組織改革をするには読売以上の企業が出てきてやらなければいけないわけです。
NPBが腐っているからって言うのは間違いです。代案はだせるんですよ。
みな根本的な問題を見ようとしない。代案を出せる奴がいないことが問題だと。
それなのに、すべて読売やNPBが腐っているせいにする。
政治でも同じ。小泉氏や安倍首相を超える政治家、幕末でいうと坂本龍馬みたいな英雄が出てきたら日本は素晴らしくなるわけです。
こういう英雄が出てこれない社会に問題があるというのは飲み屋の親父の愚痴と変わらない。
飲み屋の親父も分かっているんです。社会のせいじゃなくて自分が悪いことを。
出世して偉くなれば社会の不満なんてどうでもよくなる。
つまり今のNPBの問題を人のせいにしているうちは良くなることはないでしょう。
NPBの問題は、私たちには他人事ですよね。改革するのはNPBでしょう。
誰に向かってのコメントなのかが分からない。
私たちが改革すべきだと言うことですか?我々は言うことしかできない。
つまりですね。NPBにもいい時はありました。だから、今の時代に昔の体質は合わないだけ、でいいんじゃないでしょうか?
それを衰退したから誰かのせいにして戦犯を吊りあげようという流れがおかしいです。
この流れを作っているのは我々ファンですよ。
野球人気衰退は現象なんです。プロ野球を悪くしているのはプロ野球に問題があるとか言っているファンが原因。
人気がないから悪い訳じゃない。
我々野球ファンが外野で文句を言う。こんなことをいちいち言うから問題になって
さらに野球人気衰退が加速するわけです。
我々野球ファンがプロ野球をおもしろいと信じて叫ばなければ、いいこと良くなりません。
ファンがネガティブになるから余計におかしくなるわけですよ。
一発逆転できるほどの素晴らしい案を考えればNPBも採用するわけです。
まず、偉そうに問題提起するなら、優れた案を示してNPBを黙らせてみせろってことです。
で、我々議論する方も、この優れた案が思い付かないから
おかしなことをしていると。
ここをみんな分かっているのにスルーして議論を進めるからイビツでおかしいと。
案はだれでも出せる、でも通用する案を出せる奴がいない。
読売やNPBの体質を問題にして議論を止めるより、NPBや読売を納得させる代案を示して
先に進めと言いたい。
この案を示さずに文句を言うだけの連中が多い。
広尾さんからでも、NPBや読売を納得させる案ができたらNPBに伝わるはずですよ。
並木裕太さんはオーナー会議で提案しています。帝京大の大坪正則教授も提言していますが、NPBは一切聞く耳を持ちません。
大坪先生とはその件で話もしましたが、難しいようです。NPBは利権の塊ですから。
ましてや私が言ったぐらいで何も変わりません。もちろん、今後も言い続けますが、世の中は甘くないわけです、
例えば球団を増やせば確実におもしろくはなりますよ。
でも我々ファンはこれを全面的に望みますか?
どの分野でも同じ改革なんてそう簡単に進みません。会議というのはどこも似たようなもんで
お茶会みたいな空気の場合やイジメの場でもあります。そんなところでいくら頑張っても話になりませんよ。
本気で提案を通す気があるなら裏で談合やら汚いことをやりますよ。
世の中、正論だけで通用するほど甘くはない。
だからファンだけは純粋に野球を楽しみましょう。いらんことを考えるから楽しめない
そして野球人気が崩壊したと。
MLBとの交渉や統一球問題にしてもNPB上層部が無能というのは誰が見ても明らかなわけですから。この組織構造をどうすれば変えられるのかというのが今のNPBにとって一番重要な部分だと思いますよ。具体的な提案提示をその後です。案を出してもそれを上手く実行する能力が今のNPB上層部にはありませんから。
失礼ながら「自分ではやらない人」のコメントかと。少し無責任です。
ぜひ、あなたご自身がプランを出してください。当サイトでよければ、スペースを提供しますので。
適当に巨人とNPBを叩いている人について批判しているだけで
こういう批判をしている人は野次馬と一緒で、ただおもしろいから話にのっかっているだけ。で無責任だということです。
あと私のプランはここで書いたことです。基本NPBを信じておまかせします。
そして、わけのわからん批判をしている人を否定するだけ。
根も葉もない妄想ですね。在日の友人、知人もいないんですか。お気の毒に。
日常生活で面白くことがあるようですね。世の中はあなたの思うような姿ではないですよ。もっと現実を見ましょう。
そして、退潮ムードに唯々諾々と従うのではなく、実況中継の改良や、コンテンツとしての売り方の改善などで、もう一度「地上波のプロ野球中継」を復活させる努力をすべきだ。
ここまで常識はずれの意見を初めて見ました。
野球が全てですか
巨人戦はゼロにすべきです
常識って何なんでしょうか。
私はあなたの方こそ非常識なご意見だと思いますが。
少なくとも讀賣新聞が今日あるのは、巨人人気によるところ大です。
そもそもプロ野球は讀賣グループが創設したのですから。
野球が全てではないけど、くだらない番組より優先されるとは思えない。
バラエティ系を全部なくせば、民放系は相当ましになると思います。
私見ですよ、あくまで。
そんな人もたくさんいると思います。あれは一種の宗教ですよ。私は洗脳されませんでした。
悩んでおられるようですが、ここは病院じゃないですよ。