無難に抑えたのは幸甚ではあったが、課題も見えたのではないだろうか。
球種、球速は公式サイトでチェックをしようと思ったのだが、何と記録なし。画像から追いかけることとなった。一部未記録。

黒田が2回無失点の後を受けて5回から登板。ボビー・アブレイユがフィリーズの招待選手で出ていたのはちょっと驚き。
先頭はMLB3年目のラフ。昨年は73試合で14本塁打と長打のある右打者。
田中は予想通り速球から入った。続くスライダーで0-2と追い込むが、中前に運ばれる。
左打者アシェ、右打者ルップをともに左飛。二人ともレギュラー選手ではない。
田中はダル同様、MLBではフライボーラーになると再確認した。もう少し力のある打者ならスタンドに運ばれていたかもしれない。
ヘルナンデスはフルカウントからキレのある速球で三振。
6回、リビエールはスプリッターで3球三振。スプリッターは非常に有効。
セデーニョは打ち取った当たりだったが中前に。しかしドミニク・ブラウンは速球で三振。
デューガンも中飛に打ち取った。


全体に球が高かったが、球威があった。また、制球も危なげなかった。
32球はやや多いが、これはまだ何とも言えない。
田中の良いところは、走者が出てから力を発揮するところだが、そういう面も見て取れた。ダルビッシュ、松坂にはなかった長所である。
これまで見てきた日本人投手の中では、NPB時代との印象が一番変わらなかった。
ただ、日本ではフライで打ち取れる打球がスタンドインするケースが増えるのではないか。田中の課題は、他の日本人投手と同様、被本塁打ということになろう。
低めへの制球が重要だ。
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田中は予想通り速球から入った。続くスライダーで0-2と追い込むが、中前に運ばれる。
左打者アシェ、右打者ルップをともに左飛。二人ともレギュラー選手ではない。
田中はダル同様、MLBではフライボーラーになると再確認した。もう少し力のある打者ならスタンドに運ばれていたかもしれない。
ヘルナンデスはフルカウントからキレのある速球で三振。
6回、リビエールはスプリッターで3球三振。スプリッターは非常に有効。
セデーニョは打ち取った当たりだったが中前に。しかしドミニク・ブラウンは速球で三振。
デューガンも中飛に打ち取った。
全体に球が高かったが、球威があった。また、制球も危なげなかった。
32球はやや多いが、これはまだ何とも言えない。
田中の良いところは、走者が出てから力を発揮するところだが、そういう面も見て取れた。ダルビッシュ、松坂にはなかった長所である。
これまで見てきた日本人投手の中では、NPB時代との印象が一番変わらなかった。
ただ、日本ではフライで打ち取れる打球がスタンドインするケースが増えるのではないか。田中の課題は、他の日本人投手と同様、被本塁打ということになろう。
低めへの制球が重要だ。
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コメント
コメント一覧
おはようございます。2時半から起きているshibakawaです。マー君に「おやすみなさい」と言われたので、そろそろ寝ようかと思っています(笑)
>球種、球速は公式サイトでチェックをしようと思ったのだが、何と記録なし。
オープン戦でのGamedayは信用しないほうがいいかもしれませんね。私も先日、マーリンズと契約したマギーの情報をチェックしたのですが、Gamedayで公開されているカウント推移と実際映像で確かめたそれは全く違っていましたから。
>田中はダル同様フライボーラーであることを再確認したが、
いえいえ、少なくともNPB時代の田中はゴロアウトピッチャーですよ。京都純典氏の企画監修『プロ野球本当の実力がわかる本2013-2014』(日刊スポーツ)によると、2011年以降のゴロ率は下記のとおりです。
2011年 59.4%
2012年 60.3%
2013年 61.8%
若干のパーセンテージの差異はあるものの、私の記録集計でもゴロが多い結果になっています。昨年の田中の快記録を支えていたのは、このゴロ率の高さもその1つだったと言えます。
ただ、NPBでは打者はどうしても当てにいく意識が強くなります。一方、MLBでは振り切る意識のほうが強いでしょうから、外野飛球は必然的に増えるでしょうね。パワーもケタ違いですし。
また、6回、低めに目つけがいっていたドミニク・ブラウンを高め速球で空振り三振に取ったように、低めのスプリッターを意識させることで、裏をかいて高め勝負というケースも増えてくるでしょうし(昨年の岩隈がそうだった)、そうなると、どうしても外野飛球は増える気がします。そうなると、
>ただ、日本ではフライで打ち取れる打球がスタンドインするケースが増えるのではないか。
といった心配は出てきますよね。
お互い眠いですね。いろいろご教示感謝です。
NPBはともかく、MLBでは田中もダル同様フライボーラーになるだろうと言うニュアンスです。
黒田博樹のように三振を捨てて低めを衝く投球にはならないでしょうから。
特筆すべきは4シームの制球のよさ。松坂もダルビッシュも変化球以上に苦戦していた部分なので、開幕前から対応してみせた田中の適応力には脱帽です。
フライボーラー/グラウンドボーラーの話が出ていますが、日本人の中で典型的フライボーラーなのは松坂くらいで、他の投手はどちらかにはっきり分類できるほど、極端な数字が出ているわけではありません。
日本人先発の4名と、MLBで代表的なグラウンドボーラーであるハラディとフェリックス・ヘルナンデス、代表的なフライボーラーであるクリス・ヤングとテッド・リリーのキャリア通算の数字を貼っておきましょう。
松坂 G 36.7% F 44.7%
ダル G 43.6% F 34.8%
黒田 G 49.0% F 31.4%
岩隈 G 50.0% F 31.4%
ハラディ G 54.1% F 26.6%
ヘルナンデス G 54.0% F 27.6%
ヤング G 33.2% F 48.2%
リリー G 34.1% F 45.8%
松坂だけは、典型的フライボーラーの数字を示していることが分かります。
岩隈は被本塁打の多さから、フライボーラーと勘違いしている人もいるのですが、実は黒田よりもゴロ率は高いのです。また、ダルビッシュもまったく「フライボーラー」と呼べるほどのフライボール比ではありません。
よってダル、黒田、岩隈は3名ともに、三振も稼ぎ、ゴロやフライでも打ち取れる万能タイプと言った方が適切でしょう。
そして田中ですが、この中では同じくスプリットを武器とする岩隈に近いスタッツに収束していくんじゃないでしょうか。三振多め、四球少なめ、被本塁打やや多め、という感じの投球を予感させます。
制球はダルより上だしね