いつも思うのだが、セリーグで「補強」らしき補強をするのは巨人だけだ。他のチームは穴が開いたら開きっぱなし。こういうところが白けてしまう。やる気があるのかと思う。
えんじ色は規定打席以上

小笠原、谷、脇谷が移籍。中日から井端、西武から片岡とレギュラー級が加入。内野は厚みが増した。
柱と恃む阿部慎之助への負担が深刻になりつつあるが、ドラ1でアマチュアNo.1捕手の小林を獲得した。
懸念される部分に選手を補強している。井端は順当に行けば控えである。選手本位で考えれば理不尽な補強だと思うが、チームとしては手厚い補強だ。
坂本が昨年8月以降、203打数43安打の.212と低迷したのは懸念材料だ。また長野も成績を落としている。
その分、村田が後半大爆発したが、必ずしも安泰だとは言えない。
アンダーソンは面白い存在だ。

キューバからタンパベイを経て巨人へ。MLB経験はない。キューバ出身の選手は今季オリックスに入ったベタンコートなど何人かいるが、MLB未昇格、出世前での加入は初めてだ。
成績を見れば中距離打者。マイナーでの成績も悪くはない。31歳と年を食っているが期待できるのではないか。
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坂本が昨年8月以降、203打数43安打の.212と低迷したのは懸念材料だ。また長野も成績を落としている。
その分、村田が後半大爆発したが、必ずしも安泰だとは言えない。
アンダーソンは面白い存在だ。

キューバからタンパベイを経て巨人へ。MLB経験はない。キューバ出身の選手は今季オリックスに入ったベタンコートなど何人かいるが、MLB未昇格、出世前での加入は初めてだ。
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コメント
コメント一覧
外野3ポジション&一塁をこなせるとの触れ込みで
原監督は中堅・長野、右翼・アンダーソンの布陣を思い描いてた様ですが、水泡に帰しました。
由伸らと争う事になる左翼でも、走者に余分な進塁を度々許しおり、
全盛期のラミレスとは行かぬまでも、昨年のロペスくらい打たないと
「守れる分だけボウカーの方が良かった」と言われかねないでしょう。
逆にこれでチャンスが広がったのが、橋本や松本哲ら中堅をこなせる選手達。
橋本が2番・中堅に納まってくれれば、巨人ファンとしては夢が広がるのですが。
アンダーソンはマイナーでの守備成績は特に劣っているとも思えませんでしたが、AAAでここまで足踏みしているのは守備が原因なのかもしれません。
ただ、守備力が弱くても、打撃力で結果を残せれば、ある程度は使われると思います。
ただ、大田を我慢して使ってほしいと思いますけどね。。
ボウカーは2年間で約500打席が与えられましたが、結局戦力外になりました。これを大田に与えていたらどうなっていたかと思います。
井端については、今でも好選手だと思いますが、事実として戦力外になった選手ですからね。これが3年前の井端と片岡を両獲りしていたとしたら、自分もそれはないだろうと言いたくなりますが、許容範囲という気がします。
大田は相当に贔屓されている部類だと思いますよ。
昨年も3~4月と普通に考えれば早々に2軍降格の成績だったにも拘らず、
国民栄誉賞の式典に出させる為かと言いたくなる程(勿論そんな筈はありませんが)に
辛抱して1軍に置き続けたのに、よりにもよって式典直前に故障で登録抹消・・・
あと外野転向から1年半は経ってるのに打球判断が心許ないのも使い辛い要因です。
よく「坂本は2年目に1年間辛抱して使い続けたから今がある」と言われますが、
坂本は遊撃の守備を一定レベルでこなせていたので「打てなくても辛抱」が出来ました。
しかし大田の今の守備力では、打てなければ1軍の戦力になりません。
潜在能力は疑い無い故に、G3様のみならず「辛抱して使え」との声は少なくありませんが、
1軍に定着し切れない選手には何かしら問題があるという事です。
昨年のように坂本のコンディションが悪ければ、二塁・片岡、遊撃・井端でいくのでしょう。
「近年、巨人の補強は合理的になった」とはよく言われることですが、国内FA選手の供給が少ない以上、レギュラークラスは何年もかけて調査し、選手側のニーズを調べ上げた上で、狙い澄まして獲得しているのだろうと想像できます。そうでないと、これほど高い成功率にはならないでしょう。
巨人は同じく穴だった三塁を村田で埋めましたが、いまのNPBでは村田クラスの「出物」は滅多にありません。同じく三塁が穴になりつつある阪神は、資金力があっても獲るべき選手がいないのです。そのため外国人獲得になるわけですが、三塁はまずそこそこ守れる選手でないとダメですし、加えて阪神の課題である長打力不足を埋める選手となると、アメリカでも潤沢とは言えない。
FAが巨人の1人勝ちになってしまっている現状は、リーグの戦力バランスの観点からすると望ましいとは言えません。
とは言え、巨人は普通の「経営努力」を行っているだけであり、そこを責められる謂われもない。問題は選手の流動性が低いことにあります。「生涯一球団」の選手が重用され、引退後もコーチやスカウトなどの職を与えられている現状を見ると、超一流ではない選手が移籍に躊躇する気持ちも分かります。単にFA年数の短縮だけでなく、引退後の支援体制までも含めた様々な点を変えていかないと、選手の意識も変わらないだろうと思います。