シンシナティ・レッズとの対戦。相手もそろそろ実戦モードにはいってきた。
ジョーイ・ボットは出場せず。下位打線のネルソン、ロドリゲスはマイナー選手。
4人のスイッチヒッターも含めて5人が左打席に入る。

20130310


売出し中のハミルトンは7球をかけて三振。
しかしこの日もダルビッシュは打たせて取ることを考えていたようで、三振は1つだけ。

4シームを中心に組み立て、変化球に手を出させようとしていたが、スライダー、スプリッターともに制球が悪い。
カッターでもストライクが取れない。

3回まで安打は出なかったが、徐々に良い当たりが見え始めた。

4回、二順目に入ってハミルトンがバント安打で出塁。素晴らしいアイディアだ。コザートの当たりも良かったが中直。そしてブルースに二塁打が出た。1点目。
走者を背負うとダルは冴えなかった。

5回、ボール球が多くなる。2死後、ネルソン、サンチァゴの2人が、ストライクを取りに来る初球を連打。2点目。続くロドリゲスにも中前に運ばれたが、サンチァゴが本塁憤死。



ここ2度の登板、ダルビッシュは三振を狙わず打たせて取る効率的な投球を見せた。
我々はそう解釈しているが、「三振が奪えなくなっている」のではないかと、ちょっと怖いことも考えてしまった。

特に5回、下位打線に簡単に連打を許したのは気がかりだった。

後半になって球速が増したところを見ると、スタミナには問題はなさそうだが。

次回は、パワーピッチを見せてほしい。


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