野手陣では丁々発止の駆け引きを繰り広げたが、投手陣はおとなしいものだった。
えんじ色は規定投球回数以上

Orix-P


ミルズ、シュルツ、ミンチェ、この表にはないがハモンドとたくさんいた外国人投手の首を切った。松本、鴨志田、吉野らを戦力外にした。
それだけである。

日本ハムからかつての新人王榊原を獲得したがこれは育成枠。戦力ではない。

ほとんど動かなかったのは、昨年、エース金子千尋が田中将大がいなければ沢村賞も狙える活躍をしたからだろう。

また、西勇輝も一本立ちした。ディクソン、前田、松葉らも使えると踏んだのだろう。

しかしながら金子は200回以上を2年連続で投げたことは無い。2010年に204.1回を投げ17勝を挙げた翌年は155.1回10勝にへこんでいる。
2013年は10完投、3完封。まるで昭和の時代の投手のような成績だった。

普通に考えればこの成績が今年も続くとは思えない。

もともとオリックスは故障者が多い球団だ。補強をしなかったことがあとあと響くのではないか。

ドラ1の吉田一将とドラ2の東明大貴は評価が高い。二人してローテに入る可能性も報道されている。

未知数の両新人が働くなら、展望は開けて来ようが、楽観はできないのではないか。


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