松坂はさすがに落胆した顔をしていた。
我々は日本人選手が招待選手から開幕ロースターに載るのを何度も見てきたが、その壁は本当に高いのだ。
昨日はトロント・ブルージェイズ戦

完全に実戦モード。開幕戦と同じ顔ぶれが並んでいる。松坂は上位打線を中心に5被安打された。
3回にはシエラを一塁に置いてメルキー・カブレラに二塁打を打たれたが、カーティス・グランダーソンの返球で本塁アウト。
こうしたきわどい勝負はあったにせよ、5回を無失点。しかも前回3つ出した四球を出さなかった。
一見、落とされる理由はないように思える。
松坂のスプリングトレーニングの戦績

尻上がりに調子が上がってきていた。調整はうまくいったと言うべきだろう。投球回数を上回る三振を奪うなど、力強さがよみがえっていたし、四球はわずか4つ。
このままローテーションに加わったとしても、他の投手とそん色のない成績は上げることができただろう。
メッツの先発投手陣の成績

この中でラニャンは救援投手に回っている。
ニースはDL入りしているが4月6日には復帰するとアナウンスされており、3月24日にはブルペンで45球を投げた。
結局、メジアが松坂との競争に勝った形だが、右腕、右足に故障を抱えている。
ニースの復帰が遅れた場合、またメジアが万全でなかった場合、松坂大輔がAAAラスベガスから呼び戻されることになる。
松坂大輔は2007年、5111万ドル余の入札金でボストン・レッドソックスに入団した。
この年、松坂はスプリングトレーニングで5試合に投げ21.2回、26奪三振11与四球、ERA2.91の記録を残し、ジョシュ・ベケット、カート・シリング、ティム・ウェイクフィールド、フリアン・タベラスとともにローテを担った。
そのときの持て囃されぶりは、今の田中将大とそっくりだった。
7年前とそん色のない成績を上げながら、松坂はマイナー送りになった。
ひとたび“スター”の称号を剥がされた選手に対して、MLBは実に厳しい試練を科すのだ。
栄枯を共に経験して、実力で這い上がろうとする松坂は尊敬に値する。必ず再起のときが来ると信じたい。
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こうしたきわどい勝負はあったにせよ、5回を無失点。しかも前回3つ出した四球を出さなかった。
一見、落とされる理由はないように思える。
松坂のスプリングトレーニングの戦績

尻上がりに調子が上がってきていた。調整はうまくいったと言うべきだろう。投球回数を上回る三振を奪うなど、力強さがよみがえっていたし、四球はわずか4つ。
このままローテーションに加わったとしても、他の投手とそん色のない成績は上げることができただろう。
メッツの先発投手陣の成績

この中でラニャンは救援投手に回っている。
ニースはDL入りしているが4月6日には復帰するとアナウンスされており、3月24日にはブルペンで45球を投げた。
結局、メジアが松坂との競争に勝った形だが、右腕、右足に故障を抱えている。
ニースの復帰が遅れた場合、またメジアが万全でなかった場合、松坂大輔がAAAラスベガスから呼び戻されることになる。
松坂大輔は2007年、5111万ドル余の入札金でボストン・レッドソックスに入団した。
この年、松坂はスプリングトレーニングで5試合に投げ21.2回、26奪三振11与四球、ERA2.91の記録を残し、ジョシュ・ベケット、カート・シリング、ティム・ウェイクフィールド、フリアン・タベラスとともにローテを担った。
そのときの持て囃されぶりは、今の田中将大とそっくりだった。
7年前とそん色のない成績を上げながら、松坂はマイナー送りになった。
ひとたび“スター”の称号を剥がされた選手に対して、MLBは実に厳しい試練を科すのだ。
栄枯を共に経験して、実力で這い上がろうとする松坂は尊敬に値する。必ず再起のときが来ると信じたい。
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コメント
コメント一覧
移籍して活躍の場を!
結果を残してきたダイスケをこんな扱いしてひどすぎる。
今年は体調も良かったし首痛とかやってる体調管理もできないのもいる中で日本人投手最高の成績が残せたはずなのにマジでありえません。
現地の報道やチーム状況などを鑑みれば、メッツの本命はメヒアであり、松坂は故障者発生時のバックアップと考えられていたことは、明確であったように思います(詳細は前記事のコメントに書きました)。
松坂のようなマイナー契約の選手をロースターに入れるという事は、その枠を空けるために現在のロースターから1人を外し、マイナー送りかDFAにしなければなりません。同程度の実力や、少々上回る程度の成績では、メジャー契約の選手を落としてまでロースターに入れる妥当性がないということです。
結果論ですが、メッツとの契約を延長せず、(より弱小の)他チームに移った方がローテ入りの可能性はあったかも知れません。
しかし、これは終わりなどではなく、むしろ松坂の2014シーズンは始まったばかりです。マイナーで腐らずにコンディションを維持し、コンスタントに投げ続けることが何より重要です。シーズン中にローテ投手に故障者が発生し、マイナーから誰か呼ばれる時に「松坂こそがその一番手である」と証明し続けなければなりません。
過去にマイナー契約から這い上がって例を見ると、斎藤隆は当時のドジャースの名クローザー、エリック・ガニエの故障離脱という千載一遇のチャンスをモノにしていますし、高橋尚成はメッツで先発のジョン・メインが抜けた時には先発をつとめ、クローザーのフランシスコ・ロドリゲスが抜けた時には抑えまでつとめています。
運の要素も多分にありますが、その運を掴むだけの勝負強さと、日頃の準備がなにより重要です。かつてはエリート街道を歩んできた松坂が、それだけの精神力と周到さを1シーズン維持することが出来るのか。その真価が問われるシーズンになりそうです。
かつてのスターが諦めて日本に帰らず3Aから這い上がる姿は尊敬します。
1シーズンでも返り咲く姿を見せてほしい!
面白い野球人生だと思います。これから頑張ればいい。
メジャーは、メジャー契約とマイナー契約という2階建て構造ですから、その点では日本の方がシンプルですね。
ぜひ、MLBで見たいですね。