投打ともにNYYはベテラン頼みになっているために常にリスクが伴っている。控えも含めた野手陣の平均年齢は30歳を超えている。
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2007年頃のアレックス・ロドリゲスは、軽くバットを薙ぎ払うだけで本塁打を量産していた。松井秀喜が逆立ちをしても届かないような凄さを感じた。その打棒の片りんは、今もあるにはあるが、常に故障が付きまとい、フルシーズンで活躍する体力は残っていないような気がする。

最近1年おきに好不調を繰り返すデレク・ジーター。ことしは裏年にあたる。好調だった昨年にしてもRCは77.4。NYYの中にあっては、すでにわき役の数字だ。

チームの主軸はカノとタシェアラに移っている。さらに昨年カーティス・グランダーソンが大ブレイク。100打点以上3人という壮観だった。

チームはアンドリュー・ジョーンズ、エリック・チャベスを残留させ、ラウル・イバニェスを獲得、マイナー契約でラッセル・ブラニャンも抱えるなどかつてのビッグネームを脇役として控えさせているが、A-ROD、ジーターの後継者の姿は見えない。大御所が守る内野の守備力の低下も深刻だ。

捕手にラッセル・マーティンを引き抜いたように(これは大きかった)、他チームから働き盛りの選手を抜いてくることも考えられるが、伸び盛りの選手がレギュラーの座を争っているタンパベイ・レイズ=TBなどと比べると、チームが静止している感じがある。

今年のNYYは決して安泰とは言えないのではないか。


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