今年はじめての回またぎだったが、田澤純一は無事に仕事をした。しかし、昨日、上原はマウンドに上がらなかった。
7回裏、先発レスターがケリー・ジョンソンのタイムリーでイチローにホームベースを踏まれ、三塁にブライアン・ロバーツがいる状況。

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田澤はジーターを速球で圧倒した。

続く8回裏もマウンドに上がり、エルズベリーを投ゴロ、ベルトランは三振。ソリアーノは速い球を流し打たれたが、代打マッキャンをフォークで三振に切って取った。

今年の田澤はダルビッシュばりにカーブを入り球にすることで、緩急のコントラストをつけている。また、ムキになって速球を投げ込まなくなった。
こういうしびれる状況で投げることに慣れてきたようだ。

本来なら9回は上原かと思われたが、ERAが10点台のムジカが上がってセーブ。
上原は試合前の練習で、右肩の後ろに違和感を感じたため、急きょ登板回避となった。

昨年のDL入りのときと同じ部位だと言う。心配だ。
しかし、この際、すぐに復帰せずにDL入りして、しばらく休んではどうか。

今のボストンはあまりにも田澤、上原の負担が大きすぎる。接戦が多いからだが、ミラー、カピュアーノあたりもしっかり仕事をさせて、特に上原の負担を軽減すべきだ。

シーズンが押し詰まった大事な時期に上原がしっかり投げられるよう、調整しながら使うべきではないか。


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