統一球に関する問題は、ミズノの回答待ちになっている。来週には何らかの声明があるのではないか。
最初に抑えておきたいが、今回の統一球はすでに「アグリーメント違反」である。
コンプライアンス上でいえば「真っ黒」。疑問の余地はない。
その上で、コミッショナーの裁定で「特例的」に使用が継続されることになった。
NPBの信用はすでに毀損されている。
その上で、第二の問題。
なぜ統一球の反発係数の数値が、アグリーメントで定められた数値を上回ったのか。
考えられるのは、2つの可能性。
1.不作為
製品としての統一球の誤差の範囲、あるいは天候などによる製品の品質変化
2.作為
何らかの意図を持った人物が、秘密裡にミズノに仕様の異なる製品を作らせた
1.の可能性は常に存在する。野球のボールは手作業の部分があり、品質のばらつきがあるのは仕方がない。また牛革などの素材は温度、湿度の変化で変質する可能性はある。
しかし、私は2.の可能性が高いのではないかと思っている。
反発係数の数値について、もう一度表を作ってみた。
今回は、数値のブレの幅が分かりやすくするため、細かにグリッドを刻んだ。

2011年に導入された統一球は数値のばらつきがあったが、0.405~0.411の間に収まっている。その幅は0.006である。
2013年、秘密裡に改変された新統一球の数値は0.416。明らかに旧統一球とは異なる製品であることが分かる。
2014年、シーズン前に計測された数値は0.421だった。2013年の新統一球との差は0.005。
ブレの幅としてはぎりぎりだと言えよう。
少し優秀な人であれば、この時点で「範囲内」と胸をなでおろすのではなく、「このブレはおかしい、何らかの手が加えられたのではないか」と思ったはずだ。
そして4月に発表された数値の平均は0.426。球場ごとの数値が発表されたが、一番高かったのは0.428、最低は0.423。
2013年の新統一球の数値との差は0.009にもなる。
統一球は今年2月、あるいは4月の段階で統一球は改変された可能性が高いのではないだろうか。


もし、ミズノがここまで数値のブレがある製品しか作ることができないのであれば、それはそれで問題があると思うが。
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その上で、コミッショナーの裁定で「特例的」に使用が継続されることになった。
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その上で、第二の問題。
なぜ統一球の反発係数の数値が、アグリーメントで定められた数値を上回ったのか。
考えられるのは、2つの可能性。
1.不作為
製品としての統一球の誤差の範囲、あるいは天候などによる製品の品質変化
2.作為
何らかの意図を持った人物が、秘密裡にミズノに仕様の異なる製品を作らせた
1.の可能性は常に存在する。野球のボールは手作業の部分があり、品質のばらつきがあるのは仕方がない。また牛革などの素材は温度、湿度の変化で変質する可能性はある。
しかし、私は2.の可能性が高いのではないかと思っている。
反発係数の数値について、もう一度表を作ってみた。
今回は、数値のブレの幅が分かりやすくするため、細かにグリッドを刻んだ。

2011年に導入された統一球は数値のばらつきがあったが、0.405~0.411の間に収まっている。その幅は0.006である。
2013年、秘密裡に改変された新統一球の数値は0.416。明らかに旧統一球とは異なる製品であることが分かる。
2014年、シーズン前に計測された数値は0.421だった。2013年の新統一球との差は0.005。
ブレの幅としてはぎりぎりだと言えよう。
少し優秀な人であれば、この時点で「範囲内」と胸をなでおろすのではなく、「このブレはおかしい、何らかの手が加えられたのではないか」と思ったはずだ。
そして4月に発表された数値の平均は0.426。球場ごとの数値が発表されたが、一番高かったのは0.428、最低は0.423。
2013年の新統一球の数値との差は0.009にもなる。
統一球は今年2月、あるいは4月の段階で統一球は改変された可能性が高いのではないだろうか。
もし、ミズノがここまで数値のブレがある製品しか作ることができないのであれば、それはそれで問題があると思うが。
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コメント
コメント一覧
検査したらすぐバレるものをわざわざ指示出してまで作らせるおバカな人がどこにいるのでしょうか
願望はわかりますが、説明がつかないと思う。
昨年もそうでしたよ。
ミズノがむかし生産した在庫品を
どさくさ紛れに処分したんじゃないスか
ルールから外れたボールを使っていることが大問題だと批判する。コンプライアンス真っ黒だと。「法令遵守」がなっていないと。継続的に使用するのはその上での問題、つまりは問題の根っこは前者だと。しかしながら、昨年に下限値を下回るアグリーメント違反のボールを、「法令遵守」のために是正したおりには、その行為自体を批判された。そして今回は、4月時点ならともかく、2月時点でのルール内の運用すら批判される。その時点ではルール違反などどこにも発生していないのに。
コンプライアンスや「法令遵守」という言葉を、あなたの主義主張のための道具にしていませんか?ただただ批判をしたいがための論説では、建設的な議論になりませんよ。
まあ、届かないだろうなあ(苦笑)
今回、作為というなら、目的がさっぱり分からない。
ただの陰謀論というしかない。
ご退出を。私にずいぶん興味がおありのようですが、私はあなたに興味はありません。こういう議論がしたければ、ご自身でサイトを起してください。
では、このかけ離れた数値をどう考えればよいでしょう。もちろん、単なる製造ミスの可能性もありますが、他の原因も考えられるとは思いませんか。
NPB本体が関与しないとしても、一部関係者が関与しているケースはこれまでもありました。
グダグダ言わずにプロである以上は選手が対応するしかないでしょ。
やはりこの言葉が全てではないでしょうか。
原さんの言った「我々は与えられたボールでやる」
800勝達成した名将の言葉はシンプルでありながら潔く心に響くものでした。
他のブツブツ文句言うだけのどこかの監督たちとは器が違うと感動させられましたよ。
みんな同じ条件です。
だからそれは頭のよくない一選手の立場でしょ、ファンとしてルールや用具がおかしなことになっていることに、何の疑問も持たないわけですか。
突然明日から、ゴルフボールで野球をやることになっても「やるしかない」なんですか。
そういうお客ばかりなら、NPBもやりたい放題でしょう。リテラシー低すぎると思うけど。
競技としての信頼性が問われていることに、何の疑問も持たないのでしょうか。
だとすれば、このサイトでコメントするのはあまり意味がないと思う。
(正直新規約に対応した製品をホントに開発したのだろうかと)
そしてオープン戦、レギュラーシーズンに同一品質製品を納入したのか?
恣意的な数値改変となるとその手口、そして時期が気になりますね。
一体誰が指示し実行に至ったのか?
前回は下田事務局長が全てをカブって有耶無耶でしたが前回を含めてミズノ側の担当責任者も詳細を明かすべき。
ミズノの生産能力がどの程度かは知りませんが12万球がすでに納入されているところから見ても(以前の規定では数値ど真ん中なので)やはり旧規約での生産品じゃないのかとは思います。
個人的には旧規約時代にさらに反発係数を増やす指示があり「〜0.426」あたりまで持ってきたがその思惑とは裏腹に今年になり新規約が決定されてしまったが特に品質変更する事なく納入したが当然というか数値超過製品になり現在に至るのかなぁと。
今回の「0.426」生産ロットが既に納入済みの12万球の中でどの辺りの数値分布になるか調査する事によりもっと確かな事が判明するでしょう。
しかしマートン、打ち過ぎだって…。
製造業に携わる方なら中国工場に対して手作業が絡む製品を「前回と同じ仕様で作って」の簡単な生産指示をして、果たして全く同じものが上がってくるか、その確率の低さは誰でも身に染みていると思うのですが、そういう基本的な生産指示の詰めの甘さが起因してるのかな、と直感的に思いました。
ミズノはNPBとの関係を考えれば、自分たちで泥をひっかぶるべきですが、社会的信用が損なわれるのは困るというところでしょう。
落としどころを探っているのでしょうが、難しいところですね。
やはり「当社のミスでした」で納めるんでしょうが、来季以降の受注が見込めなくなる中で、どういう対応をするのか。
中国での生産というのは、確かに重要なファクターです。どこか取材してくれればいいのに。
だからこそこういうサイトで強く訴えることに意義があると思う。ファンは決められたルールの勝負を観る権利があるわけで、このことに対して疑問を思わないファンや、強く訴えようとしないファンなんて、プロ野球の未来を語る資格がないんじゃないかな。
プロ野球に歴史において重大な問題が起きてるんですよ。
もし誰も何も言わなければ何度も同じことが繰り返されます。だからうやむやにしてはダメでしょう。
広尾さんのようにデータまで出して訴えることはとても貴重です。本当はテレビやスポーツ紙など一般メディアがやるべきなんですが。
無いですけど、もっとホームランが出た方が面白いと言っていた御仁はいますよね。
NPBも一枚岩ではなく、反発係数を下げたい派と上げたい派がせめぎあっていて、ちぐはぐで整合性のない状況が生み出されているのではないでしょうか?
しかし、おそらく、今シーズン何人もの外国人打者がとんでもない打撃記録をつくることにより、
この「飛びすぎる!!球」は物笑いの種になるのは間違いないでしょう。
それこそお話にならない例えでは?
メジャー球なんて基準がもっとめちゃくちゃですよ。
それでも立派にスポーツとしてなりたっています。
ダイスケやイチローが文句言ってますか?
誰も選手たちは言ってないでしょう。
そして言う事もないはずです。
向こうは与えられたボールでみなプレイしてます。
それに誰かの指示という陰謀論はデータと全く関係ないし証拠もないのでおやめになった方がいいですよ。
あるんでしょうね。
ここのブログ主だって、なんだかんだ言いながら、違反球を使っていた2011年と2012年の記録を
アスタリスク付きで扱うわけでもないし。
革の質や縫製が雑ということと混同しているのではないでしょうか?
MLBがめちゃくちゃだというのは、何か資料をもとに言われているのだと思います。是非ご提示ください。
メジャーではボールや用具などの仕様や規格が勝手に変えられることは絶対にありません。
公式球のデータはローリングスとMLB、審判によって定期的に測定されています。そのデータはコミッショナーに報告されています。異常があれば、コミッショナー事務局が対処します。
試合中でも用具の不正が発見されれば、厳しく糾弾されます。サミー・ソーサなどペナルティを受けた選手もいます。
球場の仕様が違うのは、歴史的背景があるからで、これも公認されています。それを変更するときは、事前に必ず発表されます。
イチローや松坂が文句を言わないのは、隠された不正がないからです。
NPBは昨年、すでに公式球を秘密裡に変えた“前科”があります。疑ってかかるのは当然ではな
いでしょうか。
それはあなたが「その程度の野球観」しか持っていないからでしょう。
ニヒルな顔をしたり、訳知り顔でモノを言ったって、何も解決しません。
NPBがそうすれば、私もアスタリスクを付けます。でも、そうしないのであれば私もしません。記録は一元化されるべきと思いますから。ただし、常にそのことは留意します。
そういう問題ではないことをご理解いただきたい。
じゃあ、江川問題なども問題ないでしょう。何しろ、NPBが問題ないと言ってるんですから。
本当に不思議なんですが、違反球による記録を、合法球による記録と一元化すべき、
と考える理由はなんですか?
それは公式記録として発表されているからです。それ以外に独自の基準を設ける気はありません。
江川の記録も公式である限り認めています。むしろ好成績を上げた江川に、江川事件を理由に沢村賞を与えなかった記者は、おかしいと思っています。
どんな経緯で入団したものであれ、一度公認されれば、あとはフェアに扱うべきだと思うからです。
規格や基準がいい加減だったことは過去には数えきれないほどあります。
それは野球という競技の進化の過程で残された負の部分ではあります。
野球の記録は、そうした正しくない記録も含めてのものです。
残念ですが、それは受け入れざるをえません。
歴史は変えられないし、「たられば」で独自のデータを作ることもできませんから。
歴史の汚点になっても、公式記録である限り、残り続けるわけです。消し去ることはできません。だから、ちゃんとすべきだと言うのが私の意見です。
MLBでも昔はおかしなことがいくつもありました。
その反省もあって、近代的なMLBは様々なルールを改善してきました。
それでもドーピングなど問題は山積しています。
その都度、不正を排除していては記録の連続性は維持できません。
だから、つみあがる歴史はそのまま記録しつつ、暫時改善を積み重ねているわけです。
私はそういう姿勢です。
だからこそ、今後はそういうおかしなことが出来るだけなくなってほしいと願っているわけです。
どうせ、NPBやミズノの発表も信用しないだろうから、ここでは、ナベツネが、巨人の選手にたくさんHRを打たせるように指示したという結論にしておいたらどうでしょう?
それは断定できません。私は少しでも真相が解明されることを望んでいます。
2ちゃんねるも、時には正しい情報を発信するので、否定はしていません。
無駄に終わるとしても、書けることは一生懸命書きたいと思っています。
そういう「斜めのスタンス」が一番よくないと思うのですが。
わたしは「違反だけどモノがないからそのまま」では規約の意味が完全に無いと思います。守る気がないとも言えてしまいます。
試合の消化が止められないのであれば、多少手間が掛かっても全球検査を実施すべきではないでしょうか。
ルールなど些細なことで、守られなくても大勢に影響はないですか?どうでも良いことですか?
では多少太いバットや長いバット、ちょっぴり松やにを付けたボールなども些細なことですか?そうではないでしょう。
ルールを軽視すること、それは「スポーツの文化」の否定だと思います。主様の意見は(誰かの指示が~などはさておき)概ね正鵠を射ているのではないでしょうか。
そして相変わらず問題の根本に踏み込まないマスコミに、その存在意義を問いたいです…
「違反か否か」に関わらず、NPBの公式記録として扱うというなら、
「違反か否か」なんて議論、意味ないじゃないですか…
NPBの公式発表を待って、それを追認すればいいでしょ。
結局、野球におけるルールの厳密さなんて、その程度のもんだ、という認識なんでしょ?
NPBがそう言ってるんだから、違反球でのデータだって正規球での記録と
全く同一に扱ってもいい、という程度のものだと。
記録を受け入れざるを得ないから、NPBの言うことは何でも肯定する、と言うことにはならないでしょう。
共有財産としての「記録」「歴史」を大事に思うから、運用者である機構側にまともな施策を行ってほしいと思っているわけです。
野球の記録は科学のような厳密さはありませんが、だからといって「いい加減」とは思っていません。
おわかりにならないかなあ、記録ファンのこの気持ちが。
NPBがいい加減だから、野球の記録なんてつけるのやーめた、とはならないわけです。
一つは、使用直前の検査だということ。もう一つは、上限下限という「幅」で決めていること。
広尾さんのおっしゃるように、公正「感」をキープすることを最優先にするなら、ずっと同じ仕様の球であることを守り、もし変えるなら事前に周知することが必要ですね。
とすれば、まず「反発係数は0.4200とする」みたいに、幅ではなく、工場出荷時の具体的数値を決めて明記するのがいちばん手っ取り早いでしょう。なまじ「使う直前に測った時に上下この幅に収まるように作れ」というようなメッセージを出すから、「じゃあそこから逆算してメーカーが作る際には・・・」というような二重の基準ができ不透明なことになる。出荷時(NPB側からみれば納品時)に頻繁に検査をしてその数値を公表すればいい。多少の誤差は出るかもしれないが、今回の11・12年から13年の変化や、13年から今年の変化みたいな明らかな変化が出ればすぐバレるから「秘密裏の仕様変更」の抑止力には十分なるでしょう
もちろん、使う直前の検査も、各球団が飛ばないように蒸らすとか、逆に良く飛ぶように乾燥させるとか、細工をしないように今までくらいの頻度では行うと。その場合は、今までくらいの「幅」による管理でいいでしょう。
「斜めのスタンス」は、あなただと思うのですが・・・
これは、あくまで「皮肉」のつもりで書いたわけです。
>NPB本体が関与しないとしても、一部関係者が関与しているケースはこれまでもありました。
>もっとホームランが出た方が面白いと言っていた御仁はいますよね。
これは、渡辺恒雄氏のことですよね?
まず、NPBやミズノの発表で、彼のことが出てくることはありえないが、疑っているわけでしょう?
単なる製造過程のミスや管理体制の問題とは考えていないはず。このような発表がなされても疑い続けるわけですよね?
でも、「NPB=悪」という先入観がある以上、疑いだせばキリがないと思いますよ。
それなら、ここでは、実に疑わしい「ナベツネ」が指示したと考えましょう。
恐らく、阿部に61本打ってもらいたかったんだと思いますよ。
それに間違いない!カンペキ!
去年のボールで十分なんですよ。なんで去年より飛ばす必要があるのか?
ただでさえ、バレ選手にHR記録を塗り変えられて気まずくなっているのに。
これが逆に下降修正するならわかるのですが。
ナベツネさんの可能性も捨てきれませんが、それ以外にも同様の考え方のオーナーがいるようです。
なにが「皮肉」なのかわかりませんが、「最初からナベツネが悪いって思っているなら、そう書けばいいじゃん」ということでしたら、そこまでは思っていません。
「最初に悪人ありき」とは思っていませんので。
その微妙なニュアンスを大事にしたいと思います。
すいませんが、誰の視点で書いているかわからない。的外れ以前の問題として。
だから、なんで去年よりボールを飛ばす必要があるのですか?
逃げないで教えてくださいよ。
去年のボールで十分でしょ?
この発言を理解できないとか、人をおちょくるのもいい加減にしてください。
16. 広尾 晃 2014年04月13日 15:56
sundayさん
無いですけど、もっとホームランが出た方が面白いと言っていた御仁はいますよね。
もっとバレ選手のHRを見たいんですか?
シーズン100HRとかがいいのですか?
気持ちが分かる、分からないの議論なんですか?
ルールに違反の状態の記録を認めるか否か?という話なんですが。
もちろん年度ごとに打・投のバランスは揺れ動くわけですが、
2012年と2013年の記録を全く同様に扱うことは、全然意味が違うでしょう。
違反かどうかを議論してる人間が、明らかな違反に対して、なんでそんな扱いができるのかな、と。
あなたのブログで、あなたがあなたの判断でアスタリスクをつけることに、誰も文句を
言いませんよ。
あなたは「NPBが統一球の改変を指示するはずはない」ということを一生懸命書いておられるのだと思いますが、わたしはずっとその通りだと言っています。
NPBが自ら反発係数を公表したのは、「統一球は改変されていない」と思っていたからです。
当たり前のことです。そこは論点になっていません。
だから的外れ以前と言っているわけです。
今、問題になっているのはNPBが関わらない改変が、どうした起こったのか。
不作為か、それともNPB以外の第三者による作為か。
第三者にはNPB機構に関わる人物も含まれる可能性がある。
というか、ミズノに影響力を行使できるのはNPBに関わる人物に限られるでしょうが、少なくとも機構そのものではありません。
わかりました?この問題のストーリー。あなたは論点が分かっていなかったんですよ。
すごくいい示唆をいただいたと思うので、あす、ブログに書きます。
私の記録のブログは、アスタリスクそのものだと言うことはご理解いただけますか?
ご返事お待ちしていますよ。MLBがNPBよりいい加減だと言う根拠をお示しください。
ミズノは、在庫切れが致命的だから、当然、早めに製作に取り掛かる。その際の基準は、「旧規定」だったはずだ。実際、今回の反発係数は、「旧規定」なら、なんら問題はなかった。
ところが、その後、「新規定」が決定する。しかも、上下限が大幅に下がっている。
その後、ミズノは、新規定を基準に変更しただろう。
しかし、「旧規定」の膨大な在庫があったが、内部の検査では、ギリギリ新規定内に収まっていたので出荷した。しかし、2~4月の乾燥した期間を経たボールは、公式戦の段階では、「新規定」に外れてしまっていた。
どうも、このあたりに原因がありそうな気がするのだが・・・調査の発表を待つしかない。
しかし、去年のボールとは、違い過ぎるのはなぜか?これは、実に難しい問題なのだが、恐らく、ナベツネの圧力だろう(笑)
まず、お聞きしますが、これを書いていてヨソで通用すると思いますか?
そして、去年より飛ばす必要があるのかを聞いているのに
私のことが出てくるんですか?
もう一度聞きます。去年よりボールを飛ばす必要がどこにあったのか?
まず、陰謀論とか関係なく、ここを聞きたいです。
そもそも、「NPBが関わらない改変」とかの段階の話じゃないんですよ。
だから、何度も言いますけど、この陰の第三者さんがボールを飛ばして、なんの得があるのですか?
去年より飛ぶボールを使用する恩恵を説明できないと話にならない。
そうですね、あなたの理屈はヨソでは通用しないでしょうね。少なくとも本は書けないと思いますよ。本当に理解できないもん。
まず、主語が抜けていますが、
「去年よりボールを飛ばす必要がどこにあったのか?」の主語が「NPB」なのだとすれば、
そんな必要はありません。
そもそもNPBが恣意的にそんな操作をすること自体おかしいですが。
いずれにせよ、NPBは統一球を操作する必然性はなかったと最初から申し上げています。
けれどもそれ以外の誰かにとっては
「去年よりボールを飛ばす必要があった」かも知れません。
事実打撃戦で恩恵を被っているチームがあるわけですから。
また、「打撃戦の方が客が入る」と常々言っている方もいますから。
「バレンティンの60本が出たから、これ以上でたらやばい」というのは、江尻良文さんの説ですが、あまり説得力はないでしょう。
説得力あります。どこまで公表するかですね。
別に陰謀論じゃないならないで別にいいのですが、その場合企業としてミズノはちょっと信用できないとかそういうレベルではないですし、NPBのボールに対する管理はどうなっているんだ・・・ということになるので。
正直、選手・監督の意見はこの問題の本質にはあまり関係ないですよ
自分で、こんな屁理屈を書いていておかしいと思いませんか?
ホント、凄いですね。まだ認めないとか・・・。
とりあえず、広尾さんの広い交流関係を活かして
「去年より飛ぶボールを望んでいる人がいるぞ!」とか聞いてみてはどうですか?
普通に考えれば、この時期に、ボールの規格を変更するとかいう恐ろしいことはしないと思いますよ。
リスクが大きすぎます。
この辺の理屈とか、いちいち説明するまでもないでしょうに。
分からんな~
去年のボールは、「旧規定」では、かなり下の方だ。そこを標的にすると、初代統一球のようなことが起こるかもしれない。そこで、「旧規定」の真ん中を標的に設定しなおした可能性もある。
ところが、そこは、「新規定」の上限付近だった。
しかし、内部検査で、規定違反のボールを出荷するとは考えにくい。結果的に、「新規定」違反になってしまっただけではないだろうか。
そもそも、去年のこともある状態で、NPBを通さずに、ミズノに変更を指示できるような第三者が存在するのだろうか?ミズノは、NPBに隠して変更するだろうか?
話は変わるが、「新規定」の方が、おかしいのではないか。
あの悪評高く、投打のバランスが完全に崩れた初代統一球がすべて含まれてしまう。WBCを考えてのことだと思うが、日本の野球にとって、初代統一球は論外だと思う。
「新規定」の真ん中は、「旧規定」の下限付近になる。これでは、初代統一球時代の野球に戻ってしまうだろう。
>去年のボールとは、違い過ぎるのはなぜか?これは、実に難しい問題
私は、今使われている球がいつ製造されたのか興味あります。
私の素人推理ですが、
今使っている球は2010年(?)に統一球導入が決まり、ミズノが製造することが決まった直後に大量生産されたもの。反発係数の旧規定のど真ん中を狙って作られている。
しかし、統一球をMLB球並の反発係数に出来るだけ近づけたいという前コミッショナーの強い意向を知る前に作っていたために、大量に倉庫で眠るハメになる。
慌てて作りなおしたのが2011年球。急遽の事態で反発係数下限を狙ったが予想外に低くなる失敗作。在庫処分のために2012年まで使い続ける。
2013年は規定内の球を提供。
2014年、MLB球に近づけることにこだわりを持っていた前コミッショナーが退陣したので、
倉庫に眠っている球を、現行の反発係数の規定内でもなんとかなるだろうと甘い判断をして、経営上に都合により吐き出そうとして出荷した。それが今年の球。
陰謀論を極力排除して推理したら、こんな感じじゃないでしょうか?
2013年は規定内の球を提供。
→2013年は旧規定の下限を狙った球をミズノの技術を駆使して提供。
ボールをそこまで精密に作らないといけないのなら、球場は全て同じサイズ、フェンスやマウンドの高さもミリ単位で同じにしないと筋が通りませんけどそんな話は出てきませんよね。
「ホームラン王が取れなかったのはうちのチームの球場が他に比べて広過ぎるからだ」なんていう選手も・・・心のなかでそう思ってる選手はいるかもしれませんが、公言する選手もちろんいません。
コンマ単位の数字がそこまで重要ならバットの反発係数だってかなり大きく影響するはずですが選手によって重量や形状はだいぶ違うようです。
要するに野球の記録なんてものはその程度の認識でいいのだと思います。
大事なのは勝負が公平に行われているかであって・・・つまり味方チームが攻撃の時は飛ぶボールを使ってビジターチームの時は飛ばないボールを使う・・・・・ような不正(こういうのが本当の不正というのです)さえ出来ていれば、ボールの反発係数のコンマ単位の差など取るに足らない問題だと思います。
ちなみに、MLBのボールはかなりいい加減らしいのは本当のようですよ。
ダル、松坂、桑田なんかがインタビューで、一つの試合の中でもボールの縫い目の大きさや、手触りが違うと言っています。
縫い目の大きさや手触りの違いが触ってすぐわかるくらいなら反発係数も推して知るべしでしょうね。
これで終わりにしましょう。あなたは無理だと思う。
他の方と次元が違う。
世論でボールの規格を変更することはないでしょう。
およそ、4年も倉庫に保管してあった、というのは、どうだろう?
皮や紐も劣化するし、逆に、反発係数は落ちるのではないだろうか?
管理費も考えると・・・
>>あらかじめ決められた基準を守れていない
>>飛ぼうが飛ぶまいが問題はそこじゃないと
正にそういう事だと、わたしも思います。
極論、旧基準であればあと0.01の猶予がありますが、ラビット以上の係数になるこのボールでも問題はなかった訳です。
だから、飛ぶ飛ばないが問題ではないですよね。全面的に同意です。
KG様
「誰が指示したか」の前に、実際に0.01もの誤差が出てしまっている以上、去年のボールと同一のものであるとは言い難いと思うのです。
そして係数の差は旧統一球(低反発の違反球)と、去年の統一球との数値より大きいものです。
ここから「誰かの指示」があったかはともかく、「仕様が異なる」可能性は非常に高いと推測するには十分だと思いませんか?
契約社会のアメリカで、違反球がそのまま通用することはないはずです。古い報告書などを見てもそういう例はない。ばらつきは大きくても、平均値は規定内に収まっているのではないでしょうか。
おっしゃる通り、これは「勝負が公平に行われているか」の問題でしょう。
↑によると、「統一球の製造は手作業で、熟練の職人が1時間に4個しか作れない」そうです。
また、硬式球の構造を考えても、その反発力にはかなりのバラつきがあると考えるべきでしょう。
だから所詮、というのも語弊があるかもしれませんが、ベースボールの記録というのは土台からして曖昧なもので、良くも悪くもアバウトなのだと私は思っています。そしてそれは悪いことではないという立場です。
上でホーナーさんが仰っていることに同感です。
それはそれで、ミズノ社はコンプライアンス意識ゼロのメーカー、と言わざるを得なくなりますよね…法的な部分はともかく、少なくとも信用は出来なくなってしまいます。
ただ仰る通り、いつ作られたものなのかは大事なポイントになると思います。
変更の前後どちらなのか…
どちらが悪い、ではなく、NPBは意志疎通の明確化を、ミズノ社は在庫処分どうこうでなく、基準に適合したボールを製造しいつくらいには投入出来ます、という前向きな発表をして貰いたいところですが…望み薄な気がしてなりません…
いずれにせよ、ボールの精度が問題ではないわけですね。
それを運用する側の不手際か、何らかの恣意的な動きによって、この混乱が起こっている。
そういうことでしょう。
ミズノ1社供給では、国内の生産体制では必要数を賄えないので中国工場へ移管し、
その結果として2011~2012年は規定の下限を、2014年は上限を過半が外れてしまったのが
本件の根本原因なのですから。
既出ですが、海外工場の品質管理はやはり相当大変で、
それを織り込んでの設計仕様変更や製造基準作成も必要だったりします。
そうした事と比べると、端から陰謀と決めて掛かるのは荒唐無稽とすら映ります。
4社体制に戻した場合に持ち上がるであろう『公平性』についてですが、
明示できるソースは無いものの、ローリングス社の品質のバラつきは
4社の仕様の違いと大差無いという話は聞いた事があります。
既出の「MLBはもっと好い加減」云々はその事を指しているのではないでしょうか。
せめてもの『公平性』の担保として、開幕前に各球団の使用球の公式発表はあって良いと思います。
カード毎・試合毎に使用球を変えるのは流石にどうかと思いますし、
予め使用球が判っていれば、その先は選手やチームの対応力の問題だと思いますので。
>南様
実は、私も同じようなことを考えました。現在、問題になっているボールが統一球導入以前のボールと同じような反発係数であるという事実は、確かに示唆に富んでおり、そういう可能性もあると思いました。
しかし調べたところ、2010年に決定された「統一球導入」の決定は、シーズン開幕よりもはるかに早い1月19日のことです。
製造元が、あるいはNPBがボールの在庫を普段からどれくらい抱えているのかはわかりませんが、1月19日の段階で、当時ボールを製造していた各社に統一球導入の一報は伝わりますし、各社生産調整をする余裕位はあったのではないかと思われます。
すいません、私がそういう人の相手をするからです。気を付けます。
>事実打撃戦で恩恵を被っているチームがあるわけですから
これが巨人のこと言っているとしたら、違うのではという気がしますよ。
巨人の投手陣は球威よりもキレというタイプが多くて、打撃戦では世間のイメージほど勝ってないというか、
私の妻は熱狂的巨人ファンなのですが打撃戦では泣いてることがよくあります(笑)。
事実、2012年の記録的に飛ばない違反球の時、12球団で最も適応して日本一になり、
翌年13年の飛ぶボールでは前年タイトルを獲った坂本長野がスランプになり、日本一も逃しました。
妻は飛ばないボールに早く戻してくれと嘆いています。
巨人じゃないですよ、第一には阪神ですよ。
そうだと言っているわけではなく、一例として上げたまでです。
おっしゃるように特定のチームの支持ではなく、圧力をかけるとすればもっと上のレベルだとは思います。
私も作為があったとは考えたくないのですが、この数字のブレを「製品の誤差」で説明できるかどうか、と思っています。
念の為、『誤差』ではなく『バラツキ』です。
一般の方には『誤差』『公差』『バラツキ』を区別する必要性は低いかも知れませんが、
技術者や研究者がこれらを混同して使用すれば失笑物です。
因みに以前「NHKは誤差と言ってた」云々と揉めてたのは『公差』が正解です。
当該番組の担当者も区別がついてなかったか、
一般の方には馴染みが薄いかも知れない『公差』の使用を敢えて避けたのだと思います。
これから気を付けます。
他の方は、あなたのレベルに強引に合わせているだけの様に見えますよ。
現に陰謀論で同調している人がどれだけいますか?
じゃ私の質問が別次元だとしますよ。だったら、今回の議論になんら影響を与えないんじゃないでしょうか?
コメ66みたいな反応もできたのに、なんでしないんでしょうね。ちゃんと私の次元を合わせていますよ。
その圧力を掛けるもっと上の人が、飛ぶボールを望んだのか?ここを聞いているだけです。
結局、コメ66も答えになってないんですけどね。
私も、作為があった可能性は0じゃないと思いますよ。今回の場合、例えば、在庫が残っていた欠陥球を処分するために、作り直して再利用したとかのレベルでしょう。
個人の思惑でボールの規格を操作してゲームを支配するといった陰謀論はありえない。だってだれも得をしないから。ここを聞いているわけです。
これがおかしなことでしょうか?
もしあったら、これこそ別次元の問題で、ボールで議論しているレベルの話じゃないですよ。
だから、今回の問題で、陰謀論なんて持ち出すのこと自体が別次元で話にならないと。
他の優しい方々は、ここを無視してあなたに合わせていますけど。
ではこの辺で
今度こそ、もう来ないでくださいね。お元気で。
飛ぶボールで恩恵を被ってるチームなんてあるのでしょうか。
よく出される巨人の場合は63.carさんの意見の通りだと思います。
最近調子の上がってきた阪神にしても開幕直後の投手陣崩壊でとても恩恵などとは言えない状態でした。
どのチームもそうですけど勝ち星は投手力を基準に計算されることが多いですよね。それが計算通りに行ってないのが今シーズンの各チーム悩みどころと見えますが。
事実関係はともかく、論点がずれていると思いますよ。問題点は別です。これ以上止めていただけないですか。
前のほうのコメント返しで広尾さんご自身が論点をずらしてるのですが・・・、
まぁいいです。食い下がるつもりはありません。
あの方の日本語がお分かりになるのは大したものですが、そう思っているのは少数の様ですよ。失礼します。
よく意味が分からないのなら、コメントしない方が良いでしょう。
ここまで困ったコメントに付き合って、そんなことを言われる筋合いはないです。
一般メーカーの製品の部品であれば大問題ですよね!
リコールですよね!
私はアグリーメント違反ウンヌン以前に、MLB球より遥かに飛ぶ球を使用して平然としていることに恥ずかしさを覚えます。
ホームランが出なくて面白くないと言うのなら、金属バットの使用を認めたらどうでしょうか?(笑)
非力さを補う為に世界標準と違う道具を使うなら、それも同じ事では?
それをしないでボールを違う物にするのは、表面上見えないから、「カッコ悪くない」という非常に姑息な意図があるからに過ぎないと思うのですが。
統一球が国際規格、実質的にはMLB規格に近づけようと言う意図があったことを考えれば、確かに恥ずかしいことです。
志の低さを感じます。
ここ広尾さんのBlogでは議論が活発ですね
(ノイズをさばいて読むのに一苦労でした。)
以前の広尾さんのエントリーにもあるように、結局、統一球って何のために導入したの?ということに尽きるかと思います。
そういう意味では80.rwさんが皮肉られるようなことに(作為か不作為かはおいといて)、統一球の思想とは相容れない、飛ぶ球の状態になったまま放置しているのが重大なコンプライアンス違反ですよね?というのが
この問題で議論する上での前提理解だと思います。
メジャーで戦えるバッターを育てていくうえでも適性な反発係数のボールに戻すというのが統一球の目的なのではないでしょうか?
作為か不作為か、この問題をどこまで解決しようという世論が広がるか、わかりませんが、選手会は少なくとももう少し声を上げるべきだと思います。
日本人はお上のイカサマに寛容(≒信頼していない)ので、今回は世論の盛り上がりも限定的かもしれないですね。
残念なことは、NPBに厳密な公正さや精度を期待する向きがほとんどいないと言うことでしょう。
NPBならこれくらいの「いい加減」なことはしてもおかしくない、とみんなが思っているように感じます。
明らかにボールが変わっているし
好意的に見たとしても許容範囲の上限に合わせようとしているのは間違いない
NPB側からの指示があったのか
それともミズノが自主的にやったのかわかりませんが
こんなことばっかしてるから野球人気低迷するんだよと言いたいです
反発係数の下降は水分が多くなって落ちると考えるのが普通でしょうから。
となると、初期の状態から水分が減った=乾燥した場所で保存されたということですから、どのような基準で保管されているかは知りませんが、初期状態はよっぽど水分を持っていて、湿度0%付近で保管されていたんでしょうね。
やっぱり、おかしいですね。故意でなくては説明がつきそうにないです。
この記事を深く読み込むと報知には反発係数を上げたい人が多そうに思います。
蛭間さんにいろいろ聞いてみたいですね。
ミズノとすればこの辺りが落としどころかなぁ。
「投手戦って何が面白いの?」
「もっと派手な打撃戦じゃないと面白くないねぇ」
「何故三塁に走っちゃ駄目なの?」
【島耕作】じゃないけどトップがボソッと漏らした一言で下々の人間が勝手に動く事は無きにしも非ず。(前事務局長は天の声でも聞いたのでしょう)
NPBを取り巻く環境はそういう旧態依然な問題が山積み。
他方で、ある生産ラインだけ糸巻き機械のテンションを上げて固めに巻き上げられたら…。
中国の生産現場ですから闇な部分があるとは思います。
新規約に対応したであろう製品が現在NPBには12万球も納入されているのでミズノ中国には相当大規模な生産体制があるのでしょう。
少なくとも10人20人ではなく100人単位の職人が居ないとオープン戦に間に合わせ、ここまでの在庫を積み上げる事は出来なかった筈。
NPBが「代替品が無い」と興行継続に拘るのなら在庫12万球を(全球検査と言いたいぐらいですが)信頼に足るレベルのサンプル検査をして数値データの発表をするべき。
この12万球のボリュームゾーンを読み解く事でミズノの(作為有り無しを含む)製作意図や品質のブレなど今件の多数が解明出来ると思います。
今年1月のルール変更をミズノがNPBから事前に通達されていなかったという可能性はないでしょうか?
http://mainichi.jp/sports/news/20140415k0000m050078000c.html
>反発係数が基準値を上回ったボールは昨年12月~今年1月に製造されたものだったという。
1月20日の発表を見た時から必然性の感じられない変更理由、1月末になって突然発表された反発係数の数値変更とこちらのほうに不可解さを感じてきました。
ヒューマンエラーかNPBのメーカーを無視したルール改正かは分かりませんが、実はミズノは去年までの反発係数基準でボールを作っていて、後にルール改正がなされたとなると今回の騒動の合点がいきます。
以前「新統一球問題、今日までのまとめ」のコメント69の中で可能性を指摘させていただきましたが、それはありえそうな解釈だと思います