中村紀洋が二軍落ちした。中畑監督は「懲罰的降格」と明言した。この性格は引退するまで治らないのだろう。
状況ははっきりしている。
中村のFacebookによれば、「打席に入っているとき、走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました」とのことだ。
これで叱責を受けて、「相談するという行為が『批判』と映ったならば寂しいことですし、どうモチベーションを保つべきか苦悩してます」と書いた。
自分の主張が通らなかったのでやる気が無くなったと言っているのだ。
中畑清監督は「チーム方針に従わない言動があった。(抹消は)懲罰的な部分がある」とし、試合前のミーティングで選手に説明。「意思統一させてスタートする」と話した。
どう考えても非は中村にある。選手の判断よりもチームオーダーが優先するのは、団体スポーツの常道だ。
もちろん、大選手が「顔」で自己都合を優先させる例は枚挙にいとまはないだろう。
チーム、監督との力関係によっては、そういうことも起こりうる。
実力の世界だから、それでも結果を残せば「あり」になる。
しかし、中村紀洋は、主力打者の一人とはいっても、大黒柱的な選手ではない。
どちらかと言えば下り坂で、チーム事情の中でいろいろな役割をしなければならない立場である。
にも関わらず、彼は「特別待遇」を要求したのだ。
これは初めてではない。2012年8月15日の阪神戦で、自身の打席の際に盗塁した内村賢介を「俺が打つときになんで動くんや」と叱り、ペナルティーとして懲罰降格させられた。
内村は前月に楽天から藤田一也とのトレードでやってきたばかりだ。中村がチーム内にそういう「しばり」をかけていたことに気が付かなかったのだろう。
首脳陣はおそらく、こうした中村の「自称番長」振りを苦々しく思っていたのだろう。
戦力的には大きいが、チームワークを醸成する上ではマイナスも大きいと思っていたと思われる。
中村紀洋は、ずっとこういう話が付きまとっていた。
ロサンゼルス・ドジャースでも球団や指導者との関係がぎくしゃくしていたし、帰国後のオリックスでももめ続けた。
オリックスを自由契約になった後、中日の落合監督(当時)に拾われ、復帰を果たしたが、その後も楽天、DeNAと移籍を繰り返した。
彼の言動から見えるのは「自分のスタイルを崩したくない」という強い意志だ。意地と言っても良いかもしれない。
そのこと自体は悪い事とは思えないが、いい年をして周囲の状況や、自分が置かれている立場を理解せずに「唯我独尊」を通そうとすれば、こうした軋轢が常に生まれる。
プロ野球界は名門高校、大学、社会人などの派閥がものをいう世界だ。球団やリーグを超えた上下関係やヒエラルキーがある。
大阪の公立高校から近鉄バファローズに入った、中村紀洋はそうした派閥とは無縁だった。それだけに反発があるのだとも思われる。
私もプロ野球界のそういう派閥や見えない上下関係は大嫌いだ。おかしな金の動きや密約は、そうしたネットワークなくして語れない。クリアにすべきだとは思っている。
しかし、中村紀洋が、そうした“学閥”“体制”に反発して、こういうことをしているとは思えない。関西弁でいうなら“そんなええもんと違う”。
彼は関西でいう“ヤンキーの乗り”で、突っ張っているのだと思う。
関西には、「禁煙」の看板の下でわざわざ煙草を喫ってみせる兄ちゃんや、「車で来るな」と書いてある成人式にシャコタンで押しかける新成人がいる。
そういう規制に従うことは「負けたことになる」と信じて疑わないのだ。
ヤンキー、または“やから”は、関西ではどこにでも見かけることができる。
そのちょっといじけたツッパリぶりは、中村紀にそっくりだ。
中村紀洋は、厳しい関門を越えないと入ることができないプロ野球界で、“ヤンキー”そのままの性分を保持したまま20年以上もやってきた稀有な存在なのだろう。
彼は、野球のマネジメントや世の中の常識は一通り弁えているとは思うが、自分は「別格」だと思っているのだ。恐らくその思いがモチベーションになっている。
40を過ぎて、これではもう厳しいだろう。指導者の道も難しいのではないか。
そろそろ潮時ではないかと思う。
中村紀は、引退してお好み焼き屋さんをやれば、繁盛すると思う。そこでファンに「俺の考え」を思い切り披瀝すればいいのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
イチローは使い続ければ 小宮山悟
好評発売中。アマゾンでも!


クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 中西太本塁打大全 歴史的資料

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。


広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。


中村のFacebookによれば、「打席に入っているとき、走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました」とのことだ。
これで叱責を受けて、「相談するという行為が『批判』と映ったならば寂しいことですし、どうモチベーションを保つべきか苦悩してます」と書いた。
自分の主張が通らなかったのでやる気が無くなったと言っているのだ。
中畑清監督は「チーム方針に従わない言動があった。(抹消は)懲罰的な部分がある」とし、試合前のミーティングで選手に説明。「意思統一させてスタートする」と話した。
どう考えても非は中村にある。選手の判断よりもチームオーダーが優先するのは、団体スポーツの常道だ。
もちろん、大選手が「顔」で自己都合を優先させる例は枚挙にいとまはないだろう。
チーム、監督との力関係によっては、そういうことも起こりうる。
実力の世界だから、それでも結果を残せば「あり」になる。
しかし、中村紀洋は、主力打者の一人とはいっても、大黒柱的な選手ではない。
どちらかと言えば下り坂で、チーム事情の中でいろいろな役割をしなければならない立場である。
にも関わらず、彼は「特別待遇」を要求したのだ。
これは初めてではない。2012年8月15日の阪神戦で、自身の打席の際に盗塁した内村賢介を「俺が打つときになんで動くんや」と叱り、ペナルティーとして懲罰降格させられた。
内村は前月に楽天から藤田一也とのトレードでやってきたばかりだ。中村がチーム内にそういう「しばり」をかけていたことに気が付かなかったのだろう。
首脳陣はおそらく、こうした中村の「自称番長」振りを苦々しく思っていたのだろう。
戦力的には大きいが、チームワークを醸成する上ではマイナスも大きいと思っていたと思われる。
中村紀洋は、ずっとこういう話が付きまとっていた。
ロサンゼルス・ドジャースでも球団や指導者との関係がぎくしゃくしていたし、帰国後のオリックスでももめ続けた。
オリックスを自由契約になった後、中日の落合監督(当時)に拾われ、復帰を果たしたが、その後も楽天、DeNAと移籍を繰り返した。
彼の言動から見えるのは「自分のスタイルを崩したくない」という強い意志だ。意地と言っても良いかもしれない。
そのこと自体は悪い事とは思えないが、いい年をして周囲の状況や、自分が置かれている立場を理解せずに「唯我独尊」を通そうとすれば、こうした軋轢が常に生まれる。
プロ野球界は名門高校、大学、社会人などの派閥がものをいう世界だ。球団やリーグを超えた上下関係やヒエラルキーがある。
大阪の公立高校から近鉄バファローズに入った、中村紀洋はそうした派閥とは無縁だった。それだけに反発があるのだとも思われる。
私もプロ野球界のそういう派閥や見えない上下関係は大嫌いだ。おかしな金の動きや密約は、そうしたネットワークなくして語れない。クリアにすべきだとは思っている。
しかし、中村紀洋が、そうした“学閥”“体制”に反発して、こういうことをしているとは思えない。関西弁でいうなら“そんなええもんと違う”。
彼は関西でいう“ヤンキーの乗り”で、突っ張っているのだと思う。
関西には、「禁煙」の看板の下でわざわざ煙草を喫ってみせる兄ちゃんや、「車で来るな」と書いてある成人式にシャコタンで押しかける新成人がいる。
そういう規制に従うことは「負けたことになる」と信じて疑わないのだ。
ヤンキー、または“やから”は、関西ではどこにでも見かけることができる。
そのちょっといじけたツッパリぶりは、中村紀にそっくりだ。
中村紀洋は、厳しい関門を越えないと入ることができないプロ野球界で、“ヤンキー”そのままの性分を保持したまま20年以上もやってきた稀有な存在なのだろう。
彼は、野球のマネジメントや世の中の常識は一通り弁えているとは思うが、自分は「別格」だと思っているのだ。恐らくその思いがモチベーションになっている。
40を過ぎて、これではもう厳しいだろう。指導者の道も難しいのではないか。
そろそろ潮時ではないかと思う。
中村紀は、引退してお好み焼き屋さんをやれば、繁盛すると思う。そこでファンに「俺の考え」を思い切り披瀝すればいいのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
イチローは使い続ければ 小宮山悟
好評発売中。アマゾンでも!
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 中西太本塁打大全 歴史的資料

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
コメント
コメント一覧
投手とギリギリの勝負をしてるんですから打席に集中したい人は多いですよ
もう何回目かわからないですからね、ノリのこの手のトラブルは。
首脳陣としては笑えないでしょうが、こういうのも使いこなしてこその監督だと思っていますので、自分は中畑にこそ失望しています。・・・もとより、もう落ちる株も残っていないのに失望もあったものではないですがw
巨人なら4番でもバントさせますよ。
自らが4番目のバッターということに気が付いていないのでしょう。NYYとか巨人とか規律の厳しいチームには不向きな性格ですね。
ご自身にフィットするチームに移籍できればいいのでしょうが、飛び越えて「お好み焼き屋」とはびっくり。
終盤には四番後藤にバントさせてw
ノリさん、このシーン見てたのでしょうか。
焼酎飲んで寝ているんじゃないでしょうか。
球団の対応もおかしかったと思いますよ。
いきなり降格懲罰をメディアにリークしてるんですから。
あからさまにノリさんに対する嫌がらせと選手生命を終わらせるような対応でしたから。
いち個人が組織に勝てるわけないわけで、
その圧倒的な力差関係を利用し、さらにリークで世論も味方につけてノリさんを袋叩きにする対応は、
外から見て弱いものいじめの構図そのものに見えてうんざりします。
かっこよかったんだけどなあ。
実力があってもこんなニュースは残念です。
中村はもはや投手の剛速球をフルスイングでスタンドまで運ぶバッティングは出来ない状態なのでしょう
それでも培った技術を駆使してセンターやライトへしぶとくヒットを打つ様には感動を覚えていました・・・
ですが、そのバッティングが今の限界である以上、首脳陣としては、前を打つ目下盗塁王であり、成功率も極めて高い梶谷に盗塁をさせ、2塁からヒット1本で点が取れるようにしたいのは当然でしょうね。
それが受け入れられないなら、現状では中村は使えません。
ましてや言い方や言った相手が違うとはいえ、一度大目玉をくらった主張を繰り返したわけですからね。
中畑監督が試合前に時間を作り、中村と一時間近く話し合ったにも拘らず、試合中にその情報を伏せたコメントを出したのも非常にまずいでしょうね。
昨オフの契約更改でのゴタゴタ(DeNAの対応もかなり酷いが)、そしてバルディリスの獲得……どうも球団としてはこの選手を厄介払いしたいのがありありと伝わってきます。
とはいっても、いい年したベテランなら我慢の一つもしなければ。世間ではそう思っている人が多数派でしょう。若い選手が多いDeNAだけに、彼にびしっと言えるような選手もいなかったでしょうしね(せいぜい三浦くらいでしょうか)。
救いがあるとすれば、彼は今季限りでおそらくDeNAを退団することになりそうですが、同様に監督やあるいはGMも去就が怪しいということでしょうか。痛み分けってことになりそうですね。
>ノリは中日の時はおとなしかったのに、楽天でも野村監督が辞めてからやりたい放題してますから、誰とでも揉めるのではなく、相手を観てやりたい放題してるって感じですけどね。
ドラゴンズの時は、落合監督。野村監督ともども、打者としての実績でノリを明らかに上回る存在です。
プロ野球界にはびこる「実績至上主義」の悪しき側面かもしれません。打者としての実績で自身を下回る中畑監督を、彼はどこかでバカにしていた可能性があるかもしれません。
この件に関しては背景ががわからないので、よく理解できないんですよね。
恐らく1回の打席での梶谷の二盗のことを言ってるんだと思います。
1回表2死走者一塁の場面で、4番の打席。初球から梶谷はスチールを仕掛けます。
まずはこれがサインだったのかフリーパスだったのか。サインだった場合チームとしてコンセンサスは取れてたのか。
ノリとしては勝負のかかった場面ならともかく、初回から自分の打席で走らせる必要があるのかと思うのも無理はないと思います。たとえ相手投手が不安定だとしても。
フリーパスだった場合、チームとして事前のミーティングで「足で引っ掻き回す」みたいな話でチームとしての合意ができていたのか。できていたなら、一方的にノリが悪い。いないなら首脳陣のコミニュケーション不足。
私としては恐らく、コンセンサスはとれてなかったんだと思います。ノリも悪ければ、首脳陣もきっちり名言してなかったんじゃないか。だからこんな問題が起きる。
それよりも、8回の併殺打でノリが全力疾走しなかったことが問題なのかとおもってました。あれは、もしきちんと走ってれば一塁はセーフだったと思います。そしてその直後1塁コーチと軽い口論。
これも積み重なっての懲罰抹消なのかなとも思いますが。
メディアやあちこちのブログの記事ではそのように書かれていますが、
時系列を確かめてみると懲罰降格を伝えた後に話し合いをし、その後FBで書いてるようです。
気に入らない選手に対する見せしめみたいで、この球団が長い間勝てない理由が見える気がします。
最近は新しい選手が出てきていますが、どうなるんでしょうかね?
さらにコーチに相談とあるが、一部では相談ではなく、年下のコーチに怒鳴り散らしたのではないかと憶測も出る始末。
この年齢になってのこの言動は、もはや更正する時間は残っていない。潔く引退したほうがいいのではないだろうか。
そういえば過去に
『変化球を投げるなんてずるい、打てないじゃないか。キン〇マ付いてんなら直球だけ投げろー!』
と宣って失笑を買ったイタい御仁がいたが、衰えて結果が出せなくなってきた中村も、その人と同じような心境なのでしょうかね。
ゴタゴタが外から見える時点で、もうどうしょうもない状況なんでしょうね。
アクの強い選手で扱いづらいのはファンから見ても分かりますが、
もうノリさんの活躍を見れなくなるのが残念でしょうがないです。
勝つのは最低限の目標で、プロならさらにファンを楽しませてくれるプレイを見せて欲しいものです。
ランナーがいるいないじゃなくて、動くか動かないかでしょね。
特に右バッターの彼からしてみれば、1塁ランナーはよく見えます。
また、同様のことは二年前の懲罰抹消の際に広澤も日経新聞紙上で言及してますね。
理由がわからなかったので、
ノリも気の毒だな~と思っていましたが、
自分からFBに上げて炎上させるとは・・・。
ちょっとあきれてしまいました。
ノリのお好み焼屋があれば行きますね。
けど、チームにはもういらない人物かと思います。
シーズン途中の解雇もヤムナシかもしれません。
ノリのお好み焼屋のメインメニューは「猛牛焼き」で、
お土産の定番は「青ノリ」になるでしょう。
では~
球団から冷遇されているキャリア晩年のベテラン選手としては、同順位で同期入団したオリックスの外野手を見習ってほしかった。数字を残してファンを味方につけることが唯一の勝利でしょうに…。
zakklyさん
あくまでネット上での推察なのですが、その試合の終盤に梶谷が塁に出て中村を迎えた場面で、中村がゲッツーに倒れた場面がありまして、その際梶谷の盗塁を待てとの指示が出ていたのではと言われています。
使う側からすればあと腐れなく切ることができるんだから、こんな扱いやすい選手はない。
ノリさん、あなたこのままじゃ一生こんな使い方されてしまうよ。
誰がそんな情報を流してるか?ですよね。
ノリさんの性格ならずっと変わらないでしょうし、サインに従わないのは別に今回だけの事ではないと思うんです。
今季の打率はイマイチですが打点は悪くないから今まで言われなかったんでしょうかど、
それが一度失敗して上に意見した途端のこの措置。狙われたなぁと感じるわけです。
エンターテイメントとして見ると4番バントってすごくしらけるんですよね。
使う側も4番に置くのならその責任をもって選手を信頼してやらないと、
選手と首脳陣との信頼関係なんて築けないんじゃないんでしょうか?
そんな性格なもんだから今回の件でちょっと熱くなってしまい、コメ欄汚してしまって失礼しました。
サインに従わない件はあなたの想像でしかないし、狙われたといっても実際以前注意を受けた内容を首脳陣に再び話したのは中村自身ですよ?
気に入らない中村を粛清するために一軍に呼んで従いそうにない指令を出したというのなら穿ち過ぎだし、様々な関係者を愚弄しています。
それに気に入らないなら最初から中村を昇格させずに後藤を上げているはずです。
私は別に中村アンチではなく、むしろプレーに惚れ込んだファンでもあるつもりです。
中村が自身のバッティングに集中することが得点につながると考えるのもわかります。しかし、それがチームが中村のバッティングを生かそうと考えていたことを否定するようなことだと何故考えなかったのかが残念で仕方ないのです。
わたしも一ファンとして少し熱くなってしまいました。
チームの方針とファンの希望がすれ違うことは良くあることなので、名無しさんが感じた事は致し方ないことだと思います。
広尾さんはじめ皆様にもご迷惑をおかけしました。
なるほど。
結局チームのノリさんのバッティングを生かそうとした采配の意図が、
ノリさん自身に伝わってないのが今回の行き違いの一番の原因でしょうね。
でも今回騒動が無駄に大きくなった原因は、
いきなり懲罰降格をメディアにリークしたことです。
この点がちょっと不自然に見えてしょうがないです。
(本人がその重大さを、どれほど自覚しているのか分かりませんが)
サインに従わない選手なんて、上官の命令を聞かない兵士のようなもの。
結果がどう転ぶか毎回予測がつかないジョーカーであり、首脳陣が練った作戦をすべてご破算にしてしまう危険性を持つ存在。おっかなくて誰も使おうなんて考えないでしょう。DeNAの厳しい台所事情もあってこれまで使われてきましたが、交流戦にはブランコも復帰しますし、もはや我慢する必要もない。
「マネーボール」にはドラフトで指名する選手をふるいにかけるシーンがありますが、真っ先に落とされるのは「素行不良」の選手。つまり有能無能を問わず、それ以前の「論外」というわけです。
むしろ、過去にあれだけ問題を起こしながらも、40歳まで現役を全うした中村の打撃技術がいかに卓越していたか、ということに感心するべきなのかも知れません。
こちらも熱くなって申し訳ないです。
中村選手も中畑監督も好きだからこの行き違いが残念でしょうがないです。
重ね重ねすみません
私も中村と後藤の入れ替えという情報だけの時には、最近調子が落ちてきていたこともあってしばらく休ませるのかと思ったのですが・・・
おそらくですが、前回中村が懲罰降格した際には、車のエンジンをかけた時に手首を痛めたという建前を発表していました。(それは後に暴露され、苦しい建前と笑い話になったのですが)
今回は2回目であるということで下手に勘ぐられるよりはとか、中村に事の重大さを示すために最初から発表しようということだったのかもしれません。
横から失礼します。
ノリの凄さはそこに守備力がプラスされているところです。
40超えてある程度の打力を維持し
(もちろん全盛期ほどではありませんが、バットコントロールは圧巻です)
かつ、外野手に比べ動体視力と俊敏性が要求される
内野手で一流レベルの守備力を持った
(山本浩二やイチローと違うのはここです)
名球会員が過去いたでしょうか。
先日、ファーストを守っていた際にファーストゴロ(バントではなく)をとって
サードへ投げて2塁走者を封殺するという美技を成立させましたが、
あれができる選手はNPBにもそうそういないでしょう。
その選手が自業自得で指導者への道を閉ざしたのは残念というしか・・・
しかし、中畑も残念な監督ではないだろうか。
こんなことをわざわざメディアにリークせず、内々で処理すればいいだろう。自分がノリの行動を抑えられない無能監督だと言っているのとかわらないではないか。
こんなゴタゴタで紙面を賑わせず、成績でファンを喜ばせてくださいな。
でも、個人的には王さんの通算満塁本塁打記録には並んで欲しくないんですよね。満塁で彼に打順がまわるとちょっとドキドキします(笑)
懲罰降格して更に辱めるのか…
戦力外にしないのが陰湿だなあ
広尾さんてこういうのは批判する人だと思ってたけどどうですか?
そうかい(笑)、体に気を付けてな。
ただ、指導者サイドが、中村紀の発言を逆手にとって「モチベーションの低い選手を試合に使えない」と言ってのけたのは、上手い!と思いました。
古葉監督をして「日本一の2番バッター」と言わしめた
衣笠のような選手になってバットを置いて欲しかった。
アテネ五輪のとき(中畑監督代行)は、どうだったんだろ。
シドニーの涙は何だったんだろ。
なかなかドラマのようにヤンキーが改心とはいかないもんですね。
結論 単細胞のシングルタスク人間、ノリ。
ノリは空気が読めますよ。だから他人に「空気を読め」というわけです。
「我を通す」のは「ヤンキー道」でしょう。
関西人から見れば、完全なヤンキーです。お笑い用語でいう「天然」はあんなに怒ったりしません。
まあ、答のでない論議ですからこれくらいにしておきましょう。
事の発端の相談もFBの更新も
野球に集中しているがゆえの行動ですよね。
集中の仕方がチームになじんでいないわけです。
ですから、これ以上野球に集中しなくて良いので、
他に神経を配って欲しいものです。
決して嫌いな選手ではないので、
もう一度、中畑監督とのハグでも見られたら…という気持ちです。
中畑さんとはタイプ的には合うと思うんですけどね。
DeNAを出る選手は活躍するジンクスがありますし、
さっさとリリースしたらいいと思うのですが。
逆に、活躍されたら困るからしないのかも。
スージー鈴木さんのブログに中村ノリについて書いた記事があります。
広尾さんとは違った見方をしているのが面白いので一読の価値あり。
広尾さんはお好み焼き屋さん、と書いた。
修行して朝ドラの「てっぱん」みたいに自分と家族で焼くのか、それとも現場は職人に一任させるオーナー形式か。
引退後勉強しないとね。
お好み焼きに限らず、スポーツバー、焼き肉屋、うどん屋、居酒屋など球界に関わらずに自分の城を持って商売する個人事業主、のほうが性にあうのかも。
石井一が吉本の社員になったが、中村は…どうだろうなぁ。
そういえば中村紀洋は、2年前に盗塁の自由を球団に認められていた内村を恫喝したり、チーム方針より自分のやりたいのを優先した。
DeNAも、問題に対する処罰はしてもフォローがまともに出来ていなくて、昨年の契約更改では年俸に納得しなければ辞めろという、足下をみるような対応をした。
これでは、一般社会でいう、不良社員と社員を大事にしない組織みたいな話です。
双方、言ったもの勝ちにはしないで欲しいですね。
あと、知り合いにお好み焼き店経営者が数人いる身としては、こういう話に出しては欲しくなかった。
お好み焼き店は、プロスポーツ選手崩れでも出来る商売ではないです。
どんな商売でもいい加減な気持ちではできないでしょう。でも中村ノリには不可能だともいえない。
何となくイメージとして似合っている気がしたもので。
チヤホヤするのは三浦みたいに自分のことだけをこなす都合のいい人間だけ
遊んでて練習量も意欲もないが、どんな批判でも許さないという精神だけは立派にもっている…プライドだけ高い学生みたいな球団ですね
中村も自己中心的な振る舞いは話になりませんがまだ野球に熱心なだけマシですよ、こんな球団と比べれば
練習中にサッカーやる球団は多いですよ。
元々は黄金期西武が最初だったはず。
この球団の問題点は5位になっただけでキャンプの練習量を減らす
というような、なまけ癖がある点です。
これが伝統なので、キャリアハイが新人の年、という
選手が多いのでしょう。
>中村も自己中心的な振る舞いは話になりませんがまだ野球に熱心なだけマシですよ、こんな球団と比べれば
まさに仰せの通りでございます。
サッカーってw何年前の批判何でしょうか?
内川以上に練習熱心でありながら内川のように打てないことで悔し涙を流した石川の話は無視なのでしょうか?
現在リリーフ陣防御率リーグ2位というのは怠けた結果なのでしょうか?
個人的にのチームの問題は春先に揃いもそろって不調に陥ることだと思っておりますがね
まぁわたしがいくら言っても「にわか」と馬鹿にされるのかもしれませんが
現体制に不満の無いファンもいるということは理解していただきたいですね
はっきり言って腹ただしいです。
何が腹立たしいのでしょうか?関西人の私が一個人の感想を書いているまでです。
関西を代表して抗議しておられるのだとすれば筋違いだと思いますが。
お山の大将に「おバカ」が加わったのがノリで、おバカの代わりに陰険が加わったのが金本。
金本については、引退後の球団側の「いなくなってせいせいした」感が露骨に出ていて苦笑してしまう。
あとノリさんといえば、そっくりさん騒動がありました。
そういう所も彼らしい。
金本は「ヤンキー」ではなくて「本物」でしたからね。
確かに●ク●という点では「本物」ではありますね。
そういうことです。これは本当です。