オリックスで、何やら監督めいたことをしていたと記憶しているが、“松坂世代”という言葉まで生んだ日本の大エースを何と心得る。“桃太郎侍”の看板役者に、いつまで“風車の弥七”をさせる気か!
11日のフィリーズ戦、中1日で登板。

1-3とリードされた7回、先発ニースに続いて登板。
7回、1番はまだやっていたのかグィンの倅、これは一ゴロに封じるが、曲者ロリンズには、一度もバットを振らずに歩かれる。
アトリーは、シンカー気味の速球を左飛。
ちょっと盛り返しつつあるハワードは、フルカウントから三振。
8回、バードは8球粘られて歩かれる。ドミニコ・ブラウンは併殺に打ち取るも、二エベスには、決め球が内に入りすぎてぶつけてしまう。
アッシェはスライダーで空振り。
無失点に抑えたが、鉄火場で使える投球とはとても思えない。
松坂はここ6登板連続で四球を出している。合計11個、WHIPは1.39。
それで炎上が1回で済んでいるのは、松坂が塁上に走者を過積載して平気で投げる「肚」を持っているからだ。
といってもこういう投手が「虎の子」の1点、2点を守るリレーに向いているとはとても思えない。
松坂は踏み跡のない真新しいマウンドに立って、点を取られながらもしぶとく試合を作っていくような、根っからのスターターなのだ。
今日から始まったヤンキースとのサブウェイシリーズ、コリンズ監督は3戦目に先発予定だったメジアをはずすと言明。
日本のファンはすわ!田中将大と松坂大輔の投げ合いかと色めきだったが、メッツはAAAラスベガスから、ラファエル・モンテロを上げた。
この投手はMLB経験はない。23歳。今季は8試合に登板して4勝1敗ERA3.67。
大した成績ではないが、33歳の松坂よりも投資価値があると判断されたのだろう。
サンディ・アルダーソンGM
「ダイスケはリリーフとして、キープしておきたい。彼はブルペンで良い仕事をしてくれている。1度か2度の先発を任せるよりも、ブルペンで使うことの方がチームにとって有益」
なーにが有益だ。
要するに破綻するまでは救援で使ってやるが、それ以上でもそれ以下でもないと言うことだ。
7月まで何とか好成績を保って、フラグシップディールで先発陣が足りないチームにトレードされるのが良い。
うまくいくかどうか、微妙だ。
MLBという世界は、一度スターの座から落ちると、中々グリーン車には載せてくれない。
松坂大輔の第2幕は、ほろ苦い人生劇場になっている。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
ここでエンドランをやるバカはいない 関根潤三
好評発売中。アマゾンでも!


クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 土井正博本塁打大全

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。


広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。



1-3とリードされた7回、先発ニースに続いて登板。
7回、1番はまだやっていたのかグィンの倅、これは一ゴロに封じるが、曲者ロリンズには、一度もバットを振らずに歩かれる。
アトリーは、シンカー気味の速球を左飛。
ちょっと盛り返しつつあるハワードは、フルカウントから三振。
8回、バードは8球粘られて歩かれる。ドミニコ・ブラウンは併殺に打ち取るも、二エベスには、決め球が内に入りすぎてぶつけてしまう。
アッシェはスライダーで空振り。
無失点に抑えたが、鉄火場で使える投球とはとても思えない。
松坂はここ6登板連続で四球を出している。合計11個、WHIPは1.39。
それで炎上が1回で済んでいるのは、松坂が塁上に走者を過積載して平気で投げる「肚」を持っているからだ。
といってもこういう投手が「虎の子」の1点、2点を守るリレーに向いているとはとても思えない。
松坂は踏み跡のない真新しいマウンドに立って、点を取られながらもしぶとく試合を作っていくような、根っからのスターターなのだ。
今日から始まったヤンキースとのサブウェイシリーズ、コリンズ監督は3戦目に先発予定だったメジアをはずすと言明。
日本のファンはすわ!田中将大と松坂大輔の投げ合いかと色めきだったが、メッツはAAAラスベガスから、ラファエル・モンテロを上げた。
この投手はMLB経験はない。23歳。今季は8試合に登板して4勝1敗ERA3.67。
大した成績ではないが、33歳の松坂よりも投資価値があると判断されたのだろう。
サンディ・アルダーソンGM
「ダイスケはリリーフとして、キープしておきたい。彼はブルペンで良い仕事をしてくれている。1度か2度の先発を任せるよりも、ブルペンで使うことの方がチームにとって有益」
なーにが有益だ。
要するに破綻するまでは救援で使ってやるが、それ以上でもそれ以下でもないと言うことだ。
7月まで何とか好成績を保って、フラグシップディールで先発陣が足りないチームにトレードされるのが良い。
うまくいくかどうか、微妙だ。
MLBという世界は、一度スターの座から落ちると、中々グリーン車には載せてくれない。
松坂大輔の第2幕は、ほろ苦い人生劇場になっている。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓
ここでエンドランをやるバカはいない 関根潤三
好評発売中。アマゾンでも!
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 土井正博本塁打大全
『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
コメント
コメント一覧
最近は制球が乱れたときでも軸足にしっかり上体が残り、BOSの最後の方で見られた手投げがなくなりました。
徐々にストレートも良くなってきましたし、TJからの回復は、日本人は少し 長目にかかるのでしょうかね。
広尾さんの言う通り、松坂を僅差で使うのは四球が多すぎますね。
かといって、スターターになったら状況が変わるかといえばそれも微妙。
今の松坂ではイニングを稼ぐことはあまり期待できないですし、メッツのブルペンも数が足りないという話もあります。
そこがコリンズ監督が松坂をスターターにしない理由なのかもしれませんね。
それでも「与えられたポジションで全力を尽くす。だが先発に戻ることを諦めてはいない」程度の意思表示はしておいた方がいいかも知れません。
メッツが持て余しているような状況ですから、当然他球団からの調査は入っているでしょう。その時にスカウトから万が一「松坂はブルペンの立場に満足しているようだ」と誤解されたら勿体ないですから。
開幕ローテ5枚のうち3枚が欠けたヤンキースあたり、どうでしょうかね。
もともと若返りへのこだわりのない球団ですし。
「30歳前後のFA選手に、高額の長期契約を結ぶことのリスク」を各球団が嫌というほど味わった結果、近年MLBではベテランの価値が下がり、プロスペクトの価値が上がっている。このことは何度もコメントしてきました。
しかしながら、ちょっとやり過ぎというか、極端なのではないかと最近思うようになりました。日本は時に保守的に過ぎますが、アメリカは時に改革が急激過ぎます。ベテランの技術や経験を軽視し過ぎなのではないか。
その反動として、「ベテランを(安値で)うまく使った球団の優勝」という現象が、数年以内に起こるのではないかと予測しています。
広尾さんが書いておられたように、アスレチックスは、セイバーの影響により盗塁の企図数が減り、投手・捕手とも盗塁阻止技術が落ちた時代に盗塁を大幅に増やしました。これと同じようなことが、ベテランの扱いについても起こるのではないか。
セイバーもそうですが、誰もが知るようになった理論はすでに「常識」であり、今更知ったところで他者にアドバンテージをつけることはできません(常識として知っておいた方がいいですが)。
勝者は、ビリー・ビーンのように常識の裏をかける人間。そう考えると、常識の逆をいく「おっさん軍団の快進撃」が見られるのではないか、と思うわけです。
他のチームだったら今頃は余裕で先発でしょう。
今年はスタートから調子も良かっただけに勿体ないです。
メッツは日本人選手に対して冷たい気がします。
ジアンビとかアブレイユとか、過去の人と見なされたおっさんがじわじわ存在感を出してきていますしね。確かにメキシカンリーグみたいな腹の突き出たおっさんチームが頑張る可能性もあるかもしれません。
いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。
松坂選手の件ですが、当人の現状成績や能力とは別の理由でこの様な状況になっている事は考えられますでしょうか。
例えば、かつて田口壮選手がマイナー時代に何度も体験した「契約の壁」に代表される契約内容や有能な代理人の折衝能力・球団とのコネクション等。
現在の契約内容詳細は知り得ませんが「メジャーリーグで投げる事(可能性)」を最優先にして、他は譲歩した場合、圧倒的なパフォーマンスを示す事でしか望む位置(スターター)に復帰は戻れない・・・と考えるのは早計でしょうか。
「プロ野球解説者を解説する」は非常に興味深く読ませて頂きました。
是非、次はMLB関連の著作をお願い致します。
特に、今のMLBでは。
四球も多い、だから球数も多い、一発も食らいやすい…
先発としては、イニングを"食え"なさすぎる。
確かに、結果的にそこそこは抑えるし、BOS時代に18勝したように勝運はあるのだけれど、いかんせんWHIPが悪すぎる。
とは言えそれなりに経験のあるベテランではあるので、消去法的にMop-up manが適任、という判断は、それほど間違っていないのではないかと思います。
モンテロもどこでも少なくとも全体トップ100に入るレベルの有望株です。
3Aには、全体トップ10クラスの超有望のシンダーガ―ドも控えていますし、次にチャンスが与えられるのは彼かもしれません。
よくメジャーで復活したな、と感心するばかり。
トレードさせた方がいいのでは。
5番目の先発要員が欲しいチームが中継ぎ投手をメッツに出して…。
duplesさんのようにヤンキースへトレードしたほうがいいのでは。
今のメッツで外野手が穴、埋めるには俊足強肩巧打タイプがいい、となればイチローでどうか。
NYM=松坂・俊足強肩の中堅外野手・マイナーの遊撃手
NYY=イチロー・中継ぎの主力投手
どうだろうか。メッツの外野が3つとも固まっていたら厳しいが。
NYYはマジで松坂を獲得する可能性もあるでしょう。
イチローでさえも例外でない事は、今年の使われ方が示している。
昨年が酷いからこうなった訳で、今年は守備が凡プレイが見慣れた光景になっているし、最後の生命線の体調も、腰をやらかした?という報道が。
>ゴールドグラブ様
確かにアリかも知れませんね。
加えて和田でも獲りましょうか?(東京ヤンキースと言われそうだが)
外野はアルモンテを上げればいいから、イチローはトレードのタマで。