
パリーグ、勝ち越しまであと10
門田博光への思いをさらに。
■arrowjpさん
わたしが初めてプロ野球を見たのが、1974年大阪球場での南海-阪急戦でした。当時小学生のわたしが父親に頼んで連れて行ってもらいました。
わたしは阪急ファンだったので、南海の選手は野村以外はあまり知りませんでした。スコアボードにあった「門田」の文字をなんと読むのかがわかりませんでした。門田の最初の記憶はその読み方がわからなかったということでした。
後にその門田がオリックス・ブレーブスに来ることになるとは。
ブーマーとのハイタッチでの脱臼は、球場で見ていました。ホームランの喜びが一瞬にして消されてしまいました。

■届かにゃいさん
昔は横浜髙島屋に行くとタダで名鑑が貰えたので、春はこれがいつ入手できるかワクワクしていたものです。その名鑑の最後の最後が、前年最下位の南海の外野手で最も背番号がデカい門田でした。普通、背番号がデカい選手は二流ですが、よく見るとこの選手は物凄い通算成績!名前も落合と同じヒロミツさん。一気に興味がわきました・・・が、しかし、関東の野球ファンにおいては、南海は最も縁遠い球団であったので情報入手にはかなり苦労しました。西武はほぼ毎週見れましたし、ロッテや日ハムも関東なのでたまには放送されてました。近鉄阪急は西武と争っていたのでこれもまあ大丈夫。しかし関西で弱い南海だけはついに移転するまで主催試合をテレビで見ることはありませんでした。頼みは今は亡きパンチョさん司会のテレ東の「パリーグHOT情報」程度。(ここでもさほど南海の情報は多くなかったような・・・水島が出てたんですが)
その数少ない情報の中で見る門田は、スマートな秋山清原とは真逆のずんぐりむっくりした体型の一本足打法でした。王さんは見た事が無い上に、大洋ファンだった私は一本足打法といえば片平晋作でしたが、あの素人目にもぎこちないやつとは違い、悠然と右足を上げてからバットを「振る」というより「ボールにぶつける」という表現が適当な打撃には度肝を抜かれました。「これは凄い・・・」そんな中、門田は記録的なペースでHRを重ね、異例の優勝争いすらしてないチームからのMVPに。門田は嫌っていたようですが、この活躍でマスコミも増えて遠いこっちにも入る情報が増えたのは何よりでした。そんな昔気質の門田ですが、このシーズンから解禁された黒いバットを早速使用しているあたり、面白いオッサンだなあwと思ったものです。
で、御存知の通り南海は身売りしてしまい門田は超一流選手の特権で関西に残るわけですが、問題の守備はいい意味で意外でしたね。さすが、ケガするまでは上手かっただけあって、動きはノロいのですが下手ではないのです。ヨタヨタですがラミレス等のように「守備センスが無い」選手の動きではありませんでした。まあブーマーに破壊されたり最後にロッテに負けたりと色々あって「オリックスブレーブス」は優勝できず終いだったのですが、第三者からすると優勝してほしかったですねえ。1番から9番まで打てない選手がいない豪快なチームでしたから。その後またホークスに復帰し、「あの」ヘルメットを被る姿はギャグにしか見えなかったですが、ダイエー主催試合はたまにこっちでも放映される事があり、完封ペースのナベQから起死回生のHRを放つシーンが見れたのは幸運でした(YOUTUBEにもアップされていますね)。しかも渡辺の速球をですからね。ベテランになれば動体視力が衰えるものですが、この人は一体どうなっているのかと思ったものです。
プレー以外では、オフになるとやたら怪しいダイエットをすることが記事になっていた記憶があります。グレープフルーツやらゆで卵やら。効果あったんですかねあれ?ですから、近年大病を患ったというニュースを聞いた時は「やっぱり」と思ってしまいました。しかし、その後の姿を見た時には冗談ではなく絶句・・・・・「見てはいけないものを見てしまった」というか・・・しかし「野球小僧」で長期にわたって掲載されたインタビューではそれを感じさせない主張を発信していたのには少し安心しました。確か日本新薬のコーチをしていた頃だと思いますが、T-岡田との対談で
「ヒットの延長がホームランではない」
「ホームランは狙わないで打てるものではない」
「ホームランを多く打てる選手は限られている。その選手が狙わないでどうする」
と対談でイマイチ煮え切らない岡田に熱い言葉をぶつけていましたが、これは体が小さく、しかも高校時代1本もHRを打てなかった自身がこれだけできたのに、ガタイがよく高校時代から大砲として鳴らし一時的にとはいえプロで開花した岡田がくすぶっていることに対しての不満、歯がゆさ、もどかしさがあったのでしょう。
今年、やや復活したTにはどう思っているのか、聞きたいところです。また長い駄文失礼致しました。
■ソトさん
彼が現役だった時代は私はまだ産まれてもいなかったのですが、数字を見るとワクワクする選手ですね。
若い頃は投手優位、低いパークファクターの球場でプレーとなり、後年の打者優位への変換でやっと本来の実力を発揮しているという感じでしょうか。
傑出度からみてもほぼ一貫して優秀なスラッガーであり、若い頃から晩年の環境でプレーしていたらより素晴らしい成績になっていたでしょう。
「門田博光」「他の選手」についてコメントを是非お寄せください!
↓
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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 河野昭修、本塁打大全

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。


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わたしが初めてプロ野球を見たのが、1974年大阪球場での南海-阪急戦でした。当時小学生のわたしが父親に頼んで連れて行ってもらいました。
わたしは阪急ファンだったので、南海の選手は野村以外はあまり知りませんでした。スコアボードにあった「門田」の文字をなんと読むのかがわかりませんでした。門田の最初の記憶はその読み方がわからなかったということでした。
後にその門田がオリックス・ブレーブスに来ることになるとは。
ブーマーとのハイタッチでの脱臼は、球場で見ていました。ホームランの喜びが一瞬にして消されてしまいました。

■届かにゃいさん
昔は横浜髙島屋に行くとタダで名鑑が貰えたので、春はこれがいつ入手できるかワクワクしていたものです。その名鑑の最後の最後が、前年最下位の南海の外野手で最も背番号がデカい門田でした。普通、背番号がデカい選手は二流ですが、よく見るとこの選手は物凄い通算成績!名前も落合と同じヒロミツさん。一気に興味がわきました・・・が、しかし、関東の野球ファンにおいては、南海は最も縁遠い球団であったので情報入手にはかなり苦労しました。西武はほぼ毎週見れましたし、ロッテや日ハムも関東なのでたまには放送されてました。近鉄阪急は西武と争っていたのでこれもまあ大丈夫。しかし関西で弱い南海だけはついに移転するまで主催試合をテレビで見ることはありませんでした。頼みは今は亡きパンチョさん司会のテレ東の「パリーグHOT情報」程度。(ここでもさほど南海の情報は多くなかったような・・・水島が出てたんですが)
その数少ない情報の中で見る門田は、スマートな秋山清原とは真逆のずんぐりむっくりした体型の一本足打法でした。王さんは見た事が無い上に、大洋ファンだった私は一本足打法といえば片平晋作でしたが、あの素人目にもぎこちないやつとは違い、悠然と右足を上げてからバットを「振る」というより「ボールにぶつける」という表現が適当な打撃には度肝を抜かれました。「これは凄い・・・」そんな中、門田は記録的なペースでHRを重ね、異例の優勝争いすらしてないチームからのMVPに。門田は嫌っていたようですが、この活躍でマスコミも増えて遠いこっちにも入る情報が増えたのは何よりでした。そんな昔気質の門田ですが、このシーズンから解禁された黒いバットを早速使用しているあたり、面白いオッサンだなあwと思ったものです。
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プレー以外では、オフになるとやたら怪しいダイエットをすることが記事になっていた記憶があります。グレープフルーツやらゆで卵やら。効果あったんですかねあれ?ですから、近年大病を患ったというニュースを聞いた時は「やっぱり」と思ってしまいました。しかし、その後の姿を見た時には冗談ではなく絶句・・・・・「見てはいけないものを見てしまった」というか・・・しかし「野球小僧」で長期にわたって掲載されたインタビューではそれを感じさせない主張を発信していたのには少し安心しました。確か日本新薬のコーチをしていた頃だと思いますが、T-岡田との対談で
「ヒットの延長がホームランではない」
「ホームランは狙わないで打てるものではない」
「ホームランを多く打てる選手は限られている。その選手が狙わないでどうする」
と対談でイマイチ煮え切らない岡田に熱い言葉をぶつけていましたが、これは体が小さく、しかも高校時代1本もHRを打てなかった自身がこれだけできたのに、ガタイがよく高校時代から大砲として鳴らし一時的にとはいえプロで開花した岡田がくすぶっていることに対しての不満、歯がゆさ、もどかしさがあったのでしょう。
今年、やや復活したTにはどう思っているのか、聞きたいところです。また長い駄文失礼致しました。
■ソトさん
彼が現役だった時代は私はまだ産まれてもいなかったのですが、数字を見るとワクワクする選手ですね。
若い頃は投手優位、低いパークファクターの球場でプレーとなり、後年の打者優位への変換でやっと本来の実力を発揮しているという感じでしょうか。
傑出度からみてもほぼ一貫して優秀なスラッガーであり、若い頃から晩年の環境でプレーしていたらより素晴らしい成績になっていたでしょう。
「門田博光」「他の選手」についてコメントを是非お寄せください!
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