カルロス・ギーエンの引退を先日取り上げたが、イチローがデビューした試合に出ていたメンバーがその後どうなったかが知りたくなった。
日本時間では4月3日朝9:05試合開始。この日は火曜日だった。このあいだのダルビッシュのオープン戦初登板と同じくらい注目されていた。観客数は45911人。

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オークランド・アスレチックス=OAKは、ビリー・ビーンの「マネーボール」がフルに回転していた時代。ジェイソン・ジアンビという最強打者を擁しアリーグ西地区の強豪チームだった。ラインナップには、ジェイソンの弟のジェレミーもいる。

1番はまだひげ面だったジョニー・デーモン。ジアンビ、エリック・チャベス、ミゲル・テハダと大物が並んでいる。投手もティム・ハドソン。
チャベスを除く大物たちは、OAKで名前を上げて年俸が上がるとともに放出され、強豪チームで実績を残し、今はたそがれている。
チャベスはOAKで不良資産化し、今は低年俸でNYYにいる。デーモンは松井秀喜とともに行き場のない大物FAの一人。MVPにもなったテハダは薬物事件以来すっかり評価を下げてジャーニーマンになっている。彼もFA。

ジアンビはコロラド・ロッキーズで2年契約の最終年だが年俸は全盛期の23分の1の100万ドルである。

唯一、ティム・ハドソンだけが2005年にアトランタ・ブレーブスに移ってからエースとして君臨し、今も900万ドルを得ている。

さて、シアトル・マリナーズ=SEA。

イチローは第4打席でセンター前に初安打、次の打席でバント安打。あいさつ代わりにマルチヒットを披露した。

マイク・キャメロン、カルロス・ギーエンが2011年を最後に引退したことで、イチロー以外のすべての野手が現役を退いた。

イチローは先発メンバーの中ではギーエンに次ぐ若さ。前年打点王のエドガー・マルチネス、93年の首位打者オルルード、そしてブレット・ブーンとスター選手がいる中で、彼らを圧倒してMVPに輝いたのだ。

投手陣ではガルシアがニューヨーク・ヤンキース=NYYにぶら下がっているが、トムコ、アーサー・ローズは今季の行き場が決まらないまま。ローズなどはNPBに向いているように思うのだが。酷使によく耐える風格のある左腕だ。

そしてクローザーには佐々木主浩がいた。佐々木はMLB2年目。キャリアハイの45セーブを挙げた年だ。

この年SEAは記録的な116勝を挙げている。いわば、SEAの絶頂期の顔ぶれ。もうすでに歴史の1ページになった感が強い。

この2日後にボストン・レッドソックス=BOSの野茂英雄は2度目のノーヒッターを記録している。

月曜日に始まったばかりの新番組「すぽると」で、大きく取り上げられていたのを思い出す。この日から、壮大なイチローの冒険が始まったのだ。

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