今年のオールスターは2試合、いずれもテレビ朝日の中継だった。テレ朝は野球中継をするのは能力的に無理だと思う。痛すぎる。
スポンサーのマツダはオールスターゲーム全体のスポンサーでもあり、資本関係はないにしてもカープのスポンサーだから、しっかり放送してほしいとは思っただろう。
しかしプロ野球中継は、視聴率が取れないので、手を上げる放送局はそれほど多くなかったのではないか。


昨年もテレビ朝日は、オールスター戦(3試合あった)のうち2試合を中継した。恐らく営業的には厳しかっただろうが、代理店やスポンサーの関係もあって、今年も引き受けたのではないかと察する。
引き受けるにしても昨年のように、試合終了まで放送するわけにはいかない。後番組のスポンサーに無理は言えない。
だから1戦目は20:54、2戦目も21:24分で打ち切る。
2戦目がより長く放送できたのは、藤浪、大谷の投げ合いがあったからだろう。2人のインタビューをする時間を確保するためだ。
恐らく、藤浪、大谷の投げ合いは、地上波局、代理店サイドがNPBに働きかけたのだと思う(このアイディアそのものは素晴らしいけれども)。
プロ野球放送が「オワコン」なのは、今回の局の扱いを見ても痛感する。プロ野球はスポーツニュースのネタではあるし、WBCでは大騒ぎをしたいから、お義理で付き合っておこうか、というところか。
私は45年ほど野球を見ているが、プロ野球の試合は確実に面白くなっている。パワー、スピード感もあるし、作戦も多様化している。
また見る側の情報量もはるかに多くなっているから、選手の動きを「意味」として把握することができる。
さらに、試合そのものも球団の力量差が縮まり、接戦が増えているように思う。
優れた投手による息詰まる投手戦や、パワフルな打撃戦など、見ごたえも増している。
問題は「見る側」「作る側」なのだ。
以前にも書いたが、ここ30年ほどで古典芸能の上演時間は3時間半から2時間弱に縮まった。長すぎると聴衆が辛抱して見てくれない、というのだ。
かつてスポーツや芸能は、じっくりと「見る」娯しみだったが、今では「参加する」「一緒に騒ぐ」ものになっている。「カラオケ」の登場以来、じっと座って「見る」ことが苦手な人が増えている。
テレビ制作側はこうした「こらえ性のない」視聴者のために「すぐに笑える」番組をつくるようになった。「5分に1度はクライマックスが来る」番組が普通になった。そうした番組の氾濫が、さらに視聴者の「こらえ性」を無くさせた。


野球中継は、こうした現代のニーズには全く適合していない。
時間は長いし、いつ盛り上がるかわからない。それまでずっと注視していなければならない。そのうえ、予備知識が無ければ面白くない。自分が能動的に関与することもできない。
作る側も「野球中継は面白いはずがない」という前提で制作しているのだ。だから予算が許せばアナの横にたくさんゲストを並べたがる。そして試合中であっても「盛り上がり」をねつ造したがる。
テレビ朝日には「メジャーな野球中継になると、自動的に中居正広が付いてくる」という大きなハンデキャップがある。
芸能界は「マフィア化」していると言われるが、これは恐らく芸能事務所への接待だろう。口跡も悪く頭の回転もスローモーな中居の話を喜んでいるファンは全国で115人くらいしかいないのではないか。
そして工藤公康、古田敦也(別コーナーで前田智徳)という単体で使えばいい話をする解説者をお飾りとして置く。
昨日のアナウンサーは清水俊輔。テレ朝では最も野球を分かっているアナだと言って良い。
しかし、話を振る優先順位が中居―古田―工藤になっているために、まず最初にけつまづく。話は広がらない。
そこへ後から後から試合を終えた選手がやってくる。


目の前で試合をしているのに、狭い放送ブースに席を設けて、アナや中居や解説者が質問を次々ぶつけるのだ。この質問が“痛い”。
「ベンチで誰と話したか」
「何を話したか」
「何を教えてもらったか」
「ふだんは誰と仲が良いか」
「誰と食事に行くか」
芸能人と同様、プライベートや人間関係のことばかり聞くのだ。例えば
「今日対戦した投手は本気で投げていたか」
「どの内野手がうまいと思うか」
「レギュラーシーズンならどんな攻め方をするか」
など、野球のことをもう少し聞けばいいと思うのだが、そういうことは聞かない。
局側がかたくなに「野球の話は面白くない」と信じているからだ。
インタビューをだらだら続けるのも「試合だけを流したら、すぐに飽きられる」と思っているからだ。
タイムリーや本塁打などドラマが起こるまでの間をトークで「つないでいる」のだ。
だから試合経過はほとんどわからない、身が入らない。
作る側が「野球を見せたくない」とかたくなに思っているからだ。
で、合間に六本木で真夏にやる客寄せイベントの告知をする。試合は続いているのに、平気で遮って、自分たちの「販促イベント」の宣伝をする。
何とかして「面白くない野球中継」の時間を有効活用しようとしているのだ。くだらない子供だましのお手盛りイベントの告知の方が、お客は喜ぶと思っているのだ。
かくして昨日のオールスターゲームも「土曜ワイド劇場」にコールド負け。試合途中に打ち切られた。
清水アナは「申し訳ありません」「ごめんなさい」と謝っていた。彼はわかっているのだろう。
地上波テレビの衰退は「自分たちが面白い」と思ってもいないものを作っていることに象徴される。何かを提案しようとか、波紋を与えようとかいう気概はない。ただ視聴率を上げて、お金をもらうことを考えている。
スポンサーからすれば、こういう委託業者は一番望ましくないと思うのだが。
テレビ朝日だけではないが、地上波はオールスターゲーム番組制作を返上してはどうか。
NPBにとって放映権料は大きな実入りだろうが、ろくな番組を作らないし、やる気がないから却ってイメージダウンだと思う。
むしろNPBサイドがPLMなどの協力も得て、番組を自主制作し、これを地上波やBS、CSなどに販売してはどうか。
パリーグTVは、選手の素晴らしいプレーをFBなどにどんどんアップしている。
選手の魅力をピンポイントでタイムリーに発信している。
そうした技術と熱意を集約して、自らの手で「プロ野球の魅力」をアピールするときが来ていると思う。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
↓
性はS●Xの性 パンチョ伊東
好評発売中。アマゾンでも!


クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 R.ウッズ、本塁打大全

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。


広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。


しかしプロ野球中継は、視聴率が取れないので、手を上げる放送局はそれほど多くなかったのではないか。
昨年もテレビ朝日は、オールスター戦(3試合あった)のうち2試合を中継した。恐らく営業的には厳しかっただろうが、代理店やスポンサーの関係もあって、今年も引き受けたのではないかと察する。
引き受けるにしても昨年のように、試合終了まで放送するわけにはいかない。後番組のスポンサーに無理は言えない。
だから1戦目は20:54、2戦目も21:24分で打ち切る。
2戦目がより長く放送できたのは、藤浪、大谷の投げ合いがあったからだろう。2人のインタビューをする時間を確保するためだ。
恐らく、藤浪、大谷の投げ合いは、地上波局、代理店サイドがNPBに働きかけたのだと思う(このアイディアそのものは素晴らしいけれども)。
プロ野球放送が「オワコン」なのは、今回の局の扱いを見ても痛感する。プロ野球はスポーツニュースのネタではあるし、WBCでは大騒ぎをしたいから、お義理で付き合っておこうか、というところか。
私は45年ほど野球を見ているが、プロ野球の試合は確実に面白くなっている。パワー、スピード感もあるし、作戦も多様化している。
また見る側の情報量もはるかに多くなっているから、選手の動きを「意味」として把握することができる。
さらに、試合そのものも球団の力量差が縮まり、接戦が増えているように思う。
優れた投手による息詰まる投手戦や、パワフルな打撃戦など、見ごたえも増している。
問題は「見る側」「作る側」なのだ。
以前にも書いたが、ここ30年ほどで古典芸能の上演時間は3時間半から2時間弱に縮まった。長すぎると聴衆が辛抱して見てくれない、というのだ。
かつてスポーツや芸能は、じっくりと「見る」娯しみだったが、今では「参加する」「一緒に騒ぐ」ものになっている。「カラオケ」の登場以来、じっと座って「見る」ことが苦手な人が増えている。
テレビ制作側はこうした「こらえ性のない」視聴者のために「すぐに笑える」番組をつくるようになった。「5分に1度はクライマックスが来る」番組が普通になった。そうした番組の氾濫が、さらに視聴者の「こらえ性」を無くさせた。
野球中継は、こうした現代のニーズには全く適合していない。
時間は長いし、いつ盛り上がるかわからない。それまでずっと注視していなければならない。そのうえ、予備知識が無ければ面白くない。自分が能動的に関与することもできない。
作る側も「野球中継は面白いはずがない」という前提で制作しているのだ。だから予算が許せばアナの横にたくさんゲストを並べたがる。そして試合中であっても「盛り上がり」をねつ造したがる。
テレビ朝日には「メジャーな野球中継になると、自動的に中居正広が付いてくる」という大きなハンデキャップがある。
芸能界は「マフィア化」していると言われるが、これは恐らく芸能事務所への接待だろう。口跡も悪く頭の回転もスローモーな中居の話を喜んでいるファンは全国で115人くらいしかいないのではないか。
そして工藤公康、古田敦也(別コーナーで前田智徳)という単体で使えばいい話をする解説者をお飾りとして置く。
昨日のアナウンサーは清水俊輔。テレ朝では最も野球を分かっているアナだと言って良い。
しかし、話を振る優先順位が中居―古田―工藤になっているために、まず最初にけつまづく。話は広がらない。
そこへ後から後から試合を終えた選手がやってくる。
目の前で試合をしているのに、狭い放送ブースに席を設けて、アナや中居や解説者が質問を次々ぶつけるのだ。この質問が“痛い”。
「ベンチで誰と話したか」
「何を話したか」
「何を教えてもらったか」
「ふだんは誰と仲が良いか」
「誰と食事に行くか」
芸能人と同様、プライベートや人間関係のことばかり聞くのだ。例えば
「今日対戦した投手は本気で投げていたか」
「どの内野手がうまいと思うか」
「レギュラーシーズンならどんな攻め方をするか」
など、野球のことをもう少し聞けばいいと思うのだが、そういうことは聞かない。
局側がかたくなに「野球の話は面白くない」と信じているからだ。
インタビューをだらだら続けるのも「試合だけを流したら、すぐに飽きられる」と思っているからだ。
タイムリーや本塁打などドラマが起こるまでの間をトークで「つないでいる」のだ。
だから試合経過はほとんどわからない、身が入らない。
作る側が「野球を見せたくない」とかたくなに思っているからだ。
で、合間に六本木で真夏にやる客寄せイベントの告知をする。試合は続いているのに、平気で遮って、自分たちの「販促イベント」の宣伝をする。
何とかして「面白くない野球中継」の時間を有効活用しようとしているのだ。くだらない子供だましのお手盛りイベントの告知の方が、お客は喜ぶと思っているのだ。
かくして昨日のオールスターゲームも「土曜ワイド劇場」にコールド負け。試合途中に打ち切られた。
清水アナは「申し訳ありません」「ごめんなさい」と謝っていた。彼はわかっているのだろう。
地上波テレビの衰退は「自分たちが面白い」と思ってもいないものを作っていることに象徴される。何かを提案しようとか、波紋を与えようとかいう気概はない。ただ視聴率を上げて、お金をもらうことを考えている。
スポンサーからすれば、こういう委託業者は一番望ましくないと思うのだが。
テレビ朝日だけではないが、地上波はオールスターゲーム番組制作を返上してはどうか。
NPBにとって放映権料は大きな実入りだろうが、ろくな番組を作らないし、やる気がないから却ってイメージダウンだと思う。
むしろNPBサイドがPLMなどの協力も得て、番組を自主制作し、これを地上波やBS、CSなどに販売してはどうか。
パリーグTVは、選手の素晴らしいプレーをFBなどにどんどんアップしている。
選手の魅力をピンポイントでタイムリーに発信している。
そうした技術と熱意を集約して、自らの手で「プロ野球の魅力」をアピールするときが来ていると思う。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
↓
性はS●Xの性 パンチョ伊東
好評発売中。アマゾンでも!
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 R.ウッズ、本塁打大全

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
コメント
コメント一覧
延長なし、しかもBS朝日やテレ朝チャンネルでの同時放送若しくはリレーがなかったのは中居正広を起用したからでしょう。亀梨和也を地上波で起用するため地上波とBS日テレ若しくはG+で別の解説・アナウンサーというのと同じ様なケースなのかも。
しかも、大谷・藤浪や巨人の選手のトークばかりで金子千尋のピッチングには殆ど触れないのはウンザリで、途中からはテレビの音声消してラジコを聴いてました。たまたまABCラジオ聴いてましたけど、ちゃんと試合を伝えてたので、ワイプの中居と巨人菅野に苛つきながらも(笑)、試合は楽しめましたが、途中で土曜ワイド劇場に(笑)。
NPBは「オールスターは完全中継を契約の条件としていない」と言ってるそうですが、数少ない機構主管試合なんだから、例えば放映権料下げてでも完全中継を徹底するとか、地上波ダメならJ-SPORTSやFOXとかに放映権を渡すとかにしてもらいたいです。
サッカーのW杯でもジャニーズばかりでしたが、世間の評判は必ずしも局側が思うようなものではなかったと思いますが・・・。
現状NPBが放映権料を得るのはオールスターと日本シリーズのみです。他のペナントレースは放映権料は球団にしかいきません
数年前からオールスターは完全中継を条件としなくなったそうですがファンのことを考えれば多少放映権料が下がってもBSに移行するなどの条件をつけるべきです。
そういうことを出来ないほどNPBの台所事情は厳しいのではないでしょうか。
テレ朝も大概ですがそろそろNPBも殿様商売を辞めるべきです
どんだけ無能なんでしょう
小生、地上波の野球中継には全く期待しておりません。それなのにオールスターや日本シリーズなどの大イベントは、地上波キー局が札ビラ切ってほぼ独占中継しています。プレイボールからゲームセットまで、固唾を飲んで見守るということが大試合になればなるほど不可能なのです。
地上波キー局が「ウチが買い取ったのだからどう放送しようとウチの勝手だ」という理屈なのでしょうけど…。
こんな中継態度を続けていても誰の得にもならないと思います。やる気が無く義理で続けているならば、ホント、CSやBSに譲ってあげてもらいたいものです。
選手たちはファンを沸かせるようなプレーをしようと頑張っていたのではないかと思うのですが、試合などそっちのけで、ずっとスタジオでお喋りをしていたあの中継には、本当にげんなりさせられました。
中居正広が嫌いなわけじゃないけど、中居正広のトークより、古田氏や工藤氏の解説が聞きたかった。
延長なしは、スポンサーとの関係もあるでしょうからしょうがないと納得したとしても、あの中継スタイルはありえないですよね。
あんな放送で一体、誰が喜ぶんでしょう?
グランウンドでプレーをしている選手への敬意もないのでしょうかね。
1回に大谷vs鳥谷の好勝負を見て、久々にわくわくするASGだと思ったのに、がっくりでした。。。
番組の自主制作だけでは、足りないのではないでしょうか。
というのはこれだけ野球=斜陽のイメージが浸透してしまった今、
果たして買う側(特に地上波)が存在するかという不安があるので。
実は昨日の朝、NPBの公式サイト内の「ご意見箱」に、ほとんど無茶苦茶な話なのを百も承知で「自前の専門チャンネルを作っては」という意見を投稿しました。
(笑っていただいても構いませんが、心情だけはお察し下さい)
ようやくお情けで(おそらく料金もうんとディスカウントされて)放映権を買ってもらったところで、こんな扱いをされたのでは完全に逆効果(固定ファンは愛想を尽かして離れ、新規のファン開拓も全くできない)でしょうから、それならいっそ全部自分でやってみては?と思いました。
もちろん資金の問題、それからメディア企業の所有する一部老舗球団の既得権の問題等障害が多々あることは重々承知ですが、彼らの所有する地上波局でもすでにほとんど試合中継などやらなくなったくせに、こういう事をやる上での障害にだけはしっかりなるというのではお話になりません。
形式はどうあれ、そろそろ本当に「自分で自分の『本当の魅力』をアピールする」時が来ていると思いますね。
「これは侍ジャパンの常設事業化以上に、すぐにも取り組むべき喫緊の課題だと思います」
後、許せないのは1戦目のインタビューでアナが藤浪を大谷の引き立て役にしようとしていたことです。でもなんか藤浪のトークで全部かわされてたし、工藤(古田だっけ?)がフォローしてたからよかったんですけど。どうも「その手のこと」をやる習慣が出来ちゃってるように思えました。
「ニワトリが先か、卵が先か」という話のようにも思いますが、野球中継に限らず、地上波のスポーツ中継は悪いスパイラルのただ中にいるのではないでしょうか。
視聴率が悪くなる→タレント等を使って盛り上げてみる→ますますスポーツ中継としての魅力がなくなる……
これらの繰り返しで、昨今の地上波のスポーツ中継はどんどん劣化しているように思いますね。
>よっちゃん様
ヤフートピックスでもトップページに挙げられていたのですが、小田島隆さんがこんなコラムを書いていますね。
http://www.footballchannel.jp/2014/07/18/post46820/
制作サイドと電通は。
現状野球やサッカーに及ばす全てのスポーツはTV番組としてのコンテンツパワーが無くなり、最早スポーツ中継と呼べるものでは無くなりました。
この点においてだけは甲子園(というイベントですが)にスポーツ中継としての矜恃が残っていると思われます。
しかしまぁスポーツ中継に必ずついてくるジャニーズ・アイドル何かはどうにかならないものでしょうか…。
聞いたところによれば、メジャーはテレビのCMに合わせて
イニングの開始時刻を遅らせるのだとか。
幸い(現実的には不幸ですが)普段は地上波テレビ中継が殆ど無いNPBでは
そういったテレビ側の殿様商売にまで発展したことはありませんがそれを差し引いても、
18.44メートルの間で投手が打者に投げ、
多く点をとって27個アウトをとった方が勝つ、
という今昔全く変わらないルールなのに試合時間が
1時間前後も伸びているというのは異常すぎます。
スタジアムに来た人が最後まで見ずに帰る率がこれほど高いスポーツも無いのでは?
野球通ぶった連中ほど「間」がいいだとか
メジャーの無制限延長戦がいいだとか抜かしますが、アホも休み休みにしろと。
グランド整備の際に空気砲でファンにグッズを飛ばしたりするのはアリだと思います。
そういうのまでやめろとは思いません。
それ以外の部分で十分に時間を短縮できる事は可能なのですから。
それも辞めて欲しいって思う、正直。
>「ニワトリが先か、卵が先か」という話のようにも思いますが
まさにこれですね。
昔は日本シリーズというドル箱、視聴率30~40%を呼ぶ番組を
放映「させてもらう」ために各局はレギュラーシーズンの試合を
放映しているようなものでした。
(シリーズ放映局はレギュラーシーズン放映数が基準になるため)
だからほぼ間違いなくシリーズに出る西武の中継が多かった。
でも今は日本シリーズ自体の放映価値が崩壊したため
必然的にレギュラーシーズンを放映する義理が・・・
ではなぜシリーズの視聴率が落ちた?
普段から野球を放映しないから・・・
いや、そもそも日本人がテレビを見なくなった・・・
もうどれが答えか分からん状態です。
1つだけ言えるのは、欧州サッカーやアメリカ4大スポーツのような
ビジネスモデルが成立しにくい社会である、ということですね。
>聞いたところによれば、メジャーはテレビのCMに合わせて
イニングの開始時刻を遅らせるのだとか。
日本でもJリーグは、NHK放送分に関しては定刻の数分遅れでキックオフされるようです(スカパー!分は5分前からの放送なので問題はないようですが)。
>スタジアムに来た人が最後まで見ずに帰る率がこれほど高いスポーツも無いのでは?
もっと言うなら、特に平日ナイターでは顕著ですが、試合開始時に来られない人の率がこれほど高いスポーツもないのでしょうね。もしかしたら、そのへんが地上波中継の制作に影響を与えているのかもしれませんが……
話があちこちぶっ飛んで申し訳ないのですが、観客数は増えているのに、野球人気の低下だとか、視聴率の低下だとか、そう言われる現象については、全ての娯楽に占める割合の低下ということで説明できると思います。娯楽の多様化によって、全体に占める野球ファンの割合が低下しているために、相対的に人気が落ちているように見えるのだと思います。
そもそも我々のよく知る、本当の野球の名勝負とは
「時が経つのも忘れてのめり込む」ものだったはずなのに。
そりゃアンチはそもそも競技自体を否定的に語るだろうし、
「2時間過ぎて同点ならホームラン競争で決着をつけろ」とか
無茶苦茶を言う向きもいることは知っていますが、
本質はあくまで「伝える側」の姿勢の問題でしょう。
もっと言えば、矜持に関わる話のような気がするのですが…。
ありがとうございます。
各局本当にスポーツが好きな人が番組を作っているわけではなさそうですね。
>もっと言うなら、特に平日ナイターでは顕著ですが、試合開始時に来られない人の率
これは「オイルショック」で検索すると多く書いてあるのですが・・・
オイルショックまでは19時かその前後開始が多かったようです。
親に以前聞いたことがあるのですが、そういやそうだったと。
ただしテレビ放送開始は19時半が多かったようですね。
新聞の縮刷版で以前見たのですが。
19時開始で、せめて2時間半で終わってくれたら、
サラリーマンには嬉しいんですがね。
現実的なところでは、やはりそのあたりからになるでしょうね。
しかしそれすら一筋縄でいかないのがNPB…(呆)
もしくはNHKがサブチャンネルでしてくれれば
時間に関しては野球だけでなくいろんなコンテンツが時間の取り合いをしていて、例えばゲーム業界も大作よりスマホで気軽にできるゲームの方がいい、みたいな流れになってしまったりしているようです
自分もそうですが現代人は時間に余裕が無いんでしょうね・・・
>>オイルショックまでは19時かその前後開始が多かったようです。
その通りのようです。1965年に関しては調べているのですが
ナイターに関してはだいたいが19時に開始
ナイターを行なうダブルヘッダーの日は、第一試合が16時30分開始で
第二試合も19時前後の開始が多く、第一試合がおすと20時開始なんていうのもあったようです。
平均試合時間は約2時間25分で、巨人戦の平均になると2時間30分ということで、試合時間が長くなってきて、21時半終了のテレビに収まりきれなくなっていると苦情が出ていました。
とことで、欧米でスポーツ中継の放映権が大金をもって取引される要因の一つに、視聴者はドラマやバラエティは録画して見るが、スポーツはリアルタイムで視聴することを欲しているから、というのがありましたよね。
先日、録画視聴率なるものが公表されましたが、やはりドラマが上位にランクインしたようです。日本でも、野球中継の価値が再評価される日が近づいていると期待を持っています。
テレ朝のカメラはボールを追わずに選手の表情を追う。こだわり持ってるんだと思うけど、そこが致命的にズレてますね。
30年位前からそう思ってます。
>テレビ朝日には「メジャーな野球中継になると、自動的に中居正広が付いてくる」という大きなハンデキャップがある。
>口跡も悪く頭の回転もスローモーな中居の話を喜んでいるファンは全国で115人くらいしかいないのではないか。
痛烈!!ですね。中居君本人が読んだら立ち直れなくなるかも。
全英オープンの松岡修造同様テレビ朝日の「余計なおまけ」には困りものです。
(彼はほぼNTV専属みたいなものですから無理ですけど)
あの人、試合終了までブースにいたり、
開催されるか未定な日本シリーズの5戦目だか6戦目だかにも
普通にラテ欄に名前があったりと野球優先度が半端じゃないので。
中居正広も心底野球が好きなことは分かるんですが
>口跡も悪く頭の回転もスローモーな
これがねえ・・・致命的です。
大人数で話がまわる「野球好き芸人スペシャル」
とかだと欠点が出ないんですけど。生放送だと・・・
そういう人達は球場で観戦しててもラジオが必須なんですか?
そういえば、ラジオのイヤホンつけながら観戦してる人って
昔は普通にたくさんいましたけど減りましたね。
その書き込みを見て、はっとしました。
私はそういう本も出していますが、解説者は野球放送の重要な要素だと思っています。
野球観戦とテレビ観戦は違うと思います。
野球場でラジオを聴くのは少し違うかもしれませんが。
では気に食わない対象は口を極めて口汚く罵りそのくせご自分は晩年の星野仙一のスライダー並みにキレの無い文しかものしない広尾 晃氏のブログを喜んで読んでるファンは全国に何人いるんでしょう?
貴ブログ訪問者のどれだけが貴ブログを「支持」してるか一度アンケートでもとってみたら如何かしら
大半は私のように「あのなでしこサッカーの件で炎上したアレなブロガーがまたぞろぶっ飛んだエントリーをものしてドヤってるんじゃ?」と覗き見に来てる層じゃないかと愚考しますが
私のブログのPVについて述べるのは控えます。
でもおかげさまで115人よりちょっと多いです。
http://blog.livedoor.com/category/8/
文章については、そう書かれないようにもっと修行します。御忠告ありがとうございます。
サッカーのときの方は、ときどき下回りのやくざみたいに絡みに来られますが、ぜひ拡散してほしいとお願いしても、もう拡散する力はないようです。
プロとプロの技術のぶつかり合う、レベルの高い
試合に球場獣が盛り上がってました。
何もせず、そのまんま流してくれればいいのに
そうなんですねー!新鮮な刺身には変な味付け不要です。
楽しく、新鮮味を持って聞けるのは30試合もあればいいほうだと思いますよ!
こういうのはホリエモンに聞くのが一番いい
ただ肝心の放送内容がスポーツありきなのか、芸能人ありきなのかが一番大事ですね