MLBのペナントレースは後半戦に入り、故障者も増えてきた。田中将大のDL入りを思うにつけ、この厳しいローテーションに耐えて結果を出している39歳の黒田博樹の偉大さを思わずにはいられない。
本拠地でのインターリーグ、レッズ戦。

今年の入り球はほぼすべて89マイルのシンカー。これを右打者のインコースに落とすのが常道。
売出し中のハミルトンは3球三振、シューメイカーもスプリッターで三振。黒田のこの球は落ち方は小さいが鋭く曲がりキレがある。そしてフレイザーも3球三振。中7日空きとはいえ、素晴らしい立ち上がり。
2回表、1死からルドウィックを歩かせるが、ペーニャ、ハイジ―をフライで打ち取る。スライダーも切れている。
3回表、1死後、サンチアゴに二塁打を打たれる。二死後シューメイカーを歩かせる。最近多い「1回だけ大崩れ」のパターンかと思ったが、フレイザーを中飛でとる。
4回表、また1死からルドウィックに半速球になったスプリッターを二塁打されるが、後続を断つ。黒田は落ち着いている。
5回表、コザートの二ゴロを名手ブライアン・ロバーツがはじく。サンチアゴは送りバント。ハミルトンはポップフライに倒れるも、シューメイカーが右翼へライナーで二塁打。1点を先行される。
5回裏、ジーター、エルズベリーの連続タイムリーが出る。2-1
6回表、最近の黒田はこの回あたりから150km/h超の勢いのある球を投げることができる。馬力があるのだ。ブルース、ルドウィックには合わせて17球も粘られたが力強い投球でねじ伏せる。ペーニャは二ゴロ。
7回表、ハイジ―、コザートを打ち取ったところで99球に。ここで降板。
6回にもう少し球を節約できれば、7回は楽々投げ切れただろう。
ヤンキースはベタンセスがフレイザーに一発を打たれて黒田の勝ちが消えた。
しかし今や、開幕からローテを維持する唯一の投手。ERAは3点台に。地味だが、上原とともに日本人MLB投手の鏡と言うべき存在だ。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
↓
ここでエンドランをやるバカはいない 関根潤三
好評発売中。アマゾンでも!
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 B.ジョーンズ、本塁打大全
『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
コメント
コメント一覧
今年は前半抑え気味だった分後半で柱として頑張れる余力があることを期待してます。