パリーグももちろん、今季は投高打低に推移してはいるが、詳細に見てみるとセリーグとは異なる傾向も見える。「偏差値」でみるパリーグ打撃。 打率と安打数。打率は規定打数。安打は300打席以上。

パリーグの場合、今年の3割は昨年の.320程度に相当する。糸井の.321は昨年の西岡剛の.346に匹敵する高打率。栗山、坂口らの数字もかなりレベルが高い。
安打数でみる。のこり30試合で、坂口は180本前後に達するのではないか。打率、安打数とも昨年よりかなり下がっているが、セリーグよりは落ち込みの幅は狭い。
続いて本塁打と打点。いずれも300打席以上(300打席以下でこの表の選手よりも本塁打、打点をあげている選手は何人かいるが、割愛している。あくまで300打席以上の打者の相対的な評価を見るのが目的だからだ)。



偏差値90というのは、正規分布の場合、全体の0.0003%。つまりあり得ない数字。30試合を残して、すでに昨年の本塁打王の数字をはるかに超えている中村剛也の数字は驚異的だ。パリーグの全本塁打数370本の1割以上を打っている。楽天などはチームで43本である。この空前の投高打低のなかで50本塁打を打てば、歴史的な快挙だろう。
他の打者はかなり水をあけられているが、それでも最終的に昨年の数字にかなり近づくのではないか。
打点も今年の中村剛也の数字は傑出している。110打点は固いところ。このところの固め打ちを見ていると、それ以上の数字も期待できよう。中田翔、中島らも100打点越えが期待できる。
投高打低で多くの打者が数字を落とす中で、これを好機ととらえて逆に伸びる打者がいるようだ。セリーグでは長野久義くらいだが、パでは中村剛也、糸井嘉男、坂口智隆、栗山 巧、本多雄一、聖澤諒、中田翔らが昨年よりも絶対的な数字でも良い成績を残しそうだ。
これは何を意味しているのか?セリーグでは、小笠原道大、ラミレス、和田一浩、森野将彦、新井貴浩ら各チームの中心打者が衰える中、新しい世代の中心打者がまだ出てきていない。これに対してパリーグは、20代の若々しい強打者、好打者が次々と出現している。その差が出ているのだろう。世代交代の歯車が、セよりもパが半回転ほど早いのではないかと思われる。
明日はセパの投手陣の偏差値での比較もしたい。大きな表を出すと思いますが、お付き合いのほどを。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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パリーグの場合、今年の3割は昨年の.320程度に相当する。糸井の.321は昨年の西岡剛の.346に匹敵する高打率。栗山、坂口らの数字もかなりレベルが高い。
安打数でみる。のこり30試合で、坂口は180本前後に達するのではないか。打率、安打数とも昨年よりかなり下がっているが、セリーグよりは落ち込みの幅は狭い。
続いて本塁打と打点。いずれも300打席以上(300打席以下でこの表の選手よりも本塁打、打点をあげている選手は何人かいるが、割愛している。あくまで300打席以上の打者の相対的な評価を見るのが目的だからだ)。

偏差値90というのは、正規分布の場合、全体の0.0003%。つまりあり得ない数字。30試合を残して、すでに昨年の本塁打王の数字をはるかに超えている中村剛也の数字は驚異的だ。パリーグの全本塁打数370本の1割以上を打っている。楽天などはチームで43本である。この空前の投高打低のなかで50本塁打を打てば、歴史的な快挙だろう。
他の打者はかなり水をあけられているが、それでも最終的に昨年の数字にかなり近づくのではないか。
打点も今年の中村剛也の数字は傑出している。110打点は固いところ。このところの固め打ちを見ていると、それ以上の数字も期待できよう。中田翔、中島らも100打点越えが期待できる。
投高打低で多くの打者が数字を落とす中で、これを好機ととらえて逆に伸びる打者がいるようだ。セリーグでは長野久義くらいだが、パでは中村剛也、糸井嘉男、坂口智隆、栗山 巧、本多雄一、聖澤諒、中田翔らが昨年よりも絶対的な数字でも良い成績を残しそうだ。
これは何を意味しているのか?セリーグでは、小笠原道大、ラミレス、和田一浩、森野将彦、新井貴浩ら各チームの中心打者が衰える中、新しい世代の中心打者がまだ出てきていない。これに対してパリーグは、20代の若々しい強打者、好打者が次々と出現している。その差が出ているのだろう。世代交代の歯車が、セよりもパが半回転ほど早いのではないかと思われる。
明日はセパの投手陣の偏差値での比較もしたい。大きな表を出すと思いますが、お付き合いのほどを。
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