必要があって、甲子園の記録を府県別に調べていた。ある地域では、私学でなければ甲子園には行けない状況になっている。
50傑、グレー地は私学。B4、B8はベスト4、ベスト8

Koshien-Natsu


良く知られているように1位は中京大中京、2位は松山商業、3位は竜谷大平安。いわゆる古豪だ。
それ以下にも伝統校が並ぶのは当然だが、ここにPL学園、明徳義塾など最近の学校が進出している。

今日、大阪府予選のPLと大阪桐蔭の決勝があった。PLは校長が監督になっていて、実質的に監督不在で戦ったが、大阪桐蔭には全く歯が立たなかった。学生数も減って、最近PLは勢いがない。こと野球についていえば、不祥事の根絶をしないまま、信用を失っていることが大きいように思える。
大阪桐蔭は23位タイだが、わずか7回の出場で23勝と急上昇中だ。

各県の状況を見ると、私学が強い都道府県、公立が強い県がはっきり分かれている。

東京(東西合わせて)は、134回夏の甲子園に出ているが公立勢はわずか5回、神奈川は74回で13回、愛知は92回で25回、大阪は95回で28回。
大都市圏は私立勢が多いからだが、北海道(144回で公立49回)、宮城(61回で16回)のように地方でも私学が強い地域がある。

一方で、徳島県はこれまで私立高校が夏の甲子園に出たことはない(52回で公立52回)。愛媛(69回で公立65回)、佐賀(55回で公立47回)なども公立校が強い。
そもそもこうした地域に有力な私学がないからだが、高知は57回で公立25回。明徳義塾ができてからはその地図が大きく変化しつつある。

しかし勝率で見れば、圧倒的に私立が上。全国トータルでは私立は1647勝1407敗の.539、公立は1499勝1739敗の.463である。
地方単位で見ると、公立高校は「出るだけ」でほとんど勝っていないケースも多い。

予想以上に私立の力が強いことを実感した。

ご承知の通り、私は甲子園の現状に批判的だが、今後、より細かく現状を見ていこうと思っている。

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