「第二の野球人生が始まります」というほどの快投とは思えなかったが、斎藤佑樹、2012年6月6日以来の勝利。
斎藤佑樹の投球の欠点は、「かわすことばかりを考えている」「球数が多い」「間合いが悪い」そして「制球力がない」ことだった。
投球を見る限り、それが改善されたとはとても思えないが、良いところも散見された。

20140731


立ち上がりは岡田、鈴木と左打者に連打される。しかし井口を三振。デスパイネ併殺。

2回裏、先頭の角中に一発を浴びる。動揺したためか今江を歩かせ、クルーズ三振の後金沢に中前打、加藤は中飛に取るが岡田に死球、鈴木を三振。
このだらだらした煮え切らない投球が、斎藤佑樹だ。

3回裏、井口に右前打を打たれるがデスパイネ三振、角中は勝負を避ける感じで歩かせるも今江併殺。

4回裏、1死後、金澤を歩かせるが後続を断つ。

5回裏、鈴木の二塁打、二死後角中は敬遠気味に歩かせるが今江を打ち取る。

6回表、大引、小谷野のタイムリーで味方が逆転してくれる。
6回裏、三者凡退。この回は球が全て低めにおさまり、安定感があった。

本来手術をしなければ根治はないとされる右肩関節唇損傷という怪我を持ったままの登板だ。ファームでも簡単に打ち崩されるときがある。
復活したと思える内容ではなかった。ただ井口と今江への攻め方は良かったように思う。
そしてフォークで6つの三振を奪ったのは収穫。緩急をつけ、低めに球を集めることでこの球が生きてくるだろう。
そのためにも遅い速球を勇気をもって投げ込むことが必要だ。

6回だけは岩隈久志を思わせた。
世間は日本ハムと言えば大谷翔平という風に動いている。斎藤は今後も結果で存在感を示さなければならない。


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