台湾は1895年から半世紀、日本に統治された。最も歴史が長い植民地。それだけに日本野球も根付き、有力な選手を数多く輩出している。
また台湾だけは春の甲子園にも出場している。
学校別に、春、夏、総合の成績を出す。
グレー地は私立。

HS-Taiwan


台北一中は台湾一のエリート校。現在の建国中学。馬英九総統も出ている。戦前は内地人の学校。野球人としては宮崎剛、山本英一郎。

有名な嘉義農林は、現在の国立嘉義大学。呉明捷、呉昌征、呉新亨、今久留主淳、功の兄弟。台湾人(大陸系、原住民)も活躍した。
「KANO」はこの学校が1931年に甲子園に出場するまでを描いた映画。台湾では2月に封切られたが、日本では来年1月になると言う。
くだらないアニメ映画の代わりにこれを上映した方が、よっぽどためになると思うが。

台北商は今の台湾大学商学系。基本的に日本人のための学校だった。

台北工は今の国立台北科技大学。関口清治、熊耳武彦 、茅野秀三が出た。

嘉義中は新興勢力。1941年最後の台湾大会で優勝したが、甲子園出場はならなかった。

なお大下弘も高雄商業出身。甲子園には縁が無かった。

こうしてみると満州、朝鮮、台湾という占領地域の高校球児にも甲子園出場のチャンスを与えているように思われるが、内実は台湾を除くとほとんどが、占領者日本人が出場したに過ぎない。

また沖縄からは戦前、甲子園に出場した学校はなかった。当時の沖縄の立場を象徴している。


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