サンスポ。
米大リーグ、レンジャーズは13日、ダルビッシュ有投手(27)を右肘の炎症のため15日間の故障者リスト(DL)に入れた。14日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受ける。

前回登板、速球のコマンドが極端に悪かったし、変化球も切れがなかった。嫌な感じがしたのだ。
ダルビッシュ有が、右ひじに違和感をもったのは前回登板の2日後の11日のことらしい。
確かに9日の登板後は
「修正点ははっきりしている」と言っていたから、異常は感じなかったのだろう。
しかし本人が意識していないうちに、異変が起こっていた可能性もある。

ダルは異常を訴えたのちに「スライド登板すれば大丈夫」と言ったそうだが、ダニエルズGMがDL入りを判断した。「2試合の登板回避で済めばいいが」と言った。

ダルビッシュは田中将大がひじの靭帯部分断裂でDL入りした直後に、「中4日間の登板間隔ではひじや肩は回復しない、中6日にすべき」と訴えていたが、身を以てMLBの過酷さを証明する結果になった。



ダルビッシュは今季、早い回は速球主体で押そうとしていた。これは球数を節約するためだと言われていたが、肩、ひじへの負担の軽減も考えてのことではなかったか。
最近は早い回からスライダーやカットボールも交えるようになったが、今でも速球主体は変わらない。
それに加えて、ここ数試合大きく変わったのは、スプリッターが激減したこと。ダルは平均すれば5%程度スプリッターを投げていたが、ここ3試合はほとんど投げていない。
これもひじへの負担を考えてのことではないか。

ダルビッシュほど自身の体のメンテナンスを考える投手はいないという。「酷使」に相当することは一切しないと思われるが、それでも故障が起こる。
暗澹たる気分になる。
MLBの過酷さが問題なのか、甲子園で活躍するなど十代での酷使のツケがここへきて廻っているのか、よくわからないが、あのダルビッシュでさえ、と思ってしまう。

田中将大、松坂大輔に続いてダルビッシュ有も。3人に共通するのはパワーピッチャーで、球種が豊富と言うことだ。
それは日本の投手の美質ではあるが、同時に陥穽になりかねない。

これを機に、NPB、MLBを交えた議論の渦が起こってほしい。
「投球数」「登板間隔」「球種」など、問題点をデータや実例を駆使して分析し、一定の答えを出してほしい。


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