一昨日、松井は先発で初勝利を挙げた。しかし松井はこのままでは主軸を担う投手にはなれないだろう。
打線好調なソフトバンクと。

20140813


1回裏、中村晃にいきなり安打される。1死後内川を歩かせる。しかし後続を断つ。制球がばらついている。

2回裏、三者凡退、ストライク先行。下位打線は速球にタイミングが合っていない。

3回裏、二死から今宮健太にぶつけるが、内川を二ゴロ。

4回裏、三者凡退。ここまで51球、上出来だったが。

5回裏、ソフトバンクは徹底的に粘ってくる。2死から中村は三振したがファウルを4球打つなど10球粘る。

6回表、岡島、銀次のタイムリーで3点先取。
6回裏、今宮は12球粘る。内川、李も三振。4者連続三振だがこの間32球を投げる。手練れのソフトバンク打線に疲弊させられる。

7回裏、柳田カーブ、長谷川四球、金子二ゴロの後細川タイムリー、川島も続く。
2点で終わり勝ち星がついたが。

三振を取る以外にアウトにする方法論がない。使える球種が少ないために投球が単調になる。ゆるい球が少ない。無駄なボールが多い。
そして粘られると制球が甘くなる。
三振が奪えるのは素晴らしい徳目だが、それだけでは一流投手にはなれない。

このままいくと菊地雄星のように独り相撲を取る投手になりかねない。
球数を少なく投げることができないと、これ以上発展性がないのではないか。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 松井淳、全本塁打一覧|本塁打大全



>フィリーズは江戸っ子みたいなもの 池井優

好評発売中。アマゾンでも!



Classic Stats



『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。






広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。