一昨日、松井は先発で初勝利を挙げた。しかし松井はこのままでは主軸を担う投手にはなれないだろう。
打線好調なソフトバンクと。

1回裏、中村晃にいきなり安打される。1死後内川を歩かせる。しかし後続を断つ。制球がばらついている。
2回裏、三者凡退、ストライク先行。下位打線は速球にタイミングが合っていない。
3回裏、二死から今宮健太にぶつけるが、内川を二ゴロ。
4回裏、三者凡退。ここまで51球、上出来だったが。
5回裏、ソフトバンクは徹底的に粘ってくる。2死から中村は三振したがファウルを4球打つなど10球粘る。
6回表、岡島、銀次のタイムリーで3点先取。
6回裏、今宮は12球粘る。内川、李も三振。4者連続三振だがこの間32球を投げる。手練れのソフトバンク打線に疲弊させられる。
7回裏、柳田カーブ、長谷川四球、金子二ゴロの後細川タイムリー、川島も続く。
2点で終わり勝ち星がついたが。
三振を取る以外にアウトにする方法論がない。使える球種が少ないために投球が単調になる。ゆるい球が少ない。無駄なボールが多い。
そして粘られると制球が甘くなる。
三振が奪えるのは素晴らしい徳目だが、それだけでは一流投手にはなれない。
このままいくと菊地雄星のように独り相撲を取る投手になりかねない。
球数を少なく投げることができないと、これ以上発展性がないのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 松井淳、全本塁打一覧|本塁打大全
↓
>フィリーズは江戸っ子みたいなもの 池井優
好評発売中。アマゾンでも!



『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。


広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。



1回裏、中村晃にいきなり安打される。1死後内川を歩かせる。しかし後続を断つ。制球がばらついている。
2回裏、三者凡退、ストライク先行。下位打線は速球にタイミングが合っていない。
3回裏、二死から今宮健太にぶつけるが、内川を二ゴロ。
4回裏、三者凡退。ここまで51球、上出来だったが。
5回裏、ソフトバンクは徹底的に粘ってくる。2死から中村は三振したがファウルを4球打つなど10球粘る。
6回表、岡島、銀次のタイムリーで3点先取。
6回裏、今宮は12球粘る。内川、李も三振。4者連続三振だがこの間32球を投げる。手練れのソフトバンク打線に疲弊させられる。
7回裏、柳田カーブ、長谷川四球、金子二ゴロの後細川タイムリー、川島も続く。
2点で終わり勝ち星がついたが。
三振を取る以外にアウトにする方法論がない。使える球種が少ないために投球が単調になる。ゆるい球が少ない。無駄なボールが多い。
そして粘られると制球が甘くなる。
三振が奪えるのは素晴らしい徳目だが、それだけでは一流投手にはなれない。
このままいくと菊地雄星のように独り相撲を取る投手になりかねない。
球数を少なく投げることができないと、これ以上発展性がないのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。 松井淳、全本塁打一覧|本塁打大全
↓
>フィリーズは江戸っ子みたいなもの 池井優
好評発売中。アマゾンでも!

『「記憶」より「記録」に残る男 長嶋茂雄 』上梓しました。
広尾晃 野球記録の本、アマゾンでも販売しています。
コメント
コメント一覧
広尾さんのかなり厳しい筆致に驚き。ハードル高すぎ。相手は高卒1年目で、まだまだまだこれからです。
課題が山積しているのは当然で、やるべきことが無数にあるのも、普通のことです。
制球難の件ですが、前半戦の頃と比べれば、雲泥の差、あれでもかなり良くなっています。前半戦は捕手が構えたミットにアバウトでも行くことはないほどの荒れっぷりでしたから。23回1/3を投げた前半戦先発時に四球28個を出した松井裕樹。しかし、後半戦は24回1/3を先発で投げて四球15個です。ほぼ同じイニングを投げながら、かなり減らしてきていることからも、改善傾向にあるのが確認できます。出した四球も簡単には与えなくなった。フルカウントから出す四球が前半戦は全体の53.6%だったのが、後半戦は73.3%に上昇しています。
>使える球種が少ないために投球が単調になる。ゆるい球が少ない。
緩い球が無いという御指摘はそのとおりだと思います。平均117.9キロのカーブ、1軍で1203球を投げたうち、僅かに51球、全体の4.2%しか投げてません。これはカーブのコントロールが悪く、ストライク率が49.0%しかないからでしょう。この球をもっと磨きたい。
使える球種が少ない点は、本戦で変化が見られました。ここまでは左打者にチェンジアップを4%ほどしか使わなかったのが、本戦では17%の使用率。得点圏で2度対峙した1番・左打ちの中村を仕留めた結果球はいずれもこのチェンジアップでした。
今後、左打者にも億することなく投げることができれば、変わってくるかと。あとは右打者に対し、もう少し曲がりの小さなスライダーを覚えて使っていきたいところですね。
星野監督が、球数が嵩むのに投げさせていることに危惧を抱きます。菊池もそうですが、こういう投げ方をしていれば、故障するでしょう。
むしろ若いからこういう投げ方は、改めるべきでは。
>星野監督が、球数が嵩むのに投げさせていることに危惧を抱きます。
課題の多い高卒1年目を1軍で使いながら育成する方針を採った以上、どうしても球数がかさんでしまうのは想定内とすべきで、球数をみながら、球数過多なら5回、6回で降板させる決断も必要。
しかし、星野監督は「うちの投手は野球が9イニングだということを知らない」といつもボヤき、先発には最低限7回まで投げることを求めますから、球数過多になるのでしょう。
先発は完投すべきという古い考えの人ですし、その古い考えのため就任以降、ブルペン陣が全く整備されませんでした。そのツケを払わされたのが1年目の釜田。中盤スタミナ切れでヘトヘトになっているのに打たれるまで続投させたこと何度あったか。そして、松井裕樹も払わされているのです。
(2)チームトップの奪三振率、チーム2位の被安打率
(3)優れた4シームの球威、球種の少なさ
という3点を勘案すると、現状での適性は先発よりもリリーフだと思います。(というか、まるでリリーフ投手のような投球スタイルで先発をやっている印象です)。
四球癖を不安視する人もいるでしょうが、回の頭から起用すれば、多少四球を出したところで失点には結びつかない。また、1〜2イニングならあの球威だけで押していけるでしょう。
なによりイニングや球数の点でリリーフは先発よりも遙かに負荷が低く、まだ身体が完成されていない若い投手を、実戦の中で育てるにはふさわしい。
「より大きく、先発の柱に育てたい」というなら、試合数の少ない2軍でローテ投手として育成すべきでしょう。
私自身としては110球でも多いと感じるくらいです
高卒左腕というと工藤、山本昌という近年のNPBで最高の実績を持つ2人がいるので期待したいのですが
「ああ、捕手がとれないから手加減して投げてるんだな」と
感じましたがプロでもこう三振をとれるとは予想外でした。
ノーコンさも変わっていませんが。
なんか、あの近藤真一を彷彿とさせるものがありますね。
ちょっと背が低いですが。
近藤のような、故障ですぐ終わってしまう野球人生にはなってほしくないですね。