昭和の時代にプロ入りしたNPB選手は、今では山本昌、中島聡の2人だけだが、プロ選手の範疇まで広げると木田優夫がいた。
86年にドラ1で巨人に入団。同期、同年齢に近藤真一、高木晃次、緒方孝市、緒方耕一、デニー友利、山﨑武司、土橋勝征、内藤尚行。

巨人は阿波野秀幸の抽選に敗れて外れ1位で木田優夫を指名した。
投y祖は手が出ず、米マイナーリーグに派遣されたりもした。
しかし1990年目には12勝を挙げる。巨人の主戦投手として活躍すると思ったら、そこからの曲折が長かった。

kida-masao


1999年にMLBに渡るがすぐに中継ぎに、一旦NPBに復帰してオリックスで投げるが、中継ぎに、しかし1年半でまたMLBに行き、ドジャースでは先発で試されるが、不合格。
マイナー生活が続き、2006年、38歳でまたNPBに復帰して7年を投げ、戦力外になるとBCリーグへ。
ここではずば抜けた成績を上げる。GM兼任と言う不思議な役職だったが、NPB復帰の目がなくなって引退した。

元は本格派の投手だったが、後にはのらりくらり投げる印象になっていた。

漫画が描ける、タレントと仲が良いなどのサイドストーリーばかり聞こえてきた。

率直に言って、よくわからない投手だったが、キャリアの長さは特筆に値する。
NPB、MLB、MiLB、BC通算では27年、96勝116敗100セーブ、何とも言えない数字を残した。


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