中5日。前回の登板に比べて調子が良いとは思えなかった。また配球も元に戻していたが、黒田は結果を出した。ベテランの味だ。
シカゴ・ホワイトソックス戦。成績が悪くても、何があってもずっとこのチームの二塁はゴードン・ベッカムだと思っていたが、赤い靴下に履き替えた。22歳のサンチェスが守っている。

1回表、入り球は145km/hのシンカー、通常運転。1死後そのサンチェスに二塁打を打たれる、スプリッターが落ちず。続くアブレイユの遊ゴロをドリューが失策。一三塁、しかし黒田は落ち着いて後続を断つ。
2回表、ギラスピー、アレクセイ・ラミレスに連続二塁打を打たれ1失点。球種を読まれている。しかしラミレスを二塁に釘付けして3者連続三振。力強い投球。
2回裏、ヘッドリーの併殺打の間に1点を返す。
3回表、1死からアブレイユに安打を打たれるが、後続を断つ。
4回表、2死からダンクスを歩かせるがニエトを一ゴロに仕留める。今日の黒田は走者が出てから粘り強い。
4回裏、プラドの二塁打で2点が入る。リード。
5回表、デアーザを歩かせる。1死後アブレイユに左前に運ばれる。この打者はパワーだけでなく技術も高い。2点目を奪われる。
しかし、アダム・ダンを併殺に打ち取る。
6回表、はじめて3者凡退。前回の登板と異なり、球速が上がることはなかった。
裏、ベルトランがチャレンジの果てにソロ本塁打、ドリューの犠牲フライ。
この日の黒田の出来は普通だったが、大きな制球ミスが無く本塁打を打たれなかったのが良かった。
味方も順調に援護点を重ねた。
この時期になって、ローテを維持している39歳。
言うことなしである。
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4回表、2死からダンクスを歩かせるがニエトを一ゴロに仕留める。今日の黒田は走者が出てから粘り強い。
4回裏、プラドの二塁打で2点が入る。リード。
5回表、デアーザを歩かせる。1死後アブレイユに左前に運ばれる。この打者はパワーだけでなく技術も高い。2点目を奪われる。
しかし、アダム・ダンを併殺に打ち取る。
6回表、はじめて3者凡退。前回の登板と異なり、球速が上がることはなかった。
裏、ベルトランがチャレンジの果てにソロ本塁打、ドリューの犠牲フライ。
この日の黒田の出来は普通だったが、大きな制球ミスが無く本塁打を打たれなかったのが良かった。
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コメント
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今回は初回を無失点で切り抜けたので、今日はある程度期待できるかなぁ、なんて思って見ていました。
スプリングキャンプの時期だったか、黒田と松井秀喜の対談があり、そこで黒田が「いつ引退してもいい」「契約も一年じゃなくて1ヶ月単位でいい」というような趣旨の発言をしていました。対する松井は「できるうちは続けた方がいい」というような趣旨のアドバイスを贈っていました。
晩年の松井は完治しない膝の故障と闘い、出場機会の減少もあり、成績が残せなくなり引退に至りましたが、同じ晩年に差し掛かった黒田にしても上原にしてもあの年齢で大きな故障なくフル回転しているところ、素晴らしいの一言です。(イチローは予断を許さない厳しい状況が続いていますが…)
黒田は「この試合が最後の登板」「この一球が最後の一球」と毎試合引退を意識しながら
投げているそうですが、私にとってはまだもう少し黒田の投げる姿を見ていたい、心からそう思わせてくれる投手です。