7月のフラッグシップディールで福留がナリーグからアリーグへ。日本人のMLB選手は、アリーグに8人、ナリーグに3人。ずいぶん偏ってしまった。

さて、8月の野手陣は一言でいえば「頑張ったがガス欠気味」。




イチローはここへきて、本気で200本安打を狙い始めたようだ。四球の少なさがそれを物語る。好投手にチームが抑え込まれた試合でも、何とか1安打は打とうとしている。8/27ジョン・ダンクスに3安打で完封されたCWS戦などがそれだ。8/17から8/30まで14試合連続安打。この期間、21安打を打ったが最後の31日に4たこ。月間打率も3割に乗らなかった。昨年同期と比べると、15安打少ない。残り27試合で200本安打まで46安打。やはり困難な数字。9月のイチローの過去の成績。





「46」という安打数はイチローをしても打ったことがない。相当厳しい数字だ。

松井秀喜は、大噴火した7月から徐々に鳴りを潜めてきた。しかし、不調というほどではない。打率はまずまず。結局、昨年並みの数字に落ち着きそうだ。.260、15本前後、80打点。主軸を打つには物足りない成績だが、夏以降評価は上がっている。オークランド・アスレチックス=OAKはジョシュ・ウィリンガム(年俸600万ドル)と松井秀喜(同425万ドル)という主軸2人の内、どちらを残すか。どちらもコストパフォーマンスは悪くないのだが。

福留孝介は、移籍してから活性化している。シカゴ・カブス=CHCは、ヒューストン・アストロズ=HOUとならび、沈滞ムードが漂うチームだったが、クリーブランド・インディアンス=CLEはチーム再生中。モチベーションが上がったはずだ。しかし、昨年と比べてみると福留は長打力がかなり落ちている。外野守備での評価は高く、二人揃ってDL入りした秋信守、グレイディ・サイズモアらの穴を埋めているが、この成績では来季契約を結ぶとしても、大幅な年俸ダウンは必至だろう。

西岡剛。腰痛で10試合欠場。監督のガーデンハイアにしてみれば、鳴り物入りで入った選手だし、不振だからと言って外しにくかったはずだ。故障は渡りに船だったのではないか。昨年まできれいな流し打ちの安打を打っていたが、これがほとんどゴロになっている。恐らく、西岡は今季NPBに残留していたとしても統一球によって大幅に成績をダウンさせていたとは思う(西岡の不振については稿を改める)。

まだ「お客さん」という感じがする。ミネソタ・ツインズ=MINは、リストラ必至だが、西岡は来期、一からポジション争いをしなければならないだろう。

ソフトバンクの川崎、西武の中島などがMLB挑戦の意向を示しているようだが、MLB側としては「NPBの内野手はいらない」に近い反応だろう。厳しい時代になってきた。

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!