NPBの各球団が新人王資格を持つ選手をどれだけ使っているか、調べてみた。

投手陣、投球回数順。No.は人数。

ROY-TEAM-P


大瀬良、九里、戸田、一岡らのいる広島が16勝でトップ。先発投手陣が充実している。
対照的に中日は59Hでもわかる通り、又吉、祖父江ら救援陣が充実している。

DeNAは4人しか新人投手を起用していないが、三上、萬谷、平田がそこそこ活躍している。
西武は高橋朋が活躍。
巨人は人数も最小だが、江柄子裕樹が少し役に立っているくらいで、内容的にも良くない。

打者、安打数順。

ROY-TEAM-H


DeNAが質、量ともに充実。グリエル、一昨年のドラ1白崎、一昨年のドラ4桑原と3人が100打数以上。万年下位球団の上に、世代交代期だからだが、登り調子の背景にはこうした起用がある。

ロッテは伝統的に新人を思い切って起用する球団だ。加藤翔平、井上晴哉ら面白い選手が揃っている。

そして広島も田中が台頭。フレッシュな顔ぶれが活躍している。

巨人の新人は小林ただ一人。

昔、故海老沢泰久さんが、
巨人でドラフトにかかる選手は可哀想だ、二軍で活躍すればいつかはチャンスが回ってくるかもしれないと頑張っているが、ポジションが空けば他球団の有名選手や外国人がやってくる。望みがない。
と言ったが、その傾向は続いている。菅野や長野、今年の小林など有名選手は別にして、普通の選手は機会さえめったに与えられない。
広島へ行った一岡や日本ハムへ行った市川のように、他球団で花開いているのを見ても、良い選手がいるにはいるのだ。
穴が開いても「常勝」を求めるあまり、新人を育てる辛抱ができない悪循環がこうした状況を生んでいる。

阪神も最近近い傾向にあるのは気になるところだ。


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